秋になる前に
この何日か東京はずっと涼しくて夏物をしまおうかしら?と思うほど。
水曜日あたりから「何となく怪しい」と感じ始め、木曜日の夜には「風邪引いちゃったの」としょぼしょぼ。食欲がないことを友人に伝えると、その場で強力なアメリカの栄養剤を飲ませてくれ、すっかりその時は元気になり、金曜日の午前中くらいまでは大丈夫だったのに...やっぱり風邪のようです。
この何日か東京はずっと涼しくて夏物をしまおうかしら?と思うほど。
水曜日あたりから「何となく怪しい」と感じ始め、木曜日の夜には「風邪引いちゃったの」としょぼしょぼ。食欲がないことを友人に伝えると、その場で強力なアメリカの栄養剤を飲ませてくれ、すっかりその時は元気になり、金曜日の午前中くらいまでは大丈夫だったのに...やっぱり風邪のようです。
今朝は短いお知らせをひとつ。
FEZA社のアルプオリエンタルという毛糸で編んだショルダーバッグです。東京も昨日から急に涼しくなり、今朝はクーラーはもちろんのこと、扇風機もいらないかしら?と思うほど。もう秋なの?
この涼しさ、今この秋冬の作品作りに追われている私には好都合!
かわいい!! まだまだたくさん作りたくてウズウズしちゃうけど、図案を整理してキットを作って、他のクラスの準備もして、明日までにサンプルの編地をたくさん編んで...。おぉ、忙しい。。。昨日は毎月楽しみにしているKeitoのワークショップでした。


2週間ぶりに東京へ戻ってきました。
せっかく蓼科に夏らしさが戻って来たから帰るのが少し残念だったけれど、さぁ、張り切って明日から東京で仕事です。
この秋に、町田のNHK文化センターでこの女の子のティコゼーを作る短期講座を受け持つことになりました。
ホントに今年の蓼科の夏は雨ばかり。毎日シトシト、時にはザァザァ、そしてゴロゴロピカッ、なんていう時も!
毎朝「今日は晴れていますように!」と片目をつむって祈るようにカーテンを開けるのに大概毎日曇り空でがっかり。でも、今日は先週の水曜日以来の晴れ!何だかそれだけで嬉しくて朝からウキウキ気分でした。
今週の半ばに東京へ戻るので、それまでに色々しておかなくてはならないのに「今日のお昼はテラスで食べましょうよ」と伯母に声をかけると、伯母も「そうしましょ!」とにこにこ。:)
冷蔵庫に少しずつ残っていた有り合わせの野菜でパスタソースを作り、頂いたシフォンケーキに添えるために生クリームをゆるく泡立てラム酒漬けのレーズンをトッピング。「わぁ、青空~」「見て、あの雲!モクモク力強くて真っ白~」とパスタをフォークでつつきながら二人で青空を仰ぎやたら感激しながらのお昼ごはんでした。Ha~, ha~!!!
今年の夏はまだ一回もハンモックでのんびりしていないし、バラクラへもご無沙汰、何枚も持って来たサマードレスも一枚も着ていません。明日のお天気は解らないからまずバラクラへ行ってみましょう、ダリアが見頃かもしれないし、とお着替えをして向かったけれど、あらあら、雨続きだったせいか、バラクラのお庭は花はたくさん咲いているけれど、いつもよりも少しだけ雑然とした感じ。でも、相変わらず様々な花が咲いていて美しいし、乾いた風が気持ちの良い午後でした。
バラクラへ行くと、晴れていても曇っていても、春でも夏でも秋でも、イギリスの湖水地方にいるような気分になるのは何故でしょう。私にとって、もっと馴染み深いロンドンやバースではなく何故だかウィンダメアの辺り。バラクラのテラスで濃いめのミルクティを飲みながら、鮮やかな花にとまってる蜂や蝶々をのんびりと眺めるのも夏の蓼科の楽しみです。
今日はやっと夏らしいお天気に恵まれ、夜になっても少し蒸し暑い感じです。窓を開けようとカーテンを少し開けたら外は真っ暗闇!とっても怖くて外へは行かれない感じ。。。人が山で暮らすのはこういうことなのね、と思いました。人が作った色々な発明や知恵で水道や電気や居心地の良い家があるけれど、それがなかったら怖くて闇の中に少しでもいられない、ということ。猫や犬は天井裏や庭のかすかな音に反応しているから、小さな動物達も暮らしているのでしょう。別荘地の中でも庭に鹿が入って来られないようにフェンスを設けるお家も多くなってきました。山にお邪魔しているのは人なのにね!
さぁ、Zowie, もうすぐ東京へ帰るのよ。ハギオ、楽しみに待っててね~!
この頃ずっと気になっていて、マスターしてみたいと思っていたのがビーズ織り。
木製の小さな機織り機のような器具を使ってのエレガントなビーズ織りは何となく手を出し辛かったけれど、クロバーさんが開発したこの小さなプレートを使ってならば何だか簡単に楽しめそう。
今日はこんなふうにフェアアイルのベストに編込んだティポットを作ってみました。
自分で好きな図案を描いたら必要な本数の縦糸を渡し、そこに図案の色通りにビーズを通して縦糸の間にはめ込み、更に帰ってくる時に糸をビーズの中にくぐらせる…ふむふむ、了解。
「わぁ、面白い!」と良い調子に始まり、「あ、いけない、ここは茶色ね」と戻ったり…。まだまだ試行錯誤しながらだから小さなピースを作るのに結構時間がかかるけれど、ちょっと嵌りそうな予感です。楽しい!♡
そして、そんな私のことなど全く構わずお昼寝中なのはZowie. かわいい。
それにしても、ナナの椅子を取り上げリラックスし過ぎでしょ。Ha~, ha~!!!
今日は楽しみにしていた原村の星空の映画祭へ行ってきました。
夕方八ヶ岳自然文化園に電話をして天気予報を確認すると、「今は曇りの予報ですが、念のため雨具をお持ち下さい」とのこと。ウルトラライトダウンと大きなクッション、毛布やシートを用意して、映画を上映する広場の石段の上に陣取り夜が訪れるのをわくわくしながら待ちました。
それなのに!!!スタート10分前からポツリ、ポツリと雨が降り始め、映画が始まってすぐにジャンジャン降りになってしまいました。うわぁーん!
でも、せっかくですもの、傘を広げ、フードを被り、伯母と身を寄せ合いながら[LIFE!]を見ました。無事に映画が終わり、「思いがけず面白かったし、こんな大雨になるなんて、みんなに話す笑い話が出来たわね」と車に乗りいざ山荘へ。
でも…雨に濡れて疲れていたのか、曲がり角を間違え、行けども行けども知らない道。どうしましょ。回りはキツネやタヌキに化かされそうな真っ暗闇。その上伯母は「ヒロちゃん、落ち武者が現れそうね」なんて言うんですもの!!! きゃぁ~!!!
ナビの地図を見ながら暗闇に目をこらして運転し、無事にいつもの道に戻りました。
ほっとする間もなく、目の前をちょこちょこと何かが横切りました。
タヌキです。「化かしてごめんね」とでも言うように私達をチラリと見て草むらへ姿を消したタヌキに、伯母とふたりで車の中で大笑い! : )
星空の映画鑑賞とはならなかったけれど、伯母と楽しい思い出ができた夜でした。良かった!
星空の映画祭
八ヶ岳自然文化園にて ~8月24日まで
今年の夏の蓼科は雨ばかり。
先週、東京から向かった時は快晴だったけれど、翌日から毎日曇りか小雨。台風が通り過ぎた昨日は午後からやっと晴れたかと思ったら、今日は朝から大雨でぐっと冷えた寒い一日でした。
そんな日はのんびり家で手芸に勤しみたいところだけれど、東京からお客様がいらしていたので雨の中をお散歩した後、尖石遺跡へご案内したり、ひなびた温泉に行ったりと蓼科の中をぐるぐる。。。
森も山も台風の大風の後の大雨で、全てが洗われて何だかさっぱりした感じ。緑が一層きれいな一日でした。そんな光景を見られたことで、「雨の中のお出かけ、ちょっと大変ね」と思っていたことが「ラッキーで楽しいお出かけ」になりました。ふむふむ、全ては感じ方なのね。♡
Zowieはと言えば蓼科の家でも毎日マイペースで楽しそうに過ごしています。キッチンの窓に飾った山の花を不思議そうに眺めたり、足長コオロギを追いかけ回したり、果敢にカミキリ虫に挑んだり! Ha~, ha~!!!
犬と猫はお互いのご飯が羨ましいらしく、ナナはZowieのビスケットを欲しがり、Zowieはナナのジャーキーに興味津々。
いよいよ山荘暮らしに慣れて来たZowieは飾ってある置物の間をジグザグに歩いてみたり(その様子を見た私は大慌てで割れそうなものをしまったり)、吹き抜けの廊下の欄干に乗ってどうにかして下までジャンプできないか思案したり。。。東京の家では見られないZowieの様子に私も楽しい気分です。:)
そして、いよいよナナに慣れてきたZowieはひとつの椅子を仲良くシェアして座っています。
いえいえ、実はこの椅子は二匹のお気に入りで、Zowieは先に陣取っていたナナにどうにかしてどいてもらおうと考えているところなんです。この後、Zowieから何度もちょっかいを出されて優しいナナはやむなく撤退…。
私は無事にKeitoのサンプル2つは出来上がり、リボンのカーディガンも時間が出来た時にせっせと編んでるけれど、もうひとつ持って来た仕事は手つかずのまま。わぁん、どうしましょ。なかなか自分の時間が取れない毎日ですけれど、ここではいつもの自分の仕事以外のお勉強をたくさんしている感じなので大丈夫。それに何と言っても、晴れても雨が降っても美しい自然の色に囲まれているんですもの。それが何よりものことだと感じる毎日です。お天気ばかりではなく、時々自分の気持ちもしとしと ざぁざぁしちゃうけれど、透き通る冷たい小川のほとりに咲いていた小さな花を見て「とってもしあわせ」と思った一日でした。さぁ、明日は晴れそうね、楽しみ!:)
蓼科に来ています。
今回は伯母とふたりであることを計画していました。

それは伯母のプードルと我家の猫を会わせて暫く一緒に暮らすこと。
Zowieがまだ小さな子猫だった時に2匹はちょこっと会ったことがあるけれど、今のZowieはすっかり大きくなって太い手足とふさふさの立派なしっぽを持つ青年猫です。さてさて力関係が変わった今、ご対面は上手くいくかしら。。。
思った通り始めはお互いに警戒していたけれど、少し経つと随分慣れて、翌日は仲良く並んでご飯を食べるようになりました。良かった!
ビーツのへたの部分からすくすく生えて来た葉っぱのように、動物達も順応性に長けていて逞しいのですね。心配して躊躇しているよりも、やってみると案外すんなり行っちゃうのね。ふむふむ、なるほど。。。
それにしてもビーツの葉っぱって美しい。毎朝そのヴィヴィッドで透明感のある色にうっとりです。♡
これは今月のKeitoのワークショップのプチショールを色と素材を変えて編んでいるところ。レッスンをどんなふうに進めたら解りやすいか、どこがポイントかを時々手を休めてメモをしながら進めています。:)
それに、光沢がエレガントなこの糸でずっと編んでみたかったんですもの!Plassard Nature の[MUZE]、これはイタリアの糸だからスペルがMUZEだけど、英語だったらMuse, ギリシャ神話の芸術を司る女神ミューズのことね? わぁ、ネーミングも素敵! それもそのはず、この糸は70%モヘア、30%シルクという贅沢な糸です。 HASEGAWAの細くて長くて軽いモヘアの次には是非こんな糸でもプチショールを編んでみて下さいね。蓼科滞在中に頑張って仕上げてワークショップの日にお見せする予定です。どうぞお楽しみに~!
そして、これも一度編んでみたいとずっと前から興味津々だった糸[FEZA]。
大きな毛糸玉を編んでいくと次々と予期しない色が現れて楽しい!!! しかも何種類もの糸が引き揃えてあって、その意外な組み合わせにもわくわくしちゃいます。ふわふわしてたり、キラキラしてたり!!! :)
これは9月のワークショップの作品になる予定です。ダイナミックにアラン模様が編込んであるこの編地は、この後バッグに大変身の予定!蓼科へ来る朝に大慌てで中袋や接着芯を用意してきたから、もう後ひと頑張り。
頭の中にはしっかり出来上がり図があるけれど、その完成図にどのくらい近づけるでしょう。今のところ、すごく良い感じだから大丈夫!明日から雨だからお部屋の中でせっせと作りましょ。楽しみ~!
でも、実は昨日から2歳と1歳のかわいいboysが泊まりに来ていて、一緒に紙飛行機を飛ばしたり、猫や犬と仲良しになる方法を伝授したり大忙しなんです。Ha~, ha~!!! 何をしても笑い転げる彼らを見て、彼らのママが「この子達、どうしちゃったのかしら? 今日一日で一年分笑ってる!」と首を傾げていました。そんな様子に私達もにこにこ。:)
静かな森の中に笑い声が響いた楽しい夜でした。
さぁ、私は今からもうひと頑張り! 頑張りましょ。
今日は8月6日。ということは「暑中お見舞い申し上げます」とお伝えできるのも今日まで。立秋を迎えると残暑見舞いになるのですものね。こんな風習から日本人は毎日の生活の中で自然に季節に敏感になっているのね、と実感。

太陽も地平線の向こうへ姿を隠し、街がほっとしているかのよう。ひんやりとした風に吹かれながら坂を下って中目黒へ。秋の作品展のDMを作って下さるYちゃんと打ち合わせを兼ねてタイ料理を食べ、美味しくて楽しい夜でした。:)いつも家の中でひとりでひたすら作ったり色々な準備をしている私もひと月に何日かお稽古でみなさんにお会いして賑やかな数日を過ごします。
今月は秋の作品展のためのビーズのポーチが続々と出来上がってきました。
わぁ、カラフルで素敵!
どちらかというと素朴な印象のシェットランドヤーンなのに、ビーズやベルベットのリボンとの素材違いの組み合わせがそれぞれ生きていて、とっても魅力的です。しかも、ひとつではなくこんなふうにカラフルに並んでいるとそれだけで嬉しい気持ちになります。♡
みんなの作品を見ていたら、秋の作品展へ向かって気持ちが高揚して来ている感じが伝わって、私も元気になりました。Thank you!:)
みんなでにこにこ話しながら手を動かしている様子をZowieも興味津々に眺めています。
ハギオは淡々とした毎日だけど、Zowieは「遊ぼう、遊ぼう!」と私の後を駆け回ってついて来る日もあれば、「Zowieどこにいるの?」と家中を探すほど静かにしている日もあります。毎日よく食べよく遊びよく眠るから身体もしっかりとしてきたし、顔つきも少しやんちゃな少年ふうになってきました。そんなハギオやZowieの成長を喜びながら、ふと一冊の本のことを思い出しました。
それは[ The Sense of Wonder ](センス•オブ•ワンダー)という小さな本。
この本はレイチェル•カーソンというアメリカの海洋生物学者に寄って1956年に書かれたもの。
メイン州の海辺から森へと続く土地にある小さな別荘で甥のロジャーと過ごした生活の中で感じたことを気負わない優しい文体で書いてあります。トウヒやモミ、コケモモやいろいろな苔の話、小鳥や空や風のこと、これはまるで蓼科の生活そのもの!!! その中でも私が心惹かれる一節は....。
ーもしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス•オブ•ワンダー=神秘さや不思議さに目を見張る感性」を授けてほしいとたのむでしょう。この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒時になるのです。ー(上遠恵子訳 新潮社版)
人間関係にだけに幸せを感じていると危ういけれど、自然に幸せを感じることが出来ると自分一人でいることが出来る、ということね。ふむふむ、だからイギリスで個人主義が確立されたのね、と納得。
今週はネジ巻いて仕事をして、週末から蓼科へ行く予定です。今回はこの小さな本を持って行きましょう。山の中で読んだなら何を感じることが出来るかしら。楽しみ!
さぁ、今日も仕事、仕事!
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