広州、香港、深圳!その1
日曜日から2泊3日の駆け足で中国の地方都市へ出張に行ってきました。
地方都市と言っても経済特区の広州と深圳、そして香港ですもの、ドキドキワクワク、とっても楽しみに出かけました。
上海からまず広州へ。
上海→広州への飛行時間は上海→東京と2時間半くらいで同じくらいだし、広州、香港、深圳も地図で見ると重なり合うくらいの近さです。どんなところなのでしょう。
今回の出張の目的はパピー上海の0総経理とT部長と一緒に中国の地方都市の手編み事情の調査です。
さっそく街へ。うーん、なるほどね。
経済的に発展すると、まず始めに車やファッションに興味が向いて、それから文化的なことというのは何処でも同じだけど、広州はまだ「手編み=素敵なこと」に結びついていないみたい。でも、大きな可能性あり!
翌朝広州駅でこんなふうに柱に寄りかかって一心に編物をする少女を見かけました。
自分の小さなトランクに座って手を動かしながら何か考えごとをしています。
傍らには、かわいい水玉のバッグに入った毛糸と汽車の中で食べるカップ麺の入ったビニール袋。
何だか世界中に編みものが大好きな女の子がいることを感じて嬉しくなった朝でした。
そして、汽車に乗って向ったのは香港です。
広州東駅から2時間で香港へ着いたけど、O総経理もT部長も香港は初めてだし、私もすごく久しぶりで汽車を降りても自分が香港の何処にいるのかチンプンカンプン!
タクシーを降りたら目の前に福臨門の大きな看板があって「あぁ、ここはもしかしたらCauseway Bay の近くね。」という感じでした。
そして、泊まったのはTrip Adviserの[Traveler's Choice 2012]に選ばれたすごくお洒落なブティックホテル。
きっと、T部長が私達が訪ねる手編み糸屋さんの近くだからと選んだのだと思うけれど、good choiceでした。:)ここのお話はまた後日。。。
そして、お昼を食べて香港の手編み事情の市場調査へ。
大きくてきれいで日本の糸や本の品揃えもバッチリな路面店もあるけれど、家賃の高い香港では小さな階段やエレベーターで2階や4階にあるお店もあり、そんな分かりにくい場所でも熱心に手を動かす姿がありました。
手編みの本場の英国領だったからかしら?香港は手編みが根付いてて良い感じ。:)
そして翌日はホテルの近くからバスに1時間揺られて深圳へ。
国が経済特区として発展を促した深圳は、どんどん海を埋め立てて作った街だから道もまっすぐでビルも大きくて新しいのにびっくり。
深圳での目的の1つは何年か前に偶然見つけて以来大ファンの雑誌「恋物誌 Little Thing」のお店と編集部を訪れることでした。
作品を見せながらいろいろな話をして、これから一緒にワークショップや誌面などで一緒に仕事ができそう!とお互いに可能性を感じてみんなにっこり。:)
香港では自由な風を、そして文革以降の世代に手作りの楽しさを広めたいという愛を広州と深圳で感じた有意義な3日間でした。
でも、流石に疲れた〜。ぐったり。。。
今朝、お寝坊をしてアパートの窓を開けたら、外の木にとまっていた小鳥達が「おかえりなさい」と歌を唄ってくれているようでした。
さぁ、この経験を生かしてこれから私に何ができるでしょう。
楽しみ!
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