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2009年7月

こんな暑い日には。

夏バテしそうなこの蒸し暑さに、私は元気に「お腹がすいた!」という具合にはなれなくて、何を食べましょうかと考える毎日です。
そんな時でも、「あっ、これなら?」と思えるのがベトナム料理。
揚げ春巻きもミントと一緒にくるくるとサニーレタスに包めばさっぱりするし、ココナッツミルクの甘い生地にシャキシャキもやしをはさんだベトナム風お好み焼きにも、つい「もうひとくち」と手が伸びます。

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ここは数年前に訪れたホーチミンの市場です。旅行に行ったら、必ず市場へ行かなくちゃね!
この国営市場は雑貨、野菜、青果、お肉、お魚などいろいろなものを売っていて、私はぐるぐる歩き回りながら、かわいいベトナム雑貨を値切ったり、たらいで退屈そうにしているナマズや見た事のない種類の魚に目を丸くしました。
でも、さすがにここはベトナム。見て! このお野菜の量!!
ここは山盛りの葉ものといろいろなハーブもあって、辺りはとっても良い香りがしていました。

ベトナムは暑いから、ミントやコリアンダーなどのハーブをお料理に加えることで、清涼感や殺菌効果が出るのでしょうね。


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そんな市場を歩き回っていたら喉が乾いたので、チェー屋さんでひとやすみ。
チェーは自分の好みでいろいろなものを足すことが出来るベトナム風かき氷のようなものです。私は、お隣にいた地元の人の真似をして同じ物を頼んだら、ドラゴンフルーツやスウィートコーン、小豆、タピオカなどが入っていて、思いがけず様々な食感を楽しむことができました。
氷が入ってるピンクのざるやペパミントブルーのれんげのチープな色がかわいい!

そして、私がホーチミンで経験したかったのは「料理教室」。
大好きなベトナム料理を本場でしっかり習って、東京へ帰ってからも食べたい時にささっとお家で作れるように、先生と同じコック帽をかぶってのレッスンです。

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先生の手元に注目! これはベトナム特有の調理器具です。とにかく刻んだり細く切ったりが多いベトナム料理ですから、こんな独特の器具もあります。幅の広い包丁の真ん中にスリットがあり、シャッ、シャッと野菜をスライスします。これは、ピーマンをスライスしているところ。


Cooking2

そして出来上がったのが、このサラダと生春巻き。
手前にあるのが薄くスライスするためのナイフ、右にあるのが波状になったスライサーで、これで人参や大根などをマッチ棒のようにします。私も先生から分けてもらったけれど、便利、便利!

そうそう、この時食べたお鍋にはたくさんのショウガの千切りが入っていました。これが美味しかった!
今度思い出しながら作ってみようかしら。夏は冷房で身体が冷えてるから、ショウガで身体があたたまるこのお鍋はとっても良さそうです。

そして、ベトナムへ行ったら忘れちゃいけないのが刺繍などのかわいい小物やお洋服です。

Vietnum1
きれいでしょう?
これはオーガンディに花の刺繍を施したブラウスです。こんな素敵な既製品もあるけれど、ベトナムはカスタムメイドもお得意です。
私は、町のお店でワンピースの裾に花の刺繍がしてあるのを見つけて、それとお揃いのショールを作ってもらいました。そして、この時作ってもらった手刺繍のショールは私の大切な宝物のひとつになりました。

ホーチミンで思う存分食べたり買ったりを楽しんだ私は、その後カンボジアへアンコールワットを見に行きました。その時のホーチミンからシェムリアップ行きの飛行機の乗客はなんと私ひとり!キャビンアテンダントも苦笑しながら、機内放送をしていたのを思い出します。その時のお話は、またこの次に。。。

暑くて外に出られない、なんて言っていないで明日は美味しそうなエビを買ってきて生春巻きでも作りましょうか。ミントはお庭にあるし、ライスペーパーも春雨もストックがあるはずです。あとは韮と?
さぁ、食べて元気ださなくちゃね!

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My Shanghai 31

時には上海でも。。。

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先週の記録的な暑さも収まって、この2-3日は少し涼しく感じられるようになった上海です。
今日は日曜日だし、お散歩に丁度良いお天気だから、どこかでゆっくりお昼を食べましょうよ、ということになりました。


そして、きっと上海=中華料理が順当なアイディアなのでしょうけれど、上海には欧米人向けのレストランが沢山あり、時にはそんなお店でのんびりするのも素敵です。
ここは、そんなレストランのひとつ、Vargas Grill。
フレンチ租界の中の美味しいレストランが集まっている東平路にあるこのお店は、私の大好きなB&B Quintetに併設されているカフェ+レストランclose doorのオーナーであり、上海で話題のレストランの多くを経営しているEdwardo Vargasの一番新しいお店です。


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sunday brunchに訪れた私と友人Fは、窓際のクッション席へ。
美味しい前菜のブッフェ+メインディッシュ+デザートブッフェ+カクテルを頼んで、そこからはこれから何時間も続くgirls talkの始まりです。
だって、こんな居心地の良い席でご飯を食べたら誰でも動けなくなりそうでしょう?

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私の今回の上海行きの大きな目的のひとつだったことが無事に終わってホッとしたのと、多分今後も上手くいきそうな嬉しい予感にFと二人でcheers!

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美味しそうでしょう?
これは今日の私のメインディッシュ、炭火で焼いたサーモンのグリルです。サーモンの上にはポーチドエッグが乗っていて、卵の黄身を混ぜながらサーモンやルッコラ+トマトのサラダを食べる、という趣向の一皿。

このお店はVargas Grillという名前の通り、炭火や直火で焼いたステーキやお魚がメインです。Fのお勧めはJerk's chicken! これもすごく美味しそうだったので、今度試してみようかしら。。。

そして、この後もFとシャンパンやモヒートを飲みながら、お互いのこれからやりたいことについて意見交換をしたり、「絶対出来る、出来る、頑張って!」と励まし合ったりしました。

この辺りはフレンチ租界の中でも昔の素敵なお家が沢山残っているエリアなのでVargas Grillのお隣もこんな素敵なお家です。ここは確かビアハウス。夜はきっと欧米人で賑やかすぎるかもしれないから、早めの夕方のお友達との待ち合わせに良さそうです。

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Vargas Grill The Art of Grill Cuisine 東平路18号3楼  021-6437-0136
東平路のZENやPaulがある側ではなく、衡山路を横切って反対側へ渡って下さいね。そして、小さなケーキ屋さんの奥にあるエレベーターに乗って3階へどうそ。
表には余り大きな看板がないので、so don't miss it!!!

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My Shanghai 30

祝!! 100回目の記事+皆既日食!

The total eclipse in Hangzhou!

私は今週の始めから上海へ来ています。
いつも羽田から飛行機に乗ると、たいていは日中のビジネスマンで埋まっている機内が、今回は「皆既日食を見に行くぞ!」と気合いが入った天体ファンでいっぱいでした。
今回の皆既日食を上海周辺で見られるとあって、何だか上海の街自体もソワソワしている感じです。

そして、もちろん日食の何日も前から私の上海の友人達との話題は、ご多分に漏れず「日食をどこで見る?」でした。
上海から動かず気軽にフレンチ租界の友人のマンションの屋上で見る? それとも泊まりで本格的にどこかへ出かける?かが大問題!
でも、上海の当日の天気予報は雨!どうせなら、近郊まで出かけて見たいような、それならばどこまで行けば良いの???
日食の2日前に、皆で集まって意見交換をしたけれど、なかなかまとまらず、「じゃぁ、何か思いついたら連絡してねー。」と解散したのに、結局日食前日の夕方に「今晩の汽車で杭州に行くから集まってね。」と急に号令がかかり、私たち一行は上海から杭州へ出かける事になりました。上海南駅から弾丸列車に乗ったのはいいけれど、上海を少し離れた頃から急に雷が鳴り始め、あれよあれよという間に辺りは大雨になってしまい、明日への不安を抱きながら杭州へ到着しました。

そして、翌朝は張り切って早起きをして、わくわくしながら西湖のほとりへ出かけました。
私は日本製の日食観察用のプレートを持参して、皆は「NASA御用達」だったり、「中国製のサングラス」だったりで、それぞれ準備万端です。そして、あとはただ自然の驚異を待つばかり!
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西湖の周りはこんなふうに世界中から人々が日食観察に集まっていました。何だか皆楽しそう。
始めは曇っていて心配だったけれど、太陽が欠け始めた頃から少しずつ晴れてきて完璧な観察ができそうな期待が高まってきました。そして、太陽が欠け始めたのと同時にだんだん空気がひんやりとして来て、どんどん薄暗くなってきました。周りから、色々な言語でカウントダウンが聞こえてきて大騒ぎ!そして、ついに真っ暗に!
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山の上に見える霊山寺も照明をつけたり、車ももちろんライトをつけて走っています。
まだ朝の9:30なのに、暗くなったら蝉が一斉に大きな声で鳴き始めました。何だか怖い。。。

殆どの人がペラペラの紙の眼鏡を覗いていたのに、わざわざ飛行機でやってきたに違いない天体マニアの人達はさすがに重装備です。その中でも、アルジェリアから来たという天体マニアのグループは大人気で、大勢の人が次々に大きなファインダーを覗かせてもらっていました。彼らのカメラにはとっても鮮明に、徐々に欠けていく太陽や光るダイアモンドリングが写っていました。
そして不思議な事に、少しずつ明るくなり始めたら、もうすっかり天体ショーは終わってしまったかのように、あっけらかんとみんな帰り始めました。私たちも西湖を船で渡って、私の大好きな「曲院風荷」へ。もう終わっちゃったかしら?と思っていた蓮の花が、まだまだ満開でとってもきれいでした。

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Lotus2


そして、お昼ご飯を食べたあとは、また弾丸列車に乗って上海へ戻りました。上海へ戻ると「今日は一日雨で残念だったわねー。」と挨拶代わりにいろいろなところで言われたけれど、「杭州ではバッチリだったわよ。」とニマリ...。


そんな楽しい1 day tripに私を誘ってくれたのは、こんな友人達です。


Friends


フレンチ租界の長楽路にある、とっても素敵なB&B Quintetのオーナーであり、私の上海での相談相手のフェイ、インテリジェントで素敵なオランダ人デザイナーのD、彼女の息子で、今時のアメリカ人大学生のT、中国のご飯が身体に合わなくて四苦八苦しているアメリカ人のE, 今回の旅行を全部アレンジしてくれたやさしくて有能なベルギー生まれの中国人H。フェイ以外は、前日に始めて会ったばかりなのに「Hirokoももちろん来てくれるでしょ?」と笑顔で誘ってくれる彼らも、私が上海が好きな大きな理由です。
きっと、上海は私や彼らのように「何かを探しに」「何かを始めたくて」来ている人ばかりなので、気軽に「一緒に遊ぼうよ!」と仲良くなるのかもしれません。
東京では色々な役割がある私も上海ではただ一人のシンプルな Hiroko になって、新しい生活、仕事、友人を楽しんでいます。全て上手くいく事ばかりではないけれど、そんな時に相談したり、うれしいことを一緒に喜んでくれる友達も出来ました。中国語、難しいけど頑張ろうかな。。。

我越来越喜欢上海了!!! 私はますます上海が好きになりました!

そして!
なんと去年始めたこのblogも、これが100回目の記事になりました。
upするのに時間がかかるし、日によっては書きたくない時もあったりするけれど、今では毎日写真を撮ったり文を書くのが日常になりました。このblogが育っていくのと同時に私も興味が広がったり、私も自分が感じた事を再確認できたりと楽しいことばかりです。これも見て下さる皆様があってのことです。ありがとうございました。これからも楽しみにして下さいね!

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海の日に。。。

手芸家の私は普段は家の中にばかりいるけれど、実は海が好き!
locoしかいないハワイの海で、本を読んだり、時々泳いだりしながら何時間も風に吹かれて過ごすのも大好きだし、小笠原の、自分の足の下に1000mの海が広がっているところでマンタと泳ぐのもすごく好きです。

でも、今日はヨーロッパの海へ。

Greece2

きれいでしょう?
ここは、ギリシャのサントリーニ島。
透明に澄んだ水の、ひんやりとした冷たい感触を思い出します。

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町の中を散歩していたら、こんな海の色のドアを見つけました。
ペンキを塗ってから何年も潮風に吹かれて、自然に色があせた感じがとってもきれいで思わず足を止めました。

Greece3


少しずつ日が暮れて来て、ギリシャ特有の教会の鐘もサントリーニの白壁の家々も全てモーヴ色に染まり始めました。
これから、刻々と日が落ちて行く様子を観光客はカフェやレストランのテラスから、島の住人達は自分の家のパティオから眺めます。夜になると賑やかなタベルナ(ギリシャ風レストラン)も、この頃は静かです。静けさが漂うサントリーニ島です。


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私はこの日、崖に張り出したレストランのテラスで食事をしながらこの夕日を眺めたのですけれど、日の光がとっても強くて、地中海の太陽の力を感じた夕焼けでした。

いつも私は夕日や夜空に浮かぶ月を見ると、ちょっとセンチメンタルな気持ちになります。
地球のどこから見る太陽も月も同じはずなのに、とっても遠い。
でも、同じ太陽や月で結ばれていると思うのです。。。

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これは日没後のサントリーニ島。
なんて素敵なブルーでしょう! まるで夜になったら、島全体が海の色になったかのようでした。


海の日の東京で、ブルーのギリシャの島のことを想いました。

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お昼寝。。。

暑中お見舞い申し上げます。

やっと梅雨が明けたのは嬉しいけれど、暑いですね!

Sasuke
こんな暑い日には、いつもは元気いっぱいな外猫も、こんなふうに冷たい石の灯籠の中に入ってお昼寝中。

Chibi


この子もねむい、ねむい。
ひたすらねむって一日を過ごしています。

いつだったか「鳥を獲るのはトコ」「蛇を獲るのはヘコ」「鼠を獲るのはネコ」って聞いたことがあるけれど、きっとそれは間違いです。猫と暮らして何十年の私が保証します。
正しいのは「一日中寝てるのがネコ」。。。。。?!

そんな今、お庭で一番元気なのが時計草です。

Tokeisou
この精巧な花はどうやってこんなふうに進化したのでしょう?
私は毎夏、時計草が咲く度にじいっと眺めて考えるのですけれど、ただ「目立って虫が必ず受粉させてくれるように」というようなシンプルな答えでは解決できないような気がするんです。

だって、この花の高さ!そして、この色!まるで南国の鳥のようです。
いつか自然の驚異を説明してくれる番組で取り上げてくれないかしら? だって、庭で何事もないように咲いているこの時計草ですけれど、この複雑な構造には絶対に何か深い訳があるに違いないと思うんですもの。

実は食いしん坊の私は「時計草の実はパッションフルーツなのよ」と聞いて、実が熟すのを待って食べた事があります。結果は。。。我が家の時計草は食用種ではなかったので、あの甘くてトロリとした種は入っていませんでした。残念!

そして私は、暑い夏になるといつも人魚のお話を読みたくなります。
なかでも特に好きなのは小川未明の「赤い蝋燭と人魚」。冷たく暗い北の海を舞台にした悲しくて怖いお話を読む度に、子供だった私はひとりでベッドのなかでドキドキしてなかなか眠れなかったことを思い出します。
アンデルセンの「人魚姫」もしかり。どうして、人魚をモチーフにしたお話って悲しいのでしょうね。

そんな人魚のことを想いながらラグラグの額絵を作りました。

Ninngyo_2

何だかゆらゆらとした海の中のようでしょう?
耳を澄ませてみると海底から立ち上る気泡の音や、何やら人魚とタツノオトシゴのおしゃべりが聞こえてくるようです。


暑い暑い夏も心をすっきりと暮らしたいものです。想いは遠い海へ。

私の耳は貝の殻 海の響きを懐かしむ    ジャン・コクトー

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My Shanghai 29

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1916年に建てられた外灘3号の7階にある素敵なレストランNew Heightsは、お天気が良い日には「New Heightsでランチしようかな?」、気持ちのいい夕方には「ご飯前のアペリティフを飲みに?」、そして、お食後にも「浦東の夜景を見ながらおしゃべり+drink!」と、度々私の頭の中に「行きたい!」という気持ちが起こる場所です。
 


だって、夕方少し暮れてくると。。。

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こんなふうに空がモーヴに染まって来て、何となく良い感じになります。
上海人の友人達は「外灘のカフェやレストランは観光客や外国人達が行くところ。私たちが行くとしたら接待ね。」と、良い顔をしないし、確かに地元の人達が行く安くて美味しいレストランに比べたら、お食事の味は負けちゃうし、値段が高いのも確かです。

でも、でも!この景色!!

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素敵でしょう?
1897年に中国通商銀行の本店として建てられた外灘6号を始めとして、租界時代の蒼々たる建築物がライトアップされていて本当にきれいです。
目の前にはこんなふうなまるでヨーロッパにいるのかと錯覚をしてしまいそうなクラシックな西洋建築が並び、黄浦江の対岸には88階建ての金茂大厦、101階建ての上海環球金融中心、ユニークな当方明珠塔が並ぶ近代的な風景が広がっています。

私はこんな景色の中で、少しずつ暮れてゆく夕焼けを感じながら、ゆったりと静かに夜の始まりを迎えるのが好きです。
New Heightsはお部屋の中に広々としたダイニングスペースもあるけれど、私は必ずそこを素通りしてウッドデッキのテラスへ直行します。
夕方の風に吹かれながら少しお腹がすいて来ると、「今日は何を食べましょう?」と、お友達と相談するのに誰も本気でここから動く気持ちがなくて、いつもいつのまにか夜になってしまいます。。。


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そして、ここからこうして黄浦江を行き交う船を眺めるのも国際都市上海での楽しみです。
日本の客船飛鳥やQE2もここを通るのでしょうか。。。
羽田からたった3時間の上海も、大阪港から船で3日間の航海を楽しむこともできます。ゆっくりと時間をかけて海を渡り、こんなクラシックな港に迎え入れられるのも旅の醍醐味かもしれませんね。


Newheights5


外灘を歩くとこのオレンジ色の照明に包まれて、まるでヨーロッパの街を歩いているかのような気分になります。でも、ここは上海。街行く人の賑やかな中国語に我を取り戻します。
ビルの屋上にあるレストランは外国人ばかりが集う、英語の外灘の名称[Bund]が似合う場所、でもこうして下におりてくれば、中国全土からの観光客が集まる華やかな「外灘」です。私はこのギャップが大好き!

さぁ、今晩は何を食べましょうか。梅雨が明けたこんな暑い夜には、やっぱりピリッとした四川料理にも心惹かれます。それとも、フレンチ租界でお気に入りのモロッコ料理? せっかく外灘にいるのですから、この前新しく見つけたギリシャ料理にしましょうか。
悩める上海の夏の夜です。。。。。cheers!

New Heights  中山東一路3号 外灘3号7楼 021-6321-0909

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How do you do?

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雨の日ばかりで退屈なので、トコトコ歩いて行くと仲良しのヘッジホッグに会いました。

「Ciao,ciao!! 元気かい?」とご挨拶をすると、「あっちの方で君のことを探している人がいるよ。」と、教えてくれました。

そこで、暫く歩いて行ったら。。。

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待っていたのは、ピンクのリボンが素敵なグレーの猫。
「新しくお友達が出来てうれしいわ。」と優しく話しかけます。

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さっそく意気投合して、お散歩へでかけることにしました。
二匹の楽しそうな話し声が聞こえてきそうでしょう?

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仲良しふたり組の写真をパチリ!
お茶目でかわいいふたりはこれからずっと一緒です。


と、お話が生まれてきそうなこの人形達はラグラグで作った私の作品です。羊毛をフックした猫は以前にもblogに登場した古参ですけれど、この真っ赤なレトロな雰囲気のビーグル犬は今月のレッスンの作品です。

かわいいでしょう?
本当は鍋つかみに、と思って作ったのに、「え〜!絶対かわいそうで使えない!」というみなさんの大合唱のおかげで、今でもキッチンではなく居間の棚に他の皆と仲良く並んでいます。
仲間と一緒にいられることが嬉しくて、夜、私が電気を消したあと、きっと彼は水玉模様のしっぽをブンブン振って喜んでいるに違いありません。

こんなふうにフックする素材によって、様々な表現ができるラグラグなのに、日本ではいまひとつ広がって行かないのが不思議!
ラグラグを教えている先生や作家が少ない事も確かだけれど、楽しいからもっとみなさんも作って下さいね!
夏休みの自由研究にいかがでしょう?

子供から大人までいろいろな材料を使って、それぞれの表現ができるラグラグを夏休みの間に、ぜひお試しください。また、材料のことなど質問があったら、ぜひ私に聞いて下さいね。

夏素材を使ったかわいいバッグとラグが沢山掲載されている私の本、「ラグラグ*バッグ」(日本ヴォーグ社刊)は、Amazonで購入できるし、NHK「おしゃれ工房」のバックナンバーも図書館でぜひ探してみて下さいね。沢山のプロセス写真で、作り方をわかりやすくご紹介しています。

そうそう、前回の記事でご紹介した、このチェリーのアクセサリー。


Cherry1
もしかしたら7/21-27の間に上海でレッスンができるかもしれません。うれしい!
日時が決まり次第お知らせしますので、在上海のみなさま、お楽しみに!!!
日にちが余りないので、ご興味がある方は、ぜひメールでお問い合わせ下さい。
hirokoibuki@mac.com
上海見! ! !


そして、let me remind you, この赤いビーグル犬は大きな携帯ストラップではありません。
だって、お教室でみんな一目見たとたんに「わぁ、携帯ストラップですか〜?」「バッグにつけちゃお!」とお茶目な発言ばかりなんですもの。
まるで鍋つかみにしようとしていた私がすごい悪者のようでした。。。。。

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今年のチェリーは。。。

私は、毎年季節ごとに作りたくなる題材があるのですけれど、夏が近づくと必ず作りたくなるのがチェリーをモチーフにした作品です。

今年は既に、早々と春に表参道で開いた作品展でチェリーのネックレスを発表したり、ワークショップでもバッグにつけるアクセサリーを作ったのですけれど、急にリボンでチェリーを作りたくなりました。


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かわいいでしょう?
これはエスニックショップでシンプルなかごバッグを見つけた時に、ポン!って頭の中に完成形が思い浮かんで、家に帰ってすぐに作り始めた今年のチェリーのバッグです。
そして、「かわいいし、簡単だから夏の1day lessonをしましょ!」と、お店でバッグの在庫を調べてもらい、色々な種類のリボンも買って準備万端!

まず、ぺったんこなかごバッグを秘密の方法で(?)自分の好みの形に整えてから、せっせとグログランリボンをバッグの編み目の間に通して、頭の中の完成形に近づけていきます。
前からこんな感じのものを作りたいと思っていたので、手はどんどん動くのに、途中でアメリカ行きが入ってしまったので中断。
そして、帰ってからささっと作りあげて、いざ、かごバッグを注文したら、残念なことに留守中に売り切れてしまっていました。。。がっかりー!
でも、せっかくかわいく出来たのに、このまま眠らせてしまうのは惜しいので、バッグがなくても皆さまにかわいいチェリーを作っていただけるように、こんなストラップを作ってみました。

Cherry1

このリボンのチェリーの作り方さえ解れば、あとは自分の好きなバッグにつけても良いし、いろいろアレンジをして楽しめます。前にご紹介したヴィオラのバッグのように、バッグ全体にいくつも散らしてつけてもかわいい!


そして、ワークショップで作ったアクセサリーの簡単ヴァージョンも!
これはお教室で大好評だったアクセサリーをシンプルにしたものです。これだったら、super簡単なので、初めて作る方でも1時間くらいで出来るかもしれません。
Cherry2


バッグにつけるとこんな感じです。

Cherry3
Cherry4


左はリボンのチェリー、右のがビーズのチェリーです。
シンプルなお洋服でお出かけの時のワンポイントにいかがでしょう?

チェリーのかごバッグは、バッグが再入荷するのを待ってキット制作の予定です。
そして、リボンのチェリー、ビーズのチェリーのアクセサリーは、今キットを作っているところです。
ぜひ、ご興味がある方はメールでご連絡下さいね。
(いずれも少数生産の予定なので、なくなってしまったらごめんなさい。)
hirokoibuki@mac.com

この作品は、作っている時に何となくgirlyな女の子らしい気分になるのが不思議!
もしかしたら、自分の手の中でかわいいチェリーが出来上がっていくのを見ていると、自然とやさしい気持ちになっていくのかもしれません。
今日みたいな一日中雨のwet & wet & wetな日にも、心の中には爽やかな風が吹いている気分です。


そしてこれは、いつまでも sweet & lovelyな大人の女性への、私からの夏のプレゼント。
この雨の毎日が開けたら青空が待っています。さっ、急いで作らなくちゃ!
Enjoy!!! :)

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As you like it!

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この頃、Wimbledon(テニスの試合)を見ていてもイギリスの空は真っ青で気持ちが良さそうです。
でも、私が住んでいた頃のイギリスは、「一日のうちに全ての天気がある」と言われていて、朝晴れていても、急に曇って雨が降ったり、夜には霧が出たりと、女性も男性もお洒落のためだけではなく雨よけのためにも帽子がかかせず、クイーンやチャールズ皇太子が愛用していることでも有名なBarbourの防水ジャケットやBurberryのレインコートも一年を通しての必需品でした。

それがどうでしょう?この青空!
これはロンドンのケンジントンパークにあるQueen Victoria像です。
もちろん青空がイヤな訳ではないのですけれど、「頭の中に青空がある。」と言っていた英国人には何だか青空が結びつかないように思うんです。
でも、これも地球温暖化のせいなのでしょうか?スコッランドでは羊のサイズが地球温暖化で小さくなっているとか。。。もしかしたら毛糸が取れる量も少なくなっちゃうのかしら???
ふむふむ、色々かわりつつあるUKです。

そして、これは。。。

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私が大好きなShakespeare's Globe. シェイクスピアが活躍していた1599年に作られた劇場を、そのままテームズ河沿いに再現したものです。
そして、もちろんマイクも照明もないこの劇場の中へ入ると、まるで400年前にするっとタイムスリップしてしまうような気分になります。ここでは毎年陽気の良い4月から10月まで公演が行われ、他の時期は併設されている博物館を楽しむ事が出来ます。

夏のハイシーズンの今は、楽しくてかわいい喜劇 [As You Like It]と永遠のラブストーリー[Romeo and Juliet]を上演しています。


London2
これは、去年の夏に私がGlobe座へ行ったときのもの。
Globe座はロンドンっ子にも国内外の旅行者にも大人気なのでなかなか切符が取れず、この時も私が一番好きな「真夏の夜の夢」の公演は残念なことに売り切れていました。


そして、この日観たのは、大ぼら吹きのFalstaffが大活躍の傑作 [The Merry Wives of Windor](ウィンザーの陽気な女房達)。エリザベス1世の「今度は恋するフォルスタッフが見たい。」いうリクエストに応えてシェイクスピアが短期間で書き上げた喜劇と言われているこのお芝居は、本当に笑いっぱなし!
巨漢の独身老騎士フォルスタッフがウィンザーの主婦達を騙そうとして、逆に2度3度とお仕置きをされる、というお話なのですけれど、古楽器の演奏が要所要所に挟まれていたり、1階のアリーナの舞台に仕掛けがあったり、と言葉がわからなくても楽しめるので、ぜひロンドンへいらしたらGlobe座へ行く時間をとって下さいね。

でも、この写真を良ーく見ると、ところどころに赤や青のお洋服の人が見えるでしょう?実はこれは劇場で貸し出している毛布に身をくるんでいる人達です。Globe座は何と言ってもオープンエアの劇場だし、テームズ河沿いにあるせいか、観ているうちにどんどん冷えて来て、私も慌てて休憩時間に売店へ走って行って毛布を借りました。ロンドンの夏が寒い事は重々承知のはずな私でさえこの始末です。
もしも、いらっしゃるならばカシミアのセータを持っていらっしゃるくらいで丁度良いかもしれません。もしくは、もちろん風も雨も通さないBarbourのwaxジャケットをどうぞ。


London1
そして、劇場を一歩出るとこんなふうに目の前はテームズです。お腹がすいていたらGlobe座へいらっしゃる前に、ロンドンの胃袋を支えるBorough Marketで腹ごしらえをしてきても良いでしょう。
Borough Marketの近くには素敵なワインバーやオイスターバーもあるので、終演後にお芝居の興奮が冷めないままワインを片手にワイワイと芝居談義を交わすのもロンドンならではの楽しみです。

もしもマチネだったら、Globe座からそのままテームズ沿いに左へ歩き、昔の電力会社の建物をそのままカッコイイギャラリーにしたThe Tate Modernで最先端のモダンアートに触れるのも良いかもしれません。そして、そのあとは、ブリジット・ジョーンズでお馴染みのミレニアムブリッジを歩いて渡ってロンドンっ子の気分を味わって下さいね!

ショッピングやアンティーク、数々の博物館も良いけれど、私は「ロンドンへ行ったらぜひシェイクスピア劇を観て!」とお勧めしたい気持ちです。何故ならば、シェイクスピア劇の中には私が感じる全てのイギリス文化が集約されているように思うのです。。。Enjoy!!

All the world's a stage, And all the men and women merely players,...
from [As You Like It]

http://www.shakespeares-globe.org/

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My Shanghai 28

今頃きっと。。。

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成田空港から杭州へ直行便で3時間半、または上海から弾丸列車(新幹線)に80分乗ると、今頃の西湖( Xi Hu)ではこんな風景が広がっています。

ここは西湖の西側にある、200種もの蓮の花が見られる公園、曲院風荷(Qu Yuan Feng He )です。
以前に私が訪れた6月の終わり頃は、少し歩いているだけでクラクラとしそうな蒸し暑さでしたけれど、日本では到底見る事が出来ないこの風景に、すっかりその暑さも忘れてしまいそうでした。

私の大好きな二胡の名曲「二泉映月」もこんな風景を見ながら作られたのでしょうね。あの幽玄な曲は無錫にある有名な湖、二泉の湖面に映る月を表したと言われているけれど、この西湖のほとりで聴いてもきっととっても素敵。。。


Hangzhou2
私は今までに何度か西湖を訪れたことがあるのですけれど、念願の満開の蓮の花をみられる季節に行ったのは、この時が始めてでした。
不忍池や嵐山の蓮は、お寝坊をしていると花が開いているところは見られないので、私は念のためにホテルのフロントで西湖の蓮の花は何時頃に閉じるのかを聞きました。
英語と身振り(両手を閉じたお花の形にして、ポン! って音をたてて開く!そして、段々閉じる)で必死に説明して解ったのは、「中国の蓮はずっと開いている」という事。。。
「本当?」と半信半疑のまま西湖へ行ってみたら、お昼を過ぎても、お茶の時間になっても、そして夕方になってもお花はずっと咲いていました。きっと、日本の蓮とは違う種類なのでしょうね。
早朝にポン! と音をたてて開いて、何時間かで花を閉じてしまうミステリアスな雰囲気はなかったけれど、でも、とってもきれいでした。

大きな葉の間からスクッと立っている蓮のつぼみは、何だかとっても女性的!蓮の花の精のようです。

Hangzhou3_2


こんなふうに堅いつぼみと、鮮やかに色づいて花が開く直前と、花が終わった姿を間近でゆっくり見られたのはとっても幸せでした。だって、日本で見る蓮の花はいつも遠いんですもの!


蓮の花があまりきれいなので、ぽうっとしていたら、お隣で見ていた方が中国語で何やら話しかけてきました。どうやら、「日本人も蓮の花が好きなのか?」と聞かれたようだったので、「はい、とっても!日本人はみんな、蓮の花が大好きです。」とカタコト+身振り+手振りで答えると、「そうか、そうか。」と頷きながらにこにこと嬉しそうでした。それからもいろいろと話して下さったのですけれど、込み入った話は全く解らない私は、「我不懂,中国话!」(中国語はわかりません)と言わなくてはならず、何か良いお話を伺えたかもしれないのに、とっても残念でした。


きれいでしょう?
曲院風荷のそばにある植物園、杭州花園には鉢植えの中に色々な種類の蓮が育てられていました。

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Hangzhou6_3

西湖はとっても大きいので、行く前にある程度どこに行きたいかを決めておいた方が良いかもしれませんね。楽しい遊覧船や手漕ぎボートもあるし、西湖のほとりを走る小さな遊覧車や、眺めが良くて夕日がきれいな雷峰夕照も見逃せません。

お洒落なレストランが集まる西湖天地やモダンなHyatt Regencyも良いけれど、私のお勧めはクラシックなShangri-la Hotel(杭州香格里拉飯店)です。
曲院風荷の目の前だし、それにこの辺りは緑が濃くて素敵です。

どうぞ、杭州にいらしたらまずシャングリラホテルに荷物をおいて、それからゆっくり散策にお出かけください。
美味しい龍井茶を飲める茶館で時間を忘れてのんびりしたり、湖に面したレストランで、ゆったりと蓮の花を眺めながら地元の杭州料理を頂くのも素敵です。賑やかで忙しい街の生活から離れると、みるみるうちにするすると頭がゆるんでくるのを感じます。ほうっと深呼吸をする気分です。

ぜひ上海を少し離れて、蓮の花に囲まれたShangri-la(桃源郷)へお出かけください。少し暑いけれど、この時期の西湖はとっても魅力的です。

Shangri-la Hotel  Hangzhou (杭州香格里拉飯店)
杭州市北山路78号 0571-8797-7951

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