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2012年7月

このごろ

海へ元気に泳ぎに行きたい!と思いつつ、この連日の暑さの中庭へ出るのも躊躇している私はちょっとためらいながらカレンダーを見ています。ふぅ。。。

25時間船に乗って大好きな小笠原へ!でも、飛行機に乗って沖縄へ!でもなく、伊豆辺りの海で良いのに、何だか行動に移せない感じ。多分この夏〜秋にかけて家族が海外へ流出(!)するので落ち着かないのかも。

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まず、先に香港へと旅立ったのは私にとってたった1人の甥っ子。
その甥を送り出すために、先日の日曜日に家族みんな揃って銀座のよねむらでご飯を食べました。

香港は近いしきっと2ヶ月に一度くらいは帰ってくるのだろうけれど、今は彼の母親代わりのような私は「体温計、風邪薬、解熱剤、整腸剤」に手紙をつけて渡し、ちょっと淋しい気持ちでした。

でも、よねむらのご飯はあいかわらず美味しく甥を送り出す晴れの舞台にぴったり!
この日はほんのりと暖かいガスパチョから始まり、前菜のプレートには私のお気に入りの「マッシュルームの昆布締め+カラスミ+そば粉のブリオッシュ」がありました。うれしくて思わずにっこり。:)
そして新しく美味しいと思ったのは「ほっき貝+マンゴー+生ハムの生春巻き」でした。
お家で真似できるかしら。味を忘れないうちに試してみなくちゃね。


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そして、これはお抹茶のアイスクリームが入ったかぼちゃのスープ。?????!と思ったけど、ひとくち食べてみるとよねむら的な美味しさで納得。オマールやバジルの種などいろいろな食材が小さな器でひとつになったよねむららしいお料理だと思いました。

この日、夏らしくて美味しいと思ったのは鮎とフォワグラとトウモロコシのリゾット。
鮎のほんのりとした苦みとフォワグラの濃厚でクリーミィな感じ、そしてトウモロコシのシャキッとした甘さが一緒になるとこんなに美味しいのねとちょっと感動。

私がもう10年以上もよねむらさんのお料理が好きな訳は「絶対に自分では思いつかない食材の合わせ方とその器選び」。
よねむらへ行く時はいつも「今日はどんなお料理をいただけるかしら」という期待と彼らしいパーフェクトな器選びがとっても楽しみ。こんなふうにわくわくできるのって素敵です。
銀座のお店はスタッフのサービスに対していつも辛口になっちゃうけれど、お料理はいつも美味しいと思います。

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京都、行きたいな。
「うーん、海じゃなくて京都行こうかしら」なんて考えながら、このごろせっせと編物をしています。

今週はお稽古があるからその編地の確認と9月の東京と上海のお稽古の作品作り。
暑い、暑い!とクーラーの中ばかりにいると何だか頭がぼうっとするから少し身体を動かさなくちゃね。と、なるとやっぱり海かしら。。。クラゲが出る前に行こう、っと!


よねむら 銀座 03 5537 6699 祇園 075 533 6699

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大人の遠足 その2

今日の東京の気温は33℃。
夏だから暑いのは当たり前だけど、最近の暑さって私が子供のころの暑さとちょっと違う感じでちょっとヘトヘト。。。

でも子供たちは暑いの大好き!と海だ!プールだ!と元気に夏休みを楽しんでいるのですもの、大人もね!と、昨日私は大人の遠足へ行ってきました。
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渋谷駅から湘南新宿ラインのグリーン車に乗り(大人の遠足だから!)池袋、大宮、桶川...をどんどん通りすぎ、私達が降り立ったのは行田駅です。

そしてシャトルバスに乗って「古代蓮の里」へ。
きれいでしょ?このハスの花は公共施設の建設工事の時に見つかった1400-3000年前の種が自然発芽し、花をつけたものがどんどん増えたもの。1つの花は直径20cmくらいあります。
そのハスを、行田市が天然記念物に指定し、今では6/下旬ー8/上旬にかけて12万株もの花を見られるようになりました。
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「きっと『古代蓮の里』には蓮池があってハスの花が沢山咲いているのでしょうね」と予想をしていたけれど、大きな蓮池全てを覆うように行田蓮が群生し、そこに何万ものピンクの花が咲いている様子は圧巻でした。そして、蓮池に作られた歩道を散策しながらハスの花を間近に見ることができるのもとってもうれしいことでした。

昨日の行田の気温はきっと35℃はあったのではないかしら?
暑さ対策万全で出かけた私達も、定期的に日陰を探して入らないと溶けてしまいそうな暑さでした。
でも、不思議とハスの花を眺めているとすーっと心が静まる感じ。
それに危険なほどの暑さだったので人が少なく、ゆっくりハスを集中して見る事ができた素敵な朝でした。

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入り口近くには、花びらの形や枚数がそれぞれ異なる世界中の色々な種類のハスの花が集められていました。
お釈迦様が生まれたインドにハスの花があるのは当然だけど、アメリカやロシアにもハスの花があるのね、とちょっとびっくり!そして、それぞれがお国柄を表すような花でした。

その中でも私が一番美しいと思ったのは、この古事記にも歌われた原始ハスの花。ピンクの花びらに濃いピンクの筋が何ともはかなげできれい。

今度は花が咲く時の「ポンッ!」っていう音を聞きたいから朝早く来ようかな。時期ももう少し早く、ね。

杭州や嵐山の蓮も良いけれど、行田の蓮池もとってもきれいでした。
日本って素敵。:)

暑かったけれど、久しぶりに「わぁ...きれい」とうっとりした一日でした。

古代蓮の里(古代蓮会館)
さいたま県行田市小針2375
tel:048 559 0770
蓮の見頃:6/下旬−8/上旬の午前中

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必需品

夏になると食べたくなるものはなぁに?って、家人や友人達と話すとそれはたいてい定番のお蕎麦やお素麺。そしてデザートは絶対水羊羹、ところてんや黒蜜の葛切りもはずせないし...。と、思い浮かぶのは和食ばかり。

そんな中「今日は絶対チキンカレーが食べたいっ!」とインディアンチキンカレーを作りました。
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玉葱、セロリ、リンゴや人参を山のように刻み生姜とガーリックもたっぷり用意して、「暑い!暑い!!」と言いながら、順番にお鍋に野菜や鶏肉を入れ根気よく炒め、時間をかけてじっくり煮込みました。


ひき肉のキーマカレーも好きだけど、お家で作るのならば私はこの野菜たっぷりのチキンカレーが一番好き!
沢山作っておけば翌日はコクが出て更に美味しいし、夏はやっぱりカレーも良いわね、と久しぶりにお家で作ったカレーに大満足でした。:)

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そして、そんな日にはこんなデザートを。
ハーゲンダッツの「季節限定 アプリコットタルト」「季節限定 クリーミィミント」!!!!
他にも心惹かれるフレーバーたくさんあってすごく迷った末に、やっぱり今しかないものを食べなくちゃね、と選んだのがこの2つ。杏好きの私は「アプリコットタルト」にすごく期待していたけれど、食べてみた結果は「クリーミィミント」に軍配を上げたい感じでした。

「クリーミィミント」って本当にクリーミィなヴァニラアイスに生のミントの葉っぱを混ぜ込んだようで、すぅすぅした感じが美味しい。この夏、ちょっとおすすめのフレーバーです。:)

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そして寝苦しかった昨日の夜、ベッドで本を読み始めたら「プゥ〜ン〜」と音が!
きゃぁ!蚊です!!!
私は虫に刺されやすく、しかも痕になりやすいから、蚊が1匹いるだけで眠れないのにどうしましょ。
でも、大丈夫。それを見越してこの夏はこんなお薬を用意してあります。

アットノン(ネーミングに笑っちゃうけど。だって『痕なし』っていう意味でしょ?)はうっかりと火傷をした時や擦り傷を作ってしまった時のため、そしてムヒホワイティは虫に刺されてしまった時のため。
バンドエイドのキズパワーパッド+アットノンは瘡蓋が出来るような傷を作ってしまった時にかなり有効なことは既に実証済みだし、かゆみはさっと収まらないけど虫さされの痕が残らないということではムヒホワイティはかなり優秀。

世界中の人が日本のドラッグストアが大好きだけど、ドラッグストアって「生活の知恵」や「最新技術」や「きれい」がいっぱい詰まってるんですものね。みんなが熱狂するのにも納得!

明後日は楽しみな「大人の遠足 第2弾」の予定です。
水のあるところだから忘れずにムヒホワイティを持って行かなくちゃね!
楽しみ!!


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丸の内辺り

子どもの頃は仕事帰りの父と待ち合わせたりするために丸の内界隈へ行くことが時々あったけれど、大人になってからこの辺りに用事のない私は、2年前にこんな素敵な美術館ができていたことを全く知りませんでした。

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ここは三菱一号館美術館。
この素敵な西洋建築は丸の内で最初のオフィスビルとして1894年(明治27年)に英国人建築家によって建てられたものをリノベイトしたもの。

この美術館ではこの建物と同時期に活躍したアーティストを中心とした展覧会が年に3-4回開催されています。そして今、私の大好きなEdward Burne-Jonesの日本で初めての個展が開催されていると聞いてドキドキしながら観に行ってきました。
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エドワード・バーン=ジョーンズはー『夢の国』に住む一番素敵な若者の1人ーとロゼッティに言われた19世紀の英国人の画家です。そして、私にとってはロンドンに住んでいた時にロゼッティや彼の絵に会いたくてTate Galleryに通っていた思い出深い大好きな画家のひとり。

今回の展覧会で彼らしい「聖ゲオルギウス」「クピドとプシュケ」「ピグマリオン」「いばら姫」などの連作を見ることが出来るのは本当にうれしい。:)

クピドがプシュケに一目惚れした場面ではクピドの恋心を表すように空からバラの花が舞っていたり、逆にいばら姫がバラに囲まれて眠りについているシーンではバラさえも「眠っている」ということの象徴として花びらが一枚も散っていなかったり、ということを1枚ずつの絵をゆっくり見ながら感じられたことも楽しいことでした。

中学生の頃から好きだった、バーン=ジョーンズの描く女性達の静かな表情やくたっとした身体、流れるような構成、静謐な雰囲気に丸の内のクラシックな美術館でまた出会うことが出来た素敵な午後でした。

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そして、美術館の入り口はこんな庭に面しています。
国際フォーラムから信号を渡り、建物に沿って「美術館入り口」という方へ曲がったら、いきなりこんな素敵なお庭が出現したのでびっくり!

丸の内パークビルとブリックスクエアに囲まれたこの小さなお庭は何だか都会の中の秘密の花園のような感じ。
昔は銀行の営業室だった美術館併設のCafe1894も良かったけれど、今度は是非ここのお庭に面したレストランでご飯を食べましょう。楽しみ!

ロンドンの夏のような寒い午後だったけれど、ン十年前にTate Galleryのバーン=ジョーンズの絵の前に立っている自分に出会ったような、不思議であたたかい気持ちになりました。

Edward Burne-Jones バーン=ジョーンズ展 ー装飾と象徴
三菱一号館美術館 ~ 2012年8月19日(日)
月曜日休館

http://mimt.jp/

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夏なのね

一昨日の朝上海のアパートを出る時にはバケツをひっくり返したような大雨で、ただでさえ大きなトランク2つ+PCの入ったバッグ+ハンドバッグの大荷物なのに、その上傘!!! そして国際都市とはいえまだまだ困っている女性に手を貸す、などの習慣のない上海ですもの、アパートからタクシーの通る道までの50m, うわぁーん、どうしましょ、と思ったけれど、「これも自分が選んだ道!」(それ程大げさな事ではないけれど、こんな時にはそう思うものです)と、頑張って虹橋空港へ向いました。

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羽田空港へ着いたら東京は梅雨明けしたとかで青空には夏らしく大きな入道雲がモクモクと浮かび、たった2時間半空を飛んだだけでこんなにお天気が違うのね、と思いました。

機内の小さな窓から東京の街の様子が見えてきた時に、お隣の席に座っていた中国人のファミリーが「ほら、ご覧、東京ディズニーランドだよ。」「あ、あれがきっとスカイツリーだね。」と嬉しそうに話していました。「東京へ行くのは初めて?」と私が拙い中国語で聞いたら、「そう。東京へ行くのは僕たちの夢だったんだ!」とニコニコとっても嬉しそうで、何だか私まで嬉しくなりました。

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家へ戻り溜まった用事を片付けて、「お腹空いちゃったけど、暑いしね...。」と冷蔵庫を開けたら大好きな茗荷を発見!急に食欲が湧いて、せっせと葱とキュウリと茗荷を千切りにして氷水に放ち、その間に麺を茹でてゴマだれで和えました。お皿に盛った麺の上にシャキシャキのお野菜を山盛りにのせ、黒胡椒をガリガリと挽いてその上に香ばしく炒った白ごまもたっぷりと乗せました。
うん、美味しい!

暑さにちょっとバテ気味の愛猫Sageのビスケットにも好物の鰹節をふりかけて、「ほら、食べなくちゃ元気でないわよ。」と励ましました。そうすると不思議、不思議、モリモリと食べ始めあっという間に平らげておかわりの催促です。ふぅん、やっぱり声がけって大切ね。

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子どもの頃こんな暑い日に祖母の家へ遊びに行くと、大きな容器いっぱいにふるふるのブラマンジェを作っておいてくれました。姉と一緒に好きなだけおかわりをしたり、少しだけ入ったブランディがすごく大人の味に感じてドキドキしたり。こんなことも素敵な夏の思い出です。:)

冷たくて甘いものを食べたい時にお勧めなのが、この超簡単デザートです。
実はこれはダノンヨーグルトをポンッとフリーザーに入れたもの。カップのまま食べるのは淋しいから、かわいいガラスの器にスプーンですくったダノンを盛りつけ、その上にイチゴのコンポートとお庭のベリーをのせました。今日はラズベリー味のダノンだから「ベリーベリーのフローズンデザート」です。
ちょっといいでしょ? 是非お試しあれ。

今度はエスプレッソのグラニテを作ろうかな。それとも柱花ウーロン茶で作っても美味しいかも。楽しみ!

簡単で美味しいものを作って夏を楽しく元気に過ごさなくちゃね。
あー、海行きたい!

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お買物

先日ぽっかりと少しだけ時間が空いたので、6月1日にオープンしたばかりのMarks & Spencerのフラッグシップ店へ行ってきました。

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オリンピックもいよいよ近くなり、沸き立つロンドンの様子を表すようなポップなお菓子達がかわいい!
ユニオンジャックを英国の島の形にアレンジしたビスケットの缶や一等賞のリボンのチョコレートなど、デザインの国イギリスならではのパッケージにウキウキしながら「あれも買いたい」「これも買いたい」とお店の中をぐるぐる回りました。

ロンドンに住んでいた頃は余りM&Sへ行かなかったけれど、今はM&Sの棚に並ぶ食品を見るだけで英国での食生活が思い出されて懐かしくなります。

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そして、結局買ったのはお茶ばかり。
上海も東京もロンドンとは水の質が違うからM&Sのお茶を使っても同じような味わいにはならないけれど、それでも日本ではなかなか手に入らないものばかり。

Fortnum & Masonとかの一張羅のお茶ではなく、English Breakfast, Extra Strong Tea, Earl Grey, ラベンダーやカモミールをブレンドしたハーブティ、ラスベリーとストロベリーのフレーバーティなど毎日飲むdaily teaです。

他にも美味しそうなチョコレートコーティングのビスケットやピスタチオを混ぜ込んだクッキーにも心を動かされそうになったけれど「いえいえ、ただでさえ外食の毎日でカロリーオーバーなんですもの。」とバスケットには入れずにレジへ向いました。:)
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そして、無事にパピーさんの展示会も終わり、みんなでご飯に行く前に向ったのは我家から徒歩10分のところにあるかわいい茶館 宋芳。

夏ですもの、アイスティに向くウーロン茶のフレーバーティはどれかしら?と、大好きな3つの中からアドバイスをしてもらおうと思ったら、「うーん、全部冷たくしても美味しいわよ。」とのこと。

それでは、と人参、桂花、ミルクのフレーバーのウーロン茶を少しずつ買いました。
今回の上海滞在中のお買物はこのお茶達だけ。
大好きな南外灘布市場へも豫园辺りの手芸市場へも一度も行く時間もなかったけれど、今回は展示会という大きな目的もあったし、お稽古もたくさんできて、忙しいけれどとっても充実した毎日でした。

お稽古へ参加した下さったみなさま、展示会へ遊びにいらして下さったみなさま、今月も無事に上海での仕事を終えることができました。ありがとうございます。

行きは、雑誌の撮影や展示会用の作品、お稽古のキットなどで2つの大きなトランクがパンパンだったけれど、帰りのトランクはお茶と持ってきた少しのお洋服だけになりそうです。

東京の家で私の帰りを今や遅しと待っている愛猫Sage, どうしているかしら。
明日の午後にはお家に着くから、もう少しだけ待っててね。


Marks & Spencer
准海中路98号 10:00-22:00

宋芳茶館 
永喜路227号 近 陕西南路 10:00-19:00

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いよいよ今日から

さて、今日からこの何週間か私が楽しみにし、そして一生懸命作品を作ってきたパピーの展示会が始まります。
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昨日はみんなで会場の飾りけをしました。
私のコーナーはこんな感じ。
懐かしい私の1冊目の本「Baby Knits」の中からチェリーと恐竜と風船のセーターを一番新しいパピーの糸で編んだものをボディに着せてかわいい子供部屋みたいな雰囲気を作ってみました。

パピーのスタッフも口々に「かわいい〜!!!」と絶賛だったので、きっと今日からいらしてくださるお客様や生徒さん達にも喜んでいただけるはず、とちょっと嬉しくなりました。:)

「都会的でカッコイイとか(かわいいけどカッコイイ、は出来るけど)とか、アメリカンカントリーなイメージでお願いします」と言われたら困っちゃうけど、こういうかわいくて洒落ているのが私の持ち味なのね、と自分で再確認をしました。

そして、もちろん私は「色」!
何かを作る時に、形や素材はもちろん大切だけど、私が一番こだわるのは色です。
その辺りのことも、今回の展示会で感じて頂ければうれしいです。

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そして、私の2冊目の本「ねことクッキーとセーターと」に登場したこの子達も久しぶりに箱の中から飛び出して、上海のみなさまに会いにやってきました。

今日から週末にかけてお天気が余り良くなさそうだけど、そんな時にこそ是非展示会へいらして下さいね。
楽しみにお待ちしています。

Puppy 2012-13 Autumn/Winter Yarn Collection
7/13(金), 14(土), 15(日)
ミリオンクラブ 800秀店 常徳路800号4号楼1F
地下鉄7号線 昌平駅より1分
10:30-17:00 (最終日は16:00まで)

私の本「Baby Knits」「ねことクッキーとセーターと」(2冊とも日本ヴォーグ社刊)は残念ながらもう店頭ではご購入頂けません。
是非amazonのマーケットプレイスなどで探してみて下さいね。

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lovelyな毎日

上海に着いてから暑い中連日レッスンや展示会の準備で大忙しの毎日ですけれど、一昨日楽しみにしていたlittle thingの取材がありました。

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[little thing 恋物誌 ]というのは、2年くらい前から私が大注目している中国の雑誌です。日本の雑誌で言うと...そうね、装苑みたいな感じかしら。手作りとファッションがメインなんだけど、little thingの場合は[ We collect beautiful things! ]と言っているように、いろいろな「きれい」や「かわいい」がぎゅうっと詰まっている感じ。そして、毎号とにかく全てのページが lovely!

そして、誰に見せても「え、これって中国で編集している雑誌なの?」と驚くけれど、いつも私は「本当はこれがある意味では今の中国なのよ。」と胸を張って(自分で作っているわけではないけれど)答えます。

2ヶ月に一度、1年に6冊発行なので、上海に来る度に街角のマガジンスタンドへ行って「恋物誌ある?」と聞いて、「有」と言われれば笑顔になり、「没有」と言われるとがっかりしていたけれど、発売日は偶数月の5日、ということが解ったからもう買いそびれることもありません。:)でも...大きな出版社の雑誌ではないので置いているところが少ないかも。
是非探してみて下さいね。

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そして、特派員をパリとロンドンに置いている little thing はストリートスナップや色々な特集、アーティストのインタビューももちろん国際的で興味津々な内容が目白押しです。

ただ、記事は全て中国語なのでいつも内容を想像して読んでいるのですけれど、写真がすごくかわいいので記事が読めなくても大丈夫、ページをめくる度にその写真だけでにこにこ。

私の記事が掲載されるのは、8/5発売の8月号です。
上海の街角のマガジンスタンド、もしくは日本ではTSUTAYAでも入手可能です。先日「Good news!! little thingが日本のTSUTAYAで買えるようになったのよ〜!」と編集長のTimmyが言ってたけれど、いつからかは???東京へ戻ったら確認してみますね。

今回は「Hirokoの花を!!」という編集部の強い希望があったので、こんなリボンの花シリーズの特集です。最近撮影ではデジタルカメラが殆どなのに、今回のカメラマン(ウーマン!)の若い上海人の彼女はフィルム派。どんな写真を撮ったのかしら?私も誌面を見るのが今からとっても楽しみです。ドキドキ!

インタビューアーのVelvetとはメールでのやりとりでしたけれど、彼女の真摯な気持ちが感じ取れるかわいい女性でした。編集者のJoyceもすごく素敵だし、こんなかわいくて素敵なスタッフばかりで作っている雑誌なんですもの、littlle thingがかわいいのも納得です。:)

こんなふうに「いいなぁ」「かわいい!」と思っているうちに、それを作っている人たちと知り合いになり、すぐ一緒に仕事ができる、これも中国の仕事の楽しさのひとつなのかもしれません。

いろいろあるけどうれしいこともたくさんの毎日。頑張ろう、っと。:)

little thingのことをもっと知りたい方は、是非彼らのHPを覗いてみて下さいね。
http://littlething.cn/

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2つのキィワード

一昨日の夕方上海に着きました。
東京にいる時から「上海は急に夏になりました。暑いので気をつけていらしてくださいね。」と皆さんからメールをいただいていたけれど......37℃ですもの、アチイ。
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去年の上海は余り暑くなかったけれど、一昨年は40℃になった日もあって、溶けちゃいそうだったのを思い出し思わずくらくら。。。

それに加え、昨日は夕方から大雨でした。丁度移動をしようと外に出て「わぁ、雨降りそう。」と空を見上げたら、ポツポツと降り出して、あっというまにザーザー、バケツをひっくりかえしたような大雨になってしまいました。

急な暑さにふぅふぅしたり、雨に濡れて冷えたりしたせいか今日はちょっとダウン気味。
今年の夏の上海は「暑さと雨」、どうやら「あ」から始まるこの2つがキーワードになりそうです。

そして、来週は楽しみにしているパピー上海の秋冬の糸の展示会です。

Bshoes

今回私が作っているのはベビーもの。
今年は辰年。龍は空へ向って登ってゆく姿がラッキーとして中国では今年は12年に一度のベビーブームなんだそうな。
そんなラッキーなベビーたちへ、こんなカラフルなベビシューズをご用意しました。かわいい!!!
ベーシックな形をもとに、てんとう虫にしたりお花のついたバレエシューズふうにしたり、バリエーションは16種類。

その他にも懐かしい私のデビュー本「Baby Knits」からチェリーのカーディガンや風船や恐竜のセーターを新しい色で編み直したものもご紹介します。

そんな私の作品やパピーさんの2012-13秋冬の手編み糸のコレクションでご覧いただけます。私も毎日会場にいるので、是非お遊びにいらしてくださいね。
楽しみにお待ちしています。

Puppy 2012-13 Autumn/Winter Yarn Collection
7/13(金), 14(土), 15(日)
ミリオンクラブ 800秀店 常徳路800号4号楼1F
地下鉄7号線 昌平駅より1分
10:00-18:00 (最終日は16:00まで)


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バタバタ!

もう7月なんですもの、暑くなって当たり前なのですけれど、ずっと寒かったから今日の暑さは身体が「ちょっと待って!」とびっくりしている感じです。

明日からの上海滞在ではパピーさんの展示会もあるし、着いた翌日から連日レッスンだし、雑誌の取材もあるし、大家さんとアパートの契約の更新もしなくちゃだし、と山のような課題を抱えてのいるのに、さっきやっとトランクを出したところです。どうしましょ。

Cherry

レッスンのキットや手芸道具、展示会用の作品の数々、まだ未完の作品とその材料、雑誌の撮影用の作品20個の選択、薬や身の回りのもの、パソコン関係のものなど、忘れずにトランクにいれなくちゃいけないものを準備して、上海用携帯電話の充電、留守の間の猫のご飯や砂の補充などなど、これからしなくちゃいけないことを考えるだけで頭がぎゅうぎゅう。

でも、せっかくこんな美味しそうなさくらんぼを沢山いただいたんですもの。
おやつにしましょ。

少し冷やしたさくらんぼをお気に入りの銀の縁のガラスのお皿に盛って椅子に座って深呼吸。
さっきまで「あれをして、その次にこれをして、そのあとに忘れずにあれもして」と頭の中がハイスピードでグルグル回っていたけれど、let's slow down for a while....

Sageal

相変わらず中国のお仕事はテンポが早く、今回の雑誌の取材記事のことも「無理をしないで秋号の掲載にしましょうよ」と相談しても、「いえいえ、8月号でいきましょ。Hirokoたくさん撮影用の作品を持って来てね〜。楽しみにしてるわね!」との返事。う〜ん、もう少し時間をかけて作りたいのに。。。
OK! もしもそれが無理ならば向こうに合わせて頑張りましょ。大丈夫、だてに20年以上も手芸家の看板を掲げているわけではないものね!

さぁ、こんなふうにSageとアルパカと遊んでいないで、PCのアルバムを見ながら作品を選んで、そして作品を探し出してトランクに詰めなくちゃ。

家を出るまであと18時間もありません。
バタバタ!!!!!

7/10(虹橋公寓)7/11(東櫻花苑)のレッスンに各2名ずつ空きがあります。
ハンカチのキットは完売致しました。シューズバッグのキットは2番と11番のみになります。
お問い合わせは↓まで。
hirokoibuki@mac.com

それでは上海見〜!

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7月の始まり

さて、今日から7月です。
今日はカレンダーに大きな丸をつけて楽しみにしていた叔母との国立科学博物館行きの日でした。

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私は美術館も好きだけれど、自然科学の不思議がぎゅっと詰まった上野の国立科学博物館が大好き!
今日は、その科学博物館の常設展がリニューアルされてからじっくり見ていない、という叔母を誘って一日遊んできました。

ここは1931年に建てられた重要文化財に指定されている日本館。クラッシックな建築がとっても素敵です。日本館では「日本列島の自然と私たち」というテーマで日本特有の動植物の剥製や標本などが展示されていて興味津々!
同じシカでも生息地の違いで大きさが次第に異なってくることとか動植物がどんなふうに自然に適応して進化したかを間近で感じられて目を見張ることばかりです。

大正生まれの叔母はハチ公を見て「あら、久しぶりねぇ、ハチ」と懐かしそう。そして叔母は「一度見てみたかった」というイリオモテヤマネコの剥製をじぃっと見てうれしそうでした。:)

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ランチは上野精養軒が経営するMouseionで、こんな一日30食限定のスペシャルランチをいただきました。
今日は叔母と一緒なので私も子供の気分でパンダのオムライスににっこり。

メニューには科学博物館らしく「恐竜の巣ごもり(中に卵が入ったメンチカツ+スパゲティ)」や「恐竜フットバーグ(恐竜の足跡の形のハンバーグ)」もあって楽しいし、幸運にも展示室側の席に座れればゾウや鯨の骨格標本を見ながらのお食事ができます。

このあと1998年に新設された地球館で恐竜の標本やビッグバンやニュートリノといった宇宙の始まりの展示や迫力満点で絶対に見逃せないシアター360や大好きなフーコーの振り子を見ました。

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家に戻り科学博物館の売店で買ったアルパカの人形を見せても一日中お留守番だった愛猫Sageはご機嫌ナナメです。

そして、9時からNHKスペシャル「謎の文明ギリシャ」を見たら、あのギリシャの白い大理石の建築や彫像は本当は鮮やかな色だったという大英博物館の発見を知りびっくり!
ふむふむ、世の中は謎だらけなのね。

今日は、宇宙や自然の不思議を垣間みたり歴史のヒミツを知った素敵な一日でした。
さぁ、Sageのご機嫌は少し治ったかしら。
また、チビアルパカを使ってからかったら怒るかな。

明日は月曜日。
そして、2012年の後半が始まります。
頑張ろう、っと!


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