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My Shanghai 57

もしも、これからNo.1に美味しくて、No.1に予約が取れなくなりそうなレストランはどこだと思う?と聞かれたら、答えは簡単!
それは、南外灘に出来たばかりのTable No.1です。

日曜日に上海へ来てから、沢山の方にお目に掛かり、よく働き、そして良く食べ良く飲み、という毎日だった私は、昨日はお友達とプライベートなお食事に出かけました。

南外灘にある倉庫を改装したWaterhouse Hotelは19部屋だけのお洒落なブティックホテルです。最近上海のいろいろなところに20部屋以下の小さな素敵なホテルが次々にオープンしているけれど、ここほど美味しいレストランが入っているところは他にないでしょう。

No11

世界中に星付きレストトランを持つスーパーイギリス人シェフGordon Ramseyのもとで9年間働いた後、すぐにこのレストランを開いたのはJason Atherton. 

彼が上海で考えたのは、80%以上ローカルの材料を使うこと、そして地元の農家などと話し合って自分の使いたい野菜を育ててもらうこと。
だから、何を食べても材料がフレッシュで様々なハーブが使ってあって美味しい!:)

これは、蟹とアヴォカドのカクテルにトウモロコシのソルベが合わせてあってひんやりとして美味しかったし、右のマグロのタルタルもハーブとライムが爽やかな夏の一皿でした。


No13


そして、私達はそのほかに鱈と豚をメインに、そしてつけあわせにアーティチョークのグリルもオーダーしました。
グリルした鱈+トマトソースって良くあるけれど、ここの厚めにカットされた鱈とフレッシュな甘いトマトは今迄食べた鱈のグリルの中で一番美味しかったかも!
豚もやわらかくて、これはどうやって作ったの?という感じだったし、大好きなアーティチョークを食べられたことも嬉しいことでした。

そして、久しぶりに「食べたことがない味」だと思ったのは。。。

No14

何層にもなったマンゴーとバラのトライフル!
日本人には余り馴染みのない「Trifle 」ですが、これはとっても英国らしいデザートのライスプディングのことです。

英国の家庭では「What's for pudding? 」(今日のデザートは何?)というのがお決まりのセリフなのですけれど、Trifleは家庭で簡単にできるデザートのひとつ。でも、Table No.1のはちょっと違います!

熱々のトライフルの上にお店の人がテーブルで乗せてくれるのは、冷たーいライチーのグラニテ。
南国的なマンゴの甘さ、女の子なら誰でも喜んじゃうバラのロマンティックな香りにオリエンタルなライチーが合わさって、何とも言えない美味しさでした。

サービス面は改良の余地あり、だったけれど、上海へ行ったら足を伸ばして南外灘まで行く価値あり!です。

ご飯を食べた後、大雨になりお家迄たどり着くのが大変だったけど、それでも美味しい余韻に包まれて幸せな夜でした。:)

Table NO.1 Waterhouse Hotel
1 毛家园路 近 中山东路 6080-2918

そうそう、明日発売の[ HERS ]7月号(光文社)に私がご案内する上海のオーダーメイドのお店が6ページ掲載されています。見て下さったら嬉しいです。そして、ぜひ感想も!:)

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コメント

毎日、上海便りとても楽しく読ませていただいております。
今日、HAERS拝見致しました。広子さん、とってもチャーミングでした♪また、ご紹介していらっしゃるモノ達もお店も素敵で、リーズナブルで、出来ることならすぐにでも上海に飛んでいっちゃいたいです。こちらは、紫陽花が綺麗に咲きはじめました。そして、私の一番大好きな沙羅双樹のつぼみが、うっすら白くなってきましたよ。
どうぞ、お気をつけて上海楽しんでください。

投稿: m. akemi | 2010年6月11日 (金) 18:08

HERS見て下さったのですね!
ありがとうございます。
こちらのお店の方たちも日本に紹介された事をとっても喜んで、皆さんがいらっしゃるのを待っていますよー。

今回は毎日仕事でなかなか自分の時間が取れないでいますが、少しずつ上海に自分が居ることに違和感を感じなくなってきました。
また、そんな街をご紹介していきますね!

投稿: ginger | 2010年6月12日 (土) 00:55

HERS拝見いたしました。
上海は行ったことがないのですが、ご紹介のお店はとてもステキで是非行ってみたくなりました。
記事の中に上海秋冬オーダー旅行企画中、とありましたが、これは一般参加とかはないのですか?
広子さんツアーがあれば、とてもうれしいです!

投稿: k. michiyo | 2010年6月12日 (土) 13:31

michiyoさん コメントありがとうございました。

HERSツアー、ぜひ実現したいと考えています。もちろん、どなたでもご参加頂けるので、もしもご興味がお有りでしたらメールで詳細が決まり次第お知らせしたいと思います。
どうぞ、お楽しみに〜!

投稿: ginger | 2010年6月13日 (日) 00:48

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