決心!?

A Very Happy Birthday to you? いえいえ、実は今日は私のお誕生日です。

と言っても、先週から早くもいろいろな友人達からプレゼントを頂いたり、「お誕生日でしょう？ご飯食べよう！」と、もう何回もお祝いをしていただいたので、今日は美容院へ行ったりひとりで過ごしました。

長くなりすぎていた髪を15cmくらい切り、自分じゃ結えないかわいい三つ編みにまとめてもらって、自由が丘で電車を降りて、こんな緑のきれいな季節に生まれたのね、と嬉しく思いながらにこにこ歩いて帰ってきました。

今の季節は色々なところに様々なお花が咲いていて、お散歩をしていても楽しい。：）

そして、そんな時に思うのは、やはりロンドンのこと。

この頃上海ばかり行っていたけど、今日みたいなひんやりとした初夏の日には心の中に「ロンドン行きたいなぁ。」という思いがポツンと沸き上って来る感じです。

先日上海での個展を終えてから色々と私は考えていることがあり、友人達に相談したりアドバイスを乞うたりしているのですけれど、本当に実現するかしら。出来るかしら。

「思ったこと、考えたことをまだまだ実現できる元気と行動力、今迄の経験や実績があるのだから、頑張ってやってみよう！」と力強く思う日と、「でも、本当にできるかしら。だって、だって。。。」と下を向きそうな日が代わりばんこにやってきて、まだ一歩先へ踏み出せないでいます。

昨日は、そんなことを家族に相談しながら、お誕生日ディナーを溜池山王の美味しいフレンチレストラン　シュマンで食べました。

これは名物の「人参のムース コンソメのジュレ 雲丹添え」です。
他にも大好きなウズラのファルシやオランダ産の見事なホワイトアスパラなどをシャンパーニュやワインと共に頂き美味しくて楽しくて暖かい夜でした。

昔から始める前はぐずぐず同じ場所で足踏みするようなところがあるけれど、一度覚悟を決めたら度胸の良い私です。自分を信じて頑張ってみようかな。。。

そして、その内私が一歩踏み出すことが出来たら、真っ先にご報告するので応援して下さいね〜！

緑の季節

今朝は気持ちよく晴れていたのに、午後になって何だか雲行きが怪しいと思っていたらザァッと一雨降りましたね。
でも、雨のあとって何だか空気がすっきりとして気持ちが良いし、庭の木々が嬉しそうなので、案外私は好きです。

そして、今の季節にしかない私の大好物は。。。

そう、空豆！
家でご飯を食べられそうな日にはいそいそと八百屋さんへ出かけ、「空豆下さい！」とニコニコとお買物。
そして、必ず茹でたてを食べられるようにご飯を作る段取りを考えてからお夕飯を作ります。
うーん、幸せ！

そして、いつか私は畑に生えている空豆を見たいと思っています。
だって、「天に向かって伸びるように大きくなるから空豆」って言うんでしょう？
枝豆のように地に向かってなっているのではなく、ピン！と空に向かって生えているところなんて、何だか想像できません。そんな時には実際に見てみなくちゃ、ね！

それに、グリーンピースや枝豆と比べたって、すごく不公平なほど大切にされている空豆って何？と思いませんか？
外の莢はあんなに厚くて固いのに、開けると中はゆったりとしていて、しかもふわふわ！あんなふうにしっかりと守られているなんて、何だか良いなぁ。。。

そして、この空豆も美味しかった！

友人の四川料理屋さんで食べた「空豆の紹興酒漬け」。そして、名物「搾菜の浅漬け」と「シジミの醤油漬け」です。茹でた空豆を皮付きのまま一晩紹興酒につけたシンプルな一皿は、湯でたてのものとひと味違った美味しさがありました。お家でも作ってみようかな。

火曜日の夜は、この他にも海老と空豆とヤングコーンの炒めもの、ズワイガニと春雨、豆苗、鶏の土鍋ご飯など、良く食べ、良く飲み、楽しくお話しした一夜でした。

そして昨日は、来月上海で開くワークショップのためこんなサンプルを作りました。

かわいいでしょう？
まるで芝生のような緑のバスケットに色とりどりのリボンのお花をつけました。
作りながら「わぁ、小さなお庭を持ち歩いているみたい！」って思いました。

リボンをスイスイと縫うだけでこんなかわいいお花を簡単に作ることができるんです。
こんなふうにバスケットにつけるだけでなく、色々と工夫が出来るので、ぜひ作り方を覚えて楽しんで下さいね。

このお花のworkshopは、6/8（火）、6/12（土）、6/17(木）に南京西路のplum galleryで、そして6/18(金）に浦東の東桜花苑で開きます。
plum galleryでは既に募集中、東桜花苑も近日中に募集予定です。お楽しみに〜！

plum galleryのworkshopについては、5/15の記事「６月の予定in 上海　その２」を、そして古北の素敵なサロンfillでのworkshop については、5/12の記事「6月の予定in上海」をご覧下さいね！

そして美味しい四川料理はこちらへどうぞ。
Coolie's Creek 　港区白金1-2-6 月曜日お休み
http://cooliescreek.jugem.jp/

こんな雨の日には。

さて、日曜日からずっと雨の東京ですが、上海から戻ってから何だかバタバタと忙しい私にとっては、ピカピカの晴れの日よりも気分が落ち着いていいかもしれません。

今朝、庭へ出たら鉄線が咲いていましたよ。

きれい。。。
朝から「まず、あれをして、次にこれをして、終わったらこれもしなくちゃ。」というふうに頭がキチキチ動いていたのが、この花を見た瞬間にふっと緩んだ感じがしました。

雨に濡れて花が痛んでしまいそうだったけれど、鉄線の花は何だか誇らしげに嬉しそうに咲いているように見えました。そうですよね、だって、こんなにきれいなんですもの。

そして、こんな雨に日にはこんなバッグを持ってのお出かけはいかがでしょう？

これは、私の本「Variations　 ニットのバッグと小物」（文化出版局　2008年）の中の作品です。
コードをビニールリングにかぎ針で編みつけたモチーフを繋げて作ってあります。
ちょっと手がこんでいて「簡単！」とは言えないけれど、出来上がった時の嬉しさはそれだけ大きいから、ぜひチャレンジしてみて下さいね！

最近素敵な持ち手が手に入ったので変えてみたら、また違う雰囲気になって、まるで新しいバッグが出来たみたいに感じました。こんなところも手作りの楽しさですね。

そして、今日は一日本当にバタバタしていた私はお昼を食べる時間がなくて、夕方になって大好きな梅園の豆カンを丁寧にいれた新茶と一緒に食べました。美味しかった！：）

忙しくても、一日にちょっとこんな時間があると、それだけで何だか嬉しくなります。
そして、さぁ、頑張ろう！っと箇条書きになった「must do!」のメモを見ながら思いました。

明日は晴れそうですね。
久しぶりに友人のレストランへご飯へ行く約束をしているので、楽しみ〜！
新しいアクセサリーでも、ささっと作ってお出かけしようかしら。：）

乙女の金沢！

さて、今日は冷蔵庫に葉書を貼って「絶対忘れずに行こ！」と思っていた「胸きゅん！乙女の金沢展」へ行ってきました。

家の近くの玉川高島屋S.C.の地下にあるSAKE SHOP 福光屋さんは、私がSCへ行くと必ず立ち寄るお店です。
もちろん色々な種類のお酒がメインだけれど、ここのセンスの良い酒器や調味料、そして食材も見逃せません。

ここで売っている信州卵王国Kのタルタルソースは私のお気に入り！
ドレッシングにちょっと足したり、魚や鶏のソテーにかけたり、サンドイッチを作る時にも便利です。

でも、今日は福光屋さんの地元の金沢！
しかも、前から「かわいい！」って思っていた本の中に掲載されている食器や食材、工芸品が購入できるというのでわくわく出かけて行きました。

これは中町いづみさんの九谷焼「虎之図」。かわいいでしょう？
九谷の色なのに、何だか少しユーモラスで今の生活にすんなり似合いそうな感じです。

そして、これは。

私が福光屋さんへ行く度に「欲しいなぁ。でも。。。」と思っているうすはりグラス。
電球を作るようにして出来ているという薄ーい薄ーいグラスです。

今日、カウンターで、加賀鳶　純米吟醸酒　藍しぼりたて・生をお願いしたら、このグラスで出て来たので思わず嬉しくなりました。

この、口が広いワイングラスのような酒器で飲むと、日本酒の香りが鼻からすぅっと入って来て、本当においしい。

でも、どんなに大切に扱っても私はこのグラスをきっと割ってしまいそうだから、暫くはお店で飲むことにしましょう。

そのあと、テラスのあるレストランで暮れてゆく多摩川を見ながら食事をして帰ってきました。
少し寒かったけれど、今日は昼間暑かったから空気が何だかふんわりとしているような気がしました。

そして、家に戻ってから「乙女の金沢展」で買った加賀種の「あいすくりーむ最中の種」（鯛焼きの形!)に抹茶アイスを詰めて食べました。
さくさく軽くて美味しかった！：）

他にも小西の黒豆パンや高木屋のあんず餅、第22回全国菓子大博覧会大臣栄誉賞、第25回全国菓子大博覧会茶道家元賞受賞のかわいいお菓子｢紙ふうせん」を買いましたよ。

素敵な加賀指ぬきや木のトレィ、水引細工、古九谷、白磁の小皿など心弾かれるものが沢山あって、今度はゆっくり金沢へ行って一軒ずつお店を回ってみたいと思いました。

わぁ、何だか楽しそう！と思ったら急いで、急いで！
「乙女の金沢展」は、あさって23日（日）までです。

胸きゅん！乙女の金沢展　5/14~23　　10時−21時
サケショップ福光屋（玉川高島屋S.C.　地下1F）　03-5717-3305

素敵な日曜日！

今日は午後になったら新国立美術館で開催中のルーシー・リー展へ行こうと考えていたのに、残念！何と今日は休館日でした。
行く前に調べて良かった、と思いながら、でも今日見てももしかしたらそれほど心に入ってこなかったかもしれないと思いました。何故ならば、数日前に受けたおもてなしで、まだ私の心がいっぱいだったからなんです。

お天気が良かったこの前の日曜日、「久しぶりに遊びにいらっしゃい。」とのお誘いに朝から上機嫌だった私は、夕方になるのと同時に冷えたワインを下げてイソイソと出かけました。
そして向かったのは、私の家から車で５分ほどのH家。私の家族とは長い間親戚のようなおつきあいをさせて頂いている父の友人のご家族です。

お洒落でインテリジェントな叔父ちゃま、お料理上手でセンス抜群の叔母ちゃま、３人の子供達と彼らのファミリー、私は３代に渡るこのファミリー皆の大ファンで、時々「みんな元気かしら？」と会いたくなったり、PCのトラブルがあると「助けて〜！」と救援を頼んだりしています。

そして、何と言ってもH家は私にとって素敵な文化サロンのような場所。
この日もお玄関のドアの脇には溢れるようにナスタチウムが咲き、ダイニングテーブルの上の素敵なガラス器にも元気な黄色＋オレンジの花がさりげなくいけてありました。
そして、ナスタチウムの色に合わせたような黄色／黄緑／オレンジの前菜とナフキン、お庭のフレッシュな野菜と様々なハーブのサラダでお食事が始まりました。

一人ずつにセッティングされていたのは、叔母ちゃまのお母様が彫られた見事な鎌倉彫のお盆、お箸置きは由比ケ浜の石に銀細工を施したもの、そして使い込まれた洋食器。
そのひとつひとつが長い時間と代々引き継がれて来たセンスを象徴していて、「わぁ、やっぱりH家って素敵！」と思いました。

私が上海での報告をしたら、叔父ちゃまが「ヒロちゃん、岡田謙三って知ってるかな？」と一冊の画集を見せて下さいました。幽玄主義と言われた彼の色はとっても素敵！　ぜひいつか彼の絵を見てみたいと思いました。そして、こうして新しい刺激を受けられるのも、H家へ伺う楽しみのひとつです。

特別に何か新しく用意したものなどないのにとても豊かで、自然にさりげなく、けれどおもてなしの心がこもった美味しいお食事と暖かい会話に満たされた幸せな日曜日でした。

H家で「そうだ、写真を撮らなくちゃ！」と思ったけれど、何だか心に留めておきたくてiPhoneをバッグから取り出そうとは思いませんでした。そんな簡単な事じゃない、と思える何かがありました。

だから、今日は私の家で撮ったこんな写真をどうぞ。

これは、先週買って来たこごみと愛猫Sageが砂出し中のアサリに興味津々なところです。

このあと、こごみは胡麻和えに、アサリはヴォンゴーレにして庭の木の芽を天盛りにして食べました。
美味しかった！：）

いつか、私もH家の叔母ちゃまのようになれるのでしょうか。
そして私はまだまだ修行中なことを実感しながら、今度は夏の設えのお勉強に行きたいなぁと考えました。
H家の皆様、またお時間がある時にお誘い下さいませね、環八をピューッと飛んで行きます。：）

６月の予定in 上海 その２

さて今日は、6/7（月）の高田裕子さんの素敵なスタジオfillでのレッスンに続き、先日私が個展を開いたplum gallery でのWork Shopのご案内です。

前回のworkshopに参加して下さった方から「Hirokoはニットも得意なんでしょう？ぜひ、今度は編物を教えてね！」というリクエストをいただき、「それでは！」と、簡単でお洒落な夏のネックレスをご紹介することにしましたよ。：）

基本の作品はこれ！

かわいいでしょう？
このチェーンはどうやって繋がってるの？と、思いませんか？
実は、とっても簡単なんです。
そして、編んでみたら「わぁ！楽しい!!」と、どんどん繋げたくなっちゃいます！

その上、ネックレスの長さも後ろに通したリボンで自由自在にアレンジ出来るし、タランと垂らしたリボンの後ろ姿も素敵です。

立体感が際立つ麻ひもで大人っぽく一色で編んでもカッコイイし、カラフルにヴィヴィッドな色の夏糸を次々に繋げても楽しいでしょう。
また、糸を２本取りにしても面白い！わぁ、アイディアが色々出てきそうです。
キットではなく、ご用意した材料を好きにアレンジして楽しんで頂けるようにしょうと考えています。

Work Shopへは、どうぞ4/0-6/0号位のかぎ針を一本持ってお越し下さいね。
麻ひもやカラフルなコットンの糸、かわいいビーズを通した糸などをご用意してお待ちしています。

そして、もう少しエレガントなネックレスも！

あらかじめ糸に淡水パールを通して編んだシンプルなネックレスです。

こんなふうにラリエットのようにしても素敵だし、ロングネックレス、２重にして短い２本のネックレス、手首にグルグル巻いてブレスレットに、と色々なアレンジをして頂けます。

日時：6/8（火）、6/17（木）は、11:00~13:00
　　　6/12（土）は、13:00~15:00

場所：plum gallery 南京西路1025号（静安別墅37号）
講習費：200元（基本のネックレスの材料費＋美味しいplumのcafe menuの中からドリンク１杯！）

パールのネックレス：120元　追加の材料になりますので講習費には含まれません。　（なるべく事前にお申し込み下さい）

詳細＋お申し込みは plum galleryまで。英語／中国語：021-5213-6565　
11:00~20:00 月曜日お休み
または、このblogからメールで私までお願いします。

そして、やっぱりお花でしょう！という方ヘは、雑誌LOHAS 6月号（中国版）でもご紹介しているお花のバスケットをどうぞ。

こちらは、バスケットをご自分でご用意頂き、work shopではお花の作り方を伝授致します。
お花の材料３個分が講習費に含まれていますので、ご自分のバスケットの大きさに合わせてextraの材料をご購入ください。
また、バスケットをお持ち頂いた方には私がお花をつける位置などアドバイス致します。

さぁ、夏に向けてそろそろお洒落の準備をご一緒にいかがでしょう？
レッスンは英語と日本語で行いますので、どうぞお友達もお誘い下さいね！（私は中国語は出来ないのですけれど；＿：、皆さんのhelpで中国語オンリーの方にもご参加頂いています。）

爽やかな初夏の日に、大好きな静安別墅のかわいいplum galleryで、夏にぴったりのカラフルで楽しい材料をご用意してお待ちしています。：）

また、「お洒落はやっぱり足下から！」という方は、fillでかわいいパンジーのシュークリップのworkshopへいらして下さいね！
5/12の記事、「6月の予定in上海」をご参照下さい。

そして、中国語での説明はplum galleryのblogの5/11の記事をぜひご覧下さい。
http://blog.sina.com.cn/plumshanghai

久しぶりのお休み。

「あ、今日は水曜日！映画を見に行こうかな？」と朝シャンプーをしながら考えた私は、ささっと髪を乾かしヴァージンシネマのHPを調べました。
ずーっとお休みらしい一日を過ごしていなかった私は、「今日は仕事をしない」、と決めたのは良いけれど、いまひとつこれ！と思える映画がなくて困ってしまいました。

でも、庭へ出たら、こんな素敵な光景が私を待っていましたよ。

なんてきれいなんでしょう！
夜中の雨がこんなふうに鯛釣草のはっぱの上に残っていました。
いつも私は庭の中のこんな光景を見つけると、とても幸せな気持ちになります。

そして、映画に行くよりもお散歩へ行くことにしました。
上海での個展の作品作りで私の強い助けになってくれたアシスタント嬢に帰国してからまだ会っていなかったので、彼女を誘って家の近くで窯焼きpizzaを食べてから、いざ中目黒へ。

目黒川の辺りは今こんなふうに緑のトンネルになっています。
思ったよりもあたたかくなった今日は本当にお散歩日和。
かわいい雑貨屋さんやアンティーク屋さん、素敵なボタン屋さんを覗いて回り、そしてもちろん大好きなカウブックスも忘れずに。

そのあと、代官山まで足を伸ばしてEATALYのチョコパンを買おうかな、と思ったけれど、せっかく目黒川にいるんですもの、ヨハンのチーズケーキを買わずには帰れませんよね？

上海でのご馳走の毎日を清算するために「Dietしなくちゃ！」と思っていたのに、チーズケーキの誘惑に負けた私は自由が丘から歩いて家まで帰りました。

でも、そのご褒美にこんなきれいなバラを見つけましたよ。

花が咲き始めると「わぁ、ここのお家にはこんな樹が植わっていたのね。」と楽しいサプライズがあるけれど、バラも同じ。
普段何気なく歩いている道が、思わずほほえんでしまう嬉しい道に感じられます。

そして、簡単に食事を済ませ、たっぷりと美味しいお茶をいれて、ゆっくりとデザートを楽しみました。
あぁ、東京に帰って来たのね！と感じた久々のお休みの一日でした。：）

そうそう、今日発売のHERSの来月の予告に「上海でオーダーしてきます」というタイトルがあります。実はこれは、私がご案内しています。6/12発売です。お楽しみに〜

6月の予定 in 上海！

今朝から降っていた雨もいつのまにかやんで、庭へ出たら緑の香りがいつもよりも強く感じられました。
いい気持ち！
５月生まれの私は、何故だかやっぱりこの季節が一番好きで、緑の中にいることをとても幸せに感じます。

そして、連休の間には６月に何箇所かで予定している上海でのworkshopの日程や内容を決めました。

まず、6/7（月）には日本人の方が多く住まわれている古北での初めてのレッスンがあります。
主催して下さるのは、先日上海でお目にかかった色彩学の専門家の元気でかわいい高田裕子さん。：）

自分に似合う色を見つけて、もっともっと輝く毎日を！という素敵な提案をしていらっしゃる方です。

今、彼女のスタジオ へ遊びに行くと、こんな風景が広がっています。

きれいでしょう？
これは、「スタジオのに個展の壁にあったような樹を描けませんか？」というご相談に、私が悩んだ末厚手のきれいな水色のシルク地に白の樹を描いたものです。
そして、そこへ私が作ったコサージュの花を咲かせました。

きっと向いの壁に貼った鏡にも写り込んで、スタジオには色とりどりの満開の花を咲かせた２本の樹が植わっているようになったのではないかしら？

個展が終わり、あのきれいなブルーの壁がすっかり元の白壁に塗り戻されて寂しい気持ちになっていた私でしたが、また違う場所に違う樹を描くことができて、とっても嬉しい気持ちです。高田さん、謝謝！

そして、6/7に皆さんと一緒に作るのはこれ。
かわいいでしょう？

リボンで作ったパンジーです。
これは、取り外しのできるシュークリップなので、素足のお洒落が楽しいこれからのシーズンにぴったり！
色も紫、サックス、白など何種類かご用意したので、お好みでどうぞ。

このパンジーの材料は何cmかに切ったリボンだけ！
袋に入った材料を見ると、どうやったらこの短いリボンからこのパンジーが生まれるのでしょう？と不思議になるはずです。
でも、ちくちくと縫ってギュッと引っ張って...と手を動かしているうちに、自分の手の中にかわいいパンジーが出来上がります。
私はこの瞬間が大好き！何度作っても「かわいい！」と嬉しくなるんです。

ぜひ、この楽しさをご一緒に！
詳細とお申し込みはこちらへ：

http://www.fill-color.com/index.htm

そして、先日個展を開いたplum galleryではかぎ針で作るネックレスのレッスンも計画中です。
詳細は次回お伝えしたいと思います。
お楽しみに〜

My Shanghai 56

さてさて、上海旅行を計画している友人達が必ず私に聞くのは、「上海で何を食べたら良いの？」ということ。

それは、実は東京やパリで何を食べるのがお勧めかと聞かれるよりも難問です。
しかも、「やっぱり中華よね？」と、念を押されると余計に困っちゃうんです。
だって、英国や日本では中華料理＝広東料理のことが多いように思うけれど、上海には広い中国のいろいろな地方の特色料理があり、私が好きなお店だけでも上海、北京、四川、雲南、広東、湖南、西安などなど沢山あるんですもの。そして、もちろん台湾料理も！

そんな時、きっと誰でもが好きで美味しいと思うだろうと思って勧めるのが熱々の小龍包。

そして、きっと一番有名なのは上海一の観光名所、豫圆にもある南翔馒頭店 かしら？
これは、地下鉄南京西路駅の上にあるお店です。
ここは私が個展を開いていたギャラリーのすぐ近くなので、滞在中は度々食べに行きましたよ。
やっぱりここの蟹ミソの小龍包は美味しいと思うし、他にもサクサクしたパイや一品料理にも私の大好物があります。

でも、先日初めて食べて、「很好吃！！！」（美味しい!!!）って感激したのは。。。

これは、「どっちの小龍包が好き？」と南翔馒頭店 と必ず引き合いに出される名店、鼎泰豊の黒トリュフ（西洋松露）と豚肉の小龍包！
ほら、何となく普通の小龍包よりも黒っぽいでしょう？
それだけ沢山の黒トリュフが入っている！っていうことなんです。
この黒トリュフ入りとフォワグラ入りのスペシャルメニューを見た時には、ちょっと邪道な気がしたけれど、一つ食べてみたらその何とも言えない黒トリュフの香りに思わずじっと黙ってしまいました。

何年か前に、ミラノのレストランでカルパッチョの上に削ってくれた山盛りの夏トリュフの味と香りも未だに忘れられないけれど、この小龍包もなかなかです。
そして、この黒トリュフはなんと雲南省で取れたもの。つまり国産です。ふむふむ、ということは、これから上海の他のレストランでも「黒トリュフの....」というメニューを見かけるようになるかもしれませんね。楽しみ！

以前に新天地の鼎泰豊へ行った時にはなかったから、もしかしたら浦東のSWFCとこのリッツ・カールトンが入っている上海商城だけのスペシャリティなのかもしれませんね。

私のローカルな友人達は「Hiroko、あんな有名店へ行かなくても他にも小龍包が美味しいところは沢山あるのよ。」と言うけれど、今でもあのふわっと立ち上るトリュフの香りが忘れられない私は、次回上海へ行ったら、やっぱりすぐにここへ足が向きそうです。

今度はフォワグラ入りの小龍包も食べてみようかしら。。。うーん、楽しみー!!
そうそう、是非「邪道だ。」「高いだけの有名店だ。」と言っている友人達を誘って行きましょう。きっと、一口食べたら、「Hiroko,今度はいつ来ようか？」と考えが変わるはずですもの。：）

鼎泰豊　　南京西路　上海商城 021 6289-9182

大好きな静安別墅

さて、お天気の良い穏やかな日が続いた連休でしたが、私は長い間家を空けていたため色々な用事が山積みで残念ながらお休みどころではありませんでした。；＿：

でも今日も外が余り気持ちが良さそうだったので、庭へ出てこんなふうに仕事をしましたよ。：）

多摩川でBBQでもしているのか、美味しそうな香りと楽しそうな笑い声が風に乗って聞こえて来たけれど、私はPCで音楽を聴きながら、庭のウッドデッキで風に吹かれながらのんびりと編物をしました。

ボサノヴァとワインが似合いそうな午後だったけれど、頭がゆるゆるしすぎないように少しアップテンポな曲と冷えたピーチ味のウーロン茶を飲みながら、上海の市場で購入したかわいいキャンディピンクの細い麻のヒモでバッグ用の編地を作りました。

先週まですごく忙しくて全く編物をする時間がなかった私は、久しぶりに糸を手にして、２本取りにしてみたり、針の号数を変えたり、きつめに編んでみたり、ゆるくしてみながら、「あぁ、私はやっぱり編物が好きなのね！」と幸せな気持ちになりました。

そして、突然ハタ！と気がついたことが！
わぁ、今日はもう5/5です。確か先日撮影したICSの番組は5/8の放送だったような。。。

これは、上海の不動産関連の雑誌に静安別墅のことが特集された記事です。（私の個展の写真も右上に小さく載っています。）
上海では市が様々な建物を「歴史的建造物」に指定して保護しているのですけれど、ここもそのひとつ。
抜群のロケーションなのに、門から一歩中へ入ると全く表通りとは違う風景が広がるこのJinan Villaは今大注目のようで、今回のICSの番組もこのエリアを特集したものなんです。

そして、plum galleryへ現れたのはJenny!

ICSの人気番組City BeatのレポーターのJennyが話す英国訛りの英語が懐かしくて、撮影以外の時にはこんなふうにソファにふたりで座って、「ね、上海のどこが好き？」「英国を感じるところってどこだと思う？」と、お喋りに花が咲きました。「うーん、私が一番ホームシックにかかりそうになるのは、やっぱりMarks & Spencerかしら。」という彼女の答えに私は深く頷きながらも、「やっぱりね！」と大爆笑でした。：）

今はもう私の個展はもう終わってしまったけれど、番組の中ではギャラリーの中をJennyと歩きながら作品の説明をしたり、短いインタビューがあったりするはずです。きっとCity Beatの中の５分くらいだと思うけれど、私は東京からは見られないので在上海のみなさま、ぜひご覧になって下さいね。
多分5/8の21:30~ではないかと。。。
大好きな静安別墅をどんなふうに紹介するのか、私も興味津々です。

そして、多分今一番新しい静安別墅のニュースは、plum galleryのオーナー達が先週末にオープンしたばかりのご飯屋さん。いわゆる日本で言うカフェめし、みたいなお店です。
オープン前日の大忙しの中、「わぁ、Hiorko帰っちゃうのー？帰る前に覗いていかない？」とお店の中を見せてくれたけれど、とっても居心地が良さそうでしたよ。
あっ、お店の名前聞くの忘れちゃった！でも、住所は：静安別墅 78号です。

大通りの喧噪に疲れたら、ぜひ昔ながらの生活と新しい文化発信地点が混在している静安別墅へどうぞ。
美味しいご飯も待っています。

PS.今、上海から連絡があって、この番組の放送は少し伸びたようです。残念。。。
でも、少し先に必ず放送するそうなので、ICSのHPをチェックしてみて下さいね。
http://www.icshanghai.com/

My Shanghai 55

先週から急に暖かくなって、毎日気持ちが良い青空の上海でしたいことは？
そう、凧揚げです！

開幕したばかりで混雑している上海万博へ行くのは少し先にして、目指すのはここ！

私が3/20-4/25まで個展を開いていたplum galleryと同じ静安別墅の中にあるRu-Wa Studioは、かわいいおもちゃ箱のようなお店です。

オーセンティックな中国ならではのおもちゃの制作と販売をしているこのお店は、古来からのおもちゃが最近どんどん失われて行くことを残念に思った若夫婦が２人で開いています。

壁にはこんなふうに手作りの凧がたくさん飾られていて、他にもお店のいたるところに私達日本人も懐かしい気持ちになるおもちゃが沢山！

反対側の壁には、ご主人ご自慢の音が出るおもちゃが処狭しと並べられていて、思わずひとつひとつ手に取って遊びたくなりました。

私も大きな金属の輪を先がフックのようになった棒で支えて転がすおもちゃ（これはフランスにもあるのと同じかしら？）や、大道芸の人が上手に操っているのを見たことがある、ヒモでバランスをとって遊ぶおもちゃなどに挑戦しました。

私が棒を片手に不思議そうにしていたら、「ほら、一緒にやろう！教えてあげるから。」と、ご主人がお店の前の道でコツを伝授してくれました。

本当に単純なんだけど、やればやるほどやめられなくなるような楽しさがいっぱいのおもちゃは、ちょっと前まで子供だったのに、今はなかなかこういうおもちゃに触れる機会がなくなってしまった私達のためにあるような気持ちになりました。

そしてここでは、こんなふうにおもちゃの作り方を習うことも出来ます。
実はこれは日本凧の会、会員でもある私の母が凧作りに挑戦しているところです。
竹ひごの長さを測って切り、ボンドと糸で組み立てて紙を貼り、絵の具で絵を描いて、糸を結んで出来上がり。
文章にすると簡単そうだけど、母は４日間お昼から夕方まで通って、やっと１２枚の連凧を仕上げました。

私がギャラリーで忙しかったので、母は何をするかしら？とちょっと困っていた私に、このお店は渡りに舟！
「ねぇ、好きそうなお店があるから行ってみる？」と連れて行ったら、すっかりRu-Waの常連になって日参していましたよ。：）

他にもこんなかわいい金太郎みたいなお人形や赤ちゃんに履かせる布の靴などもありました。
しかも全て、「本当にそんな値段で大丈夫なの？」と思わず心配になっちゃうお値打ち価格なんです。

蛇の目傘のような、手作り傘の内側に張ったカラフルな糸がかわいくて思わず買いたくなったり、今度はランターン作りに挑戦したいな、と思ってわくわくしたり、お店のご夫婦の人柄も相まって居心地が良いこと！

こんなかわいいお店が路地の奥にあることも、この静安別墅を魅力的にしている大きな秘密です。
ハイブランドのお店やISETANが立ち並ぶ賑やかな南京西路も良いけれど、一歩入るとこんなに素敵なwonderlandが広がっているんですもの！楽しい! !

空気が乾いてお天気が良い日には、ぜひここで凧を作って揚げにいきましょう。きっと、とっても気持ちが良いはず！
Mary Poppinsにも歌があるでしょう？　
Let's go and fly a kite!　って。♬

Ru-Wa Studio
南京西路1025开静安別墅81号
12:00-21:00　月曜日はお休み

http://ru-wa.blogbus.com