梅雨入り前に
先週叔母から「何だかちょっと具合が悪いの。」と珍しく気弱な電話があり、蓼科の山小屋で休んでいる彼女の元へご機嫌伺いに行ってきました。
火曜日の夕方に仕事を終えてから中央道をビュンビュン飛ばして駆けつけたら案外元気そうで一安心。
翌日はお天気が良かったのでふたりでバラクラへ行ってきました。
バラクラが出来た時は「うーん、英国式庭園?本当かしら。。。」とロンドン育ちの私は半信半疑で訪ねたけれど、22年たった今は本当に素晴らしいお庭になりました。
この日は平日の遅めの午後だったせいか園内に人はまばらで、叔母とベンチに座ってひんやりとした山の風を感じながらのんびり。
他のビジターの方たちの日本語が聞こえて来なければまるでイギリスに戻ったようで、何だかしみじみと懐かしい気持ちになりました。
イギリスの夏の庭を彩るクレマチスとアリウムが満開をむかえ、とってもきれい。
ギボウシの大きな葉っぱの中からすくっと立つアリウムは、まるでアリウムがギボウシの花のようでとても素敵な演出だと思いました。
紫の小さな花がギュウっと集まった花の中心は鮮やかな黄緑色で、自然界の色って本当にきれい。
いくら自然に見えても庭って人間が人工的に作ったもの。バラクラの庭は、花々の色のコントラストや高低差のつけかたなどがとっても素敵で、西洋の庭の計算された美しさにうっとりでした。
園内の植物はいったい何種類あるのかしら。
様々な色と形の花が咲き、色々な形の葉っぱの草や樹々がそんな花達を引き立てていて、私と叔母はひとつひとつの植物に興味津々!何だか少し気落ちしていた叔母も、忙しくて頭がギュウギュウだった私もわくわくしているうちにすっかり元気になりました。
良かった。:)
このほんのりピンクのアイスクリームはバラクラ名物の「バラソフト」です。
牧場のアイスクリームみたいな濃厚なヴァニラ味にふんわりバラの香りがして美味しい。
この日は少しだけ早咲きのバラが咲いていたけれど、本格的なバラの季節にはまだ早くてちょっぴり残念でした。
来週からはバラクラフラワーショーが開かれ賑やかな季節の始まりです。
東京では蒸し暑くて育ちにくいバラが、イギリスと気候が似ている蓼科で生き生きと咲く様子を見に行きたいな。。。1年間何度でも遊びに行かれる友の会に入ったから、これからはいつでも中央道をビューン!と走って蓼科の中のイギリスへ。
楽しみ!:)
蓼科高原 バラクラ イングリッシュガーデン
第22回バラクラフラワーショー 2012.6.14(木)~6.24(日)
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