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2009年8月

My Shanghai 33

天空のbarでmartiniを!

2007年にオープンして以来、ずっと行ってみたいと思っていた北外灘にあるHyatt on the Bund の33階にある Vue Barへ行ってきました。

この頃毎日夕方になるとスコールのような雨が降る上海なので、タクシーの中からも雲の様子を見上げながらHyattに到着。ホテルのスタッフに「今晩、雨降るかしら?」と聞いたら、「えぇ、多分。。。」という返事です。32階へと続くシースルーエレベーターで上へ上へと移動してみると、雲はあるものの、少しずつ移動しています。これならば?と雨が降らない方に賭けて、念願の33階にあるウッドデッキへ!


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残念ながら大人気のウッドデッキ+ソファの席は全て予約済みでしたけれど、夕方から夜へと移っていくのを見るのが大好きな私は早めの時間に行ったので「9時までならば」、という条件付きでベストシートへ! Lucky!!


そして、どうしてここがそんなにスペシャルなのかと言うと、ここはオープンエァなんです。高さだけならば、ここより高い位置にあるバーは沢山あるけれど、頭の上は空!そして、もちろん風が吹き抜けてゆきます。気持ちいい! ! !

私が手にしているのは、Vue Martini, mango+vodkaベースでちょっと甘かったけど、ここの雰囲気にぴったりでした。


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ここが、私のベストシート。
まるでプールサイドにあるような感じのソファの目の前には、実はジャクージがあります。
バーの真ん中にジャクージ???? ちょっと唐突な感じですけど、ここではそんなこともOK!な気分です。

そして、こんなふうに遅めの夕方からカクテルを飲みながら、ゆっくりと夜を迎えるのが私のお勧め!


風を感じながら暮れてゆく空を見ていると、私は雲に乗って空中に浮かんでいるような、ちょっと不思議な気分でした
この席は、すぐ前に浦東の明珠塔と高層ビル、右下にはクラシックな外灘の景色が広がっていて、上海でもこんなふうに両サイドを一望に見られる場所はそうそうないはずです。


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すぐ目の前には、こんなふうに近未来的な浦東の景色!

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そして、右下にはヨーロッパのような租界時代の建物がライトアップされている光景が広がっています。


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ワインやビールよりも、カクテルが似合うこのバーでは、こんなマティーニをどうぞ。

私の願いが叶って雨にも降られず、一緒に行った夕焼けマニアの母も「世界のどこよりもここが素敵!」と喜んでくれたので、私にとっても、良い夜でした。

そして、この天空のバーに魅せられた私は、今度はもっともっとゆっくりできるように2日後に同じ席を予約して帰りました。楽しみ! ! さぁ、今からてるてる坊主を作らなくっちゃ!

Vue Bar Hyatt on the Bund 32F-33F
上海外灘茂悦大酒店 黄浦路 199号

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銀座な一日。

銀座は何年か前からヨーロピアンブランドの大きなお店が表通りに立ち並ぶようになり、私が幼い頃に両親に連れられてパレードを見に行ったり、ちょっとお洒落をして映画やお食事をしに行った街とは大分様相が変わってきました。

それでも、銀座ならではの名店は数多く、私にとって銀座は女友達と大人の楽しみを味わいに行く場所です。

先日、長年の私の大切な恩師であり、私をいつも優しく厳しく見守っていて下さる方と久しぶりに銀座で待ち合わせをして楽しい一日を過ごしました。
まず、待ち合わせは銀座ITO-YAで。この日もITO-YAは、かわいい日本の文房具に夢中な外国人観光客でいっぱいでした。

そして、私達は松屋の角を曲がってどんどん歩き、昭和通りを渡ったところにある素敵な和食の名店 うち山へ。

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ここ、うち山は鯛茶漬けで有名なお店らしく、目の前で板前さんが次々と大きな鯛をおろしていきます。彼らの何をしても無駄のない動きが気持ち良く、思わず見入ってしまいそうでした。

まず、始めに焼き胡麻豆腐をいただきました。外はパリッと焼かれていて、なかは熱々のとろとろ。美味しかった!
そして次に私達は、縁高弁当を頂きました。いろいろな味が楽しめて、うっとり。
お造りとお吸いものと梅干しのシャーベットも、ひとつずつとっても美味しくて綺麗でした。
本当は写真を撮りたかったのですけれど、blog病と反省してやめました。お食事はちゃんとお食事だけにしなくちゃね!

そして私達は呉服屋さんを覗いたり、BARNEYSで小さなお買物をしながら4丁目へ戻り、コロニアルな雰囲気がお洒落なマリアージュ・フレールへ。
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いつも、「今日は何を飲もうかしら?」と何ページもあるメニューを見ながら散々迷うのですけれど、和食の後だったので「春風」という名前のジャスミンティにしました。(夏だけど!)

そして、おしゃべりのお供はやっぱりお菓子!
このカラフルでかわいいマカロンはラズベリーとレモンの味、そして、お隣は抹茶のフィナンシェです。
マリアージュ・フレールはお菓子もおいしいし、お店の方たちも感じが良くて、いつも「来て良かった!」と思います。

この時ご一緒した方は、お会いする度に、私がいつもとっても清々しい気分になれる女性です。
彼女の凛とした雰囲気、本当にきれいなものやかわいいものを知っているところ、さりげないやさしさ、いつも思慮深い感じ、そんな全てに包まれると、私はとても幸せになり、「明日からもガンバロウ!イェイ!」と思えるのです。

マリアージュの前で「ではまた秋に。」と彼女と右と左に別れて歩き始めた私は新橋方面へ。


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そして、資生堂ギャラリーのウィンドウにこんな素敵なものを見つけました。
きれいでしょう?水風船のような、ゼリーのような、それでいて洒落ていて、綺麗で、壊れそうで。
見たとたんに「わぁ、銀座!」って思いました。


マリアージュでお茶をしていた間に大雨が降ったせいか、夕方の風も爽やかで、私は明るい気持ちで家路に着きました。

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お誕生日じゃない日おめでとう!

A very happy unbirthday to you! と3月うさぎの歌が聞こえてきそうな今日のタイトルの訳はこれです。

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おいしそうでしょう?
これはカップケーキツリーです。そして、今日は誰のお誕生日でもないのに18個もpoppy seed & lemonとbanana & walnutのカップケーキを焼きました。
何故って、今日は私のバタバタで延び延びになっていたバースディガールズ達との久しぶりのご飯の約束があるんですもの。
ボールやウィスクを出しながら、久しぶりのお菓子作りにウキウキ!

この素敵なカップケーキのラックは、アメリカで買ったもの。Macy'sの家庭用品売場のMartha Stewart のコーナーで見つけました。ワイヤーの角度が微妙で、カップケーキを乗せると、ほら、まるで花が開いたようになります。
最初は荷物になるから諦めようと思ったけれど、その夜の夢に出て来たので(?! )、「これは絶対買わなくちゃね!」と翌日もう1度Macy'sへ。

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そして、1年に1度しかお誕生日がないように、このお皿も1年に1度だけしか使えない特別なもの、[ Today is your Special Day ]と書いてあります。もしかしたら、テストで100点を取った日とか、コンクールで優勝した日とか、運動会で一等になった日とか、そんな日にも使ってもいいのかもしれないけれど、一番スペシャルなのはやっぱりお誕生日!
でも、お誕生日は1年にたったの一回。それじゃ、つまらないから3月うさぎの真似をして「お誕生日じゃない日」も祝いましょう。

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わぁ、こんな暑い日にオーヴンでお菓子を焼いたの?大変!って思わないで下さいね。
確かにオーヴンを熱したけれど、その前の粉やお砂糖を量ったり、ザルでふるったり、バターを室温でやわらかくして、なんていう準備は今回はゼロ!
Betty Crocker のカップケーキミックスをミルクで溶いてオーヴンで焼いただけ!そして、あら熱がとれてからボトルのアイシングをシュッとして、その上にパラパラってデコレーションをしただけなんです。使ったものも、ボールひとつです。
今まで、Betty Crocker???と思っていたけれど、この簡単さはちょこっと何か甘い物が食べたい時におススメです。しかも、お家の中に漂うお菓子のふわっとした良い香りは、手をかけた時と同じ!今度はレモンピールやバナナの果肉を加えてみようかしら。

粉とミルクをグルグル混ぜたり、焼き上がるのをオーヴンの窓から「まだかしら?」と覗いたり、お菓子のふんわりとした香りは、どんなに気持ちが塞いでいる時でも明るい気分になる特別な魔法です。
ホワイトソースを作るのと同じように、無心でできる作業は心の特効薬なので、そんなブルーな日には、ぜひお試しあれ!


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かわいいでしょう?
これも、アメリカで見つけたもの。シリコン製のベイキングカップです。「えーっ、シリコンってオーヴン入れられるのぉ?」とびっくり! ! 科学の進歩って、キッチンにも影響大なのですね。
今度は、このハート型に似合うようなベリーの入ったカップケーキを焼こうかしら?それともラベンダーを少し混ぜて、上にはスミレの砂糖漬け?
こんな甘い甘い悩みならば、いつでも私は大歓迎です。

*秋をお洒落に迎えるための講習会を開きます。8/14の記事「そろそろ。。。」をご覧下さい。

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真夏の夜の。。。

家族のメモリアルディナーに六本木のグランドハイアット東京のTHE FRENCH KITCHENへ行きました。
今晩はちょっと特別に、シェフが目の前でお料理を作ってくれるシェフズテーブルヘ。

「どうぞ、こちらへ。」と素敵なレストランをずっとずっと奥へと案内されながら、外でお食事をするのが大好きな私の家族は気持ちが良さそうなテラス席へ目が釘付け!
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夕方になると吹き始める涼しい風を感じながら、こんな真夏の夜にテラスで飲むシャンパンは格別! 家族だけのディナーなので、話は小さかった頃の失敗談や楽しかった思い出話ばかり。カナッペをつまみながら、ワイワイとお互いをからかったり、リラックスしたあたたかい雰囲気でディナーが始まりました。

そして、「シェフがそろそろ前菜はいかがでしょう、と言っていますが。。」とすっかりテラスで落ち着きそうになっている私達をお店の方が呼びに来ました。

シェフズテーブルはフレンチキッチンにある個室のひとつで、10人は座って食べられる大きなディナーテーブルにソファがテーブルをはさんで一組ずつ、B&WのCDプレイヤー、そして何と言っても素敵なシステムキッチンがあって、ここでシェフがお肉やお魚を焼いたり、お皿に盛りつけたりするというお部屋です。


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これはシェフがメインの鴨を焼いているところ。
こんなふうにお肉がパチパチジュウジュウと音を立てながら焼かれていくのを感じながら、私達はお料理が出来上がるのをわくわくしながら待ちます。


今晩はまず始めに透明なガラスの器に盛られたサーモンとタラバガニのサラダからスタート。
そのあとに冷たいスープが供され、[カサゴのロースト 南フランス産ヴァージンオイルのヴィネグレット タプナードのムース] [フランス産鴨胸肉のローストとフォワグラのソテー ヴィンテージポートワインソース] [パテイシェからの本日のデザート] [プティフール]と続きました。

私が一番美味しいと思ったのは。。。

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[白いとうもろこしの冷たいポタージュ カプチーノ仕立て]

私はカプチーノ仕立てのスープが大好きな上に、自然な甘さのとうもろこしが、ちょっと夏バテ気味の私にぴったりでした。お家でできるかしら?同じにはできなくても、まねして作ってみようかな。。。


全体的にはお料理は「わぁっ!!!」と思うほどの一皿はなかったし、シェフがシャイで余り楽しませてくれなかったのが残念でしたけれど、家族の気持ちがひとつになったあたたかい夏の夜でした。

そして、お食事だけでは帰れない私達は、bar MADUROへ。
姉が好きだった曲をリクエストしたり、「そろそろシガーを始めたら?」と甥をそそのかしたり!
くりくりとした目がかわいい甥も、バーでシングルモルトを頼むビジネスマンになりました。
もう小さい頃のニックネームで呼んだら怒るかしら?ね、yo-yo!

The French Kitchen Brasserie & Bar 03-4333-8781

*秋をお洒落に迎えるための講習会を開きます。8/14の記事「そろそろ。。。」をご覧下さい。

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こんな近くに。

こんな暑い毎日でもお菓子が大好きな私は、お夕飯のあとは「今日のデザートは何にしましょう?」と冷蔵庫やキッチンの棚の様子を思い浮かべて、アイスクリームにグランマニエやグラッパをかけたり、箱の中のチョコレートをひとつだけ慎重に選んだりします。

1年中ケーキ屋さんのウィンドゥが気になる私も、夏は俄然和菓子党!
冬の粟ぜんざいも大好きだけど、夏は葛切りや水ようかん、見た目も涼しげなお菓子がたくさんあってさっぱりとした味は心を落ち着かせてくれます。

そして、いつものように玉川高島屋の全国の銘菓のコーナーへ出かけた私が見つけたのがこれ。
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かわいいでしょう?
いつもここには、葛もちや鶏卵素麺を買いに来たり、外国のお友達へのお土産を探しに来るのですけれど、このお菓子を見たとたんにあまりかわいくて「あっ!」と息をのんでしまいました。

かわいいけれど、買おうかどうしようか迷いながら、手を伸ばしたり引っ込めたり。。
だって、これはお菓子。眺めて過ごす訳にはいきません。いつかパクッってしなくっちゃ、です。
でも「招福もなか」ですもの。きっと、食べたら良いことがあるはず。。。

結局買って帰り、こんなふうに写真を撮ったり、我家の愛猫の反応を見たりして遊んでから、美味しいお茶をいれておやつにしました。

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この猫達は井伊直弼公の先祖、直孝公を落雷から守ったとされる豪徳寺の招き猫を一口サイズの最中で表現したものだそうです。
桃色の猫の中には北海道の小豆で作った白あん、茶色の猫には粒あん、白い猫にはこしあんが入っていました。後ろには、「かめや」とお菓子屋さんの屋号が入っています。

猫好きの私なのに、招き猫を奉ってある豪徳寺には行った事がないんです。そして経堂は一時良く行っていた場所なのに、この「招福もなか」のお店 亀屋さんも気がついたことがありませんでした。せっかく同じ世田谷区に住んでいるんですもの、今度行ってみようっと。豪徳寺にはお友達も住んでいるから、案内してもらおうかしら?あっ、もしかしたら彼女もこのもなかのこと、知らないかも???
今度お土産に持って行ってびっくりさせちゃおうかな?!

*秋をお洒落に迎えるための講習会を開きます。8/14の記事「そろそろ。。。」をご覧下さい。

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そろそろ。。。

暑いと、私はすぐお部屋の中に引っ込んで夕方涼しくなるまで出てこないのに、今日のように太陽が雲の奥に隠れていると、「どこにいるの?夏なんだから出てきて。」と空を見上げてしまいます。
そして、「雨、降るかしら?」と考えながら庭へ出て水やりを始めたら、ごそごそと俄に何か動き始めました。のんびりとしていた虫たちが急なシャワーに驚いて「わぁ、大変!」と葉影に隠れたり、バッタがピョンピョン飛び跳ねるのを面白がって見ているうちに、私の憂鬱な気持ちもどこへやら。。。

さて、今年は何だかピカッとした夏は望めそうにないけれど、もうすぐ秋がやってきます。そして、「え〜、そんなはずじゃなかったのに。」と大慌てしなくても良いように、お洒落な私たちは今から秋への準備を始めましょう。

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これは、シルクのヴェルヴェットのポーチです。少し大きめなので、化粧ポーチとしてだけではなく、セカンドバッグのようにも使えそうなサイズです。
「こんなふうにカーブの始まりから終わりまでグルッとジッパーをつけるなんて難しいー!」と、悲鳴が聞こえてきそうですけれど、そんな難問はすでに解決済み!!!
これは、上海で「ここはこんなふうにしてね。」と、私が特別注文をして作ってもらったポーチを土台に、リボンのバラなどをちょこちょこっと縫い付けただけなのでとっても簡単!

いつもポーチの中も大切と考えている私。今回ももちろん。。。
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開くと、ほら、こんなふうにヴィオラが隠れています。
両脇はギリギリまでジッパーが開くようになっているので、中に入れた物がこぼれ落ちてこないようにきちんと布でサポートしてあります。

女って欲張りなもの。かわいくてセクシーなことは当然、そして同時に機能性も厳しく追及します。私も大人になるにつれて、自分が作る物にもそんなことを思うようになりました。

さて、この大人の女性のためのポーチは一日講習会で作っていただくことが出来ます。
まず、始めに上海で。9/7 (月) 10:00~12:00 場所:十八子 文化空間 上海のSOHO, 田子房にある李浩さんの素敵なスタジオで開催!
そして、東京で9月の2週目の週末に。9/13(日)11:00~13:00 世田谷のスタジオにて。
もしかしたら、9月の4週目に京都で。(これは、関西方面のみなさまのご希望があれば、と考えています。どうぞ、ご連絡下さい。)
*ワークショップクラスは10月のレッスンの作品になります。

キット代+講習費については、お問い合わせ下さい。
hirokoibuki@mac.com

そして、何よりも大切な事! これは上海特製ポーチなので受注生産になります。ご希望の方は必ず8/24(月)までにご連絡下さい。「あーっ、やっぱり作りたい!」と思っても、ごめんなさい、後からの追加はできません。そして、受注生産なので、どうぞキャンセルもご遠慮くださいね。

こんなふうに、今まで難しいと思っていたことが上海で実現できたり、仏・日・中の材料を合わせて作ったり、自分から一歩踏み出したことで広がっていく世界を楽しんでいる私の作品を、皆様にも作っていただけたらとってもうれしいです。

そして、大人の女ですもの、今のうちからゆったりと秋の準備を始めましょうね。だって、バタバタと慌てるのはカッコ悪いもの ! !

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なまえの不思議。

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煮浸しにしたり、焼き茄子にしたり、ラタトゥィユを作ったり、あのツルツルピカピカとした姿を冷蔵庫に見ない日はない、夏野菜の王様のような茄子。
昨日、お夕食の用意をしようと茄子を出し、水で洗おうとしたら、この茄子男くんがキョトンとした顔で私を見上げていました。
この鼻のような小さなでっぱりさえなかったら、ただの茄子だったのに、もう何だかキャラクターを持っている感じです。いつもの見慣れたヘタさえ、何だかお洒落なウェイビーヘアのようだし、今にも話しかけてきそうな雰囲気でしょう?しかも、一目見た瞬間に私の頭の中には「ナスオ」というとっぽい名前が浮かんできました。

何故、名前があるとそこにキャラクターが生まれるのでしょうね。

私は、実は名前について、この頃不思議に思っている事があります。
それは、こどもが生まれると親は一生懸命その子の幸せを祈って名前をつける訳で、日本人は多くの場合は漢字のみ、またはひらがなと漢字を組み合わせた名前です。そして、その名前は外国ではローマ字読みになり、私の場合は「広子」=[Hiroko]な訳ですけれど、中国へ行くと中国語読みの名前になるんです。
今まで、ロンドンに住んでいた時も、外国人の友人達にとっても、いつも私の名前はHirokoであり、他の呼び方で呼ばれた事はなかったのに、上海へ行くと私は伊吹広子(イーツオイ・ガンズゥ)になります。何だか自分じゃないような気分なんです。。。

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これは、お友達にお願いしてドバイで作ってもらったペンダントヘッドです。とってもエキゾチックで素敵でしょう?アラビア語でHirokoと綴ってあります。ドバイへ行ったら、こんなふうに書き方は違うけれど、私はいつものHirokoのままです。
そこで、またお話は中国へ。。。

中国人の友人達は、「Hirokoって覚えにくいから、何か好きなウェスタンネームを持てば?」としきりに勧めるのですけれど、「いいの、私はいつもHirokoがいいの。」と返事をします。だって、LillyとかGingerとかって呼ばれても何だか自分じゃないみたいですもの。
彼らだって、漢字の名前を見て「うん、彼女の名前はかわいいね。」とか「とってもきれいな名前だね。」と、すごく中国語の名前にこだわりがあるようなのに、みんなLeoとかJuneとか、自分が好きなウェスタンネームを持っているんです。何だか彼らの容姿と名前が結びつかなくて「え〜っ?彼女がJuneなの?」という感じです。私にとっては、そのほうがずっとずっと不思議!

それに、中国人の友達同士では普通に中国語の名前で呼び合っているんです。だから私も「外国人用の覚えやすい名前」よりも、努力をして彼らを中国語の名前で呼びたいと思うんです。だって、何だか「あなたは外国人だから、こっちの名前で呼んでね。」と言われているようで寂しいんですもの。
それに私は、世界のどこでも広子=Hirokoでいたいし、自分の名前を大切にしたいなぁと思います。
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こんなことも、この何年かの上海通いの間に経験したこと。新しい出会いがあって、新しい発見や不思議が生まれるんですね。そして、自分がそんな一つ一つの事にどんなふうに感じるかを発見するのも楽しいことです。
そんな私の様子が今日発売の「HERS」9月号(光文社)に載っています。ぜひ、ご覧になってくださいね!


さぁ、今度上海へ行ったら初めての「上海での仕事」が待っています。
上海で発行されている中国人向けのライフスタイル誌に私の作品が掲載される予定です。わぁ、すごく楽しみー!誌面に作者の名前を入れてもらう時に何て書いてもらおうかな?伊吹広子(Hiroko Ibuki)がいいかしら。。。

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My Shanghai 32

夏にしておかなくてはいけないこと。

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この頃の上海は、青い空と夏の強い太陽をなかなか見ることができない毎日ですけれど、夏が終わったら確実に秋になります。そして私には、暑い今のうちにしておかなくてはいけない大切なことがあるんです。

上海へ行くと殆どの時間を大好きなフレンチ租界で過ごす私がお勧めなのが、巨鹿路、長楽路、新楽路、この平行に走る3本の道です。この辺りには、お洒落なシャンハイニーズ御用達の素敵なお店と美味しいお店が並んでいます。

巨鹿路にはお洒落なバー、 Velvet Loungeやテラス席が気持ちのいいmesa, 美味しいメキシカンのMAYAなど魅力的なお店がたくさんあるけれど、ゆっくり時間をかけて訪れたいのが、ここ、婧 Jingです。

或る日、お気に入りの本屋さんi life booksへ行くために巨鹿路を歩いていた私が、お店の中のきれいな色に惹かれて入ったお店がJingでした。以前、复兴西路にあった頃から素敵なニットのお店だったけど、その頃は気がつかないで通り過ぎてしまいそうな小さなお店だったのに、この新しいお店は広いし、商品もずっと見やすくなりました。

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Jingはカシミアの専門店で、棚にはレディース/メンズの薄手のいろいろなタイプのカーディガンやセーターが並べてあり、その上にはきれいな毛糸がディスプレイされています。そして、この毛糸はただのディスプレィではなくて、糸のサンプルなんです。このきれいな毛糸の中から好きな色を、そして下の棚の中から好きな形を選んで、自分の好みのセーターを作ってもらえます。何て贅沢なんでしょう。
棚にはオールシーズン着られそうな薄手のカーディガンから、ちょっと厚手のパーカーやスウェットパンツタイプのものまであって、「わぁ、どれにしましょう!」とワクワク!!!

そして、私はいろいろ試して、散々迷ったあげく薄手のフューシャピンクのカーディガンとマリンボーダーのプルオーバー、それとケーブルを編み込んだ手袋を選びました。
そして、今度行った時には!と今から考えているのは、黒いプレーンなプルで、袖口がものすごく広いもの。でも、お店にあったのはピッタリとしたタートルネックだったので、私はもう少しゆったりした感じにしてもらおうかしら、と思案中。。。
だって、Jingはカシミアのオーダーメイドの専門店なんですもの。お店のサンプルをそのまま買うのも良いけれど、せっかくですもの、夏の今から秋に向かってお洒落の計画をたてましょう。
もう、私の中には、「あのセーターとあのパンツを合わせて、アクセサリーはこれ、髪は高めに結びましょう。」とイメージが出来上がっています。
Jingには、その他にもざっくり編んだ厚手のコートやショールなどもあるし、プレーンな大判のストールも素敵でした。
ニットキャップと手袋を、ずっとずっと先のお友達のお誕生日のプレゼント用に注文して、出来上がりをのんびりと待つ、なんていうこともJingならではの楽しみです。

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お店の方は中国語+英語(少し!)だけど、とっても親切なので、いろいろと相談してみて下さいね。自分の思う形や色を身振り、手振りを加えながら説明して、「有?没有?」と聞けば、きっと力になってくれるはずです。そして注文制作には、4-6週間くらいかかりますけれど、日本にも送ってくれるので大丈夫。
だからJingへ行く時は、どうぞたっぷりと時間をとっていらしてくださいね。きっと素敵な色と柔らかなカシミアの魔法にかかって、そう短時間ではお買物が済まないのは私の保証付きです。

婧 Jing Cashmere House 上海市巨鹿路822号  021-62486980

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良かったね!

さて、先週からB型インフルエンザにかかり、もう人に移す時期も越してほとんど回復した私ですけれど、まだまだ家でふらふらとしています。
溜まった仕事やこのblogのことを気にしながら、調子がいい時に起きてメールのお返事をしたり、こうしてblogをupしています。色々なお約束をキャンセルしたり、延期していただいたりして困った顔の私の側で、ひとりご満悦なのはこのひと。

Sage2
これは、私の愛猫Sageです。
Dr.に「どなたかお家で看病してくれる人はいますか?」と聞かれて、「はい、ねこが。。。」と思わず答えてしまうほど、朝から晩までずーっと私の側にいます。
目が覚めてゆっくりと横を見ると、必ずまんまるな目で心配そうに私をじっと見ているし、私がごろごろと苦しそうに寝返りを打っている時は、少し離れたアームチェアから「大丈夫?」と見ています。気分が良くて本を読んでいる時にはぴったりとくっついて寝ているし、私が起き上がればセイジも起きて一緒について来るという具合です。

そんなにいつも一緒に居たらインフルエンザが移っちゃうかも!と、心配になって調べてみたらB型インフルエンザはヒトとアシカ亜目にしか移らないんですって。良かったね!
それにしても、ヒトと同じ病気になるアシカって?

特徴 [編集]
多くは、冷たい海に生息している。
水中生活に適応しており、流線型の体型で、四肢が鰭(ひれ)状に変化している。
体はかなり大型で、最も小さいガラパゴスオットセイでも、成獣になると体重30kg、体長1.2mほどとなる。
最も大きいミナミゾウアザラシのオスでは、体長4mを超え、体重は2.2トンにもなる。
すべての種は広義の肉食であり、魚、貝、イカ、その他の海洋生物を捕食している。
by Wikipedia

ふむふむ。。。どこにヒトとの共通点があるのかしら?

前に小笠原へドルフィンスイムに行った時、まるでイルカ達と遊ぶように泳ぐ方にお会いしました。世界中の海で泳いだことのある彼に「今までで一番きれいだと思った海はどこですか?」と伺ったら、「バミューダです。」と何の迷いもなく答えられました。バミューダの海でアシカ達と泳いだんですって!わぁ、羨ましい!! その時から「バミューダでアシカと泳ぐこと」は、海獣好きな私のいつか叶えたい夢になりました。

そして、もしも今度またインフルエンザになる事があっても(なりたくないけど!)、「アシカと同じ病気なのねー。」と、少し楽しい気分でいられそうです。アクアラインも値下がりしたし、時間を見つけて大好きな鴨川シーワールドにアシカやシャチたちに会いに行きたいな。。。。

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旅行に行く度に思うこと。

「へぇ、本当にこんな時期にかかる人もいるんだなぁ。」なんてDr.はのんびりと言ってたけれど、私はB型のインフルエンザにかかり、この2-3日は高熱や喉の痛みなどで寝たり起きたりしています。ひたすらベッドで本を読んだりウトウトする繰り返しの中、夜中にふと思ったのは、「世の中には荷物の多い人と少ない人がいる」ということ。

Cat

例えばこの前杭州へ日食を見に行った時のこと。

「あと30分で出かけるわよー。」というFの号令と共にバタバタと用意を始めた私たちは、30分後に玄関でお互いの姿を見て、ふーむ。。。だって、Eはバックパックに下から10cmほどしか荷物が入っていなくて、Fはバックパックに半分くらい、そしてバックパックを持っていない私は、大きなバッグの口から溢れそうな荷物です。
コットンのワンピースを着たニューヨーカーのEは、「何でHirokoはそんなに荷物が多いの?私は、これで寝て、明日もこれを着るから何も持ってくものないの。」、Fも「Hiroko,ドライヤー入れてってあげるから貸して。」と、二人に心配される私の荷物は、私としては1泊旅行に要る最低限のものしか入れてないつもりだし、逆に私の方が「何でそんなに少ないの?」と聞きたいくらいでした。

母も一緒に旅行に出る時は必ず「トランクがスカスカなの。」と言っているし、何故みんなはそんなに荷物がすくなくてすむのでしょう?
私の荷物が多い理由は自分でも解っています。お気に入りのシャンプー&コンディショナーを持って行く事から始まり、夏の今は顔用とボディ用の日焼け止めをお部屋用と携帯用と2種類ずつ、靴も街歩き用、お出かけ用、雨の日用と最低3足は必要だし、カメラも大きなデジカメと壊れたとき用の小さなデジカメを持って行きます。お洋服も「少なく少なく」と思いながら入れて、結局着なかった服が必ずあるという感じです。

こんなことを考えながら部屋を見渡したら、私の部屋も物でいっぱい。

Sofa
私の家の隣に住んでいたイギリス人夫婦は、いくら東京には転勤で来ているからとはいえ極端に荷物が少なくて、私はいつも「人ってこんなに持つものが少なくでも大丈夫なのね。」と感心していました。


でも、旅行の荷物も私の家にあるものも私にとっては必要な物。
始めは玄関脇の小さな部屋だけで仕事をしていたのに、今ではその部屋は材料置き場になり、居間にも材料が溢れてきました。毎年もう少し整理して要らない材料などを処分しようと試みるのですけれど、結局要らない物などなく、却って忘れていた材料を見つけてアイディアが浮かび慌ててスケッチブックに書き留めるという具合です。
時々雑誌のインテリアの取材を受ける時も、「もう少し片付けておかなくちゃ。」と思うのですけれど、居間にあるもの全てが、私が好きなもの、必要なものなことを再確認する感じです。
ふむふむ、きっと私にとっては毎日の生活や今まで暮らして来た全ての日々がアイディアソースなのでしょうね。そういえば、「今度は何を作ろうかしら?」と考える時、私はいつもぼんやりと部屋の中を眺めているかもしれません。そして、「あっ、そうそう!」と、スケッチブックに絵を描き始めます。

でも、杭州への旅行の時、夜着替えないで寝て朝もそのまま出かけるなんていうことは私には考えられないけれど、翌朝のEはちょっとシニカルなジョークで私たちを笑わせるいつものかわいい女の子でした。
物が多い人と多くない人、いつ、どこで、どんなふうにそれは決まるのでしょうか。
少ししか物を持たないで出かけることに、私も今度挑戦してみようかな。
夜寝る前にラベンダーのオイルがなくても、朝起きた時にバラのミストがなくても私でいられるかしら?それとも、そんなことの全部で私ができているのでしょうか。。。


Sky

What Are Little Boys Made of?

What are little boys made of?
What are little boys made of?
Frogs and snails
And puppy-dogs' tails,
That's what little boys are made of.

What are little girls made of?
What are little girls made of?
Sugar and spice
And all that's nice,
That's what little girls are made of.

男の子は何でできているの?
男の子は何でできているの?
カエルにカタツムリ
それに 小イヌのしっぽ
そういうもので できているよ

女の子は何でできているの?
女の子は何でできているの
砂糖にスパイス
それに すてきなものばかり
そういうもので できているの

マザーグースより

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