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2009年1月

Portobello Roadの楽しみ!

Antique好き+UK好きならば、お寝坊を決め込みたい週末の朝もキリッと早起きをして出かけるのがここ、ポートベロゥロードです。

私はロンドンの高校へ通っていた時に、毎週金曜日はまるで課外授業のように、ポートベロゥマーケットへ行っていました。一日中選択科目の金曜日の朝は、まっすぐ学校へは行かずに、意気揚々と28番のバスに飛び乗ってポートベロゥロードへ行きました。そして、お昼近くになって登校した私が「アンティークマーケットで審美眼を養っていたので遅くなりました。」と言っても、美術の先生は「それで、Hirokoは今日はマーケットで何を見つけたのかな?」と笑いながら、大目に見てくれていました。

そして、その後手芸家になった私にとって、このアンティークマーケット通いはとっても貴重な経験になりました。その頃に見た様々なものが私の中に大切にしまわれていて、何かを作る時にアイディアソースになっている気がします。

その頃、毎週ポートベロゥへ通って顔馴染みも出来た私は、イギリス式の朝ご飯、baked beans on toast、(トマト味に煮込んだお豆を乗せたトースト、決して誉められた味ではないのですけれど、慣れると病み付きになるんです!)焼いたトマトとマッシュルーム、目玉焼き+チポレタスソーセージとたっぷりのteaを、みんなでワイワイと食べながら、その日の収穫を自慢し合ったりしました。

お店の人たちも、毎週欠かさず登校前に熱心に通ってくる日本人の女の子を珍しがって安くしてくれたし、私も下町の英語を一生懸命覚えて彼らと話しました。
そうなんです!! 階級社会が存在する英国は、その階級によって話す言葉が全く違うんです。ポートベロゥでHarrod'sでお買物をする時のような英語で話したら、お金持ちと思われて、安くなんてしてくれません。
だから、私はポートベロゥ用の下町英語、Knights Bridge (Harrod's周辺)+Bond Street用のポッシュな英語、学校で話す普通の英語、というふうに使い分けていました。

イギリスでは、どんな言葉を話すかが、とっても大切なことです。My Fair Ladyのヒギンス教授とイライザではないけれど、口を開いたとたんに、その人の階級がわかって「それなりの扱い」を受けることが多いんですもの。
そのことを身を以て散々経験した私は、まるで「....ごっこ」のように、バスや地下鉄を降りたら、その場所に合わせた英語を操る事を楽しんでいました。そして、私のようなアジア人の学生からは期待していない英語を聞いて、びっくりしている相手の様子も「やっぱりね!」と面白がっていました。でも、今はEU加盟でロンドンは外国人だらけだから、そんな事も少なくなったのかもしれませんね。。。

さて、back to Portobello!

Portobello1
これは、いろいろなバッグのお店です。'30sようなビーズのバッグや'60sっぽいビニールのバッグが雑然と並べられています。この中から掘り出し物を見つけられるかは、あなたの目と運次第!

でも、掘り出し物を見つけるためのコツは、やっぱり通う事! 自分で見分けられる目も出来るし、お馴染みになると裏から他の人には見せない物も出して来てくれるようにもなります。


そして、これは。
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私がラグラグを勉強しようと思ったのは、マーケット通いで見つけたこんなラグからでした。
「どうやって作ってあるの?」という素朴な疑問から、「自分で作ってみたい」になり、そして、今は「自分で作れる」になりました!

Portobello2


ポートベロゥの楽しみは、アンティーク以外にも沢山並んだ美味しいお店の数々!
こんな美味しそうなパン屋さんやレストランのような素敵なタルトのストールが何軒も並んでいます。だから、朝起きて飲まず食わずで来ても大丈夫、マーケットを冷やかしながら朝ご飯もお十時もお昼も調達できます。

Portobello3


ここは、映画Notting Hill (ノッティングヒルの恋人)でHugh Grant演じるWilliam Thackerのお店のモデルになった、旅の本ばかりの本屋さんです。私が行った時も、お店の前で写真を撮る人がひっきりなしに訪れていました。
中は狭いけれど、地球儀をギュッと詰め込んだように、地域ごとに分けられた旅の本が棚にぎっしりと並べられていて、とても魅力的でした。

そして、Travel Book Shopの向かいにあるのは、お料理の専門書のお店 Books For Cooksです。
ここも、お店の中はぎっしりと世界中のお料理の本ばかり。
私が住んでいた頃と、イギリス人が一番大きく変わったと思う事は、他の国の料理を食べる様になったことでした。だから、このお店も、ここで主催している本の著者のお料理教室も大繁盛!!
もしも、旅行中に時間があったら、ここのお料理教室に行くのも楽しそうです。私が行った時には、もう予約でいっぱいだったけれど、美味しそうなインド料理とスペイン料理のクラスがありました。

そして、朝からめいっぱいポートベロゥロードを行ったり来たりして(そう、この道はとっても長いんです!)くたくたになった私は、お店の奥にあるカフェでtea break.

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甘い甘いバナナケーキと、その甘さに負けないたっぷりの濃いミルクティで元気を取り戻した私は、昔のお友達に会いたいな、ばったり出会わないかな! と思いながら、Notting Hill Gate駅まで歩きました。

さぁ、Notting Hill Gateまで来たら、そろそろ話し方を変えなくちゃ。ここから、とことこ Old Church Street を下ってHigh Street Kensington~V&Aへ行こうかしら、それともバスに乗ってOxford Street方面へ?
こんなことを考えているうちに、口がモゾモゾ英語を話したくなりました。

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女の旅支度

私が中学生の或る日、父は私を応接間に呼んで「行きたいところがあるならば、自分できちんと予定を立てて出かけなさい。女の子だからといって、誰かと一緒じゃないと出かけられないというのは、みっともない。世界の果てまでへも自分で行かれる様にすること。」と、言いました。

それ以来「そうよね、行きたいところへは自分で頑張って行こ!」と思った私は、寂しい、心細いという気持ちを振り払って、何回もひとりで旅をする事になりました。
今でもご飯の時は「誰か一緒だったらもっと楽しいのに!」と思う事があるけれど、ウィンドウショッピングも美術館へ行くのもひとりのほうが却ってマイペースで良いものだと思う様になりました。

そして、旅行に出かける時は、たいてい前日くらいにトランクを出して、バタバタと荷物を詰めて出かける事が殆どなのですけれど、そんな時でも安心していられるのは私には強い味方があるからです。

それは。。。

Travelbag1
こんな、小物を整理するための袋。
これは、ロンドンで購入した子供用のカーテン生地のプリントをアップリケして作ったものです。
かわいい靴の上には少しだけビーズや小さなスパングルを縫い付けてあります。


そして。。
Travelbag3
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これは大好きな上海の市場で買ったシルクの布で作ったもの。回りのパイピングも全てシルクです。

中を開くと、こんなふうに左右にものを入れられる様になっています。色もきれいでしょう?
この色は、上海独特な色だといつも思います。
左側には蓮の花を刺繍しました。

他には。。
Travelbag4_3

これも上海のシルクで作ったシューバッグです。中は靴を入れても大丈夫なように汚れにくい素材になっています。左足用には[left shoe]右足用には[right shoe]と刺繍してあります。
軽くてかさばらないし、何と言っても中に入れる靴迄素敵に見えるから不思議です。


それから。。

Travelbag5
これは、麻の布に市販のレースやブレードを縫い付けて、中心には女の子を鉤針で編んでつけました。
ビーズや刺繍をしてある洋服は、トランクへそのまま入れると引っかかったりして破損してしまうことがあるので、こんな袋にそうっと入れて持って行きます。細いブレードで書いた[Precious]というのは、「大切な」とか「素敵な」という意味です。


そして。。

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これは、私が「一生もの!」と呼んでいる大切なもの。細かい刺繍用の麻布にイニシャルを細かいクロスステッチで刺しました。中は、刺繍の色に合わせて、深いバーガンディの布を選んであります。
これは、作るのにとても時間がかかって大変だったけど、今でも旅行に行く時に引き出しから取り出すと、自分で作ったのに「わぁ! 素敵!!」と思わず感嘆の声をあげてしまいます。

ファーストクラスで、ポーター付きで、という旅行には縁がなさそうな私ですけれど、この旅行用の小さな袋達は、丁寧なこと、始末がいいことを、とても大切に思っている私の旅行のスタイルです。

旅行に行く時の「便利グッズ」ってたくさんあるけれど、大人の女ですもの、自分の持ち物は選んで選んで、そして売っていなければ作ってしまいましょう。この袋達はすべて、私の教室で作ったものです。好きなものを使う楽しさと嬉しさを味わって下さいね。

そして、エレガンスってこんなことからも身に付くのではないかとも思っています。

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Arts & Crafts from MORRIS to MINGEI と上野の一日

今日は長ーいタイトルの始まりの通り、長い一日のお話です。

この頃4月の作品展の準備で忙しい私は、既によっぽどの用事がない限り家に居るのですが、「外においでよ、楽しい事があるよ!」とお誘いが多くて困っています。。。

というのも、1-3月に見たい展覧会や映画が沢山あるんです。今日はそのうちのひとつ、上野の東京都美術館で開催中の「生活と芸術ーアーツ&クラフツ展 ウイリアム・モリスから民芸まで」2009.1/24 - 4/5のご紹介です。

Artsandcrafts


これは、言わずと知れたウイリアム・モリスが提唱した「役にたたないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない。」毎日の生活に美を取り入れる、アーツ&クラフツ運動の世界的な広がりとその影響を受けた作品、約280点を一同に展示した展覧会です。

私の大好きなロンドンの装飾博物館V&Aの収蔵品が沢山来ている事と、数年前にV&Aで開催された、同様の展覧会を企画した学芸員のルパート・フォークナー氏の公演を聞ける事を、数日前からとっても楽しみにしていた私は、朝から意気揚々と出かけました。もしかしたら、他の方が見たらスキップをしてるんじゃないかと思うくらいに、ウキウキと弾んだ気持ちをかかえて!

ロンドンのV&Aの、天井が高くて、広くって、暗い空間で見るのとは違って、コンパクトに良くまとめられたこの展覧会は、アーツ&クラフツ運動の流れが良く解って、とても面白いものでした。

私が気に入ったのはEdward Burne-Jonesの「貴婦人と動物のサイドボード」(1860年作)動物に餌をあげたりしている何人かの女性が、木の大きなチェストに描かれている作品です。
赤と緑と黒の色調が、日本の家にも似合いそうな感じでした。私は、バーンジョーンズが大好きなので、彼の絵以外の作品を見られた事も嬉しいことでした。

他にも、素敵な燭台や、それはそれはきれいな本たちがありました。

そして、いつものモリスを主とした展覧会と大きく異なると私が思ったのは、日本の柳宗悦らの民芸運動に関わった作家達の作品も展示してある事と、1928年の東京大博覧会のために作られた「三国荘」の再現展示があることでした。

「三国荘」の展示は、応接間とそこに繋がった主人室の2部屋を、当時の家具や調度品と共に再現したものなのですが、私はその前に立ったとたん「あっ、これは。。。」と思いました。
私の祖母は、民芸が好きで、色々な物を集めて生活に取り入れていたようなのですけれど、絨毯の上に置かれた木の家具、螺鈿の棚や朝鮮や中国の工芸品や木彫の箱などを飾った畳の部屋、どれも、まるで祖母の家のようでした。

私が、今まで神戸育ちの祖母のハイカラな趣味だと思っていた事は、まさに「Art&Crafts」だったことが解り、いろいろ聞きたい事、教えて欲しい事があるのに、もうその事を教えてくれる祖母や父が他界していることが残念でたまりませんでした。

そして、その祖母が民芸好きだった事を裏付ける物を、展覧会の売店で見つけてびっくり!
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これは、祖母や父が愛用していた卵を調理する小さなココットです。


この中へバターを少し塗って、卵をポン!と割り入れて火にかけると、数分でアチアチのおいしーい半熟卵ができるんです。

今日、初めてこれが日本製で、「エッグベーカー」という商品名で、島根県松江市の湯町窯というところで今も作られ続けている事を知りました。

でも、今の物は以前に使っていたのよりも一回り大きいような気がします。
これならば、卵ひとつだけよりも沢山何かを入れられそうなので、今度はちょっと贅沢に海老芋と卵とフォワグラにデミグラスソースをかけて作ってみようかしら。美味しそうでしょう? 
サーモンとアスパラガスとオランデーズソースも良いかもしれない。わぁ、いろいろ作れそうで楽しみ!!

さてさて、欲張りな私は、展覧会の帰りに上野東照宮の冬ぼたん展も見ました。
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きれいでしょう?まだ、少し早かったけれど、梅やロウバイも咲いていたし、茶店で甘酒とおだんごを食べていらっしゃる方もいらして、なんだかほのぼのとした気持ちになりました。

そして、頭に栄養をたくさん与えた後は、充実感でいっぱいだけど疲れちゃったので、東京の反対側へ帰る前の私に必要なのは、おいしーいおやつ!!
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これは、大好きな甘味屋さん「みはし」のクリーム白玉あんみつです。寒い季節限定の粟ぜんざいにしようか、かなり迷ったけれど、今日はやわらかい求肥や白玉、さっぱりしたアイスクリームが食べたくてこちらに軍配があがりました。

頭も心も、そしてお腹もhappyになった一日でした。
作品展まで78日。

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My Shanghai 14

上海の魔法。

上海は、昔から魔都と呼ばれて、さまざまな革命家、芸術家、亡命者や  マフィアまでが住む国際都市でした。
でも、今日ご紹介するのはそんな上海の「魔」ではなくて、2010年の上海 万博に向かって、街中開発ラッシュ中の浦東にある素敵な「魔」です。

Shcity5

これは、市内の中心地から浦東方面を見たところです。


手前に大きく写っているのは60階建てのJW Marriottホテル(JW万豪酒店)、そして、その奥に見えているのが去年オープンして話題になった、 世界一の高さの展望台を持つ101階建ての上海環球金融中心(上海ワールドファイナンシャルセンター)と、上海一の展望台の地位を譲らざるをえなくなってしまった金茂大厦です。
88階建てのこのビルは去年迄は上海のスター的存在だったのに、人々の話題に上るのは今はもうお隣のことばかりになってしまいました。


この2つのビルを下から見上げると、こんな風景です。
なんだか近未来的で、自分がどこにいるのか、解らなくなりそうな錯覚さえ覚えます。

Img_0495

そして、超高層建築の設計で 有名なアメリカの設計事務所が日本のクライアントを意識して
デザインしたビルは、下から見ると何だか刀みたい。。。

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このビルの中には、「格式高い中国の邸宅」をイメージした 素敵なパークハイアット上海(上海柏悦酒店)や国際金融 センターが入っています。

いつもは、上海へ行くと黄浦江の向こう側の浦東へはめったに行かず、ひたすらフレンチ租界のある浦西サイドで過ごす私ですけれど、実は浦東で再会したいと思っている人がいるんです。

彼は、金茂大厦の中のGrand Hyatt Shanghai(上海金茂君悦大酒店)の最上階87階にあるバーCloud 9にいて、そこを訪れる人たちに不思議な世界を見せてくれるマジシャンEdaward!

私が、ずっーと体験したいと思っていた事のひとつは、目の前でclose up magicを見ることでした。
そして、上海のグランドハイアットホテルのバー Cloud 9でロミオのようなマスクをつけた不思議な人を見つけた時に「あっ、もしかしたら?」と思って呼び止めたら、やはり彼はカードマジックを見せてくれるマジシャンだったのです。

エレガントに私の向かいの席に座り、「じゃぁ、何から始めましょうか?」と、にっこりしながら、鮮やかな手つきでカードを繰るEdaward、そして、ワクワク+ドキドキしながら、でも、絶対に騙されないぞ!と思いながら、彼の手元を見る私。
結果は、「えーっ、どうして?????!!!!!」「うーーーん、もう1度やってみて!!今度こそ絶対に騙されないから!」と、私は頭の中が?でいっぱいになったまま完敗。。。でも、私の目の前で繰り広げられたマジックは、本当に楽しくて不思議でした。

「じゃぁ、君が明日から出来る簡単なマジックをひとつ教えてあげるね。」と言いながら、Edawardが取り出したのは、長いチェーンとシンプルな直径10cmくらいのステンレスの輪。「ほら、こうして持って、こうすると、 ほらね!」と、「ひっかからないはずのチェーンに見事に輪がひっかかる」、という技を教えてもらいました。私も、その場でやってみて、「そうそう、完璧!上手じゃない!!」と彼のお墨付き迄頂いて、にっこり。

でも、翌日友人に会った時に、「今からマジックを見せるね。良く見ててよ!」と得意満面にバッグからチェーンと輪を取り出したのは良かったのですけれど、「何をしてるの?何かのリハビリ?」と聞かれちゃう程すっぽりとやり方が解らなくなってしまっていました。それもきっとEdwardの魔法だったのでしょうね。

Cloud 9は360°ガラス張りでどこの席からも上海の夜景が見られるので、とっても人気のお店です。
窓際は、高所恐怖症の人には勧められないかも!という位の高さを体験できる特別な席だし、他の席もグルリと上海の夜景が眺められてきれいです。

もしも、Cloud9へいらしたら、ぜひEdwardの魔法にかかってくださいね。彼の魔法にかかるためには、「気持ち」(チップ)が必要ですけれど、特別な一夜になることは間違いなしなので、お誕生日や何かのお祝い、そして、私のようなサプライズ好きな人を喜ばせるのには一番の方法です。

今週末に旧正月を迎える上海、街中春節の飾り付けで賑やかでしょうね。
行きたいなぁ。。。

Cloud 9 九重天酒廊 Grand Hyatt 87階

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今日は買い出し?!

今日は教室で使う材料と作品展の備品を買いに、メモパッドとペンと便箋を持ってIKEAへ行ってきました。

何故IKEAへ行くのに便箋が必要なの?
それは、私は家に居ると頭が仕事モードになっていて、なかなか友人への手紙などを書く時間がないんです。
だから今日は、カフェでゆっくりひとりランチを楽しみながら、ロンドンに住む友人へ近況を知らせる手紙を書きました。

Ikeacafe

IKEAに来るといつも思うのは、お店に来ている人全員が未来を想っている、ということ。

ふたりで使う家具や食器を買いにきている男の子と女の子、子供部屋のインテリアを相談している若いファミリィ、3世代で使うキッチンの設計を相談している家族など、みんなが自分たちの生活や住まいを「こうしたい!」「あぁしたい!」とにこにこ話しているんです。

子供達も元気に、「このカーテンがいい!」と親の顔をのぞき込み、パパとママは顔を見合わせて、「この家具なら大きくなったら、違う組み合わせで使えそう。」と相談しています。
そこには、育って行く家族の姿があって、「仲良く元気に暮らして行こうね。」という暗黙の約束があるようで、私までうれしい気持ちになります。

そんなhappyなIKEAで私が今日していたのは、作品展の備品選びです。
いつも作品展をする事に決めると、同時に始まるのがお知らせの葉書をどうするか、何点くらい作って、どんなふうに展示をするか、です。それによって、作品の色やイメージを考えたりもするので、両方を同時進行しなくてはなりません。ふぅ。。。

でも、そんなことを考えているうちにどんどんイメージが固まってくるので「もっともっと大変になぁれ!」という感じでもあるんです。
今日も、展示に使えそうなガラスのジャーや額、フックなどを買ってきたし、メモパッドにも、思いついたアイディアを沢山書いてきました。


Ikea2
玄関に置いた荷物を早速チェックしている私の猫。。。

Sage
彼は、私が少しでも留守にすると「どこへ行ってたの?何をしていたの?」と、暫くご機嫌斜めです。

そして、この声は猫?と疑いたくなるような小節がきいた大きな声で、毎朝窓から近所の猫達にメッセージを送り、私には「お腹がすいた!」「ブラッシングをして!」「膝にのりたい!」とワガママし放題なんです。

でも、仕事中にふと目を上げると、いつもそばにいて、「大丈夫、その調子。」(???)と見守ってくれる彼は、私の大切な元気の素です。

まだまだ寒いのに、今朝庭へ出たら梅が咲き始めていました。
もうすぐ春ですね!
作品展まで83日。

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かわいいItalia!

ヴェニスというと、こんな風景がまず思い浮かびませんか?

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運河とそこに浮かぶゴンドーラと小さな橋、そして中世のおもむきをそのまま残した街並み。
でも、そんなクラッシックな街並をお散歩しながら、私が見つけたのはこんなユニークな呼び鈴でした。

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面白いでしょう? 
これは、フェニーチェ劇場の近くの、人がやっとすれ違えるくらいの、
狭ーい狭ーい路地を歩いている時にみつけました。歩いていたら、何だか視線を感じたような気がして、回りを見たら、「ここ!ここ!!」って呼んでいたんです。

実はこの2軒はお隣同士です。こんなユーモラスなお家に、どんな人たちが住んでいるかを知りたくて、思わず私は呼び鈴を押したくなりました。

そして、サンマルコ広場のカフェで見つけたのは。。。
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こんなかわいい照明器具!
しかも、ひとつだけではなくて、カフェのカウンターの回りの壁に3つも4つもついていたんです。
伝統的なヴェネチアングラスも素敵だけれど、これも素敵!何だか今にも歌い出しそうな感じが、見ているだけで楽しくなります。


そして今、blogを書きながら聴いているのは、大好きなPucciniです。ToscaやGianni Schicciも好きだけれど、ずーっとずーっと私が好きなのは何と言っても,La Boheme。

今日は実は、展覧会の事を朝から考えていて、頭がギュウギュウな感じなんです。でも、オペラを聴くと頭の中が広がって行く感じがして気分転換ができます。何故でしょうね。ポンッって、別の世界へ行かれるからでしょうか。

La Bohemeを聴きながら、かわいいイタリアの写真を見ていたら、むくむくとまた元気が出てきました。
さぁ、back to work!です。

いつかまたイタリアへオペラを聴きに行きたいな。
作品展迄85日。。。

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My Shanghai 13

今日はMy Shanghaiの13回目。どこをご紹介しようかしら?と考えていたら、「あっ!!!」と思い出したところがありました。そうです、13回目にぴったりな、とっておきの隠れ家レストラン Casa13へお連れしましょう。


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ここは、My Shanghai 4でご紹介した素敵なB&B Quintetの1階にあるカフェレストラン closed doorもプロデュースしているEduardo Vergasのスパニッシュレストランです。
「ねぇねぇ、○○へ行った?」と上海在住の欧米人とお洒落なシャンハイニーズの間で話題になる多くのレストランを彼が経営しているのですけれど、ここはその中でもとっても人気のお店です。


今迄なかなか予約が取れなくて行かれなかったのですけれど、大雨の日のお昼はさすがにみんな足が向かなかったようですんなりと予約ができました。

「興国路をまっすぐ行った突き当たりの路地を入ったところの一軒家よ。」と聞いていたのですけれど、タクシーを降りてキョロキョロしても解らなくて、道を歩いている人に聞いても「え?どこの事???」という始末。
もう一度電話してみようかな?と不安に思っていたら、小さな看板を路地の入り口に見つけました。そして、普通のお家が並ぶ細い路地を半信半疑のまま歩いて行ったら、こんなvillaと呼ぶのが似合う、スペイン風の素敵なお家がありました。


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星のようなシャンデリアが下がった中のお部屋も素敵だけれど、昼間だったので明るいサンルームでお食事をすることにしました。 

右側に見えているのはBarがあるお部屋の窓です。上が丸くアーチのようになっていて素敵でしょう?

この建物はもちろん新しく建てた訳ではなく、古いお家をリノベートしています。でも、外のペンキを塗り直してきれいにしたり、内装を変えているだけで、窓枠や基本的な外観は当時のままです。


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こんな大雨じゃなかったら、外のテラスも素敵!
私は外で食べるのが大好きで、友達に「どこに行きたい?」と聞かれると、いつも「外で食べられるところ!」と答えます。
今迄上海でもいろいろなgarden restaurantへ行ったけれど、次は夏の夜にここで食べたいな。。。


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ここではこんな地中海風のお料理が食べられます。
おいしそうでしょう?
その上、ここのお野菜はオーガニック農場のものなので安心! 


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そして、このかわいいお部屋はpowder roomです。レストランって内装やお食事、サーヴィスも大切だけれど、powder roomが汚かったり、センスが悪かったりすると、お食事の味まで半減してしまうような気がします。この素敵な鉄枠の窓もオリジナルのままの窓です。
そして、私はいつか上海でこんな家に住んでみたいなぁと思っています。

Casa13 华山路1100 13号  近 兴国路  tel: 5238-2782

そぅそぅ、私は4/中頃に表参道で個展を開く事にしました。場所はCasa13と同じ、黄色くて素敵な1軒家です。昨年の秋に出版した「Variations 色と素材でバリエーション自在 ニットのバッグと小物」(文化出版局 ¥1,400)の作品+その中のデザインを春夏素材で作ったものになる予定です。
作品の講習会も開きたいと考えているので、ぜひ遊びにいらして下さいね。

家に帰って逆数えカレンダーを作っていたら、昨日は個展の日から数えて88日前でした。中国では88は一番ラッキーなナンバーなんです。偶然だったけど、そんな日に大切な予定を決められて、ちょっとうれしくなりました。
良かった!!! : )

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my roses

今年は暖冬かしら?と思っていたのに、今日もとっても寒かったですね。
窓を開けて外の空気を入れるのが好きな私も、朝起きたら余り寒くて、一度家中の空気を入れ替えてからは、どんなに猫にせがまれようと「今日は開けられないの」と、ピタッと窓を閉めたままでした。

そんな日には家で編物をするのが私の幸せな時間の過ごし方です。
しかも、この時期は何だかいつもより凝った物を作りたくなったりもします。庭に花が少ないこの時期にはこんなバラはいかがでしょう?

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これは、バラのつぼみを編み込んだカーディガンです。一目鹿の子編みの中に右や左を向いた色違いのバラのつぼみを編み込んであります。
©hirokoibuki


そして、袖口は...
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こんなふうに大きな満開のバラが編み込んであります。2重になっているので、暖かいし、ヴォリューム感がエレガントです。

このカーディガンは、襟や裾ががスモッキングになっていたり、英語の詩の一部を編みこんであったりして、いつまでも私のお気に入りの一枚です。
©hirokoibuki

私がイメージしたのは、英国のバラ。
私が住んでいたロンドンの家の庭には、沢山のバラが植えてありました。そして、園芸好きな両親と毎週2回来ていたガーデナー(植木屋さん、というより庭の世話をしてくれる人、という感じ)のお陰で初夏から秋にかけては、いつも大輪のバラが良い香りを漂わせながら咲いていました。私は長い時間を庭で過ごしていたので、英国の短い夏の青空に映える様々なバラの色は、いつも私の中にあるような気がします。

そして、私は英国人がクリエィティヴな秘密は、あのどんよりと曇った灰色の空だと思うのです。英国を訪れた、たいていの人が「英国のお天気ってサイテイ!」って怒ったり、哀れむ様に言うけれど、そんな時英国人は「青空は私の頭の中にある。」って誇らしげに答えます。何かを作る事も人間関係も全て想像力が大切だけど、頭の上に青空が広がっていなくても、自分の中に作れば良い事を知っている英国人は素敵!だから、あんなに自由な発想をできるのでしょうね。


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このバラもかわいいでしょう?
白の部分はアンゴラを編み込んでふわふわっとさせています。
これはV-ネックの短めのセーターで、裾にはビーズのフリンジをつけました。
©hirokoibuki

そして、今作ろうと思っているのは...

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©hirokoibuki
こんなバラを編み込んだカーディガンです。
私は手を動かして編むのも好きだけれど、こんなふうに色の組み合わせを考えていると、時間を忘れて夢中になってしまいます。小さい頃から絵を描くのが好きだった私は,今は毛糸や布で絵を描いているのでしょうね。

ずっと私が持っていたいのは、こんな気持ち。
「薔薇の木に薔薇の花咲く、あなかしこ不思議もないけれどなも」北原白秋

そして、リボンをかけて贈られたいのはこんな言葉。
The roses are red,
The violets are blue,
Sugar is sweet,
And so are you!         Mother Gooseより

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My Shanghai 12

今日は少し市内から離れて、ひと味違った上海のご紹介です。

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ここは、上海市の郊外にある上海野生動物園です。


ここは色々な意味で「野生動物園」という評判を聞いていたのですけれど、上海の国際化に伴って来園者が動物に餌をやったりする事は廃止されたらしく、今はテーマパークのような感じでした。

そして入り口を入ったら、まず真っ先にみんなが向かうのはバスに乗って見る肉食獣エリアです。
早速熊がいました。他にも、池で水浴びをしていたり、道の真ん中に座り込んだりしていてかわいい!
中国は一人っ子政策なので、バスの中でもひとりの子供に両親+両家のジジ+ババがが一緒です。そして、全員が「ほら、こっちを見てご覧!」「あっちにもいるよー!」と教えるので、子供達はキョロキョロ忙しそう!
Zoobus

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Tiger


こんなプライドが高そうなライオンや、お昼寝姿も素敵な虎もいました。

ここでも、もちろん全員バスが傾く程の大興奮!! 
私はびっくりしながらも、市内でお買物やご飯を食べてる時に会う中国人とは違う、普段の彼らの姿が楽しくて、一緒になってキャァキャァ言っていました。それに、バスの中じゅうみんな笑顔で、目がキラキラしている人たちと一緒にいるのは楽しいことでした。


Cart_2

バスを降りたら、そのまま歩いても良いけれど、動物園の主なところを効率よく回ってくれる、こんなカートに乗るのがお薦めです。

Elephant

こんな可愛い子ゾウもいましたよ。


私は、「女ドリトル先生なんじゃないの?」と言われる程、すぐに動物と仲良くなるのですけれど,この時も回りにいた人たちが不思議がる程、この子ゾウと仲良くなりました。カートの運転手のお兄さんには「早く!もう行きますよー!」プゥーップゥーッとホンを鳴らされるし、子ゾウには「行かないでー!」と鼻を巻き付けられるし....でした。ゾウの毛ってすごく固いのに、この子はチビだからまだ少しほわっとしていて、今、写真を見ていたら、その時の感触が手に甦ってきました。チビゾウ君、元気かしら?


そして、中国の動物園で会いたいのは。。。

Panda
Whitetiger
そう! 大熊猫、パンダですよね!! そして、白虎!!!
ここでは、2頭のパンダと3頭の白虎をすぐ近くで、のんびりと(これが大事!)見られます。
特に、私は初めて白虎を見たので、とっても感激しました。きっと、この色は遺伝子の事だったりするのでしょうけれど、本当に物語の中の伝説の動物が私の目の前にいるような不思議な感じがしました。

上海人の友人達も「へぇ、面白かった?一度行ってみたいと思ってるんだ!」というこの動物園は、市内から車で40分位のところにあります。
浦東空港へ行く高速道路を途中で右に曲がって、ずーっと行ったところです。ここへの公共の交通機関は不便なので、半日タクシーをチャーターして行くのがお薦めです。

この日私は車を8時間雇っていたのですけれど、思ったより早く動物園を出たので、そのまま車を使って、普段は遠くて行きにくい場所へ行きました。
上海ではチャーター料金が安いので、こんなふうにお決まりの観光コースではなく、気軽に車を雇って自分が好きなところに行かれるのが便利です。

運転手さんはたいていの場合、英語も日本語も話さないので、ホテルや日系の旅行社を通して車を頼んで、その日のプランをきちんと説明してもらいましょう。もしくは、ガイドさんもお願いすれば鬼に金棒!
お友達とシェアすれば料金もそれほどかからないし、遠出ではなく、市内を回ってのお買い物+観光の時もすごく便利です!上海ではだんだんタクシーがつかまりにくくなってるし、特に夕方や雨の日は絶望的なんですもの。
それに、何と言ってもお買物をポンッと車のトランクに入れて、「さぁ、次へ!」というのが楽チン!! こんな小さな贅沢も、快適に、そして自分らしく旅行をするコツです。

さぁ、我们 去 上海野生動物園 吧。(野生動物園へ行きましょう!)
上海野生動物園 南六公路178号  8:00-17:00 無休 入場料100元

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1 day classのお知らせ

まだまだ寒いけれど、春を待ちながらこんなcuteなバッグを作りませんか?

Flowerbag1

かわいいけれど、甘過ぎない、大人のためのチャーミングなバッグです。しかも簡単!

キッチュなオペラピンクや優しいモーヴのフェルトを、良く切れるハサミでくるくるっと切ったら、重ねて縫い合わせてお花を作ります。そして、ピンキングばさみで切った葉っぱと一緒に黒いフェルトで作ったバッグに縫い付けましょう。©hirokoibuki
(H 26cm X W 25cm X D 10cm )

手作りのバッグと言っても、しっかりできているのでお洒落をしてのお出かけにもぴったりです。もちろん、きちんと底鋲もついています。

花の色はピンク、またはモーヴをお選び頂けます。
そしていつも、中もかわいい!と評判の私のバッグ、今回も色を合わせて、中袋はきれいなピンク、または水色のシャンタンです。

一日教室 日時:1/31(土)または 2/4(水) 10:00-12:00

キットは受注生産になりますので、申し訳ありませんがご注文後のキャンセルはご遠慮ください。
レッスンに関しては、前日及び当日のキャンセルは全額頂きます。
キット代とレッスン代については、下記迄お問い合わせ下さい。
お問い合わせは:hirokoibuki@mac.com までお願いします。

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©hirokoibuki

(*Work Shop クラスの方へ:リボンの花のアクセサリーは3月に変更しました。このバッグが2月の作品になります。ご希望の色をなるべく早くご連絡下さいね。)

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My Shanghai 11

今日は、こんな鮮やかな色のご紹介です。窓の外は寒い冬だけど、ぱぁっと心が明るくなるでしょう?

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これは、上海の布市場で購入した羽飾りとチャイナノットです。この羽飾りは、とっても中国っぽい色だと思いませんか?この「かわいい!!⇔ちょっとね!」のギリギリな感じが、私の心をぎゅっと捕まえるんです。

そして、このチャイナノットも細工や色が素敵でしょう?布市場には、こんな材料を扱っているお店がたくさんあって、私が上海へ行くと一番始めに必ず訪れる場所です。

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こんなふうに、横浜の中華街や大きな手芸屋さんへ行っても手に入らない素敵なチャイナノット達が上海にはあります。

きれいな色と細やかな細工、そして2色使いだったり、大きさが違っているのが楽しくて、使う予定もないのに思わず沢山買ってしまいます。

初めて布市場へ行った時は、どの位負けてくれるのかも解らないし、中国語も一言も出来なかったのでオズオズと交渉していたのですけれど、今はもう別人! 「多少銭?」(いくらですか?)から始まって、もちろんお決まりの「太貴了!」(高ーい!)「便宜、便宜!!!」(安くして〜!)の3言が話せれば、後は電卓片手に笑顔と困った顔で勝負です!?


市場の人たちは商売熱心という事もあるけれど、私が何かを探していたり、こんなのが作りたいなと思っていることを、お互いに言葉が殆ど通じないのに、すごく解ろうとしてくれることが私はいつもとってもうれしいんです。


欲しい物があるのに、お店に見当たらない場合は「有没有?」+ジェスチャーや絵を書いて見せるとかで大丈夫。お隣のお店や通りがかりの人たち迄が「何?どうしたの?」と寄って来て、わいわいと話が始まります。

私は仲良しのお店が何軒かあって、市場へ行くとみんな「また来たのー?」と元気な声と笑顔で迎えてくれます。今、これを書いている時にも市場のざわめきや彼女達の満面の笑顔が浮かんできて、「どうしてるかなぁ?」と思います。何か新しい材料入ったかしら。。。見に行きたい!

いつもお店の人に箱ごと出してもらって、じっくり色を選んで買ってくるのがこれ。
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このタイプは使いやすいので、ニットに合わせたり、バッグの入れ口を閉じるのに大活躍です。何と言っても色がきれいなので、色重視の私にはかかせない材料になっています。

私がこの次やってみたいのは、こんなチャイナノットを自分が選んだ素材と色で作ってもらう事。今度行ったら、いくつから作ってくれるか聞いてみようっと。

他にも布市場にはうっとりするような素敵な絹の布を扱うお店、かわいいワンピースや暖かいカシミアのコートを作ってくれるお店が並んでいます。でも、オーダーにはちょっとしたコツが必要なのも事実。そんな秘密のお話はまたこの次に。では、上海見!! (上海でね!)

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お正月の器

今年のお正月のお休みも今日迄ですね。
明日からいよいよ仕事モードになる前に、今日はきちんとお正月に使った器をしまおうと思ったのですけれど、来年迄見られないのは寂しいからここでご紹介。

そもそも日本人の食卓には、和、洋、中と多分世界で一番色々な種類のお料理が並びます。そして、当然その分食器の数も多くて、その上、季節感を生活に取り込む私たちには、その四季に適った器があります。またその素材も陶器、磁器、漆器、ガラス、金属など。。。そして今は、お正月のこの何日かしか使わない器を使います。

そんな中で私のお気に入りの一枚がこれ。
Kyoto
京都の寺町にある錫の専門店 清課堂で何年か前に購入した器です。錫独特の鈍い光が素敵でしょう?錫って不思議で、暖かい感じも涼しい感じもするんです。だからこの器は、何を乗せてもすごく素敵になるので、お正月だけではなく、毎日のようにお刺身やお肉の焼いたの、果物、お菓子を乗せて食卓に登場します。その上錫はとっても使いやすくて、時間がたっても変色しないし、銀のように洗った後すぐに拭かなくても大丈夫です。

この他に、これよりももうひと回り大きいサイズもあります。
清課堂 京都市中京区寺町通二条下ル 075-231-3661

そして、祖母から譲り受けたお正月用の器たち。
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祖母は器が好きで、新しい物に限らず、古道具屋を呼んで色々気に入った物を集めていたようでした。しかも、集めるだけではなく、代々受け継いだ物も購入した物も必ず「使う」。魯山人も沢山持っていたのに、ジャカジャカ使って、もうなくなってしまいました。残念ー!!!
左のはお雑煮椀です。私の家は長崎のお雑煮なので、鴨や鰤を始め具が多いので、雑煮椀もこんなに大きいんです。これには、お正月らしく鶴と亀と松が描かれています。
右上の漆器、かわいいでしょう?オンドリと太陽が螺鈿細工ではめ込まれています。現代の物にはないユーモラスなデザインとお正月らしいおめでたい感じが気に入っています。
そして、他の古伊万里や中国のお皿にも龍が描かれていたり、おめでたい絵柄です。


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そして、お屠蘇はこんなお能の図柄が描かれたものでいただきます。

「寿」や「福」の字が書かれている器や、この時期にしか使わない器でおせち料理を頂くと、「あぁ、お正月!」と毎年思います。年末に箱や棚から出されて、そしてもうしまわれてしまうのに、とっても大切にされているし、その存在感はバツグン!! そして私は、こんな「特別扱い」の器を通して、日々を大切にする気持ちを自分で育てています。

さぁ、明日から仕事です!
以前、京都の河井寛次郎の美術館で「新しい自分が見たいのだ 仕事する」と書いてあるのを見ました。
私も、今年自分が何を作っていくのか、いけるのかが楽しみです。がんばろう、っと!

京都の事を思い出したら、アンティーク漆器の素敵なお店、うるわし屋さんを覗きに行きたくなりました。今の生活の中で洋食器と合わせながら、上手に漆器を使っていける提案をしている感じが好きです。
今頃、京都は底冷えをして寒いでしょうね。でも、今年は京都へ行きたいな。。。

うるわし屋 京都市中京区丸太町通麩屋町東入ル 

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A Happy New Year!!!

あけましておめでとうございます。
今年がたくさんのlove♡とsmile : )でいっぱいの一年になりますように!

今日はお正月らしくちょっとゴージャスに、今まで私が訪れた素敵な劇場のご紹介です。

ここは、英国ロンドンのコヴェントガーデンにあるRoyal Opera Houseです。ロンドンにはこんなイヴニングが似合いそうな劇場から、小さな小屋まで沢山の劇場があり、毎夜オペラやバレエ、シェイクスピア劇、ミュージカル、お芝居、ダンスなど色々なジャンルの舞台が繰り広げられています。
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そして、Stallsと呼ばれる舞台の前のイヴニングドレスやタキシードの似合う何万円(それでも日本よりはずっとずっと安い!)もする席から、upper circlesというジーンズとTシャツでOKの天井桟敷の席まで自分の予算や興味の具合によって選べるのも大きな魅力です。
観光で昼間にコヴェントガーデンへ行ったら、ぜひ劇場の中に入ってみて下さいね。切符売り場では、とっても親切に自分の滞在中にどんな舞台を楽しめるかを相談にのってくれますよ。

上の写真はまだ劇場に人が入っていないところ。そして、始まる直前になるとこんなふうに劇場がいっぱいになります。ヨーロッパで素敵!といつも思うのは、観客の半分くらいが男性だという事です。社交界が成り立っているという事もあるけれど、ロンドンでは「最近何を観た?」というのが挨拶代わりになるくらい観劇が生活の一部にもなっています。
もしも、ROH(Royal Opera House)へ行ったら、休憩時間にぜひシャンパンバーへいらしてみて下さいね。(大丈夫、シャンパンの他にもチョイスできます)クラシカルな作りの劇場とは打って変わって、ガラスを多く用いたモダンな建築がとっても素敵です。英国ならではの新旧入り交じった雰囲気がカッコイイんです。


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これは何年か前にイタリア5都市でオペラを見る、という旅をした時にMANONを観たミラノのScala座です。ミラノは観客のドレスやアクセサリーの着こなしが洗練されていて、休憩時間にそんな彼女達を観るのもスカラでオペラを観る魅力だと思いました。そして、劇場で席まで案内してくれる男性のクラシックな制服も素敵だった事も印象的でした。


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そして、ここはVeniceのフェニーチェ劇場。何年か前に火事で喪失して、その後建て直したものです。小さいけれど、素敵な劇場でした。ヴェニスは小さな街なので歩いて劇場まで行って、終わった後にカフェで風に吹かれながらお酒を飲んで、その日に観た舞台の感想を話したりしたことも素敵な事でした。


このオペラグランドツアーの時にはジェノヴァ、ナポリ、フィレンツェへも行きました。その中でも一番印象に残っているのは何と言ってもフィレンツェ!観に来ている人達が素敵なんです!! 
イタリア貴族?って思うような、貫禄があってエレガントなマダムや思わず見とれてしまう栗色の髪と小麦色の肌の女の子達。そこには、アジア人には絶対に絶対に真似ができない西洋の独特なエレガンスと気品が漂っていました。


このモダンな建物は上海の上海大劇院です。この頃は日本へ来日しないアーティストも上海で公演をする事が多いので、上海でどんな公演が予定されているかは要チェック!です。中国では、席が空いていればどんどん移る、とか携帯が鳴っちゃう!とか、まだまだいろいろあるけれど、でも、東京からたった2時間で見逃せない舞台があることは大きな魅力です。

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そして、私が今年叶えたいことは。。。
ハリネズミを飼うこと!♡
でも、飼育本を読んだら「天敵=猫」とあったので、考え中。我家には「獰猛猫注意!」とシールを貼らなくちゃいけないような猫がいるんですもの。
でも、そんな彼が私の元気の素でもあります。さぁ、Sage、今年もがんばろうね!

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