言葉のふしぎ
昨日新聞を読んでいたら「欧州に『中国化』の波」という記事があって、フィレンツェの近郊の都市にある中国系移民が経営する巨大な洋服の卸し問屋のことが書いてありました。

人口19万人のプラートの町に住む中国人は4万人以上で、人口比では欧州最大のチャイナタウンです。でも、どうしてその小さなイタリアの町に中国人がそんなに沢山住むようになったのでしょう。
上海でも中国語を流暢に話すイタリア人を沢山みかけるけれど、イタリアと中国はお互いに惹き合うものがあるのかしら?
そこで私がハタ!と思ったのが「言葉」。
中国語で「さようなら」は「再見」ということは「また会う時まで」という意味でしょ。
そしてイタリア語で「さようなら」は[Arrivederci]分解すると[a=to, rri=re, vedere=see, ci=us]となり、「私達がまた会う日まで」となります。ふぅーん、中国語と一緒ね。

他の国ではどうかしら。
フランス語は[Au revoir = また会う時まで]で一緒。
では、英語は?
Good Bye = Good (God) be with ye. (ye = you),
神と共にあれ。神のご加護が貴方にありますように。と、別れる相手の幸運を祈る言葉です。
ちょっとラテンの国とは違う感じ。。。
そして、日本は「さようなら」
毎日使う言葉なのに語源を知らないので少し調べてみたら面白いことがわかりました。:)

「さようなら」は「左様ならば、ここで別れましょう」が短くなったもの。
「左様であるならば」とひとつのことをきちんと終わりにして次に移る、という日本人独特の発想なんですって。
そして「左様ならば、ご機嫌よろしゅう」というのが別れの挨拶だったものが、明治時代に男性から女性へ「さようなら」、女性から男性へは「ご機嫌よう」と言っていたことが大正、昭和に世の中が男性社会になるにつけ「さようなら」だけが残り、「ご機嫌よう」は廃れてしまったということみたい。
でも、今でも目白方面や三光町の女子校ではまだまだ「ごきげんよう」が健在です。
予報の通り暖かくなった午後の陽射しの中でのんびりする外猫のチョビに「ねぇ、猫の世界ではどうなの?」「時代とともに何か変わってるの?」と聞いたけれど何も教えてくれませんでした。
知りたいな。猫の世界のこと。
住む国によって人間は話す言葉が違うけれど、猫はどうなのでしょう。
小さな新聞記事から世界中をグルグル回って最後は家の庭にたどり着いたような不思議な午後でした。まだ世の中には知りたいことがいっぱいです。
楽しみ!
上海のみなさま、今週中に来月のレッスンの作品をご紹介できるように只今奮闘中です。
もしも、「春休み日本に帰るので、来月のレッスンの予定を日本のアドレスに送って下さい」というご希望があれば、どうぞメールでご連絡下さいね。
来月のお裁縫クラスはリバティの生地をアップリケしたキッチンクロス、編物クラスはかぎ針で編むマーガレットのブレスレット/ネックレスです。乞うご期待〜 :)
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