台風一過
蓼科にいると新聞もないし、テレビも殆ど見ないし、インターネットにも必要な時に繋ぐだけなので今回の台風が思いがけず大型なことを知ったのも心配をして連絡をくれた東京の友人からの電話ででした。
叔母とふたりでテレビのニュースに釘付けになりながら「わぁ、嵐山ぁ~!」「きゃぁ、名古屋~」と日本列島に被害を及ぼしながら北上する台風の様子を心配しながら、ふと外を見ると庭の20mくらいあるカラマツや白樺が風でぐるんぐるんと円を描いています。そしてバサッと大きな音をたてて枝が落ちてきました。ドキドキ!
木が倒れて窓に当たってガラスが割れたら大変!と叔母と手分けをして大急ぎで雨戸を閉め、しばらく様子を見ていたら急にあたりは静かになって風がパタンとやみました。
私が台風が来る前にしておいたのはお隣のお庭でのブルーベリー摘み。こんなふうにたっぷりとフレンチトーストに乗せて朝は美味しいパワーブレックファーストを食べました。そして台風がおさまった後、外へ出たらびっくり!玄関のドアの前にはバッサリと折れた大きなカラマツの枝が横たわり、庭のそこかしこに木の枝が散乱しています。あらあら大変、と軍手をはめてずるずると大きな木の枝を庭の隅に引っ張って片付ける事1時間、どうにか車を出したり玄関の出入りは木の枝に引っかからずにできるようになりました。
さぁそれでは、ときのこ狩りに出かけたら台風が過ぎてお散歩に出ていらしたご近所のみなさまに「ウチは停電しているんですよ、困りましたね」「お宅はいかがですか?」と聞かれてまたまたびっくり!!! 別荘地内の電線が入り組んでいるとはいえ、停電していないのはどうやら叔母の山荘だけのようでした。
そこで叔母が「お困りでしょ、夜のお食事をどうぞ我が家で」お誘いしたので、二人分のロールキャベツを用意していたのを急遽3倍に増やさなくちゃならなくなりてんてこ舞い!大急ぎで高原野菜でポトフを作り、庭のきのこをホイル焼きにして楽しい大人の合宿のようなお夕飯になりました。:)
夏の間ずっと山荘暮らしをしていた叔母もいよいよ東京へ引き上げるので今日は一日中バタバタと大掃除でした。楽しかった私の初秋の蓼科での1週間も今日で終わり。明日の朝東京へ戻ります。
さぁ、山での生活をエネルギーにして頑張ろう、っと。:)
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