蓼科の秋
先週の金曜日の夕方から駆け足で蓼科へ行ってきました。
山荘についてから大慌てで「寒い、寒い!」と暖房を入れ、ベッドに電気毛布を敷き、大きなポットに紅茶をたっぷりと用意してから叔母へ遅くまで近況報告をしました。
そして気持ちよく晴れた翌朝は「もう白駒が紅葉してるみたいだから混む前に行きましょ」と朝ご飯もそこそこに大慌てで出たのに、白駒の遥か手前からもう大渋滞!Uターンして帰ろうと思ったら林道への入り口があり幸運にもそこに車を停めることが出来ました。
いろいろな木々が色づき始め空は青く澄み渡り、本当に気持ちの良いお散歩でした。誰も知らない林道だから人っ子一人いなくてのんびーりできたけど、叔母と二人で「もしも熊に会ったら目を見てゆっくり下がるのよ。絶対後ろを向いて走らない」と確認し合いました。Ha ha~
「せっかく早く家を出たのだからいろいろ行きましょうよ」と、まずは美味しいおそばで腹ごしらえをしました。そしてその後向かったのはバラクラ。
バラクラの年間会員の私たちは一年中フリーパスなので、何だかバラクラの素晴らしいお庭がお友達のお庭のような親しい気分です。
そしてこの日はダリアが満開でした!本当にきれい。:)
夏の花だと思っていたダリアが秋の太陽の光の中で輝いていました。
顔見知りのガーデナーに「前からダリア大好きだったけど、今日もっと好きになっちゃった」と声をかけたら「ここの庭でいろいろな花の魅力に触れてくださいね」とにっこり。
高原の花って何故こんなにきれいなのでしょう。
バラクラに限らず、蓼科の中を車で走っていると農家の庭先や道沿いに咲いている季節の花たち(ダリアも!)の美しさに目を奪われます。
その色!!! 東京で見る色と違うのは何故でしょう。きっとそれは山の新鮮な空気や冷たい風や木々が揺れる音や森の動物たち、全てからのプレゼントなのでしょうね。「ようこそ山へ」と。
東京でキビキビと働いたり京都で日本人である幸せを感じたり上海でいろいろな人たちに会ったりすること、そして蓼科でゆっくり休みながら私は感性をリセットしているのかもしれません。
さぁ、今日から上海でのレッスンの始まりです。
まずはアトリエから。楽しみ!
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