I love London! Victoria & Albert Museum
さて、今日はロンドンのお話です。
ロンドンって、一般的にはバッキンガム宮殿やロンドン塔だったり、アフタヌーンティやアンティークマーケットだったり、音楽やバレエだったりしますよね。
でも、私が一番好きで、ロンドンへ行きたくなる理由のひとつにVictoria & Albert Museum があります。
ロンドンは世界でも有数の美術館や博物館が沢山あるので、旅行中にその中の1つを選んでとなると、やはり大英博物館やテイトギャラリーには負けてしまうのかもしれません。
でも、もしも、工芸や手芸に興味があったら、あそこほど楽しくてうれしい博物館はありません。
ハロッズから近いので、ぜひ時間をとって遊びにいらして下さいね!

これは、今年の夏に訪れた時に見た刺しかけの刺繍です。
こんなふうに昔の人の刺しかけの刺繍を見る事が出来るのも楽しいでしょう?
思わず「どうして、ここでやめちゃったの?」と聞きたくなってしまいます。
博物館に入ると案内の地図があるので、どこに行くかは貴方次第ですが、私がいつも「会いに行く」のはこのテキスタイルとコスチュームの部屋です。コスチュームの部屋は1階にあるので、パラパラと人をみかけるのですが、テキスタイルの部屋は入り組んだところにあるので、人っ子一人みかけません。私が刺繍や布が整理されている板を1枚1枚棚から引っ張りだして長ーい時間見ていても、たまに守衛さんが足音をコツコツ響かせながらやってくるだけです。
こんなふうに、昔の人(これは確か17世紀?頃の物)が下絵を描いたものを、そのまま自分が見たいだけの時間好きに見ていられる事が、私にとってV&Aを何回でも戻ってきたくなる場所にしています。
ここには、キリムや中国の皇帝の服、パッチワークや色々な技法の刺繍の布が見切れない程あるので、手芸のお好きな方にはお薦めです。
そして、これはコスチュームのセクションにある18世紀頃?のイギリスのドレスです。かわいいでしょう?夏物なのでローンでできています。裾には刺繍。昔のドレスを見て驚くのは、その頃の女性が小柄でウェストなんて、本当に細いんです!そして、実物を見る事で、その頃の生活の様子をうかがえるのも楽しいことのひとつです。
これは、ヴィヴィアン ウェストウッドのドレス。昔のドレスと現代のドレスが同じ場所に時代を追うように展示されているのですけれど、こういうドレスを見ると、着物が日本人の物のように、やはりドレスは西洋人の物と思います。他にも私の敬愛するZandra Rhodesのハンドプリントのドレスやチャールストンが聞こえてきそうな'20-'30年代のドレス、ため息が出るようなオートクチュールのドレスもあります。
そして、私がV&Aの大きな魅力だと思っている事に豊富なレクチャーやコースがあります。こどもから大人まで、皆が何らかの形で興味を持てるような楽しそうなイベントがいつも用意されています。
今、予定されているのはこんなこと。
現在開催中のモスクワのクレムリン博物館の男性の公式行事に着用されていた制服の展覧会にちなんで、自分で衣装を作るというコースです。[Tailored to Fit Creative Pattern Cutting & Beyond]
最近、閉鎖されていた部分が新しくとっても素敵なカフェになり、美味しいランチやお茶も楽しめます。V&Aは入場料を取らないので、カフェへ休みにいったり、見たい作品にちょこっと会いに行ったり、気軽に遊びに行けますよ。でも、入場料を取らない(寄付はもちろん喜んで受け付けています)でいられるのは、自分の博物館としてロンドン市民に愛されていて、寄付が集まっているからなのでしょうね。政府の予算額も日本とは違うけれど、民間の支援が大きい事も大事です。そのためにいつも魅力的な博物館でいるように、ものすごく努力をしている事も感じられます。
他にもV&Aには、一見の価値あり!!!の素敵な宝石の展示室(ここは警備が超厳しい!)や素晴らしいコレクションの陶器やガラスの部屋、そして家具や彫刻にも良い物があります。
金曜日の夜はレストランでお酒を飲みながらジャズを聞いたり、展示内容に合わせたコンサートを開いているので、ロンドンへ行く方は要チェックです。
どうぞ、V&Aでたくさん遊んで下さいね。
Victoria & ALbert Museum, London
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