初夏の蓼科にて

日曜日の朝6時に家を出て中央道をブンブン走り蓼科へ行ってきました。
Img_05241無事に山荘には9時に到着。
今の蓼科は、こんなふうに小梨の花のトンネルなんです。風が吹くと真っ白な花吹雪になり、その中を走り抜けるのはとっても楽しいこと。♡
ゴールデンウィークの頃は「やっと山にも春が来たのね〜!」という感じだったのに、たった2週間の間にもう初夏になりました。そこここにエネルギーが溢れている感じで思わず深呼吸。:)
叔母が「昔は庭中に小梨が咲いていたのに、この頃見ないのよ」と嘆いていたけれど、去年庭の木を大分伐採して日当たりが良くなったのかも!叔母の山荘の庭も小梨が満開でとってもキレイでした。こんなに小梨の木があったの?と庭を散歩しながら1本1本の木に触って歩きました。♡
でも「キレイ」や「かわいい」はここまで。*_*

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キッチンや床をリフォームすることにしたのはいいけれど、業者
さんに「もう一度片付けてくれないと仕事ができない」と言われ、この日は動きやすい服装に軍手をはめて、手伝いに来てくれた方と一緒に一日中屋外用の家具を外に出したり、重い机や椅子を移動させたり、本や細かな飾りものを箱に詰めて片づけたりしました。
この日は作業が目的だから、猫3匹も犬もウサギもなし。Ha~, ha~!ホントは一晩泊まって帰ろうと思っていたけれど、思ったよりもスムーズに片付けが終了したし、工事中の山荘にひとりで泊まる(ちょっと怖い)よりも頑張って帰りましょ、とハンドルを握り東京へ戻りました。うわぁ〜ん、疲れた〜 !!!
Img_05243 あんな朝早くから一日中どこへ行っていたの?と玄関でZowieがお出迎え。
ものすごーく頑張って働いてきたんですもの、そんな顔をしないで話を聞いてね。+_+
そして翌日はロンドンのナショナルシアターのHamletの映画を見に行きました。体はヘトヘトだったけれど、大好きなBenedict Cumberbatchが演じるハムレットですもの、見逃すわけにはいきません。
何度もハムレットの舞台は見ているけれど「10万枚のチケットが1時間で売り切れた」という驚異的な人気の舞台、私もスクリーンに3時間釘付けになりました。やっぱりイギリスのお芝居は面白い。またNT Live見に行こうっと。♡
ベネディクト・カンバーバッチのHamletの様子はこちらから:
さぁ、明日は新しくなったKeitoでの久しぶりのワークショップです。
楽しみ!!!! : )

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とんぼ返り

なんだか今週はとってもバタバタしていて1週間がぴゅうっと過ぎてしまいました。

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「何もなかったような日でも寝る前に『あぁ、今日も楽しかった』と思って眠ったら、その1日ずつが積み重なって人生を閉じる日まで楽しい毎日なのよ」と叔母が教えてくれたことを、こんなLucaの寝顔を見ると思い出します。♡
ホントにそうよね、そう思いましょ。と気がつくと思うのに、たいていはこんな大切なことも忘れて「あ〜、疲れた〜」とバッタリベッドに倒れこむことも多い毎日。*_*
今年は急に蓼科のキッチンや床を治すことにしたので、今はリフォームの真っ最中。昨日施工会社の方から連絡があり、急遽明日5時起きで家具や食器類の移動に行くことになりました。
Img_05211 この前片付けて帰ってきたと思ったのに、どうやらそんな簡単なことではなかった様子。しかも、給湯器も灯油も全て止まっているんですって。ん?ということは温かいものも食べられないし、お風呂もなし。+_+
キャンプ生活ね!と気持ちを切り替えて頑張りましょ。
そうそう、昨日初めて鹿児島の元祖「白くま」を食べました。:)
芋羊羹(?)がトッピングされていてびっくりしたけれど、コンビニで売ってる「白くま」ではわからなかったネーミングの理由になるほどね、と納得。かわいい白くまの顔なのね。ふわふわのかき氷を「頭が痛い〜」と大騒ぎしながら完食。Ha~, ha~!! 美味しかった!♡
さぁ、明日は軍手と段ボール、新聞紙やパッキング材を山のように乗せて中央道を走りましょ。
来週は新しくなったKeitoでのワークショップがあります。楽しみ!

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A day in Shibuya

子供の頃もお友達って大切だけれど、大人になった今、友人はホントに大事。

そんな彼女たちに会うのは1-2か月に一度だけれど、いつも帰り道は心が軽くニコニコ笑顔になっています。:)
Img_05192 そして、幸いなことに昨日もそんな1日でした。「Bunkamuraに『くにくに』を見に行こ!」と連絡があり「くにくにってなぁに?」と思ったら、何とザ・ミュージアムで開催中の「国芳、国貞展」のことでした。Ha~, ha~!
ボストンミュージアムの選りすぐりの浮世絵ばかりだから、結構な混み具合。作品が小さいし地味になりがちな浮世絵をどんな風に見せているのかと思ったら、キャッチーなタイトルや国芳(ライトグリーン)国貞(オペラピンク)とカラーを決めたり、分かりやすく、しかも今の私たちにリンクできるようなジャンル分けになっていて面白く見ることができました。
歌舞伎役者の絵も多く、思わず頭の中に歌舞伎のセリフが聞こえてきてワクワクしたり、粋でダイナミックな江戸の世界を堪能しました。帰りにはお決まりのガチャポンで根付をゲット。あぁ、楽しかった!:)
そして、会場の外ではShaunがお出迎え。
Img_05193 これは[ Shaun in Shibuya]というアート&チャリティプロジェクトなんですって。
アーティストたちにShaunを好きに塗ってもらい、展示の後オークションをして、その売り上げを子どもたちのために使う、ということ。
日本では30体だけれど、昨年イギリスで開催された[ Shaun IN THE CITY ]プロジェクトでは120体ものShaunが登場したそうな。その中には私の憧れ  Zandra Rhodes版Shaunもあったとのこと。うわぁ〜ん、知っていたらオークションに参加したのに〜。残念。*_*
その様子はYou Tubeでどうぞ。
そしてお楽しみの後はしっかり仕事もしなくちゃね。
Img_05191 スズランの編地ができたから、次は編図です。私は必ず実物大の編図を書いて、実際にここからこんなふうに模様が始まって、丈は今年はこのくらいが良いかしら?とか鏡と机を行ったり来たりしたりしながら進めます。
今回は珍しくラグラン袖にしようかと思案中。スズランだから甘くなりすぎないように気をつけて、でもロマンティックな雰囲気も忘れずにね。♡
こんなふうに楽しくスズランが咲く静かな森を想像しながら、心の中では昨日のロックな国芳の浮世絵が浮かんでは消えたり。:)
三井記念美術館で開催中の魯山人展も見たいけれど、今月中にもう一度蓼科に行かないといけない用事もあり...。お天気がいいんですもの、よく働き、よく遊びでいきましょ。
Prayers for Japan. ♡
ボストン美術館所蔵
「俺たちの国芳、私の国貞」展 Bunkamura ザ・ミュージアム~2016. 6.5

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五月晴れの週末に

いつも「週末はお休みなんですもの、きちんとメリハリをつけて仕事は忘れなくちゃね」と思うのに、この週末もこんな編地を作っていました。

Img_05151 今、取り組んでいるのはスズラン。
スズランのブーケを立体的な編地で表現しましょ、と試し編みをしているところです。う〜ん、でも...。V字ってなんだかスズランぽくないかも?
少し左右をずらすか、WのVにするか、それとも?と考え中。*_*
そして、編み針を置いてヨガへ行ったり、頼まれていた用事を済ませたりしているうちにバタバタと土曜日は終わり、日曜日は楽しみにしていた薪能を見に行ってきました。
この週末は見事に晴れて気持ちの良い五月晴れ!日中は半袖でも良いけれど、日が暮れてからの薪能ですもの、暖いものも持って行きましょう、と大判のストールをバスケットに詰めて行ったのに、オープンエアのビルの5階+ビュービュー吹く風に体の芯まで冷えてしまいました。+_+
演目は狂言は「附子」、お能は「羽衣」という誰でも知ってるものばかり。
Img_05152 狂言を見ながらクスクス笑い、気持ちがほぐれたところで薪に火が点けられお能の始まりです。
お面の下は恰幅の良い男性とわかっていても、天人の美しさにうっとり。羽衣を返したら舞を舞わずに天井へ逃げてしまうのだろう、と疑念を抱く漁師 白龍に「いや、疑いは人間にあり、天に偽りなきものを」と応える天人。思わずぐぐっと心が引き込まれます。あぁ、ステキ!♡
そして暮れてきた空を見上げたら美しい半月が出ていました。そして「お爺様は夏目漱石に英語を習っていらしたのよ」という叔母の話を思い出しました。どうして月=夏目漱石なのでしょう?
それはね、先日朝ドラの中にも登場したエピソードのこと。
夏目漱石が教師をしている時に[I love you]を直訳して「我君ヲ愛ス」と訳した学生に「『月がきれいね』とでも言えば日本人には事足りる」と言ったと言うお話。:)

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そしてツルゲーネフの「片戀」の中の[ I am yours]を「死んでもいい」と訳した二葉亭四迷のエピソードをプラスして、文学少年少女の間では「月が綺麗だね」「もう死んでもいいわ」=[ I love you] [I am yours]となって今まで語り継がれているというかわいいお話。♡
そしてこの話を聞きながら「え、そうなの?そうしたらあの時、もしかして?」とつぶやきながら遠い目をした人が私のそばにいたとさ。キャッ!*_* Ha~, ha~ !!!
薪能から帰ってきたら「今日はどこへ行ってたの?」と言いたげな眠そうな顔のLucaが待っていました。
ねぇ、Luca,どう思う?ぽっかりと浮かんでる大きな黄色い月やピカピカ輝く細い三日月を見ると「月がキレイね」と思わずみんなにLINEしちゃうけど、きっとそれが日本人の感性ということなのよね。Not to worry.  歌舞伎も狂言もお能も想像力を働かせながら観るもの。日本の文化に大切なのは想像すること。そんなことを思った週末でした。:)
さぁ、明日は月曜日。今週も楽しく、そして美しく暮らしましょ。
Prayers for Japan. ♡

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今日いちにち

連休も明けて5月も半ばに近づきました。と言うことはあっと言う間に2016年も半分過ぎつつあるのね。おぉ。*_*

Img_05132我家の猫達は順調に大きくなり、左から生後半年、2歳半、1歳半になりました。
俄然メインクーンのZowieが大きいけれど、 Henri(右:ラグドール)やLuca(左:ソマリ)もぐんぐん成長中。Lucaに至っては、久しぶりに会った生徒さんが「これは誰?もしかして、あのおチビちゃん???」と首をかしげるほどの変貌ぶり!Ha~, ha~ !!! : )
そして今朝、彼らが熱心に何を見ていたかというと窓の外に咲いたばかりの小さなかわいいバラ...ではなく、多分バラにやってくる虫たち。きっと小さな虫が立てる羽音も聞こえているのね。楽しそう。♡
そんな中、私が朝一番に何をやっているかというと、この頃はまってるジュース作り。
Img_05133 蓼科ではこんなふうに大量の雪の下人参を買い込み、長野県ですもの!もちろんリンゴと一緒にジュースにしていました。「雪の下人参って初めて見たけれど何ですか?」って聞いたら、冬の間雪の下に埋めて越冬させた人参で甘さが凝縮されているとのこと。わぁ、ステキ!しかも、4月の2週間くらいしか販売されていないんですって。
雪の下人参3本とリンゴ1個を低速ジューサー(コールドプレスジュースができるもの)に入れたら、思わず目を見開いちゃう美味しさのジュースになりました!!!ここにトマトやキャベツや小松菜をプラスしてもすごくおいしくてびっくり。♡♡♡
来年は箱で予約しなくちゃね!
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今週は5月のお稽古があったので、みんなでこんなバッグを作りました。
お稽古までは大事な「作品」だから持ち歩くことができないけれど、明日からはプライベートのお出かけに活用しましょ。シンプルなリネンのワンピースやデニムにも似合いそう。
そうだ!この週末は二子玉川で薪能があるんだわ!お天気も良さそうだけれど、きっと夕方からは気温が下がるから、このバッグに薄いカーディガンや小さなワインを忍ばせて見に行こうっと!
今日はこの夏の海や山へ行く予定を決めました。
京都へも行きたいなぁ、だって、お料理教室の6月のお献立を見たら「鴨ロース」や「鮎の塩焼き」「鱚の磯辺揚げ」が並んでるんですもの。京都風の鴨ロースの作り方、習いたい。週末かけてゆっくり考えましょ。:)
*5月のKeitoのワークショップは満席になりました。皆さま、お申込みありがとうございます。25日を今から楽しみにしていますね。♡

Prayers for Japan. ♡

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連休明けに

蓼科で過ごした楽しい2週間も終わり、東京へ戻ってきました。

Img_05101 蓼科では芽吹きの頃だったので、見上げるような大きな樹木も地面に生える草もみんな毎日ムクムク大きくなったり、緑のやわらかな葉っぱをつけ始めたりしていました。
ほら、ここでもシダの芽が今にもくるくると丸まった葉っぱを開きそう。でも、この様子、まるで巨匠会談みたい ! Ha~, ha~!!!
そして蓼科→東京へ猫3匹を連れてのノンストップのドライブはなかなか大変で3時間後に家のガレージに着いた頃にはぐったり&よれよれ...。*_*
それは猫たちも同じだったようで、それぞれが自分のお気に入りの場所に潜り込み、午後までぐっすりと寝ていました。Zzzzzz...。
Img_05102 そして東京モードへシフトするために何から始めましょ、と考えて髪を切りに行くことにしました。前髪を「もっと短く」「そうね、もうちょっと」とお願いしてすっきりショートヘアになりました。♡
家へ戻ってからまっすぐに机に向かい、蓼科で編んだパイナップル編みのバッグの作り方をまとめたり、今月のお稽古の準備をしたり、溜まっていた手紙に目を通してお返事を書いたり、友人達に東京へ戻ったことを知らせ、幾晩かゴハンの約束もしました。
家を離れている間は気づかないけれど、家へ戻ると心からほっとして自分の家へ戻れたことを嬉しく思います。感謝。
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蓼科で考えた作品を作るための材料をいくつもの箱を開けて探し、探している間に「あぁ、こんなところにあったのね」と忘れていた材料と再会 (?!)したり、今日は一日中カラフルな色に囲まれて過ごしました。楽しかった!:)
そしてきっとこんな色の組み合わせにも今回山の中で見たり感じたりした色が反映されているのでしょう。「何色にしようかなぁ...」とぼんやりリボンを手にしたのに、スイッチが入ったように「コレとコレ」「それから次はこの色」とスイスイ色を選び、スケッチブックに色番やサイズを書き留め、リボンを切って貼ったりとテキパキと仕事をしました。これは山ではできないこと。自分の仕事部屋の自分の机がないとね!人間って不思議ね。:)
無事に仕事モードに切り替わったし、明日は中目黒のバルで友人と近況報告ゴハン。楽しみ〜!
*今月のKeitoのワークショップの募集が始まりました。夏にピッタリなおしゃれなバッグです。是非!
Prayers for Japan. ♡

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蓼科日記 2016. その5

今年の山荘開きを2週間前にしたのがずっとずっと前のような気がするほど、ここでの暮らしに馴染んで楽しんでいるのに、それももう終わり。明日東京へ戻ります。

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農協や自由農園へ行って山のように食材を買い込んで美味しいものを作ったり、こんなカラフルなラナンキュラスを部屋に飾ってのんびり…という毎日なのも本当だけれど、今回の滞在中もよく働きました。:)

この2週間のうちに仕事の作品を2点、蓼科の部屋用のクッションを1つ作り、テーブルランナーも縫いました。そして、キッチンをリフォームすることにしたので、食器やお鍋類の大移動をし(これが思ったよりも大量でびっくり!)その他にも絨毯を買い替えたり、庭に害獣除けのネットを張ったり大忙しでした。

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そんな中楽しかったのが、祖父母の思い出を叔母に聞けたことでした。これは祖母が白州正子さんのお店で注文した椅子と祖父が愛用していた銀の灰皿。食器を整理した時に棚の奥にあったこの灰皿を幼い頃に祖父母の家で見た記憶があり、今回「わぁ、久しぶり!」と懐かしく手に取りました。祖父がこの灰皿をとても気に入っていて家の中をいつも持って歩いていたという話を叔母が懐かしそうに話してくれたことも嬉しいことでした。そして、そんな話を聞きながら銀磨きが好きな私はせっせと手を動かし、こんなにピカピカになりました。:)

私が夜自分の部屋に「疲れた~」と戻ると、大抵ベッドの上では猫たちがこんなふうに気持ちよさそうに寝ています。あぁ、猫になりたい~。

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でも、こんな猫たちがいるから私は幸せなのであり、毎晩合計15kgの重しをベッドの上に乗せて身動き取れず翌朝は体がカチコチになっていてもかわいい彼らなの。♡

さぁ、明日は東京へ向かって中央道を走りましょ。外の景色に興味津々で車に乗るのも大好きなZowie, 乗って5分も経たないうちに乗り物酔いに苦しむHenri, 2匹の様子を見ながらも我関せずなLuca. 山荘を出たらノンストップでお家へ戻るから、みんな頑張りましょ。

今日からKeitoのワークショップのお申し込みが始まりました。

詳しくはKeitoのサイトをご覧くださいね。(定休日:月曜日)

http://www.keito-shop.com/workshop/2016/05/25

Prayers for Japan. ♡

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蓼科日記 2016. その4

蓼科へ来て早10日。

ゆっくり山で静養しています、と言いたいところですけれど、実は山での生活は大忙しなんです。

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今日大風の中、大慌てで買いに行ったのはこれ!田植え用ソフト長靴「豊作II」Ha~, Ha~!!!

Henriこれは何だろうと興味津々な様子。:)

だって、朝外へ出たら買ってきたばかりのライラックの木の葉っぱが殆どないんですもの!!!!これは夜の間の鹿の仕業。ちゃんと土の上に証拠もありました。: (

大変!大変!!と街へ下り、害獣除けネットと支柱を購入。自分で頑張ってネットを張るわけだから、とこのソフト長靴を買ったという訳でした。これは膝のところがニットになっていて土(田植えだから水?)が入らないようになっている優れもの!こんなものを見つけられるのも山の暮らしの楽しみです。♡

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今、山にも里にも花が溢れていてお散歩していると足元にはこんなかわいいスミレが咲いていたりします。その度に立ち止まって、愛らしい姿にほぅっとため息。♡

叔母の山荘があるのは標高1,500mに近いところ。園芸店で「標高1,500mなんですけれど、これは育つかしら?」といろいろな苗木を片手に相談すると、「1,500?人間が住むところじゃないよね」と地元の方にも苦笑されたり…。うわぁ~ん。+_+

だから、山荘を出て車で街へ下りていくと花がどんどん増えてカラフルになり、帰りに山の方向へ登っていくとフィルムを逆回転したみたいに季節が巻き戻っていく感じ。この辺りではやっと山桜が咲き始めたところです。そんな変化も楽しいけれど、冬に落ちた大きな枝を拾ったり、今年のシーズンを楽しく快適に過ごすためにいろいろな場所が壊れたりしていないかをチェックしたりと結構忙しいのが山の生活の実態かも?!

そして、連休なんですもの、誰も連絡しないで~と念じているのに、Keitoからは矢の催促。。。*_* そうよね、5月のワークショップの作品はまだかしら?と心配なのもわかります。

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でも、ほら、こんなふうに頑張ってすでに製作完了です。今月はおしゃれなかぎ針のバッグを編みましょう。多分もう直ぐKeitoの募集も始まるはず。Keitoのサイトや  Twitterをチェックしてくださいね。今回選んだのはパープル&グリーンの組み合わせ。あらっ?これはスミレの色。あぁ、やっぱり山での色が自然に作品にも反映されているのね、と納得。♡

さぁ、キッチンを急にリフォームすることにしたから帰る前に食器やお鍋類を大移動させなくちゃ。山での生活ももうあと少し。季節の移り変わりを楽しみながら、テキパキ働きましょ!:)

Prayers for Japan. ♡

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蓼科日記 2016. その3

今年の山は春の訪れがいつもよりも早く、聖光寺の桜祭りも予定よりも1週間早めたほどだったのに、いざ連休が始まる頃になると気温が例年並みに下がって「霜注意報」が出たりしています。*_*

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滞在7日目の私はここでの気候にすっかり馴染んで少し暖かめの格好をしているくらいだけれど、連休のお休みで山へ出かけて来られた方はダウンジャケットを着込んで「寒い~、でも空気が気持ちいい~」と震えながらニコニコしている感じ。:)

そんな中、待望の絵本美術館へ行ってきました。

今、開催中なのは「ヨゼフ・ラダとチェコの絵本展」♡♡♡

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もしも私が「子供の頃好きだった本は?」と聞かれたら、たくさんたくさんあるけれど「ナルニア国物語」「生命のれきし」「きつねものがたり」「黒ねこミケシュのぼうけん」と、即座に答えるでしょう。その「きつねものがたり」「黒ねこミケシュのぼうけん」の作者がヨゼフ・ラダ !!!!

そんなヨゼフ・ラダの作品や古書を実際に見ることができるなんて嬉しくて嬉しくて、思わず「そんなにニコニコしてどうしたの?」と聞かれちゃいそうなほどです。Ha~, ha~!!! ♡

この八ヶ岳にある絵本美術館と岡谷にある本館は「ばばばあちゃん」の本で有名なさとうわきこさんの私設美術館なのですけれど、毎回「これは!」と思うような企画展を開催なさっていて本当に驚きます。素晴らしい!

子供たちに良い本、面白い本、素敵な本を届けたいという思いがギュギュッと詰まっていて、思わずここの職員になりたい~と思うほど。

そして、今回何よりも嬉しかったのはこんな宝物を見つけることができたことでした。

これはチェコ版「きつねものがたり」!

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本を開いてもチェコ語だからちんぷんかんぷんだし、何年に出版されたものかもわからないけれど、[ALBATROS, PRAHA]とプラハの出版社の名前が書いてあります。そして見返しに /50と鉛筆で書いてあったので、きっとチェコのどこかの古本屋さんで売られていたものが日本へ、そして八ヶ岳へやってきたのでしょう。

うわぁ、出会えてラッキー!だって、先日代官山の蔦屋の上の方の棚に大切に飾ってあったのは非売品でがっかりしたところだったんですもの。

ホントは原書を読みたいところだけれど、手にしてページをめくるだけでもヨゼフ・ラダに近づけた気持ちになって何だか嬉しい気持ち。:)

ヨゼフ・ラダがふたりの娘たちのために書いた本は身近な動物たちが愛情をもって生き生きと書かれ、動物たちがユーモラスに活躍するストーリーは大人が読んでもとっても楽しいんです。是非!

そして今年の夏の絵本美術館では「ふしぎの国のスズキコージ展」、秋には「生誕100年 瀬田貞二展」ですって。どちらも見逃せないから、カレンダーに書き込んでおかなくちゃね!楽しみ。

八ヶ岳小さな絵本美術館

長野県諏訪郡原村原山 phone:0266 75 3450

「ヨゼフ・ラダとチェコの絵本展」~2016. 6. 26(日)

「子ども時代の経験、素直な心、親切な人々、忠実な愛情…これが私にとってのいきいきとした芸術の源です。 私に恵まれた贈り物なのです」ヨゼフ・ラダ

Prayers for Japan. ♡

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蓼科日記 2016. その2

明日から ゴールデンウィークの始まりなのに、天気予報通り今日の蓼科は大雨で気温が低い上、朝起きたら濃い霧が立ち込めていて窓の外は真っ白〜。*_*

一昨日、 雨が降る前にとバラクラへ行ってきました。

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この写真だけ見ていると、まるでイギリスのお庭のよう。

青空が広がるとっても気持ちのいい日だったのに連休前の平日のせいか、この日はバラクラのお庭を独り占め!甘い香りの春の花に溢れたお庭をのんびりと歩き回ったり、木陰で足を止めてベンチでひとやすみしたり、豊富な知識の庭師の方とお話をしたり、ティルームでクロッテッドクリーム&スコーンを食べたりしました。:)

先週はイギリスからバラの専門家の方たちが何人も見えて、バラの枝の剪定や誘引をテキパキとこなしたそうな。今年のバラの見頃は6月の中頃ですって。カレンダーに大きな◎をつけなくちゃ!

バラクラへ行くとイギリスに戻ったような気持ちになるのは、やっぱりイギリス人のガーデナーが手を入れているお庭だからなのね。日陰に咲く花のチョイスや自然に種がこぼれ落ちて毎年咲く野の花がイギリスらしい。メインの花も大切だけれど、こんな小さなディテールがもしかしたら一番ゴマカシが効かないところなのかもしれません。小さなことの積み重ねがイギリスらしい空気感を作り上げているのね。素敵。♡

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すっかり心が満たされてぽわん!とした気持ちで山荘に戻り、車のエンジンを切って外へ出ようとしたら、何やら強い視線を感じました。「ん?なぁに?」と視線の方向を向いたら、お隣のお庭に20頭近い鹿が遊びに来ていました。ドキッ!*_*

鹿までの距離は10mくらい。2-3頭だったら[Hello!]とニコニコ挨拶をするけれど、20頭:1人だとちょっと緊張。。。向こうは警戒してじっと見ているから、私はあまり目を合わさないようにしてさっと家に入りました。かわいいとばかり言っていられない鹿と人間の関係。これからどうなるのでしょう。

ね、お願い、買ってきたばかりのライラックの小さな木をを食べないでね。

いつものように仕事もたくさん持ってきている山での生活。

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昨日はこんなものを仕上げました。「編むのは良いけれど、中袋が~!」と悲鳴をあげる方々におススメなのが市販のバッグを利用すること。今年はこんなふうにサイザルバッグをアレンジしています。

これはかぎ針で編んだバッグでサイザルバッグ全体をカバーしてしまおうと、アンダリアの編地で革の持ち手を包んでいるところ。この後サイザルバッグの上にパイナップル編みのバッグをすっぽりとかぶせて完成。シックな仕上がりに大満足!:)

次はKeitoのワークショップの作品を仕上げなくちゃ。頭の中では出来上がってるのですけれど。。。しっかり時間を確保して頑張りましょ。でも、実はちょっと今、心ここに在らずな気持ち。だって八ヶ岳小さな絵本美術館で、小さな頃からずっと大好きなヨゼフ・ラダ展を開催しているんですもの。きゃぁ!温かくてユーモラスな「きつねものがたり」や「黒ねこミケシュのぼうけん」の原画を見られるのかしら?楽しみ!!!

さぁ、ギュギュッと集中して仕事をして、その後は原村へ~!

Prayers for Japan. ♡

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