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My Shanghai 36

ここは上海?それとも??

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上海では淮海路の近くの皋兰路にも小さくてかわいいロシアン教会があるけれど、今日は、新楽路にある素敵な教会のご紹介です。

新楽路と陜西北路の角にある私の大好きなMansion Hotelのルーフトップレストランから南の方を眺めると、こんなエキゾティックな風景が広がっています。
この青いタマネギのようなクーポルが印象的な建物は、1933年に建てられた旧ロシア正教会(東正教聖母大堂)です。
実は、この教会は少し前までお洒落な上海っ子達で賑わうクラブだったのですけれど、プーチン大統領が来上海した時に、「聖なる教会をクラブにするとは何事か!」とクレームをつけて、クラブは即刻営業停止になったという曰く付きの教会なんです。


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或る日私は、いつもはピッタリと閉じられている教会の扉が左右に大きく開かれているのをお散歩の途中に見つけて、喜び勇んで中へ!
この日は、ロシアの色々な画家を集めた展覧会が開かれていました。でも、私も地元の人も、絵よりもいつもは見られない教会の内部に興味津々でした。

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かわいいでしょう?
教会の中は全てアーチで区切られていて、上を見上げると丸いドームにキリストが手を広げている絵が描かれていました。床はきれいな白と黒のモザイクタイル張りで、ひんやりとした感じです。
クラブが閉鎖された後、元の姿に戻す修復が行われたそうですけれど、今は中にはイコンとかもなく、他にも余り装飾がなくてとってもシンプルな感じでした。


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でも、こんな事務室へ続くドアもアーチ状になっていてかわいい!そしてよく見ると、こんな小さなドアにも全て曲線でできた模様が彫ってあって素敵。


見て!見て!右のドアのノブは左に、そして左のドアのノブは右についています。使い勝手を考えれば当然ですけれど、何だか童話の絵のようでしょう?

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これは前にモスクワへ行った時に撮ったもの。
ピンクのかわいいマリア教会もモスクワの大きくて立派な教会も、上海の小さな教会と同じ、火焔を表した丸いクーポルとアーチが印象的でした。

上海の教会を見た時に旧ロシア正教の教会とは知らずに「わぁ、ロシアと同じ!」と思ったのも当然で、この新楽路の教会は第2次世界大戦終了までに上海に移り住んだ20,000人のロシア人の移民のために建てられたものでした。生活があるところには、必ずその人達のための教会があるということなんですね。

上海でフランス租界をのんびりとお散歩をしていると、こんなかわいい教会や、西洋人が中国の財閥や自分達が住むために建てた素敵な洋館、有名な建築家が設計したカッコイイアパートや中国の歴史的著名人が住んでいたお家などを多く見かけます。それらの多くは、今はレストランやホテルになっていて、上海では、そんなところでお食事をしたり、泊まることが出来るのも私の大きな楽しみのひとつです。

多くの外国人が住んだエキゾティックな街の雰囲気を感じながら、その頃の人々が着ていただろうお洋服や音楽に想いを馳せると、何だかタイムスリップをしたような不思議な気分になります。
昔から「魔都」と呼ばれていた上海ですもの、そんな魔法が隠されているのかもしれません。。。


東正教聖母大堂  新楽路55号
主席公館酒店 Mansion Hotel 新楽路82号  021-5403-9888

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