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2011年6月

編み編みの毎日

今日は6月最後の日とはいえまだ6月なのに、午前中から34度を越える暑さの東京で私が朝から精を出しているのは編物!
Knitted

毎月のお稽古の作品は一段落したので、今取り組んでいるのは素敵な手編糸の会社パピーの展示会でご紹介する作品達です。
んんっ?こんなかんかん照りの中干してあるものは何でしょう?確かニットは陰干しのはず。。。
実はこれは、編んでから熱湯と洗剤で収縮させフェルト化させた編地を干しているところなんです。
面白いでしょ。

「毛糸って普通に編むだけではなく、ちょっと手を加えても楽しいの!」というアイディアを中国の方たちにも見ていただきたくて、上海のレッスンでも好評だったリボンのポーチをいろいろな形で作っています。
これは、そんな中の作品のひとつ。「わぁ、どんなふうになるのかしら?仕上がりが見たいわ!」という方は、ぜひ7/22の展示会へいらしてくださいね。


Knitted2
そしていつも私は、何かひとつ作品を作ると様々な素材や色の組み合わせでバリエーションを作りたくなります。
そんなことが高じて以前文化出版からも「Variations 色と素材でバリエーション自在 ニットのバッグと小物」(ISBN978-4-579-11214-2)という本を出版させて頂きました。:)

今回もティコゼーを色違いで編み、カップケーキのタワーにはかわいいかぎ針のマカロンを沢山乗せてニットでアフタヌーンティの情景を演出してみたいと考え中。

そして、私ひとりで作っていては到底間に合わないので、いつも心強く「お手伝いしまーす!」とにっこり駆けつけてくれる私の応援隊も制作に関わってくれています。きっと今日もみんな暑い中お家でせっせと製作中のはず。本当にありがとう〜!

そして、私がこんな暑い日に提案したいのはこんなコォディネイトです。
Knitted3

涼しそうだし、かわいい!
暑い日には暑い国で着ているものを見習って、私が着ているのはインド綿やリネンの長袖のシャツやワンピース。
今度のニットの講習会の襟もこんなふうにコットンのプレーンなトップに合わせると、甘すぎず、気軽に身につけられる感じです。
それに、こんなかわいい襟をつけていると、暑いと感じる気持ちは何処へやら、何となくうれしい気持ちで心がいっぱいになるのが手作りの魔法なのでしょうね。:)

どんな時でも冷たいものを余り好まない英国と上海での、「身体を必要以上に冷やさないで暮らす習慣」を取り入れて、私もいつも仕事をしながら常温の水を飲み、窓から入って来る風と扇風機で暮らしています。
そして、手にしているのはウールの毛糸。。。
でも、好きな音楽を聴きながら好きな仕事をしているんですもの、暑さもまた楽し!です。

さぁ、午後も頑張ろう、っと!

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身の回りのもの

先日家の中の仕事をする場所を変えたので、それに伴って仕事用の机の上に新しくiPhone用のスピーカーを買いました。

Jbl
地デジ化で込み合う電気屋さんのiPod+iPhone用スピーカーのコーナーには様々な種類が並べてあったけれど、一番シンプルで、それでいて音が良かったものに決定!
これはJBLというアメリカのスピーカー専門の会社のもの。
こんなに小さいのにすごく素敵な音で、ちょっとご機嫌な気持ちになりました。:)

そして、私はなんでも「取りあえず」というのを余り好まないので、自分が使う身の回りのものも丁寧に選ぶように心がけています。

特に毎日使うものは大切。
そして、仕事に使うものはなるべく手作りのものを。
Ncase3
これは私のお気に入りのニードルケース達です。
「ニードルケース、って何ですか?」「いつ使うものですか?」というご質問を頂いたけれど、ふむふむ、見たところ小さな本のようですものね、用途が解りにくいのも当然かもしれません。

Ncase2
ニードルケースを開くとこんなふうにフェルトが1枚挟まっていて、そこに待ち針や色々な種類の針を刺して、外出や旅行の時に持ち歩きます。

そして、針に糸を通しておけば「ボタンが取れちゃった!」「スカートの裾が下りちゃった!」なんていう緊急の時にも慌てず、ささっと治したりもできます。:)

お手芸のお稽古に出かける時も安全に針を持ち歩けるので、このニードルケース達は私にとってはなくてはならない大切なものです。
そんな便利でかわいいニードルケースのレッスンを来月上海で開きます。(作品は白地に赤いチェリーのもの)

もう満員になってしまった日もあるけれど、東櫻花苑のクラスはまだ募集中です。
ぜひ、ご参加下さいね!

そして、「あのティコゼーのレッスンはもうないんですか?」というリクエストにお応えして、ニットのレッスンの日には、再びこの大人気のティコゼーが登場です。
Teacozy_2

7/14(木)10:00-13:00 
*参加費250元(糸代含む) 
定員:10名くらい 
*持ちもの:10号鉤針 (パピーのお店でも購入可)
場所:パピー宛平南路店 宛平南路223号 電話:021-64264080

7/11(月)チェリーのニードルケース 浦東 東櫻花苑にて 
午前クラス: 10:00-12:00, 午後クラス:13:30-15:30
7/12(火)ピンクの花のコサージュ   午後クラスのみ:13:30-15:30 (6/22の記事「7月のレッスンin 上海」をご覧下さい。)

*参加費:230元 (材料費込み)  定員:各クラスとも12名くらい
*持ちもの:チェリーのニードルケース:刺繍針、布用、糸切り用ハサミ、定規、鉛筆、もしもあれば15cm以内の刺繍枠(なくても大丈夫です)

*パピーさんでのレッスンのお申し込みとお問い合わせはメールで私までhirokoibuki@mac.com
東櫻花苑でのレッスンのお申し込みはフロントデスク:021-6889-9010 までお願いします。
私のアトリエでのレッスンも若干名空きがありますのでお問い合わせ下さい。
(キットをご用意する関係で、当日の急病以外でのキャンセルはご遠慮下さい。)

身の回りのものを自分らしいものにする、ということは自分の生活を選ぶことにも繋がるはず。
出来れば、丁寧に気持ち良く暮らしたいものです。
雨が続いても小さな喜びと幸せでいっぱいの毎日でありますように。

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大人になること

今月は上海へは行かずにずっと東京にいるので、なかなか予定が合わないお友達に会ったり、せっせと展覧会やコンサートへ出かけています。

そして、先日青山のスパイラルガーデンで開催中の「平田暁夫帽子展 伝統のフォルム〜未来へのエスプリ〜」を見てきました。

Hat

大きく広がった空間を埋め尽くすほどの白い帽子の中にカラフルなヒラタノボウシがポツンポツンと吊られていて、時々空気の流れに乗ってふわふわと動く様子はまるで雲の中に浮遊しているようで、とってもファンタジック!

そんな素敵な演出を手がけたのはNews Weekが選出した「世界が尊敬する日本人100人」の中のひとり、佐藤オオキです。
丁度会場には平田暁夫氏もいらして、86歳になられて増々ダンディなお姿に何だか静かにうれしい気持ちになりました。

それぞれの帽子の素材、技法やフォルムがとってもユニークで、そしてひとつひとつがかわいかったり、カッコ良かったり、美しかったり。

そして、私もそんな帽子達に刺激されて思わず帽子を購入しました。
素敵でしょ?
これは平田暁夫氏のご長女石田欧子さんのメンズラインのブランドH.atのものです。
まず売り場の方と全身が映る鏡を見ながらデザインを決め、髪がペシャンとしないように大きめなものにして、手作りだから同じデザインの中から質感や色が一番気に入ったものを選びました。

そして、「とっても帽子が似合いますね。」と、その日にご一緒した私の尊敬する年長のお友達にも褒められて、大切な思い出がひとつ増えた気持ちになりました。

Sagehour

丁寧に作られた帽子を丁寧に選び、にこにこと表参道を散歩しながら思ったのは、「きちんと作られたものは機能的にも優れている」ということでした。

とっても暑い日だったのに、帽子の中を吹き抜ける風がサラサラと涼しくて、ずっと家に帰るまで足取りも軽く楽しい気持ちでした。

そして、家に戻ってから「ねぇ、Sage, 今日ね、素敵な展覧会へ行ったのよ。」と話しました。
これはiPhoneのMagic HourというアプリでSageを撮影したもの。ちょっとレトロな感じに撮れるので面白いでしょ。

その後、前回の記事に載せた「かぎ針で編む襟」の写真を撮って遊びました。あの作品はこんなレトロな写真がぴったり!iPhoneのアプリって世界中の人が色々なアイディアを提供しているので楽しい。

そして、来月の上海での講習会も、パピーさんでの楽しい講習会などまだまだ募集中です。
詳細は是非前回の記事をご覧になって下さいね。ご参加をお待ちしています。:)

Ayu

そして、大好きな鮎も解禁になったので天ぷらをいただきました。
幼い頃は、初夏になると祖母の家で蓼酢を添えられて供された鮎の塩焼きを美味しいものとは感じられなかったけれど、今は大好物のひとつです。

H.atの帽子が似合うようになったり、鮎の苦みが好きになったり、小さなことからいつの間にか大人になった自分を見つけられた一日でした。良かった。:)

平田暁夫帽子展 
青山 スパイラルガーデンにて 〜7/3
11:00-20:00 03-3498-1171

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7月のレッスン in 上海!

今日の東京は朝から太陽が照りつけていて良いお天気!
もうすぐ夏なのね、と季節の移り変わりを感じます。
そして、大きく開けた窓からは満開のミモザの甘い香りが部屋に入ってきていい気持ちです。雨続きの毎日だったから、きっとミモザも嬉しいのでしょうね。

さて、6月は上海でのレッスンをお休みしたので7月はこんな盛り沢山のお稽古を考えてみました。
是非、お友達を誘ってご参加下さいね!

それでは、7月の上海でのレッスンの予定は。。。
まずスタートは浦東での東櫻花苑でのレッスンです。

Cherry

7/11(月)チェリーのニードルケース  
午前クラス: 10:00-12:00, 午後クラス:13:30-15:30
7/12(火)ピンクの花のコサージュ   午後クラスのみ:13:30-15:30
*参加費:230元 (材料費込み)  定員:各クラスとも12名くらい
*持ちもの:チェリーのニードルケース:刺繍針、布用、糸切り用ハサミ、定規、鉛筆、もしもあれば15cm以内の刺繍枠(なくても大丈夫です)
      
ピンクのコサージュ:目打ち、カッター台(ボール紙などでも可)、縫い針、待ち針、糸切り用ハサミ (目打ち、カッター台はお貸しできるものも数量に限定がありますが有り)
*持ちものについては、私の方でご用意できるものもあるのでご相談ください。

Corsage

准海中路の私の老房子のアトリエでのレッスンももちろんあります。
7/13(水), 7/15(金), 7/16 (土)10:00-12:00  定員:4名
*チェリーのニードルケース または ピンクの花のコサージュ
*持ちもの&参加費:上を参照して下さいね。


そして、7月はニットのレッスンも! 
かぎ針で素敵な襟を編みましょう。リボンを通して結ぶので大人からこどもまでサイズを調整して使えます。
今年大流行のカゴバッグにつけてもかわいいでしょ。:)
Collar_2

かぎ針の基礎的な技法で編むお洒落な襟の基本の糸は編みやすいコットンですけれど、せっかくパピーのお店でのレッスンですもの、色選びはその場でどうぞ。
今回はニットカフェではないけれど、カラフルな毛糸に囲まれて創作意欲が刺激されること間違いなし!
この襟を冬糸でも編みたいけれど何が良いのかしら?という糸選びのご相談も、全商品揃っているお店ならではです。楽しみ〜。

7/14(木)10:00-13:00 *参加費250元(糸代, リボン代含む) 
定員:10名くらい 
*持ちもの:4−5号鉤針 (パピーのお店でも購入可)
場所:パピー宛平南路店 宛平南路223号 電話:021-64264080
*老房子とパピーさんでのレッスンのお申し込みとお問い合わせはメールで私までhirokoibuki@mac.com
キットをご用意する関係で、当日の急病以外でのキャンセルはご遠慮下さい。

今日から東櫻花苑(受付へお電話で)、老房子のアトリエ、パピーのお店での講習会の受け付けを始めます。
みなさまに7月のお稽古でお会いできることを、今からとっても楽しみにしています。

7/22にはパピーの今年の秋/冬の糸の上海での展示会もあります。
私もティコゼー、リボンのバッグをバラエティ豊かに展開したコーナーで参加する予定です。
今年の秋からのハンドメイド生活のアイディアを是非見にいらして下さいね。
詳細はレッスンの時に!

それでは、上海見!!! :):):)

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美味しいお散歩

先週の始まりはいろいろと家の中のことが変わってちょっと暗澹たる気持ちでしたけれど、金曜日の夕方のサントリーホールでのコンサートがとっても素敵で、良い週末を過ごすことができました。

大人数のうねるような演奏が聴けるフルオーケストラも良いけれど、4-5人で奏でられる室内楽は今の季節にぴったり。特に先日ほおっとため息が出たのは86歳のピアニストMenahem Presslerのショパンのノクターンでした。私の心に寄りそうな演奏とチャーミングな彼のお話に癒されて、私の中に小さなバラが咲いた気持ちになりました。

そして、翌日はそんな話もしたくて家人を誘ってお散歩へ。
Otto1
いつもの散歩道へぶらっと出かけたはずだったのに、雨上がりの空気が気持ち良くて、等々力渓谷からの急な階段を上って窯焼きピザが美味しいOTTOでランチをすることにしました。

家の近くに窯焼きピザのお店はたくさんあるけれど、私はまるで緑の中でご飯を食べている気分のOTTOが大好き!

そんなOTTOはこんなところにあります。
Otto2
まるで、森の中のフクロウの巣のようでしょ?
実際はマンションの地下にあるのですけれど、丁度渓谷に面しているので気持ち良い!
窓を開けるのが好きな私は「あぁ、窓を開けたらもっと素敵なのに。。。」と少しだけ残念に思うけれど、お料理+サービスは週末のランチにぴったりのお店です。

そして、元気に家に戻ってから来月のお稽古の準備をしました。
来月みんなで色を決めるのは、こんな楽しい水玉模様!
Dotted

水玉模様は私のシグネチャーモチーフですけれど、今回はいつもの編み込みとはちょっと違った技法です。
無地のように見える部分には増減目が隠れていて面白いし水玉部分はいつもよりシンプルなので、これからの暑い季節にもサクサク編んでいけるはず。楽しみ〜!

そして、「Hiroko,どうしている?みなさん大丈夫ですか?」と案じてくれているシェットランド島の毛糸屋さんに、新しい注文を送りながら「日本はまだまだ色々なことがあるけれど、みんなで元気に編物をしています。いつも素敵な糸をありがとう。」とメッセージを添えました。

さぁ、次のライブは7/1のSaravah 東京で。
私達のDiva 美奈ちゃんが「アモーレ美奈」として登場です。笑い有り涙有り(笑いすぎて!)の夜になること間違いなしのライブのInfoはこちら。
http://www.saravah.jp/tokyo/schedule/log/20110701.php

そして、等々力渓谷のイタリアンは:OTTO 03-3704-3778 無休
遅くまで営業しているし、駐車場も有ります。

*7月の上海でのレッスンの詳細は次回お知らせ予定です。
7/11(午前/午後)&12(午後のみ)浦東の東櫻花苑にて「チェリーのニードルケース」「ピンクのコサージュ」の予定。
7/13-16の間にパピー宛平南路店で「かぎ針の襟」のレッスン、准海中路の老房子で「チェリーのニードルケース」の予定です。上海見!! :)

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一本の糸から

昨日の雨雲がまだ空の上にいて、今日も雨ですね。
こんなふうに毎日雨が降ると草も樹もグングン伸びるのでしょう。気分転換に外へ出たら、緑が濃くなって庭がジャングルみたいになっているのにびっくりでした。

Raindrop_2

いろいろなことが上手くいかなかったり、急いでしなくちゃいけないことで頭がギュウギュウでも、こんなきれいな光景を見ると、するすると気持ちが緩んでゆくのを感じます。
そして、ひんやりとした空気を胸いっぱいに吸い込んでお部屋へ戻ります。

お家の中でそんなに頭を抱えて何をしているの?と思うでしょ。
実はこの頃、ちょっと複雑な丸ヨークのカーディガンを編んでいるんです。
Yorkc_2
身頃や袖はとってもシンプルな編地にしたけれど、ヨーク部分は1段編むのに20分以上かかります。
しかも目数は400目から600目に増えたりまた元に戻ったり、と均等に模様を増減させるだけでも難しいのに、その上玉編みやねじり目もあって1目でも間違えたら取り返しがつかない模様なんです。
そして、この模様は「難しい」と「楽しい」がイコールになった感じ!

フェアアイルみたいに10色以上の毛糸を編み込むのも大好きだけど、こうして1本の糸で作る複雑な模様も面白い!編図を読み解く楽しみもあるし、いくら眠くても寝る前に「ちょっと1段だけ!」と思わず編棒に手が伸びてしまうのもこのタイプです。

きっと編物をしない方は「え〜っ、寝る前にこんなものを編みたくなるの?」と思うかもしれないけれど、編物好きな私達は寝る前に複雑な模様を編むと不思議と頭がすっきりするんです。多分ギュッ!と集中して好きなことに没頭するからかもしれませんね。:)

そして、今日はこんなものも編みました。
Crochet
かわいいでしょ。
ドイリーみたいに見えるけれど、これはかぎ針で編んだコットンの襟です。
来月上海のニットカフェで、そして東京ではこの夏に皆さんと一緒に編みたいと考えています。

先日大好きな毛糸会社パピーさんの展示会へ伺い、今年の秋/冬の糸を見せて頂きました。今年も面白い材質や素敵な色の毛糸が沢山あって、説明を伺いながら「私だったら!」と色々なアイディアが頭の中にむくむくと浮かんできました。

そして、その後久しぶりにお会いしたMさんと「一本の糸の面白さ」について夜遅くまで語り合いました。世界中どこの国にもある「編む」という文化。きっと「編む」ということは人間の共通した欲求なのかもしれませんね。

そして、私も編むことが大好き!
これからも、たった一本の糸から作り出せる世界を私らしい形で、日本で、そして中国でも紹介してゆきたいと強く思いました。
頑張ろう、っと!

さぁ、今日は夕方から大好きなクラリネット奏者リチャード・ストルツマンのチェンバーコンサートです。サントリーホールでも色々な気軽なコンサートを開いているのですね。
決まりきった形ではなく、その時々に応じた形での展開。私にも適応できることがありそうです。
楽しみとお勉強はいつもイコールなのね、と思いました。

サントリーホールの公演カレンダーはこちらから。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/index.html

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My Shanghai 77

早いもので、私が上海のフランス租界の中に小さなお部屋を借りてからもうすぐ1年です。
そして、古くても小さくても自分だけのスペースを持つことによって落ち着いて仕事もできるようになりました。
東京の猫は寂しがるけれど、一人での気軽な生活や上海での仕事に魅力を感じてせっせと上海通いをしている私なのに、今月は東京での用事があり6月のカレンダーには「上海へ!」の大きな◎がついていないんです。
Deserts
そして、私が上海が恋しくなるのは些細なこと。
例えばこの東湖路と長楽路の角にある台湾風麺が美味しいNoodle Bullのかき氷とか。。。
このかき氷の上にはマンゴのシロップがたっぷりかかっていて、その回りには茹でたピーナッツ、緑豆、白インゲン豆、タピオカなどが乗っていて、上海で野菜不足になりそうな私の強い味方のデザートです。:)

そして、この長楽路/東湖路/新楽路辺りは、私が週に何度も歩く大好きなお散歩道です。
私が通うスパも、一人で気軽にご飯を食べられる美味しいお店も、DVDやお洋服のお店も全てこの辺り!
Corner

これは、友人達との午後のお茶や夏の夕方に「ご飯前に何か軽く飲みましょ。」という時に真っ先に思い浮かぶマンションホテルの屋上のテラスからの風景です。
新楽路と襄阳南路( Xiang Yang Nan Lu)の角に建つこのホテルは、このブログでも何回もご紹介しているけれど、私にとって「上海らしい」場所のひとつです。

私のお部屋は、このロシア正教会の左側にある小さな襄阳公園の奥辺り。
来年オープン予定の襄阳市場後の巨大なショッピングセンターを現在せっせと建築中だから、ここからの風景ももうすぐ変わってしまうのでしょうね。

便利になるのは良いのかもしれないけれど、更に物価が上がりそう。。。
でも、上海では近代的な建築物もどんどん建てられるけれど、租界時代の建築を大切に保存し、素敵に活用できているのも事実!
私のご近所がこれからどんなふうに変わって行くのか楽しみです。


Magnolia

そして、今頃上海ではこんな泰山木の花が満開でしょうね。
泰山木は上海市の花に指定されているせいか、色々な場所で大きな泰山木の樹を見かけます。
泰山木の花言葉は「前途洋々」、変わり続ける街、上海にぴったりでしょう?

先日、東京の家の近くでもきれいな泰山木の大きな白い花が咲いていました。
私は思わず立ち止まって、「わぁ、今頃上海でもあちこちで泰山木の花が咲いているのね。」と海の向こうの街へ思いを馳せていました。

そして、上海滞在中はいつも忙しくてバタバタとしているのに、こうして東京にいるとゆったりと上海のことを懐かしく想うのね、と梅雨空を見上げながら思いました。


泰山木の大きな樹があるのは:
Yong Fu Elite 雍福会
永福路 200号 021-6471-9181
お洒落をしてアフタヌーンティへ是非。

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見せるもの、見せないもの。

この頃ずっと時間をみつけて家中のお片付けをしている私は、自分のものの多さにちょっと閉口気味!
手芸家なので材料や資料が多いのはともかくとして、お洋服全般、そしてアクセサリー類までもが全ての引き出しにぎっしりと詰まっている感じなんです。

そして、これではいけない!と、まず「要るもの」と「要らないもの」に分けることにしました。
せっかく整理しているんですもの、「要るもの」は最小限に、そして「要らないもの」の行き先も「捨てるもの」「古本屋さんや古着の回収などに出せるもの」「図書館のリサイクル本行き」と分けました。
Tree

この前の上海のLOHASのイベントが東京でもあったら、思い出いっぱいのセーターも「まだ着られるかも?」と未練タラタラのワンピースともすっきりとさよならできるのにね、と思いながら、今回の目標は洋服箪笥に入るだけのものに減らすこと。

そして、大分片付いた部屋を見渡しながら、今度は残ったものをどんなふうに使い勝手良く収納するか、です。
でも、度々使うものやかわいいものはいつも見ていたい私は、こんなバッグがなる木を部屋の隅に置きました。
こうしておけば、お洋服を選びながら「今日のバッグはあれにしましょ!」と便利です。
Tana

そして、先週末に組み立てたIKEAの大きな箪笥の裏側にはロンドン製の壁紙を貼り、IKEAの写真を飾るためのレールを逆さまにつけてネックレスを下げられるように一工夫。
IKEAの家具も工夫を加えると、私の部屋にしっくり収まって良い感じです。
それに、今までクシャクシャに引き出しに入っていたネックレス達ものびのびとうれしそう!

そして、その後には脚立に乗って何年も開けてなかった天井に近い収納スペースの整理をしたり、リネンやタオルがぎっしり詰まった棚に入っていたものを全部広げて、痛んだシーツや古くなったタオルを「古布回収」の袋へ入れました。

Basilico

こんな日は、作るのは簡単だけど、「これ!」というドンピシャの味のものを食べたくなる私。
そこでお昼にはこんなバジリコのパスタを作りました。
キャベツとジャガイモをパスタと一緒に茹でて、仕上がりにたっぷりバジルのソースをからめ、その上にたっぷりパルミジャーノを削って、トップにはお庭から摘んできたフレッシュなバジルの葉っぱを!

「うーん、美味しい!しあわせ〜!」とにこにこしながら、さぁ、もうひと頑張り!
1週間かかって2階の整理は殆ど終わったけど、アトリエやキッチンがある1階もまた難所です。

でも、やっぱりすっきりと毎日暮らしたいもの。
雨の週末は整理にうってつけですものね。がんばろう、っと。

今日のおススメ:
Eatalyのバジルのペースト ROI PESTO LIGURE
パスタだけではなく、茹で肉やモッツァレラに合わせてもmolto buono!!
代官山:5784-2736
自由が丘:6459-5681


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このごろ。。。

さて、6月も2週目に入りましたね。今月のお稽古はニッティングクラスは「丸ヨークのカーディガン」ワークショップは「チェリーのニードルケース」、そしてラグラグクラスは「パンダのブックカバー」でした。

そして毎月楽しみなレッスンも無事に終わり、さぁお片付け再開です。
Wardrobe
このワードローブ、かわいいでしょ?
このアンティーク、というよりもセカンドハンド、と言った感じの洋服ダンスは、私が父の転勤に伴われて3歳までアメリカで暮らしていた頃に買ったものです。
まだ若かった私の両親が幼い私達姉妹を車に乗せて、週末ごとに開かれるブーツセールを回って見つけたものなのでしょう。

船が好きな彼らが一目で気に入って購入したこのタンスの中心には帆船のモチーフがついていて、ノブは舵の形、両サイドはロープのような彫刻になっているという凝った作りです。
今は私の部屋にあるこのタンスには、若かった彼らの笑顔が詰まっているようで、私にとっても大切な家具になりました。

そして、毎日バタバタと1階から2階へ荷物を運んだり、2階から1階へ大きく膨らんだゴミ袋を持って降りたりしている私の様子を見に来たのは?
Chobi
これは、ちょび髭猫のチョビ!
外猫なのに、こうして「何をしているの?」と時々覗きにやってきます。
良く[ curiosity killed the cat.](好奇心も程々に)って言うけれど、本当に猫って何にでも興味津々なのね。

そして私はソファでお昼寝中の愛猫Sageに「ねぇ、猫の手も借りたい程忙しい、っていうでしょ。」と話しかけるけれど、そんな時の彼はどこ吹く風で知らん振りを決め込んでいます。
でも、猫ってそこがいいのかも。気を使わず勝手にお互いに一緒に暮らしてる、っていう感じが楽なんですもの。

そんな中、昨日は「牡蛎が食べたい!」と恵比寿のマイモンへご飯を食べに行きました。
Oysters

これは、日本と外国の牡蛎の食べ比べプラッター。
こうしてみると本当に大きさも形も様々!

そして、この後も熊の手のひらほども或る岩牡蛎やニュージーランドのクリーミーな牡蛎をおかわりして、レストランを出る頃には皆「不思議の国のアリス」のセイウチになった気分でした。

私はTweedledeeがAliceに語るこのユーモラスな詩が大好き。
クラシックな装丁の本で読むのも良いけれど、ミュージカルみたいなDisney版も楽しい!!!
どんなシーンかはこちらをどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=oNDh1oS3_0o

「三つ子の魂百まで」というけれど、牡蛎でお腹がいっぱいな自分達のことを「アリスのセイウチみたい。」と苦笑する私には、3歳までのアメリカ文化がしみ込んでいるのかもしれませんね。

MAIMON 恵比寿店 03-3715-0303

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6月になりましたね

6月に入り「雨の日には本を読みましょ。」と図書館から沢山本を借りてきたのに、本達はそのままベッドサイドに山積みになったまま。。。
だって、私が今せっせとしなくちゃいけないのは家の中の片付けなんですもの。

「自分の部屋を使いやすく少しだけ模様替えすること」と、「仕事をする部屋を1階から2階へ移す」だけのはずなのに、これが意外と大仕事なんです。

そして編針や刺繍針のかわりにハンマーやドライバーを手に持って、説明書の通りにトントンと組み立ててゆくと、いつの間にか引き出しや棚が出来るのって結構楽しい。:)

Ajisai
これは、今まで見たことがないピンクが気に入って買った「小町」という八重の紫陽花です。かわいいでしょ?
でも、紫陽花の花言葉は「移り気」「心変わり」。。。
花の色が次々と変わるからなのでしょうけれど、何だかちょっと意外な感じがしました。

紫陽花の花は咲くまで色が解らないから、お散歩をしながら「ここのお家の紫陽花はブルー。」「お隣は紫っぽいピンクなのね。」と観察しながら歩くのも楽しいことです。
そして、私の家では柏葉紫陽花と白い八重の紫陽花にピンクの八重が仲間入りして、少し庭が華やかになりました。


Mochidora
そして、お片づけの合間にはご近所にオープンしたばかりの和菓子屋さんのどら焼きを。
お店の名前は「判官贔屓」。
判官贔屓って「弱者や薄幸の者に同情し、味方したり応援したりすること」のはず。
お店の方は「美味しいあんこを、というお店です。」と仰っていたけれど、お店の名前にはどんな意味を込められたのか今度聞いてみましょ。

この日は粟を生地に混ぜたどら焼きと芥子の実を混ぜたどら焼きをひとつずつ買って帰りました。
しっとりとした生地とさっぱりとした甘みの餡が美味しかった!:)

そして、美味しいおやつも良いけれど、一日良く働いた日の夜に食べたくなるのは例えば上海の新天地にある新吉士の上海料理。

Xinjishi

これは先月のご飯の様子です。
お腹がペコペコだった私達は、メニューを見ながら次々と大好きなお料理を注文。
この日は鶏の紹興酒漬け、パリパリ白菜、ピータン豆腐から始まり、空豆の炒めたもの、鴨のローストなどをかわいい容器で温めた紹興酒を飲みながら食べました。大満足!!!

つい最近帰って来たばかりなのに、何だかもう懐かしい感じです。
そして、来月も上海で嬉しい予定が沢山あります。楽しみ〜!:)

新吉士 新天地北里9号楼 021-6336-4746
判官贔屓 世田谷区等々力4-2-8 03-5752-7171

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好い一日

梅雨の晴れ間の昨日、楽しみにしていた展覧会を見に横浜へ行ってきました。日本でのんびり一日フリーなのは久しぶり!
そして、ウキウキとみなとみらい駅から地上へ出たら目の前の空に虹がかかっていました。
Rainbow_2
昨日は私のお誕生日だったので空からの思いがけないプレゼントに思わずにっこり。:)

虹が大好きな私は、弓形ではなく不思議な平らな虹に気を取られて、今朝の新聞に「不吉なことの予兆では?」と気象庁に問い合わせが相次いだという日暈(ひがさ)という現象にその時は気がつきませんでした。(写真をこうして見ると、なるほどね!と思ったけれど。)
ふむふむ、きっと同じものを見ても「きれい」だと思う人と「不吉」と感じる人がいるのでしょうね。そして、不吉なことには鈍感でありたいと思ったり。。。

目指していたのはここ、横浜美術館です。
Yma
大好きな銅版画家 長谷川潔の展覧会では今まで見たことがなかった作品がたくさんあり、とっても見応えがありました。
特に、一見何も彫られていないようにも見える銅板を目を凝らして角度を変えてじっと見ると、色々な絵が浮き上がって来て、しかも背景には考えられないような細かな線や点が縦横無尽に彫られています。この長谷川潔の息遣いまでをも感じられそうな銅原版は、本当に必見!

白と黒の世界の印象が強い彼ですがパステルや油彩の作品は明るく透明な色調で、そんな作品を見ていたら自然と暖かな気持ちになりました。

もちろん、彼が描いている全てのものに色がある訳だけれど、今まではあのマニエール・ノワールの「黒」の印象が強く、私は昨日まで長谷川=カラフルな色が結びつかないでいました。
だから、ずっとモノクロで見ていた版画のモチーフのガラスのコップがきれいなサファイアブルーやエメラルドグリーンなことは何だか新鮮な驚きでした。展覧会に行くと、こんな小さな「発見」や「驚き」が楽しい!

そして、あのきれいな白は幼い頃から日本の伝統文化を学んだ長谷川だからこその「余白の白」なのでしょうね。そんな彼の中の日本を感じられたことも素敵でした。

第二次世界大戦での辛い体験とその後の精神性の深い作品への傾向、度々絵の中に出て来る鳥は彼自身なこと、そしてその鳥は青いこと....。自分の体験や生い立ち、人柄全てが作品に表れるのはどんなアーティストでもそうだけれど、彼の作品に漂うエレガンスや完璧主義者の厳しさや寂しさを強く感じた展覧会でした。

そんな中、アメリカ人らしきラッパーぽい感じの男の子達が [Yeah! This one is so cute!!](この子、オレ好み!)なんてつぶやきながら少女を描いた作品を見てるのがちょっと楽しかったです。: )

Dinner
そして、「君があるのは家族のお陰なのだから、誕生日は家族と過ごすこと」という父の教えを守って、夜はEatalyで買って来た食材で家でご飯を食べました。

昨日は少し奮発してボッコンチーニのモッツァレラとフルーツトマトを!生パスタ、ゴルゴンゾーラ、生ハム達ももちろん大好きだけれど、「今日はちょっと美味しいものを」という時におススメなのは、これ。
もしかしたら、今まで日本で食べたモッツァレラの中で一番美味しいかもしれません。是非是非!

昨日は、虹→長谷川潔→ボッコンチーニという幸せな好い一日でした。:)

生誕120年記念 長谷川潔展
横浜美術館 〜2011.6.26(日)
木曜日休館
http://www.yaf.or.jp/yma/index.php

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