Westportの宝石箱

もしもアメリカ人に「どこに住んでいるの?」と聞かれたら、「Westportよ。」と答えましょう。何故ならばWestportは大都会New Yorkで働いている人達が、引退したら住みたいと憧れている特別な町なんです。
素敵でしょう?
まるで森の中に立っているようなこの家は友人のBobとJaneのお家です。Bobは建築家、彼女は主婦/陶芸家という芸術家夫婦なので家の中は様々な趣向を凝らしたインテリアの部屋ばかりなのですけれど、このサンルームはシンプルで、庭を眺めながらのんびりできる私が一番好きな部屋です。
そして、ここから見える景色はすべてJane達の敷地!
芝生のお庭の奥の方に見えるのはプールとバーベキューをするためのパーティルームです。良いなぁ!Westportのお家は皆こんな何千坪もあるお家ばかりなのですけれど、その1軒ずつが歴史を持っている古いお家ばかりで、Janeの家の周りをグルグルドライブするだけで、New Englandの成り立ちがわかるようでした。
そして、ここはJaneが何年も前から「Hirokoに絶対に会わせたい人がいるの!」と言っていたCynthiaの素敵な毛糸屋さんknitting centralです。

外から見ると、「田舎町の小さな毛糸屋さん」という感じのこのお店は、中へ入るとシンプルな外観からは想像できないくらいに中身が濃くて充実していました。
かわいい赤いドアを開けると、まず目に飛び込んでくるのは色・色・色!!!
そして、小柄でチャーミングなこのお店のオーナー、Cynthia が熱心に説明をしてくれた、このお店特注の質の良いカシミアやアルパカ、シルクの糸は他では見た事がないきれいな色だったし、太い甘縒りの糸にも面白い材質のものがありました。

そして、眺めのいい窓際には大きな机があり、更に奥には座り心地のいいソファもあります。
お店に来ていたお客様達も自分の好きな糸を選んで、楽しそうにおしゃべりをしながら編み物をしていました。
そして、ここでは大人のためのお教室だけではなく、子供のための教室も開いています。楽しそう!こんな居心地の良い場所で、こんな沢山の色の中から好きな糸を自由に選んで遊べたら、誰でも編物が大好きになってしまいそうです。

そんなふうに積極的に編物ファンを増やそうと頑張っているシンシアが前から考えていた事は「日本人のニットデザイナーにレッスンをしてもらうこと」でした。
毎年クラフトショーで購入してくる日本のニットの本が大好きなシンシアは日本の手編みの技術の高さとデザインにとっても魅力を感じていたのに、編もうと思っても日本語なのでなかなか理解できなくて困っていました。
そこで、シンシアの友人のジェーンが「私、英語が堪能な日本人のニットデザイナー知ってるわよ!」「えっ、ぜひ紹介して!」という事になり、しかもこの日にすっかり意気投合した私たちは「ぜひ、ここで講習会してね」「OK!もちろんよろこんで!」と、いうことになりました。その様子を見ていたお店に遊びに来ていたお客様達も、「本当?いつするの?」と興味津々!そのうち、本当にWestportでの講習会も実現するかもしれません。楽しみ!
もしもWestportの近くへいらしたら、十分に時間をとって、ぜひシンシアのお店へ遊びにいらして下さいね。
赤いドアを開けると「へぇ、こんなところにこんなお店があったの?!」とまるで、自分だけの秘密の宝石箱を見つけたような嬉しい気持ちになります。
knitting central 582 Post Road East Westport, CT 06880
where creativity comes in endless colors!
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