Buy 42 buy for two
先日、上海のボランティア団体 [Buy 42] の代表の Xianからこんなうれしいメールが届きました。
「Hi, Hiroko, この前1933で開いたチャリティイベントの写真を送るわね。Hirokoがデザイン+監修してくれたエコバッグの評判がすごく良くて、みんなが喜んで協力して買ってくれたのよ!」
わぁ!本当!!!
みんなが楽しそうに自分が必要な形にバッグを結んだりして使っています。
このバッグは元はただの四角い布。その布を少し折り曲げて芯を入れた持ち手をつけただけなんです。
そして中は濡れたり汚れにくい素材にして、表のグリーンの布は(本当はデニムにしたら?と言ってたんだけど)新しい布、そして残りの部分は寄付された洋服から切り取って使っています。
左の写真の男性は本かお弁当か、何か薄くて堅い長方形のものを持ち歩くための結び方、右の写真の彼はワインを包んだのかしら?くるくると巻いて上を結んで持ち手にしています。そして女性陣はシンプルにバッグとして使っていますね。
うん、みんな似合っていてとっても素敵!
最初にXianに相談された時に「フロシキバッグはどう?」と何パターンかを提案した中のこれは一番簡単なバージョン。他にもD缶とナイロンテープで作ったハンドルに布を結んで使うものなど、これからいくつかのパターンが登場するはずです。楽しみ!
イベントではこんなふうに日本の古くからの風習や現在的な工夫満載の「ふろしきバッグの包み方、くるみ方」を紹介するプリントを作り配りました。
「へぇ〜、たった1枚のシンプルな布がちょこっと結ぶだけで、こんなふうにバッグになったりするのね!」とみんな関心しきり!
もしも私がこの場にいたのならば、「これはね、フロシキって言って日本の古くからある風習なの。日本人はこうして一枚の布を持ち歩いて、その場に合わせて結んだり巻き付けたりくるんだりして使ってたの。面白いでしょ?」とはりきって説明していたでしょう、:)
今回のフロシキエコバッグの良いところは、不要になった洋服を縫い合わせて使っている、ということ。
だから、基本の赤とグリーンの布は同じでも残りの部分は1枚づつ違います。面白い!
そして、私がハプニングを起こしながら頑張って作った限定10枚のエコバッグも完成しました。S嬢サンキュ!
Xianに「出来たわよー!」と写真を添えてメールを送ったら、「すごくかわいい!謝謝〜!」と彼女の笑顔が目に浮かぶような感想が返ってきました。良かった!
中国の雑誌「LOHAS」の仕事を見てアプローチしてくれた彼女達が [Hirokoが力を貸してくれて本当に助かってるの。ありがとう。」と言ってくれるけれど、私も彼女達と知り合えて、私をすんなりと受け入れてくれた上海/中国に少しだけ恩返しをできたような嬉しい気持ちです。
イギリスの大学院で福祉活動の勉強をしたXianの夢はチャリティやボランティア活動が始まったばかりの上海で少しずつ実現しつつあります。
私もこれから色々な形で協力してゆくつもりです。
在中国のみなさま、どうぞよろしくお願い致します。
そして、もちろん世界中のみなさまも!
Buy 42のweb siteは↓
http://www.buy42.com/buy42/mainpage.do?action=index
| 固定リンク
« 手のこと | トップページ | 尾山台界隈のこと »
「日常のこと。」カテゴリの記事
- 久しぶりの御殿場(2024.06.04)
- Patterns 2回目の講座(月曜日クラス)(2023.11.06)
- 春の庭で(2019.04.03)
- 春の寒い一日(2019.03.23)
- 春の楽しみ(2019.03.17)
コメント