ちょこっと京都へ
先日大阪へ出張中に少しだけ時間が空いたので京都へ行ってきました。
と、言っても午後の数時間だけ。。。
都合のいいことに泊まっていた梅田から阪急電車の特急に乗れば40分で四条河原町の交差点に降り立つことができます。ならば大急ぎで行かなくちゃ、と私が向かったのは永観堂。
わぁ、見事な紅葉!!! 釈迦堂の前のもみじが真っ赤でとってもきれいでした。
今までどれだけ熱心に京都に通おうともこれほどきれいな紅葉を見られることはなかったのに、期待してなかった時に見られるなんて、何てラッキーなんでしょう。:)
境内は世界中から「もみじの永観堂」を観に来た観光客で混みあっていたけれど、私はひとりでのんびりとお堂や回廊を巡りました。
上へ登るにつれて目の前に迫ってくる岩垣紅葉の美しさに心がゆっくりとゆるんでいくのを感じました。
このところずっとオーバーワークだったので遠出をせずに大阪をお散歩するくらいにしておこうかな、と思ったけれど、足を伸ばして本当に良かった。:)
放生池に真っ赤な紅葉と多宝塔が映り込んできれい。。。
ここでお善哉をいただきながら休んでいたら、周りの何人かの外国人観光客の方達が情報交換をしていました。「ここは絶対行った方がいいよ。本当に素晴らしいから」「食べるならここ、もうしびれる美味しさなんだ!」と地図を真ん中に、わらび餅や甘酒を食べながらジェスチャーを交えて賑やかに話しているのを聞いていたら、私も仲間に入れてもらいたくなりました。だって、本当に楽しそうだったんですもの。
外国人の友人に「日本へ旅行するのはいつが一番良い?」と聞かれる度にいつも「そうね、一年中きれいだけど、やっぱり桜と紅葉の頃かしら」と答えていたけれど、永観堂の紅葉は世界中の人に見てもらいたいと思いました。
有名な「絵はがき的景色」なのかもしれないけれど、でも本当にきれい。色鮮やかな紅葉だけどじんわりと心に染みる美しさです。
そして南禅寺を回ってから三条へ戻り手芸店巡りをして、また阪急電車に乗って大阪へ戻りました。
電車に乗る前に高島屋の地下で大好きな亀屋陸奥の「松風」を発見!
京都へ来たら私が必ず買うもののひとつです。
「松風」は小麦粉に粗糖と麦芽と白味噌を練り込んで発酵させてから焼いた、もちもちとした食感と表面のケシの実のプチプチ感が楽しい素朴なお菓子です。他にない味わいのこのお菓子の誕生には苦しい歴史的なストーリーがあるけれど、今は京都ならではのスモーキーな味わいのほうじ茶やミルクティにぴったりのお茶請けです。
さぁ、こんなふうにのんびりしていないでトランクを開けて明日の準備をしなくちゃ。
上海のみなさま、明日から上海に行きます。
そして明後日から今年最後のレッスンですね!
みなさまから「上海、寒くなってきましたよ〜」とメールをいただいているからセーターも何枚か用意しなくちゃね。
上海蟹も食べたいし、蘇州で紅葉を観られるかしら。楽しみ!
では上海見〜!!! : )
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- サマーエキシビション at RA.(2023.08.19)
- 大好きなV&A(2023.08.07)
- 金沢アルバム その2(2023.01.29)
- 金沢アルバム その1(2023.01.26)
- 西へ(2021.12.11)
コメント