大人の遠足
先日梅雨の晴れ間に鎌倉へ行ってきました。
鎌倉へ行ったのは本当に久しぶり!
「藤沢から江の電に乗って紫陽花を見に行きましょ。」と出かけたのは良いけれど、江の電は大人の遠足組でまるで通勤電車のような混み具合。
紫陽花を愛でる、というよりは人混みの中を歩く感じだったので、私達はルートを変えて砂浜をぶらぶらすることにしました。
丁度浜辺では海の家を急ピッチで建設中。もう少ししたら賑やかになる由比ケ浜辺りもまだ人影はまばらで、塩の香りの海風が気持ち良くお散歩日和でした。
お腹がすいてきたので路地に入ると目の前に素敵な門構えのお蕎麦やさんが現れました。
「あ、まつばら庵!」もう既にこの日は満席と聞いていたけれど、待っていれば空くということで私達はパティオでビールを飲みながらのんびり。
築70年の日本家屋の手入れされたお庭でJazzを聞きながら頂いたお昼ご飯はとても美味しく、立ち去りがたい感じでしたけれど、「せっかくの遠足ですもの、次へ進みましょ。」と松原庵を後にして鎌倉文学館へ向いました。
素敵。
ここは、加賀百万石藩主前田利家の系譜である旧前田公爵家の別荘で、三島由紀夫の「春の雪」のモデルにもなった洋館です。
今は鎌倉ゆかりの文学者の原稿やお手紙を展示してあり興味津々でした。
こんなふうにステンドグラスの嵌った窓からお庭のバラ園や海が見えてとっても素敵でした。:)
長谷の大仏様の近くでこんな「大仏焼き」を発見!
長谷辺りもすごく混んでいたので鎌倉へ出てお散歩。
鎌倉彫のお店を見ながら、祖母がずっと鎌倉彫を習っていたことを思い出したり、自分ではなかなか上手に使えないけれど、田園調布のH家のおばちゃまがいつも素敵に鎌倉彫のお膳を使いこなしていらっしゃる様子を思い出したりしました。
鶴岡八幡宮の源平池の蓮はまだ蕾もついていなかったから、次回は7月末に蓮の花を見に行きましょう。
それとも、やっぱり海へ?
浜辺を歩きながら「海に入りたい〜」「泳ぎたい〜」とうずうずしていた私達ですもの、次回は海水浴へ!
お夕飯に大好物の井上の梅花はんぺんを食べながら、「今日、久しぶりに鎌倉へ行ったの!」「横浜で乗り換えて藤沢へ出て、それから江の電に乗ってね...」とうれしそうに話す私に、家人が「良かったね、楽しかったんだね。」と言ったとさ。とっぴんぱらりのぷう。
井上蒲鉾店 鎌倉市由比ガ浜1-12-7
0467-22-1133
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