St. Valentine's Day
2009年のヴァレンタインデイは、昨日の春一番のお陰で空気もきれいだし、急いで春が訪れたような暖かくて穏やかな日になりそうです。
家中の窓を開け、朝からパタパタと動き回る事が楽しくて張り切ってお掃除をしたり、簡単なお弁当を作って歩いてすぐの川でピクニックにしようか、緑に囲まれた渓谷(そうなんです、私の家は都内の住宅地なのに近くに「渓谷」があるんです)の中のイタリアンでのんびりランチにしようかと、そんな気分の一日の始まりです。
これは、ラグラグで作ったハートのオーナメント達。
いつも私の部屋を暖かい雰囲気で包んでくれています。
イギリスでは昔からSt. Valentine's Dayはあるけれど、日本のように女の子から男の子にチョコレート+♡をプレゼントする日ではなく、好きな人に小さなお菓子やスミレの花束にカードを添えて日頃の感謝の気持ちを伝えるような日で、寒い季節の中の心温まる一日という感じです。私が住んでいた頃にも、ヴァレンタインディに女の子のお友達と「どうする?どうしたら良い?」と大騒ぎをしたことはありませんでした。
そして、中国では「情人節」=恋人の日を祝う様になったのはこの10年くらいのことで、どうやら日本とは事情が違って、男の子から女の子にプレゼントを贈る日のようです。
私も上海でヴァレンタインデイに大きなバラの花束を持ってイソイソと歩く男の子や、バラを腕いっぱいに抱えてうれしそうに歩いている女の子と男の子を街中で見かけたことがありました。
だから、この頃の上海は街の中にバラを売るお店が増えて、寒い季節なのに明るい雰囲気に包まれています。
今年の私のチョコレートのチョイスは大人らしく、京都 和久傳の柚香(ゆうか)。柚の皮に甘過ぎないチョコレートをまぶした大人の味です。パッケージも素敵で、手に取ると、ちょっとうっとりします。
先日、メチャクチャ混んでるデパ地下に遭遇した私は、ちょっと加熱気味の日本よりも、ホワイトデイも義理チョコもないヨーロッパや中国は シンプルで素敵!と思ったりもしました。
でも、日本の女の子から→という習慣は、日本の内気な女の子達は普段は「好き!」ってなかなか言えないから、自分の気持ちを伝える1年に1度のチャンスだったのかもしれませんね。2009年の今の現状は、どうやら常に「女子から告る!」らしいですけれど。。。。
さてさて、これは。
おいしそう?
これは、私が2004年2月号の「おしゃれ工房」のテキストの表紙のために作ったチョコレートケーキ型の小物入れです。
そして、中には本物と見間違えるような小さなチョコレートを作って入れました。
より本物らしく見える様に、近くのケーキ屋さんでチョコレート+フランボワーズのケーキを買って色や質感を観察した後に、ケーキの味を頭の中にずっとイメージしながら作りました。
そして、これは。
今年の私のハートです。
このラグラグで作った小さなクッションには様々なピンクを使っているけれど、中心の赤い♡は一つだけ。ただひとつだけのtrue love の意味をこめました。
いつもいつも私をささえてくれる大切な家族や友人達、クラスのみなさま、そしてblogを見て下さっている全ての方へ、ありがとう!Thank You! Merci! Grazie! 謝謝!!
on Valentine's Day, 2009 from Hiroko with lots of love! XXXXXXX
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