大切なこと。
先週、幼い頃からの友人と六本木のミッドタウンの中にあるサントリー美術館へ「おもてなしの美」展を見に行ってきました。

この日、サントリー美術館には所蔵品の中から選りすぐりの名品を今の季節に合わせて展示してありました。
明後日2/14はヴァレンタインディでもあるけれど、2010年の旧暦の新年でもあります。
今の私達にとってお正月はもう過ぎてしまったものに感じるけれど、元来、日本では春とともに新年を迎えていたので、明後日が元旦です。
だから逆に、今、この展覧会へ行くと展示されているものが使われていた頃のお正月に思いを馳せることができて、もう1度お正月気分を味わえるような感じでした。
日常の生活とは異なる、お客様を心づかう気持ち「おもてなしの心」が随所に表れた宴席の器や調度品、茶道具は本当に素敵!
そんな中で私が一番気に入って、「欲しいなぁ。」と思ったのはこれ。
きれいでしょう?
これは「紫陽花橋螺鈿蒔絵重箱」江戸時代に作られたものです。
大きく描かれた紫陽花の背景の斜めの線は水を表し、そして、その横の面には太鼓橋が描かれている見た目も涼やかな4段のお重です。
春や秋の風景のものは良くあるけれど、こんな初夏の風景を切り取ったようなお重は初めて!
蝶々が停まったような螺鈿の花びらもかわいくて、見たとたんに「わぁ。。」とため息が出ました。
(写真は図録より)
その他にも色鮮やかな有田や九谷の器、渋くて素敵な美濃、備前の器が揃っていて見応え十分でした。
前は、華やかな絵柄のものが好きだった私も、この頃織部などにも心が惹かれるようになって、そんな自分の発見もありました。
そして、丁度お昼時だったので私達は美術館の売店横にある、加賀麩のレストラン不室屋へ。
生麩をいろいろにお料理したものと薄味の煮物や甘鯛の西京焼などがぎっしりのお弁当は一日30食限定です。
でも、もしもその日の分が終わっちゃっていても、お膳の右にあるお椀、ふやき五色汁は販売もしているのでお家で楽しむこともできます。

お食後には、こんな加賀棒茶も頂きました。お茶請けのお麩のお菓子もラスクみたいで軽くて美味しかったですよ!

そして、やっぱり毎日の生活って大切!と思った私は、丁度京都のかわいいお菓子を頂いたところだったので、こんなふうにうるわし屋さんで買った器にのせてみました。
展覧会を見た時の優雅な気持ちを思い出しながら、さぁ、今から仕事です。
心の中に「おもてなしの心」を持ちながら。。。
「おもてなしの美」 サントリー美術館所蔵品展 〜2010年 3月14日
サントリー美術館 東京ミッドタウン
上海の個展まで 36日
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