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2009年10月

My Shanghai 43

今日は名前のお話。
上海へ行って新しく現地でお友達が出来ると[Hi, I'm Cathy.][Hi, I'm Leo.]とみんなNicoleだったり、Cocoだったり、見た目はアジアンなのに英名なので暫くの間私は戸惑いを覚えていました。

でも、話をしてみると、もちろんみんな中国名を持っていて英名は外国人用の名前ということだったんです。
それにしても、日本人と同じように子供の名前を選ぶことは、名前にその子の未来を託すくらい重要な中国なのに、友人達に聞いても「中国語の名前よりも覚えやすいでしょ?」というばかりで、私はいつも「何故?」と疑問に思っていました。

そんな或る日、私は英語の本を売っている書店で[In China, My Name Is....]という興味深い本を見つけました。
Varelie BlancoとEllen Feberweeという2人のオランダ人女性によって書かれたこの本は、彼女達が上海に住んでいた頃に持った大きな疑問「何故彼らは英名を持っているの?」ということを解決するために行った街頭インタビューをまとめたものです。

さて、まずは。。。
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左の女の子の英名はJulia. 「ABC ( American Born Chinese )の有名な歌手のWang Li Hong(ワン・リーホン)のファンなの。彼の歌でZhu Li YeっていうのがあってJuliaはそこからとったのよ。今、上海では英名を使う人が多くて、必要だから!」

そして、右の彼女はKelly.
「私の中国名はLi Qingです。でも、欧米では名前と名字の順番が逆でしょ?そうするとQing Li になって変だから、上司がKellyにしたらって言うから決めました。全員が英名を持つ必要はないけどね。」

こんなふうに上海の街に住む人の多くは英名を持っています。そして、多くは中学校の英語の授業の時に先生が決めたり(? !)、外資系企業や外国人と接する仕事に携わったいる人たちは、英名が必要なので自分で好きな名前を選ぶそうです。何だか日本人にとっては、ちょっと不思議でしょう?

そんな中こんな理由で名前を決めた人たちも。
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「オレの名前はBen. Benって中国語では愚かとか馬鹿馬鹿しい、っていう意味なんだ。”ben"な人たちはちょっと馬鹿っていうかね、オレも余りスマートじゃないしね。」
「え〜、こんな理由有り?」この本を一緒に見ていた私と友人は、このページを見て大爆笑!

そして。。。
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「私はApple. 私は緑の洋服が好きなの。それに、とても内気だから人前に出るとリンゴみたいに赤くなっちゃうし。私の性格に合ってると思うわ。お友達はみんなGreen Appleって呼ぶのよ。」
かわいい! :)

こんなふうに、ちょっと不思議?とも思える理由で名前を選ぶ人もいるし、中国名とサウンドが似ているから、そしてシンプルにその英名が好きだから、というように気軽にみんな英名を選んでいます。
私の友人Nicoleは「ニコール・キッドマンが好きだからニコールにしたけど、そろそろ変えようかな。」なんて言っています。きっと、中国名は親からもらった大切な名前、英名は自分で決めるニックネームみたいな感覚なのでしょうね。


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両親は2人とも中国人だけど、外資系企業に勤務しているママ(Doreen)は、まだまだ幼い娘をHoneyと名付け、英才教育を授けています。きっと娘に世界的な活躍を願っているのでしょうね。

上海では色々なスキルによって収入が大きく違ってきて、そのことが自分の両親、兄弟、子供などに大きく影響します。もちろんこれは世界中どこでもそうだけど、私は特に上海で大きくそのことを感じます。
中国では多くの人たちは子供をひとりしか持たないので、子供にかける期待と情熱も大きいのでしょうね。そして、英名を持つ事によって外国人に覚えやすくなる=チャンスが広がる、ということはきっと事実です。

初めの頃は、皆の名前を聞く度に「え〜っ?」と目の前の本人とのギャップに大爆笑していた私も、今は納得して自然に呼べるようになりました。もちろん、全員が英名を持っている訳ではなく外国人とかかわらない人たちは英名を不必要だと感じているようです。
私の友人達も半々かしら?インインやアラはそのまま、フェイやキャシーは英名有り、男の子達も同様です。


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上海で友人達に会う度に「ねぇ、Hirokoの英名決まった?」という話になり、私が「もう皆私の名前覚えたから必要ないじゃない?」と言うと、「そうね。Hirokoってかわいいものね。」って殆どみんな納得してくれるけど、でもインインはいたずらっぽい目をして「何が良いと思う?Hirokoだったら...。」とまだまだ面白がっています。

まぁ、暫くの間みんなに話題を提供することにしましょう。でも、どうしましょう、いつか私がまんざらでもなくなって「Hi, I'm....]と言い出したら? ? ?それも別のキャラクターを演じるみたいで楽しいかしら?

[In China, My Name Is.....] by Valerie Blanco & Ellen Feberwee Mark Batty Publisher/ New York City  は長楽路にあるGarden Booksで購入することができます。200RMB
(写真は全て[In China, My Name Is...]を写したもの)

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My Shanghai 42

今日の東京は晴れて気持ちが良かったけれど、急に冷え込んだ昨日みたいな日には「上海はどんなお天気かしら?」と、私は空を見上げながら考えます。

11月に入ると急に寒くなる上海では、パティオでお食事をしたりお茶を飲んだりしてのんびりできるのも、もうあと僅か。
私が大好きなフランス租界辺りには外でご飯を食べられるレストランやカフェが沢山あるけれど、ここは新しくできたまだ穴場のお店です。

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意外と思うかもしれないけれど、上海には沢山の小さな公園があって、早朝はご近所の方たちが集まって体操をしたり、お昼にはごろんとお昼寝をしている人やお弁当を食べている人も多く、シャンハイニーズはみんな「私が好きな公園」を持っています。

ここは、そんな公園のひとつ、賑やかな准海路とお洒落な新楽路の間にある襄阳公園に面している3.TOP Restaurant & Barです。

襄阳公園に面した広いウッドデッキのテラスが気持ちいいこのレストランは、まだ知っている人が少ないのかいつものんびりとした雰囲気です。
私が街歩きで疲れた時や、「今日はちょっとお洒落にお茶を!」という時に思い出すのがここ。

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夏はとっても暑くてテラスで食事をしようという気持ちにはならないけれど、一番過ごしやすい季節の今頃は一番良いとき!

ふかふかのクッションが敷かれた籐椅子に座っていると、丁度今満開のキンモクセイの香りがふんわりと漂ってきました。
お店が建ち並ぶ准海路から少し入っただけなのに、何て気持ちが安らぐのでしょう。テラスの向こうでは、地元のご老人達が公園の机を囲んでトランプやゲームをしています。

このレストランは地元の人たちは余り行かないかもしれないけれど、こんな公園の風景や様子を感じながら食事を出来ることが、ここを他のハイエンドのお店と異なったものにしているのかもしれませんね。

雨の日や寒い日は、どうぞ中でお食事を。
高い天井とモダンなインテリア、ガラスの箱のようなレストランは中からも十分公園の緑を楽しむ事が出来ます。夜に行ってもきっと素敵でしょうね!

そして、私が今とっても楽しみにしていることは来月上海で行われる坂東玉三郎さんの「牡丹亭」です。

Botantei

昆劇の本場である上海で「日本の梅兰芳」と評判の高い玉三郎さんの公演を見ることが出来るんです。
何て幸運なんでしょう!

この公演のお手伝いをしている友人から「昆劇の公演を1週間も続けてすることは上海では滅多にないから、ぜひお友達に勧めてね〜!」と連絡がありました。

在上海のみなさま、(そして、もちろん在日本のみなさまも!)ぜひ、11/17-22には坂東玉三郎主演の「牡丹亭」を見に花園飯店の裏にある由緒ある上海兰心大劇院へいらしてくださいね。

そして、興奮覚めやらない気持ちを抱えて劇場前の長楽路を西へ少し歩いて、襄阳北路を少し下がると新楽路との角に3.TOPがあります。
少し寒いけれどパティオで夜風に吹かれながら、ワインを飲みながら玉三郎談義をしましょうか。

3.TOP Modern Asian Cuisine 新楽路 47号

坂東玉三郎 「牡丹亭」
11/17~22 上海兰心大劇院 日本語でのチケット購入:上海/021-51075988
http://www.chainavi.jp/shanghai/blog.html?sid=5491524 Fp4

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再見!

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先週はまだ暑くて街行く人達も半袖姿だったのに、この2-3日で急に冷えた上海は枯葉が舞い始め、すっかり秋の気分になりました。
ここは上海のフレンチ租界の中、茂名南路の瑞金賓館の辺りです。
プラタナスの並木とこの塀を見ていると、まるでちょっとヨーロッパみたいでしょう?

秋風が吹き始めると、夏の間は姿を消していた毛糸屋さんが復活する上海では、街のあちらこちらで毛糸を売っているお店やカスタムメイドをしてくれるお店が目につくようになります。
そして、街のいろいろなところで細い毛糸を丹念に編んでいる人の姿を見かけるようになるのもこの頃からです。
何人かで賑やかにおしゃべりをしながら、手元も休まず動かしている姿は世界中どこでも一緒!

そして毛糸屋さんを色々見て歩いた後、私は友人の家へお夕飯をご馳走になりに行きました。
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フェイの家のドアを開けたとたんに、すごく美味しそうな匂いがしていて、急にグゥっとお腹がすいてきました。
キッチンを覗くと、アメリカから遊びに来ているフェイのママが何と刀削麺を作っている真っ最中でした!
「ほら、簡単だからHirokoもやってみない?」と誘われて、「どれどれ。。。」とドゥを受け取ったけど、なかなかフェイのママのようにリズミカルには出来ませんでした。
「ドゥを作るのも小麦粉とお水を混ぜて冷蔵庫に一晩寝かせるだけだから簡単よ〜」とフェイもにこにこと言うけれど、麺を薄く均等に削るのは何回か練習が必要そうでした。

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ゆであがった麺の上に、こんなふうにジャージャー麺風の肉だれをかけて、キュウリのスライスも横に乗せて頂きました。美味しかった!
お料理が上手なフェィのママは、押し掛けて来た娘の友人達にテーブルに乗り切らないほどのご馳走を作って下さいました。
私がわざと大げさに「わぁー、ここのキッチンでこんなに沢山お料理してるの初めて見た〜!」とフェイをからかうと、「じゃぁ、今度Hiroko和食のフルコースを作ってよー。」とヤブヘビになりそうでした。

普段フェイのご両親はアメリカ在住なので、久しぶりのママの手料理に彼女はとっても嬉しそうでした。私はいつも、ひとりで頑張ってB&Bを経営している彼女のことをとっても偉いなぁと思っているのですけれど、やっとご両親が自分が頑張ってやっていることを見に来てくれたことを、小さな子供のように喜んでいる彼女を見て私も何だか暖かい気持ちになりました。


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美味しそうでしょう?
この日は女の子ばかりだったので、野菜料理を中心にピータン+お豆腐、蒸したナスの冷製、へちまのソテー、ほうれん草炒め、中国ソーセージ、ナツメと山芋のデザートなどなど。。。

その後はフェイのパパが台湾の歴史について皆に話し始めました。
中国語だったので全く解らなかったけど、政治家の名前やリーベン(日本のこと)という単語が出て来ると、ちょっとドキドキ。
どんなふうに史実を受け取って、どんなふうに皆に話していらしたのでしょう。私も興味津々でした。

翌朝早く東京へ向かう予定だった私は早めに退陣。

そして、この記事はいつもの東京の机で書いています。
自分の家へ帰るとやはりほっとするけれど、上海での楽しかったこと、おいしかったご飯を思い出してちょっと寂しい気持ちにもなります。

では、今度は私が日本料理をみんなに作ってあげようかしら。
皆が外で食べるお寿司や天ぷらや焼き鳥ではなくて、フェィのママみたいに家庭の味をね!
待っててね。上海見!!

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My Shanghai 41

市場巡りの毎日。
さて、上海にいる間に何回も布市場や豫园の近くの市場へ行く私は、昨日もZ誌のために材料探しに出かけました。
人民路の辺りには沢山手芸用品を売っている市場があるのですけれど扱っている物が少しずつ違うので、私はいつもペタンコな靴と動きやすい服を着て一日かけて全ての市場を回ります。

これは海宁の皮革城で見つけたFOXのかわいいボールと人民路近くの市場で買ったポンポン付きのテープです。かわいいでしょう?

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大好きなパープルやターコイズを見ていると、何を作ろうかしら?とワクワク!


まだ上海に慣れない頃は、布市場や手芸材料の市場へ行っても欲しい材料が目に飛び込んでこなかったけれど、今は大分慣れて感が働くようになってきました。

ごちゃごちゃした市場の中から「ここよ!」と材料が話しかけてくる感じです。

「これはいくら?」「他の色はありますか?」「何m下さい。」「何個下さい。」「沢山買うから負けてねー。」「領収書を下さい。」これが、私が市場で使う中国語のボキャブラリーの全てです。
でも、向こうはダーッと中国語で弾丸のように言い返して来るので、私も負けずに筆談+計算機で返事をすると、「わかった、わかった。」と、なります。

東京に戻ってからも材料を見ると、「あの市場のあのおばさん」「あのお店のあのおじさん」というふうに顔が目に浮かんで来て楽しい気持ちになります。


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そして、これは中山一路にある手芸材料屋さんのリボンの棚です。
こんなふうなフローラルテープを上海で見つけられると思っていなかったので、びっくり!

こんなかわいいリボンがあれば、Z誌の仕事もやりやすくなります。良かった!

実は、私がこのお店に行った時には英国人デザイナーがお店のスタッフに「ロンドンでは、こんなやり方じゃダメだ!」と喧々囂々と文句を言っていて(通訳を通して!)ちょっと険悪な雰囲気でした。
でも、ここのお店のご主人らしき方が、その雰囲気に困惑している私にニコニコととっても親切に接客して下さったので大助かりでした。

その英国人デザイナーが言っていたことはもっともで、怒るのも解るし、私も上海で同じように感じたことは多々あったけれど、「郷に入れば郷に従え」で、上海へ来たら自分の国のやり方では事が進まないことも肝に銘じていなければならないのも事実です。。。

旅行に出たら、そして外国で仕事をするのならば、「思いがけないこと」を楽しむ余裕と度胸がなければいけないのかもしれません。私も、その元気と勇気がある日とない日があって、上海でも毎日が楽しいというわけにはいかないけれど、それでもやっぱり楽しい!と思える出会いや発見があります。


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そして、このお店にはこんなかわいい刺繍のリボンやお花もありました。
材料を選んでいる時点で、これはこんなふうにここに使って、というのが私の頭に浮かんでいるので、作品はもう半分は出来上がったも同然です。
あとは、東京に帰って手を動かすだけ!

このお店は私が探していたフェルトも多色展開でおいてありました。
他にもフリンジやリボン、パーツなどなど。
Z誌のインインにも教えてあげなくちゃ!

さてさて、Shellyのアパートはインターネットの接続が不安定なので、今日はフェイのオフィスでblogを書いています。
そして今日は、午後からCathyと仕事の打ち合わせです。昨日、一斉に私の友人達が上海へ戻って来たので今日からは少し忙しくなりそう。さて、今から少し遅めのランチを食べに出かけましょう。
今日も上海はいいお天気です。

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My Shanghai 40

わぁ、今日でMy Shanghaiは40回目の記事なんですね!
何にしようかと考えて、昨日Z誌のかわいい編集者インインとブランチを兼ねた打ち合わせをした素敵なブティックホテルのお話にすることにしました。

ヨーロッパのハイブランドが立ち並ぶ南京西路を少し北に入ると表通りとは違ったローカルな雰囲気になります。そんな胶州路をブラブラ歩いてゆくと左手に背の高い木彫の洒落た入り口が見えてきます。

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このお洒落なurbn Hotelsの門を入ると石畳のテラスが続き、右手にホテルのエントランスがあります。
感じの良いスタッフが迎えてくれるこのホテルにはモダンなインテリアの部屋が26部屋あり、最上階のスィートには広いテラスもついています。

上海で興味のあるホテルを見つけると、必ず「お部屋を見せてね。」とお願いする私はこの日もスィートルームを見せてもらいました。ドアを開けると広いリビングとベッドルームがあり、階段の上に眺めのいいテラスとお庭があります。このお部屋はパーティルームとしても借りる事が出来るので、お誕生日パーティを開いたら楽しそう!

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そして、このホテルを魅力的にしているのがここのレストラン、room twenty eightです。
モダンなインテリアが素敵なお部屋の中はこんな感じです。
写真には写っていないけれど、天井から沢山の白いランプが下がっていて素敵です。

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外でご飯を食べるのが大好きな私とインインはもちろんテラス席へ。
お天気のいい日曜日に少し遅めの朝ご飯を食べにやって来るのは、ローカルな上海人というよりは外国人ばかりです。昨日も周りのテーブルからはフランス語、ドイツ語、英語が聞こえてきていました。

ここで食べられるのは、いわゆるコンチネンタル料理っていう感じ。サラダやパスタやサンドイッチ、それと美味しいデザート!日曜日だから、みんなワインやビールを飲みながらのんびりとしています。

私は、東京のアトリエから用意してきた作品をインインに見せながら、次号とその次の号の作品を決めました。次の号が出る頃は中国のお正月の頃なので赤を使って暖かな雰囲気のものを、その次の号はもう春だから軽やかなパステルカラーの作品です。楽しみ〜!

打ち合わせをさっさと終えた私達は、「この前会ったあと何してたの〜?」とお互いの近況を話しました。とは言っても、おかしな話ばかり!インインの話を聞きながら私が苦しいくらい笑って、次ぎに私の話を聞きながらインインが目を輝かせて「本当〜?!」と聞き返す、というふうに楽しく2時間が過ぎて、インインは日曜日だというのに仕事へ、私は歩いて家まで戻りました。

そして、私は上海での「材料探し」の宿題をかかえ、市場巡りの予定を立てました。材料のことも、こちらでの生徒さんから耳寄りなお店を教えて頂いたので百人力です。
こんなふうに皆に助けられながら私は上海での仕事も順調に楽しくできるようになりました。
改めて謝謝!

そして、東京で私の帰りをきっとジトっと待っているSage、 お利口だからもう少しだけ待っててね。

Sage

urbn Hotels 胶州路 183号  Tel: 86. 21.5153 4600

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My Shanghai 39

上海な一日。
今日は午前中は真面目にお家で仕事をして、午後からは楽しみにしていたランチのお約束へ出かけました。
静安寺の北にあるマンションから南へ10分位歩くと上海のメインストリートのひとつ、ヨーロピアンブランドのお店が軒を並べる南京西路に出ます。

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今日の南京西路は、まだ先日の建国60周年の飾りがプラタナスについていて何だかかわいい感じでした。
昨日よりは少し空気がひんやりとしていたけれど、まだ落葉には早いようで街路樹にはまだまだ緑の葉っぱが沢山ついています。

そして、私は待ち合わせをしていたフカヒレご飯屋さん、魚翅撈飯へ。
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中信泰富広場の5階にあるこのお店は、夜になると少し敷居が高くなるけれど、ランチには前菜/主菜(フカヒレご飯/フカヒレと松茸の煮物/フカヒレのコンソメのいずれか)/副菜がセットになったお得なメニューを提供しています。

セットされたお皿の一番上の椀はお茶です。この中に茶葉がそのまま入っていて、飲む時には器用に蓋を少しずらしてお茶を頂きます。今日はさっぱりとした緑茶を頂きました。

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美味しそうでしょう?
フカヒレの土鍋煮込みです。姿煮ではないけれど、濃厚な感じです。
そして、この中にもやしとご飯を入れます。お好みでシャンツァイと赤酢もどうぞ。
赤酢を入れると、フカヒレスープの味が際立つのでお勧めです。

そして、他にも前菜または点心と好きな副菜がつくので食べきれないくらいでした。

お腹が一杯になった私は友人達と別れて、スパへ。
日頃の疲れをたっぷりと時間をかけて癒して、幸せな気分で外へ出たら、もうすっかり暗くなっていました。
そして、近くで前から欲しいと思っていた本を買ってから、手頃で美味しいNoodle Bullでご飯を食べました。

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さっき、ご飯を食べたばかりなので今日は少し軽めに。
小さな牛飯と大好きな台湾風かき氷!
こんなふうにいろいろな種類のお豆やタピオカがのっていて、さっぱりとしていて美味しいんです。:)

側にある本は、[ In China, My Name is...]という本です。
この本は、中国人の英名の由来についてひとりひとりが説明しているのをまとめてあるのですけれど、その理由がかわいかったり、「え〜っ?」というものまであって、ご飯を食べながら思わずクスッと笑ってしまいました。(本当は声をたてて笑いたい感じでした。)
この本の内容についてはまた今度詳しくお話ししたいと思います。だって、本当に面白いんですもの。。。


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そして、もう一軒本屋さんへ。かわいいでしょう?
ここは、蒲蒲兰絵本館 ( KID'S REPUBLIC Poplar Picture Book Store )です。
大人になっても絵本が大好きな私は、どんな本があるのか興味津々で並べられている本を眺めました。中国や英語の本も沢山あったけれど、この本屋さんのほとんどの棚に並べられていたのは日本の絵本を中国語訳にした絵本でした!私が大好きな本も沢山あって嬉しい!


このお店の2階では毎週末におはなし会が開かれているそうです。
今度来てみようかな。上海の子供達がどんなふうに目を輝かせて日本のおはなしを聞くのかを見てみたい気持ちになりました。

一昨日上海に着いた時はあんなに心細かったのに、もう今日はまるで前から住んでいるかのようにいつものリラックスしたMy Shanghaiになりました。上海、非常感謝!

魚翅撈飯  南京西路1168号 中信泰富広場5階
蒲蒲兰絵本館 静安区愚园路262号 6248-9033

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My Shanghai 38

いつものように羽田に車を置いて飛行機に乗り、上海の虹橋空港へ着くまでは、まるで品川駅から新幹線に乗って京都へ向かうのと同じ気持ちだったのに、今回はいつもとちょっと違う旅程です。

この頃私は上海へ行くと友人フェイの家に泊まるのに、今回は彼女の都合が悪くて私も知っているフェイの友人のところを借りる事になりました。しかも、シェリーは「ごめんね、私は旅行に行くから好きに使ってー!」と私にアパートの鍵をポン!と渡して出かけてしまいました。

フェイもアメリカからご両親が見えてて私と遊べないし、この1年上海では[Hi~, how are you? What's your plan for today?]と、寝ぼけ眼でフェイと挨拶を交わすことから朝が始まることに慣れていた私にとって、知らない場所の知らないアパートで10日間過ごすのはちょっとドキドキ!です。しかも、私は生まれてから「一人暮らし」をしたことがないので、ちょっと緊張。。。

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でも、上海の静安寺の少し北にあるシェリーのアパートはこんなに素敵です。
フェイのアパートはフレンチ租界の真ん中にあり、緑も多く周りも古い建物ばかりだし、歩いてどこにでも行かれるので、まるでもう自分の第2のお家のような気持ちでしたけれど、シェリーのお部屋は39階建ての大きなマンションの27階にあります。普段東京で静かな住宅地で暮らしている私にとって、高層マンション、というだけでも空中に生活しているようで不思議な感じです。

こんなふうな広いリビングルーム、書斎、設備が整ったキッチン、大きな主寝室、十分に広いゲスト用寝室、そしてバスルームが2つとテラスがあります。多分50坪くらいかしら?
30代でこんな広いマンションを良いエリアに持っているなんてすごいなぁ、と感心。

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そしてお部屋の壁には、こんな洒落た昔の広告が飾られています。
文革時代の物は良く見るけれど、これはどこで見つけたのかしら?素敵!

上のはストッキング、そして下のは煙草の広告です。
両方とも、その時代の女性を表していて興味深いと思いました。


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そして、家具もこんなふうなチェイニーズテイストのもので揃えてあります。


家を離れている時でも好きな音楽を聴いたり、好きな物を作って食べたい私にとってこのアパート暮らしは何よりの贅沢です。
ホテルの一部屋やサービスドアパートメントに長逗留することは私にとってはきっと難しく、「何かここで頑張ってやってみたい!」という気持ちにはなれなかったかもしれません。


私の台湾人の友達はフェイやシェリーのように台湾から来て、上海で会社に勤めたり起業しています。女性の多くが生涯働くという社会の台湾や中国では、こうして彼女達のように国外へ出て自分たちの夢を叶えようとバリバリと働いています。
こうして彼女達の部屋を改めて眺めると物が驚くほど少なく、こんなに物が少なくても素敵な暮らしが出来ることに気がつきました。

そして、彼女達はいつも「次に何をしようか」と考えています。食事の時の話題もファッションや音楽、映画などのことではなく、「あそこの物件どう思う?」なんて話しています。普段そういう話題に全く疎い私は、上海へ来るとそんなことも面白がっています。彼女達の溢れるようなエネルギーに便乗して、私も自分がここで出来ることを見つけてみようかしら。

さぁ、街へ出かけましょう。
今日は朝から晴れていて、街歩きには最高の日和です。

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美味しかった!♡

「君が今あるのは家族のおかげなのだから、誕生日は家族と祝いなさい。」と、厳しかった父の言いつけ通り、私はお友達と出かけたくてムズムズしていたティーンエイジャーの頃もいつも家族とお誕生日を過ごしたものでした。

でも、「お正月、お誕生日、クリスマスは必ず家族と過ごす。」という家族の決まりも、今は時代と共にも変わり、「当日はお友達と、家族とはその前に祝いましょう」ということになり、昨日は家族で数日早く甥のお誕生日を祝いました。彼はきっとイタリアンが良かったのかもしれないけれど、そこは家族皆の希望を叶えて上海料理を食べに行きました。

だって、今は何と言っても上海蟹の季節です!
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美味しそうでしょう?
でも、実はこれは昨日の写真ではなくて上海で食べた時のものなんです。でも、雰囲気は伝わるかしら。

写真を撮ろうと思っていたのに、特製前菜〜アワビの冷製〜フカヒレの姿煮〜蒸した上海蟹〜と目を輝かせてみんなで「美味しい! ! !」と言っているうちに、すっかり写真のことを忘れてしまいました。。。

今年は上海蟹が成田で検疫に時間がかかり、なかなか入手できないと聞いていたので、昨日は食べることができてとってもラッキーでした。しかも、蟹ミソが沢山ですごーく美味しかったし!


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そして、最後の北京ダックになって、「あっ、写真!」と気がついてあわててiPhoneでパチリ。

私達家族はここ、京華飯店のお料理が大好きで、中華料理=京華飯店という感じです。
大森駅近くにあるこのお店は母が上海人のお友達に紹介されて通うようになったのですけれど、実は隠れた名店でファンがたくさんついているので食べたい気持ちを確実に叶えるためには要予約です。

多分一番上手な頼み方は「おまかせ」かもしれません。その時の一番旬なもの、京華飯店の名物料理、その日パパが作りたいと思ったものを食べる事が出来るし、私にはここの広いレパートリーを把握しきることなんて出来ないもの。。。

昨日はお誕生日だったので超豪華メニューだったけれど、ここのダンディなパパとチャイナドレスが似合うママが作っている自家製無農薬野菜や予約が必要なふわふわの肉団子のスープ、お魚料理、白玉のお団子のデザート、ふわふわ蟹炒飯なども本当に美味しくてお勧めです。


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昨日は甥のお誕生日だったので、お目出度い桃のお饅頭を作って下さいました。
皮はもちもち、中の餡も甘くないので甘党じゃなくてもぱくぱく食べられます。

京華飯店へ行くと食べたいものばかりで、ご飯が終わる頃にはお腹がいっぱいなのに、「でも、やっぱりデザート食べたい!」となり、たいてい揚げた胡麻団子(大好き!)と白玉団子をお願いします。

そして、みんなにこにこと満足した笑顔で「またね〜!」と満ち足りた気持ちで帰路につきます。

さぁ、私は今週から上海です。
今回は仕事のことをいろいろと相談に行くのでちょっとドキドキ。。。
頑張らなくっちゃです。でも、美味しいものをたくさん食べてエネルギーいっぱいだから大丈夫。

美味しいものが食べたい時にはぜひ、ここへ。
ママに好みと予算を伝えると、「まかせてよ〜。」と頼もしいお返事が笑顔と一緒に返ってきます。

京華飯店 大田区山王1-43-1 03-3772-6541

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カード大好き!

10月は身近な家族からお友達まで、私の周りには大勢お誕生日の人がいます。

大人になってもお誕生日は嬉しいもの、私はいつもカレンダーを新しくする度にみんなのお誕生日に大きなマークをつけてその日を楽しみにしています。

私の居間にはカードばかりが入っているキャビネットがあって、その中には10代の頃ロンドンで集め始めたカードの中でもどうしてももったいなくて使えないものや、展覧会で買った好きな絵のはがき、京都の唐長さんの手刷りの葉書などがぎっしりと詰まっています。
その中からBirthday girlやBirthday boyの顔を思い浮かべながら、ぴったりのカードを選ぶのも私の大好きなひとときです。


文房具大国の日本では、かわいいカードはあっても、エッジがきいていたり、ユーモラスなカードはなかなか見つけられないので、旅行に出ると私は熱心にカードを探して回ります。

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アメリカで買ったこのElvis Presleyのカードはエルヴィス好きな母とロンドンに住む友人へ。
カードを開くと、[It's your birthday baby]とElvisが祝ってくれます。でも、実は米語の聞き取りがすごく苦手な私は、メンフィス訛りの彼が何と言ってるのか何度聞いても良く解らないんですけれど。。

そしてこれは。

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カードの表では、女の子達が「キャー!ほら、お誕生日の彼よ!」と叫んでいて、中を開くと[ Hope your birthday brings you the attention you deserve.]と書いてあります。
ね? 思わず、ふふっって笑っちゃうでしょ?
このカードは、お誕生日のお友達の男の子へ。


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これは、音楽好きの友人へ。
カード売り場でこのカードを見た時に、「いくつになってもギターを離さない彼へ。」とすぐに思いました。
私がカード選びにこだわるのは、家族や友人達の笑顔が見たいから。
ピンクやブルー、時にはキラキラのシルバーの封筒をわくわくしながら開ける彼らの顔を隣でドキドキしながら眺めるのが好きです。
プレゼントをあげられなくても、カードを送るだけで「いつも思ってる。」ことを伝えられるし。


そして、猫好きな私が欲しいのはこんなカードです。

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左のカードはベッドの上で足を組んだ黒猫が「長靴を履いた猫」を気難しそうな顔をして読んでいるところだし、右のカードの機嫌の悪そうな様子の猫の横に [Behind every cold, icy stare, there's love.]と書いてあり、中を開けると[Happy Birthday from the cat.]と書いてあります。こんな態度が悪そうなカードにグッとくるのは、きっと猫好きだけ!そして、この文面には文字通り[there's love♡]です。
きっと、こんなカードをもらったら私はその人をすぐ好きになりそうです。
だって、カード選びってセンスが問われるでしょう?だから、とってもとっても大事! ! !

そうそう、強風で散らかったお庭を片付けていたら、ふんわりとと甘いキンモクセイの香りが漂ってきました。よく「桜が咲くとどこに桜の樹があるか解る。」って言うけれど、キンモクセイも同じ。いつもは気がつかないのに、お隣と裏のお家に大きなキンモクセイの樹がありました。
お誕生日のお友達のカードに「お隣のお庭のキンモクセイがとっても良い香りなの。」って書きましょうか。そうしたら、カードを読みながら、お友達もキンモクセイの香りを感じられるかもしれないものね!うん、素敵!

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お月見!

先週の土曜日10月3日は中秋の名月でしたね。

Moon


お昼頃まで雨が降っていたので、お月見ができるか心配だったけれど、夜になる頃にはこんなきれいな月が出ていました。
何日も前から、「お月見の日にはお友達をお家に呼んで、久しぶりにご飯会をしようかしら?」と考えていたのですけれど、土曜日は朝から夕方まで仕事があったし、それでも「冷蔵庫の中にあるもので、これとあれを作って。。。」と、楽しみにしていました。結局、近くのレストランのテラスでお月見をしながらご飯を食べたのですけれど、こんなものをお月見のために用意していました。


Usagi
かわいいでしょう?
これは、私が京都で必ず訪れる寺町の清課堂で購入したうさぎのお香立てです。

創業天保九年という超老舗の清課堂には、素敵な錫のちろりやお茶托、かわいいお野菜の形のお箸置き、洒落た茶筒など、少しずつ少しずつ集めていきたいものがあって、いつも自分の生活に合うものをじっくりと探して大切に持って帰ります。

今の自分が背伸びしなくちゃいけないものは、きっと自分に似合わないもの、と戒めて、ウィンドウの中の素敵な銀のお皿やお正月のお道具を「いつかきっと。。」と、眺めるのも私の幸せなひとときです。
そして、清課堂へ行くと、自分の最近の生活がどんなふうだったかを感じます。きちんと暮らしていたか、それとも地に足がついていなかったかを。
物と向かい合うって怖いなぁ、って思います。

そして、これも私が秋になると食卓に登場させたくなるもの。

Nichigetuwan
大好きな魯山人の日月椀の写しです。本当の日月椀はもっと大きくて形も少し違うけれど、金で太陽を、銀で月を表したこのお椀は、何だか春や夏には合わなくて、丁度今頃からしっくりとくる感じです。

そして、忘れてはいけないのは。。。
Otukimi
こんなお団子。
京都の素敵なアンティークの漆器と銀器のお店、「うるわし屋」さんで見つけた素敵な小皿にのせました。このOMOのミニ磯辺焼きは、ひとくちサイズでひとりのおやつにぴったりです。
ふぅん、やっぱり秋は食欲の秋かしら。。。そして、天高く???


そして私は、どこにいても夜空の月を眺めると「世界のどこにいても空はひとつ。私が見ているこの月を向こうでも見ているかしら?」と考えます。ロンドンでも、上海でも。。。。
そんなことをふとつぶやくと、上海の友人に「Hirokoはロマンティストなのね〜。」とからかわれちゃうけれど!


Happyholidayspicture by Smart shanghai.


中国は、まだ国慶節中でお休みです。
工場も全てお休みだから、いつもは星も良く見えない上海でも月が見えるといいな。。。

清課堂 山中源兵衛 京都市中京区寺町二条下ル 075-231-3661
うるわし屋 京都市中京区丸太町麩屋町東入ル  075-212-0043

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もうっ!

今日は朝からblogをUPしようと考えて、写真も決めていたのに、我がMacintosh君のご機嫌が悪くてインターネットに接続できませんでした。。 。。。
いままで色々試したけれど、ちょっと降参です。せっかくお天気が良くて素敵な日曜日だったのに!

今日は国慶節中の上海もお天気が良かったようで、普段多忙な友人達は親孝行をしに旅行に出たり、人が少ない上海でサイクリングを楽しんでいました。

ふぅ、iPhoneでUPするのは一仕事!
明日起きたらMac君のご機嫌が治っていますように。
普段「便利、便利!!」とサクサク使っているのに、ちょっと調子が悪いだけで、こんなに困っちゃうなんて。もうっ。。。

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My Shanghai 37

今日は素敵なチャイナドレスのお話です。
旗袍(チィパオ)、チャイナドレスを上海へ行った時にぜひ作ってみたいと思っても、身体にぴたっとフィットしてるし、脇のスリットも深いから、「そのあと日本ではなかなか着る機会がないかも。。。」と何となく躊躇してしまいがちですよね。

私も何回か旗袍を注文したことがありますが、家でお客様の時に時々着るくらいで登場回数が少ないのが現実でした。身につけると自然に女らしい気分になれる旗袍が大好きなのに、気軽に着ることが出来なくてクローゼットにしまったままなことを、いつも私は残念に思っていました。


でも先日上海で、素敵な旗袍で定評のあるお店 金枝玉叶で、日本でも気軽に着られる旗袍を見つけました。

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これは、田子房(泰康路)にある金枝玉叶のお店です。茂名南路にもあるこのお店では上海人のデザイナー叶子が作るモダンなデザインの旗袍を見つけることができます。

私の大好きな雑誌「Z真倩magazine」でも毎号必ず旗袍を取り上げ、若いジェネレーションへ新しい着こなしを提案し続けています。
毎号紹介される、贅沢な刺繍や手描きの絵を施した絹の旗袍にArmaniやGucciのバッグやハイヒールを合わせて、今の上海らしさを表現した素敵なコォディネートを私はいつもほうっとため息をつきながら見ています。

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そして、Z誌を見ながら「わぁ、素敵!」と思って、お店の名前を確かめると「金枝玉叶」と書いてあることが度々ありました。

そんな或る日、田子房へ出かけた私が金枝玉叶で見つけたのが、この絹のワンピースです。

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素敵でしょう?
これは伝統的な旗袍とは呼べないかもしれないけれど、着やすいドロップショルダーのこのワンピースならば、軽いコートを羽織って電車に乗ってお食事へ出かけることも容易です。
この色!きれい!私が大好きな鮮やかなきみどりと紫の組み合わせです。:)
そして、ハイウェストの黒い切り替えの部分には丁寧な手刺繍が施されています。

表側だけではなく、裏にもきれいなきみどりが使ってあって、ちょっとした足さばきの具合で紫のスカート部分のスリットから裏がチラッと見えてもエレガントな印象は変わりません。

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この頃年齢的にも大人になった私は絹を着ることが似合うようになったのかもしれません。
上海へ通うようになってから、布市場でコートからネグリジェまで注文するようになり、身の回りにきれいな色の絹のものが増えました。

相変わらずおっちょこちょいだし、バタバタした毎日の私でも絹を着ると女であることを感じ、「神様が男と女を別々に作られたんですもの、女は女らしくね!」と思います。
そんなことを異国である中国で教えられたような気がします。

Congrats

今日、10月1日は中国建国60周年の記念日ですね。Congratulations! 慶祝 新中国誕生60周年!

あんなに歴史が長い中国なのに建国されてからは、まだ60年なんですね。。。何だか不思議。
でも、私が愛するあの絹の色は60年やそこらで出来たものではなく、昔から中国の自然の中にあった色なのでしょう。

きっと中国という国が変化し続けるように、旗袍のデザインや着こなしも変わってゆくのでしょうね。
私も上海へ通いながら、そんな身近なことから歴史が動いていることを見つめてゆきたいと思いました。

金枝玉叶 上海茂名南路72号 021-64670210 
     泰康路にも支店があります。

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