« おいしい信州 | トップページ | 今年最後の上海のレッスンのお知らせ »

とっておきの松本

ここはちょっと秘密にしておきたい私のとっておきのお店です。

Tohenboku1
選び抜かれた毎日の生活用具が並んだこのお店の名前は「陶片木」。
蔵を改装したお店が並んでいることでも有名な中町通りには、ちきりや工芸店、ギャルリ灰月、GRAIN NOTE, 松本民芸家具などの素敵な工芸関係のお店が多く集まっているのでそれだけでも楽しいけれど、私のお目当てはいつも陶片木です。
一見何のこともない小さな豆皿やレモン絞り、お箸やスープやサラダボウルが並んでいるけれど、お店の中をぐるぐる良く見ると棚の上の方には文学全集が並んでいたり、
日当りの良い暖かい特等席には看板猫がくぅくぅお昼寝をしています。

Tohenboku2

その雰囲気が私にはドンピシャ!
去年も「あれも、これも」と思ったけれど、今年も「あれも、これも、それも欲しい!」と思いました。
このところずっと物欲がなかった私だったのに。。。
そして家のキッチンの収納を思い出し、私が持っているものとのコォディネイトを考えた末、手に入れたのはこの3つ。
小さなきんとん雲の豆皿、お正月に活躍しそうな富士山の絵皿、そして素朴さがたまらないわらびのナイフレスト。どれも手に取るだけでうれしい。

Tohenboku3

そして、家に戻ってから早速こんなテーブルコォディネイトを考えてみました。うん、素敵!
きんとん雲の豆皿は古伊万里ともばっちりだけど、今日はこんな気分です。
京都の清課堂の錫のお皿に乗せたオークの葉っぱの変わりに小さなグリルしたお肉とジャガイモのローストを、そして豆皿にはおろしたての山葵とお醤油を想像しながら、クリストフルのカトラリィをわらびのナイフレストに用意しました。
あぁ、楽しい。
高校生の頃ロンドンでポートベローに通っていた頃から生活用品が好きだったけれど、大人になってゆったりと楽しめるようになりました。
これは、布や毛糸、ボタンやブレード、ビーズやスパングルを合わせるのと同じ感覚です。色と質感と強度など、いろいろなバランスを考える、ということ。
さぁ、そろそろ今月の上海のレッスンの詳細をみなさまにお伝えしなくちゃですね。
次回を乞うご期待〜!
陶片木
松本市中央3丁目-5-10

|

« おいしい信州 | トップページ | 今年最後の上海のレッスンのお知らせ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« おいしい信州 | トップページ | 今年最後の上海のレッスンのお知らせ »