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2011年9月

ゾクゾクッ!

東京へ戻って10日くらいの間に私は銀座の柳宗悦展へ行き、麹町でイタリアンを食べ、有楽町で西安料理、そして、美味しい天ぷらも食べに行き、一昨日はロッポンギヒルズのRoy'sでスプマンテ付きランチを食べてから、「ゲット・ラウド」[It might get loud]を見ました。

Gloud
これは、3世代のエレクトリックギターのスーパースター、Led ZeppelinのJimmy Page, U2のThe Edge, そしてwhite Stripes のJack Whiteが自分の言葉で自分の楽器やサウンドについて98分話しているドキュメンタリーフィルムです。監督は「不都合な真実」のディヴィス・グッゲンハイム。

私も以前に予告編を見たときからドキドキしていたけれど、小さなシネマの中は上映前から緊張感が溢れ、これから始まることへの期待でいっぱいでした。
London(Jimmy Pageの自宅!)、Dublin(The Edgeの高校)、Nashville (Jack Whiteが育った家)を訪れながら色々なエピソードを話している姿は必見!

3人の一夜限りのジャムセッションの中でJimmy Pageが[Whole Lotta Love]のソロを弾き始めた時のThe EdgeとJack Whiteの尊敬と喜びに溢れた子供のような顔がとっても素敵。
そして、最後にJimmy Pageが「いつか年老いてギターを持つこともできない日がやってくる。でも、僕たちはその日をできるだけ遠くへ、そして見えないところにおいておきたい。(We are trying to keep that day a far far away and out of sight.)」の一言にゾクゾクッ!!!!!

その後会った友人にも「こんなに一本の映画のことを一生懸命話す人に会ったことがない」と呆れられるほど、久しぶりに本当にグッ!ときた映画でした。

でもね、この前は平日の昼間だったからちょっと観客がおとなしかったから、今晩late showへもう一回行ってきます!


Bg
さて、明日からは10月のお稽古が始まります。
今月のラグラグクラスはこんなふうに毛糸でクロスステッチのモチーフをフックしてみました。
こんな北欧風のモチーフには布よりも暖かみが感じられる毛糸がピッタリ!まだ秋になったばかりなのに、何だかもうすぐクリスマスなのね、と思いました。
毛糸でフックすると布よりも手間がかかるけれど、みっしりと詰まった感じもかわいい。:)
先日上海でラグラグの作品を作ってから、上海でもラグラグファンが増えて来たのも私にとってはとってもうれしいことでした。♡


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そして、これは先日偶然見つけた有楽町の西安料理のお店で食べたソフトシェルクラブと茄子の揚げたもの。
西安料理っていうと、真っ先に羊!って思うけれど、この日は火鍋も羊もパスして小龍包や担々麺を食べました。どれも美味しかったけれど、一番「美味しいっ!」って思ったのは、この茄子。
カラッと揚がった茄子に塩と唐辛子がアクセントになっています。
「ここどうかしら。」と思いながらドアを開けたのに、帰る時には「いつまた来ようかな。」とにこにこ。こんなことも私にとってはうれしいことです。

さぁ、来週はお稽古の毎日だけど、ずっと楽しみにしている玉三郎さんの舞踊公演を観に行く予定もあって楽しみ!良く働き、良く食べ、良く遊び!

でも、天高く馬肥ゆる秋ですものね。気をつけなくちゃ。。。

It might get loud ロッポンギヒルズTOHO Cinemasで上映中
予告編はこちらからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=ys2LKKfwTjU&feature=fvsr
Xian 有楽町店 03-3503-2525

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祖母ゆずりの。。。

今日は秋晴れで気持ちいい!太陽が出るとやっぱり嬉しい気持ちになりますね。朝から家中の窓を開けて風を通したので、何となく家の中がさっぱりした気分です。

先日家の中の大整理をしたので私の家の2階部分は大分物が減ってすっきりとしたけれど、それでも家の中は物でいっぱい。
主には私の仕事道具の手芸材料や作品が場所を占拠しているけれど、祖母や両親から譲り受けた絵や工芸品などもあります。

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これは、祖母が家の中の内廊下/サンルームのような部屋で使っていた椅子です。
先日、母が「置くところないからお友達にあげようかしら。」と言っていたのを「ダメ!私この椅子大好きだから。」と部屋が狭くなるのを承知で自分の部屋に引き取りました。
全部で4脚あるので確かに場所をとるけれど、他のものを処分してでも手元に置きたい魅力に溢れていると私は思うのです。

幼い頃から祖母の家で見慣れていたこの椅子は民藝運動の創始者 柳宗悦のデザインです。
何となく良い感じ!と思っていたこの椅子にそんなエピソードがあったことを近年まで知らなかったけれど、身の回りの物全てを自分の審美眼で選んでいた厳しい祖母の姿を思い出しました。

この椅子は1966年発行の池田三四郎の本の表紙にもなっていて、今でも松本民芸家具によってひとつひとつ丁寧に作り続けられています。

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そして、昨日まで開かれていた 銀座 松屋での「柳宗悦展 ー暮らしへの眼差しー」でも柳邸の様子がDVDで紹介されていて、居間に置かれたこの椅子に柳宗悦、河井寛次郎、バーナード・リーチらが座って楽しそうに歓談している様子を見ることができました。

民藝好きだった祖母が集めていた多くのテキスタイル的なものや食器はいつのまにか殆ど紛失してしまったけれど、この椅子達はこうして今私の部屋で静かに柳宗悦や祖母の思いを伝えてくれているような気がします。

「ひとつのものを毎日新しい気持ちで見続けること」や「素朴な物にこそ驚くべき美がある」こと。
そして、孫の私を抱き上げてかわいがる、という祖母ではなかったけれど、美しい毎日を過ごすことで私にかけがえのないことを伝えてくれたのだと思いました。


さて、もうすぐ中国は国慶節ですね!
Stripes
まだ詳細は決まっていないけれど、10月のレッスンの日程と予定の作品のことだけ早めにお伝えしておきますね。
レッスンの日程(上海)
10/17(月)私のアトリエ、10/18(火) & 21(金)浦東 東櫻花苑、10/19(水)Puppyのお店、10/20(木)虹橋エリア。
全て午前中を予定。
作品は、ニットは軽くてふわふわのモヘアの糸2色で編むミニマフラー/スヌード。
お手芸はフェルティングのブローチ、そして、もしかしたらラグラグクラスも開催予定です。
先日もラグフックをご希望の方が多かったので、今回は持って伺う予定です。
ご希望の方はご連絡下さい。1つ200元。

作品の写真なども早めにUPしますね。どうぞお楽しみに。
そして、「旅行に出ちゃうから仮予約できますか?」というみなさま、どうぞ、今日から受け付けます。
hirokoibuki@mac.com

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ズーム!! インテリア

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上海在住の日本人ならば毎週金曜日には必ず公寓のフロントや和食屋さんなどをチェックして手に入れたいのが邦人向けフリーペーパーの中でも一番人気の「シャンハイ ジャピオン」です。

その内容は多岐に渡り日本のニュース(政治、スポーツ、芸能)に始まり、上海での生活を楽しく快適にするための様々な情報が毎号80ページ近くの誌面にびっしり詰め込まれています。

今までも私は、特集ページの「サイドカーで街を駆けろ!」や体験レッスンの記事などで度々登場していますが、今回は始まったばかりの新企画「ズーム!!インテリア」。

これは、お家の中の「ここが私のこだわり!」という場所に焦点を絞って紹介をする、というコーナーです。そして昨日の9/23号では、私のこだわりをレポーター風のライブ感溢れる楽しい文で紹介して頂きました。

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このブログでも何回もご紹介しているように、私が上海で借りているお部屋は「老房子」と呼ばれる古いアパートです。これは准海中路から敷地全体を見たところ。そして、写真の奥にオープンしたばかりの上海文化広場の入り口が少しだけ見えています。

こんなふうに上海の中心、東京で言えば銀座4丁目の裏辺りに住んでいる感じなのに、敷地内には緑が溢れ、しかもとっても静かです。
ただ....難を言えば電気の容量が少なかったり、ちょっとオンボロだったりもするけれど、こんな好条件のお部屋に巡り会えることは二度とないはず!と、少しだけペンキを塗ったり家具を買い足して私らしいお部屋にしました。

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そして、インテリア好きな私が一番こだわったのはカーテンです。
一日の大半を過ごすサンルームのようなお部屋の窓には、中国ならではの繊細な花の刺繍を施したカーテンを軽紡市場でオーダーし、内側にも厚手の麻のカーテンを吊るし隙間風対策もバッチリです。

このカーテンとシャワーカーテンを異素材の同じデザインのものにしたり、テーマカラーを決めて統一感を持たせたことも狭い空間の中で色やデザインが上手く調和した秘訣かもしれません。

この雑誌は昨年「第一家居」という中国の雑誌の取材を受けた時のもの。
この時は「2つの都市で活躍している人」という特集だったので私の東京の家も紹介されました。誌面で見たら、上海の小さなお部屋も東京の家も雰囲気はピタリと同じで何だかうれしくなりました。

東京へ戻り、上海のアパートのことを考えながら、上海という大都市で憧れの老房子に巡り会い、優しい上海人の大家さんと出会うことが出来た私の幸運を改めて思いました。私にこの素敵なお部屋に住む機会を与えて下さった0嬢、改めて非常感謝!:)

ジャピオンの記事はこちらでどうぞ。
http://www.shvoice.com/watch/neighbor


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My Beijing その2

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北京でニットイベントがあった夜はイベントの主催者のSanli編物坊のみなさんがご飯に連れて行って下さることになりました。
そして向ったのはここ、什刹海。
丁度着いた頃は夕方〜夜へ移るmagic hourで、何もかもが魔法のベールに包まれたようできれい!

各国料理やバーが立ち並ぶ賑やかな什刹海のほとりを「わぁ、ここ美味しそう!」と美味しそうなレストランを横目に見ながら私達はひたすら待ち合わせ場所へ向かい、そして着いたのはここ。

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1883年創業の北京の名物料理の名店「爆肚張」。
ここは中国全土から集まる観光客にも人気だけど、お客の大半は地元の北京っ子だそうで、Sanliの張さんも「ここは美味しいのよ!」とうれしそうでした。

30分くらい待ってやっと席に座り、メニューを見ると何だかとってもシンプルな感じ。
それもそのはず、ここはモツをささっとお湯にくぐらせる調理法「爆」料理で140年も続いているお店です。だから、メニューに書いてあるのも羊や牛のモツの部位だけ。
ここは張さんに全てをお任せし、お腹をすかせて待っているとすぐに山盛りの何かが運ばれてきました。

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これは何?????と、思わずお箸を持つ手が止まってしまったけれど、少し甘めのゴマだれに茹でたセンマイやミノをつけて食べてみると癖も匂いも全くなくて以外と美味しくて「好吃!」。
にこにこしていると4代目の名物店主も「うんうん、美味しいだろう。」と自慢げでした。:)

イタリアンや韓国料理のモツ料理とは全く違って本当にシンプルな味は、北京の方達にとっては昔十分に食べることができなかった頃の懐かしい味だそう。

いつも中国人の友人達が電話やメールで「吃饭了吗?」(ご飯食べた?)と聞くのはどうして?と不思議に思っていたけれど、食べられない時代に始まった「どうしてる?大丈夫?」という挨拶ということが解り、
全ては「歴史+食」と繋がっていることを実感した夜でした。

そうそう、食べることといえば天津では天津甘栗を楽しみにしていたのに、まだ今年の栗には少し早くて街中で焼いているのを食べることができなくて残念でした。


Amaguri

せっかくQさんのお店のお隣に天津一の甘栗屋さんがあるんですもの、この次は必ず!

北京で日本の素敵なパピーの手編み糸が買えるのは:
Sanli 編物坊 北京市海淀区远大路1号 金源新燕莎Mall 3階3033A
tel: 0086-10-88865049

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My Beijing その1

さて、中国へ通い始めてもう5年以上たつのに殆ど上海以外の都市へ行ったことがなかった私が、先週の金曜日から北京へ行ってきました!

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しかも、観光ではなく、北京の毛糸屋さんの主催の日中合同の編物イベントを北京のショッピングモールで開催するということでドキドキ!
私はかぎ針編みのマカロンやモヘアのケープetc.etc.をトランクに詰めて、パピーの皆さんと一緒に
上海からまず天津へ飛び、天津でMr.Qと合流して車で北京へ行きました。
天津の街って素敵!でも、そのお話は次回に。。。

そして、夜は小雨が降っていたけれど天安門広場辺りを散策して、「ほぉ、ここがいつもTVで見る場所ね!」とその広さを実感。

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翌日は9時にイベントを開く場所へ行き、テキパキと張られてゆく大きな看板を見ていたら、私の名前が「伊吹光子」になっていました。
どうして?????
そしてスタッフも慌てて「どうしたんだ。」と話している様子。「没問題」とすぐに「広子」になったけれど、後で訳を聞いたら「光」も「广」も中国語をアルファベットにすると同じguangなので、メールのやりとりで間違えたとのこと。

中国らしいハプニングから始まったイベントも、こんなふうなファションショーがあったり(着ているのは私のショールです)北京テレビのインタビューがあったり、大忙しのうちに無事に終わることができました。


Beijing1
北京の毛糸屋さんが「日本から著名な手芸家がやってきます。」とお店のお客様達に呼びかけたので、イベントが始まる前から会場前には100人を越す編物ファンが詰めかけていました。

私の紹介の後には質問コーナーがあり、ひとりひとりの質問に私が日本語で答え、それを通訳して頂きました。「何か質問がありますか?」と尋ねると、みなさん「いつ北京で講習をしてくれますか?」とにこにこ。全てがぶっつけ本番だし、何がどうなってるのかも進行次第だったけど、北京の大勢の編物ファンの方たちと熱く交流が出来た楽しい一日でした。

ひとりひとりと写真を一緒に撮ったり、自分の作品を見せてくださったり、中国の熱気に包まれて北京の一日は終わりました。

パピー上海のO総経理、T部長、天津のQさん 非常感謝!
そして、北京のみなさま、再見!

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上海での一日

今日は朝一番に上海の雑誌の編集者のJと大切な打ち合わせがあったのに、待ち合わせの1時間前になってもどこに行ったら良いのか解らず頭を抱えていました。
その理由は、Gubei LuとHubei Lu。
電話のJの声が良く聞き取れなかったけれど、古北路(Gubei lu)と広東路との交差点にあるカフェと言ってたからネットでゆっくり調べましょ、と考えて[OK! See you there!]なんて答えたけれど、いくら探してもそんな場所は見つからず。。。
やっとJと連絡が取れて、GubeiではなくHubeiだということが判明。
わーん、上海の道も大分覚えたつもりだったけれど、まだまだね、とがっかり。

Lunch

そしてJとの打ち合わせも無事に済み、そのあと大好きな手芸市場へ行きました。
今日のお昼は避风塘で土鍋で炊いた釜飯みたいなご飯を。30分くらい待ったけれど、おこげが香ばしくておいしかった。:)

今日はいろいろなことで頭がいっぱいだったので、手芸市場で材料を見ても集中できず、余り意欲が湧いてこなかったけれど、そんな中唯一買ったのはこれ。

Jribbon_2
チュールに色とりどりの宝石のようなラインストーンが金糸で縫い留められているちょっとキッチュな幅広のテープです。
何だかアラビアンナイトに出てきそうでしょ。
何を作ろうかしら。ちょっとわくわく。

Annie_lennox_satoshi_custom

そして、私の手帳の今日の日付のところには[The House of Annie Lennox]とオペラピンクのペンで書き込んであります。

そう、今日から私が世界で一番好きなVictoria and Albert Museum (London)でアニー・レノックスの展覧会が始まります。
Eurythmicsの頃のコスチューム、アクセサリーや写真、そして最近の彼女の様々な社会活動などを、世界で最も活躍している英国人女性のミュージシャンとして彼女のことを色々な角度からとらえた素敵な展覧会です。行きたい!

そして、明日私は飛行機に乗るけれど、行き先はロンドンではなく北京です。
北京のショッピングモールで開かれるパピーの展示会に私も参加します。
何と言っても初めての北京ですもの。楽しみ!

さぁ、東京よりも少しだけロンドンに近い上海で、アニーのアルバムを聴きながら北京行きの準備をしましょう。がんばろう、っと!

Puppy 2011秋冬の糸の展示会
北京市海定区远大路1号
金源時代购物中心 9/17(土)10:00-17:00

The House of Annie Lennox
15th September 2011~ 26th February 2012
Victoria & Albert Museum Room 104
London

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満月の夜に

今日は中国では3連休の最後の日でした。この時期、上海の人たちは朝早くから月餅を買うために長い列を作り、どこの月餅が美味しいかを真剣に話し合っています。
私にとって月餅は横浜の中華街へ行った時などに「ちょっと買ってみようかしら。」という感じのお菓子ですけれど、どうやら中国の方たちにとってはとっても大切なお菓子みたい。
純粋に美味しく食べる、という他にも色々な目的付きの。。。。

Gt1
そんな中私は、中秋の名月を祝う民族楽器の音楽会へ行ってきました。
曲目も演出も中国らしくて、とてもゆったりとした気持ちになった素敵なコンサートでした。

そしてコンサートが終わった頃には空にはぽっかりと煌煌と輝く満月が浮かんでいて、コンサートの余韻に浸っている私達を優しく包んでくれました。

Gt3

この秋、上海大劇院では行きたい素敵な演目が目白押しです。
早くしないと切符は売り切れちゃいそう。でも、この時上海に居るか解らないから....と悩んでいるのが、このSir サイモン・ラトルが率いるベルリンフィルのコンサート!
うーん、一度ベルリンフィルを聴いてみたいけれど、まだ11月の予定がたたない私は思案中。

そして、10月には大好きなモーリス・ベジャールのバレエもあります。

Gt2

先日、窓口へ切符を買いに行ったとき、「頻繁に私達の劇場へいらっしゃるのならば、是非メンバーになりませんか?」と誘われたので、早速50元を払って上海大劇院の会員になりました。
会員にはメールで優先予約のお知らせや購入金額によってポイントをチケットに変えたりできる特典付きとのこと。
さぁ、これで「お稽古+撮影などの仕事+観たい演目」と上海での3つのスケジュールをバッチリと合わせて予定を組むことが出来そうです。

来月はローザンヌのベジャールのバレエ団のBoleroを上海で久しぶりに観ることができそうです。
とっても楽しみ!

月明かりの中アパートへ帰って来たら、いつもはポツリ、ポツリと点いているいる街灯も玄関の灯もついていなくて真っ暗でした。
そして暗闇の中で声がする方を見たら、住人達が椅子を外に出して「きれいだねぇ。」とお月見をしていました。
そんな様子を見ながら「月を愛でる気持ちはみんな一緒ね。」と何だかうれしくなった夜でした。

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秋の気配

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朝の羽田便に乗りお昼前に上海についた私は、アパートの鍵を開け、いつもの果物屋さんやパン屋さんに行って明日の朝ご飯のものを買いに行きました。何でもないことだけど、上海の街で「いつもの」があるのはやっぱり楽しい。

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私のアパートのある陕西南路X复兴路の交差点を越えた辺りには、こんなふうにお花屋さんが立ち並んでいます。
それもそのはず、以前このお花屋さんの真向かいには華東エリア1の花市場があったんです。
そして花市場を取り壊し、2005年くらいからずっと大きな音を立てながら何か作ってたけれど、今年の夏にやっとそのベールを脱ぎました。


建てられたのは、世界最深、地下20mの深さのミュージカル専用劇場を持つ上海文化広場。
そして、いよいよ9/23から[Ultimate Broadway]と称したブロードウェイミュージカルのメドレーを本場のスター達が唄うという素敵な演目が始まります。上海でコーラスライン、オペラ座の怪人、レミゼラブル、キャッツ、シカゴ、Wickedを聴くことができるなんて楽しみ〜!
しかも私にとっては、アパートの角に或る信号を渡ったら、もうそこが入り口という近さです。Lucky me!
どんどん発展し続けている上海の街のパワーが、きっといろいろな文化をも惹きつけているのでしょうね。

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今回の滞在中にはレッスンや取材の他に、北京/天津への出張があったり、私からプレゼンしたい企画を2-3持ってきているので大忙しの毎日になりそうです。
いつものようにレッスン+spa+ご飯とはいかなそうだけど、今年の秋は何か新しいことが始まりそうな予感です。

上海文化広場は最新の設備を誇る劇場なので、いくら近いと言っても私の部屋まで歌声が漏れ聞こえてくることは難しそうだけれど、近くに劇場があるだけで何だかいつもわくわくした雰囲気を感じられそう!

さぁ、明日からレッスンです。
創作の秋の始まりですもの。頑張ろう、っと!

上海文化広場 永喜路36号
Ultimate Broadway 9/23-10/9

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陶片木のこと

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豊かな自然に魅了されて多くの作家が住み、クラフトイベントも盛んな松本。
その中でも個性的な民芸品や工芸品のお店が軒を連ねているのが、白壁となまこ壁の土蔵が建ち並ぶ中町通りです。

かわいい看板の漆器屋さんやクラシックな松本家具のショールームを覗きながら歩いていたら、古い民家をそのまま利用した素敵なお店がありました。それが陶片木。
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引き戸を開けて中へ入った私は、お店の中をちょっと見ただけでドキドキ!
お店を見て回るのが好きな私は、一歩入るとそこが自分に合うか合わないかが本能的に解る感じになるのですけれど、この時は「あぁ、きっとここにあるもの、私は全部好き。」と思いました。
こんな感覚は久しぶりです。

そして私はお店の中をゆっくりと見て回り、「これもかわいい!」「あれも素敵!」「わぁ、便利そう!」と手に取ったり、近寄って眺めたり。

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今年、家中の大整理をした私は「もう物は買わない」と決心したけれど、「これならば!」と購入したのがこの燭台とレモン絞りと小さな漆の高台。

このブルーの陶器の燭台は水を張って使うようになっているから、鑞が溶けて落ちても水に浮かぶので燭台が汚れることがなく、しかも最後は確実に火が消えるという優れもの。このブルーと縁の茶がきれい。蝋燭の光が好きな私はにっこり。

そして、このレモン絞りも良いでしょ。
すっきりとした形が無駄がなくて気持ちが良いし、たっぷりと柚子やレモンを絞ってそのまま食卓へ。


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そして、この高台にはおちょこをのせてお酒を飲みましょう。
お膳に載せてお殿様気分も楽しそう。
何よりも直接置くのではなく、ワンステップある、ということを素敵に思いました。丁寧な感じ。
何でも丁寧にすると時間や手間がかかるけれど、丁寧なことってやっぱり大切。

他にも雲の形の小皿やお出しをとるポット、松本の野草を描いたお皿やマグなど、欲しいものがたくさんあったけど少しずつ。。。ね。
クレジットカードを扱ってない理由を「機械が以外と高いんですよ。」と説明していらしたけれど、プラスティックマネーで買うものは「自分の身の丈に合わない」ということなのかもしれませんね。ふむふむ、納得。

ひとつひとつのものにご主人の思いがこもった「仕様書」がついていて、ただ「お店で物を買った」のではなく、しっかりと彼の思いも受け取って帰ってきました。
そして、「物を買う」ということは丁寧に自分の生活を見つめることでもあることを、陶片木で教えて頂きました。
また、伺いますね。きっと、この秋に。

陶片木
長野県松本市中央3-5-10
10:00-18:00 水、第3火曜日定休


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素朴なごはん

もう9月になったのに、台風の影響で東京は蒸し暑い毎日です。
しかも、風がビュービュー吹いていたせいか、何だかいつもよりも強い日差しが地上に降ってきている感じです。
今日は何だか意欲的に「食べたい!」とならなくて、でも食べないと元気が出ないからどうしましょう、と思っていた時に思い出したのがこのご飯。

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キュウリ、茗荷、茄子を細かく刻みさっくり混ぜたものをたっぷり温かいご飯に乗せて、お醤油を少したらしていただきます。さっぱりとしていて美味しい!

これは何年か前に京都で食べてから、私の夏の定番ご飯になったもの。
夏の真っ盛りに食べるのも良いけれど、今日みたいにまるでジャングルにいるような蒸し暑さの日にもぴったりです。
納豆を加えたり、オクラや大葉を混ぜたり、その日の冷蔵庫にあるものを気分で加えて気軽に楽しめるのも良いところ。

そして、先日新聞に載っていた浜田庄司のオリジナルレセピの「ジューシー」というご飯も作ってみました。
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三合のお米に、お酒とお醤油を80ccずつ、ラード大さじ1、1cm幅に切った豚バラ180グラム、小口切りにしたネギを加えて炊いたものに、キュウリの酢のものを乗せていただきます。

作ってみたら簡単なのに以外と美味しくて、キュウリの甘酸っぱさががアクセントになって、「もう一口食べたい」と、身体が喜んで受け入れているのを感じます。やっぱりご飯を食べるって素敵なことですものね。:)

先日訪れた「浜田庄司のスタイル展」(汐留パナソニックミュージアム)の様子を思い出しながら、頑張って働いて、そしてしっかり食べなくちゃね、と思いました。

そして、その日の体調に合わせて器を選ぶことも大切。夏バテ気味の日には漆器がお勧め!軽いし手に取った時のぬくもりに心が休まります。

Matsumoto1

松本の民芸館へ行った時も毎日の暮らしの質の大切さを思いました。
今度上海へ行ったら、素朴な器に宿る美しさのことを友人達に話そうかしら。
少しずつ外国からの観光客が日本に戻り始めているんですもの。秋葉原、原宿、銀座、京都も良いけれど、都会から離れたところにある日本の魅力も紹介したい気持ちです。

さぁ、来週は上海へ。
今度はどんなことが私を待っているのでしょう。
美味しいご飯食べて体力つけて行きましょ!

9/19(月)14:00-16:00に虹橋エリアでのレッスンを追加しました。
ご希望の方はどうぞご連絡下さいね。(パンダ/マカロン)
作品の詳細なのについては8/28の記事、「9月の予定in上海」をご覧下さい。
hirokoibuki@mac.com

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