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My Shanghai 43

今日は名前のお話。
上海へ行って新しく現地でお友達が出来ると[Hi, I'm Cathy.][Hi, I'm Leo.]とみんなNicoleだったり、Cocoだったり、見た目はアジアンなのに英名なので暫くの間私は戸惑いを覚えていました。

でも、話をしてみると、もちろんみんな中国名を持っていて英名は外国人用の名前ということだったんです。
それにしても、日本人と同じように子供の名前を選ぶことは、名前にその子の未来を託すくらい重要な中国なのに、友人達に聞いても「中国語の名前よりも覚えやすいでしょ?」というばかりで、私はいつも「何故?」と疑問に思っていました。

そんな或る日、私は英語の本を売っている書店で[In China, My Name Is....]という興味深い本を見つけました。
Varelie BlancoとEllen Feberweeという2人のオランダ人女性によって書かれたこの本は、彼女達が上海に住んでいた頃に持った大きな疑問「何故彼らは英名を持っているの?」ということを解決するために行った街頭インタビューをまとめたものです。

さて、まずは。。。
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左の女の子の英名はJulia. 「ABC ( American Born Chinese )の有名な歌手のWang Li Hong(ワン・リーホン)のファンなの。彼の歌でZhu Li YeっていうのがあってJuliaはそこからとったのよ。今、上海では英名を使う人が多くて、必要だから!」

そして、右の彼女はKelly.
「私の中国名はLi Qingです。でも、欧米では名前と名字の順番が逆でしょ?そうするとQing Li になって変だから、上司がKellyにしたらって言うから決めました。全員が英名を持つ必要はないけどね。」

こんなふうに上海の街に住む人の多くは英名を持っています。そして、多くは中学校の英語の授業の時に先生が決めたり(? !)、外資系企業や外国人と接する仕事に携わったいる人たちは、英名が必要なので自分で好きな名前を選ぶそうです。何だか日本人にとっては、ちょっと不思議でしょう?

そんな中こんな理由で名前を決めた人たちも。
Myname4

「オレの名前はBen. Benって中国語では愚かとか馬鹿馬鹿しい、っていう意味なんだ。”ben"な人たちはちょっと馬鹿っていうかね、オレも余りスマートじゃないしね。」
「え〜、こんな理由有り?」この本を一緒に見ていた私と友人は、このページを見て大爆笑!

そして。。。
Myname5

「私はApple. 私は緑の洋服が好きなの。それに、とても内気だから人前に出るとリンゴみたいに赤くなっちゃうし。私の性格に合ってると思うわ。お友達はみんなGreen Appleって呼ぶのよ。」
かわいい! :)

こんなふうに、ちょっと不思議?とも思える理由で名前を選ぶ人もいるし、中国名とサウンドが似ているから、そしてシンプルにその英名が好きだから、というように気軽にみんな英名を選んでいます。
私の友人Nicoleは「ニコール・キッドマンが好きだからニコールにしたけど、そろそろ変えようかな。」なんて言っています。きっと、中国名は親からもらった大切な名前、英名は自分で決めるニックネームみたいな感覚なのでしょうね。


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両親は2人とも中国人だけど、外資系企業に勤務しているママ(Doreen)は、まだまだ幼い娘をHoneyと名付け、英才教育を授けています。きっと娘に世界的な活躍を願っているのでしょうね。

上海では色々なスキルによって収入が大きく違ってきて、そのことが自分の両親、兄弟、子供などに大きく影響します。もちろんこれは世界中どこでもそうだけど、私は特に上海で大きくそのことを感じます。
中国では多くの人たちは子供をひとりしか持たないので、子供にかける期待と情熱も大きいのでしょうね。そして、英名を持つ事によって外国人に覚えやすくなる=チャンスが広がる、ということはきっと事実です。

初めの頃は、皆の名前を聞く度に「え〜っ?」と目の前の本人とのギャップに大爆笑していた私も、今は納得して自然に呼べるようになりました。もちろん、全員が英名を持っている訳ではなく外国人とかかわらない人たちは英名を不必要だと感じているようです。
私の友人達も半々かしら?インインやアラはそのまま、フェイやキャシーは英名有り、男の子達も同様です。


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上海で友人達に会う度に「ねぇ、Hirokoの英名決まった?」という話になり、私が「もう皆私の名前覚えたから必要ないじゃない?」と言うと、「そうね。Hirokoってかわいいものね。」って殆どみんな納得してくれるけど、でもインインはいたずらっぽい目をして「何が良いと思う?Hirokoだったら...。」とまだまだ面白がっています。

まぁ、暫くの間みんなに話題を提供することにしましょう。でも、どうしましょう、いつか私がまんざらでもなくなって「Hi, I'm....]と言い出したら? ? ?それも別のキャラクターを演じるみたいで楽しいかしら?

[In China, My Name Is.....] by Valerie Blanco & Ellen Feberwee Mark Batty Publisher/ New York City  は長楽路にあるGarden Booksで購入することができます。200RMB
(写真は全て[In China, My Name Is...]を写したもの)

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