京都で見つけたもの
いつも京都へ行くと好きなエリアを歩きながらお店をのぞいたり、のんびり歩いて街並を楽しんだりします。岩絵具や簾の老舗が軒を連ねている様子は本当にステキ!
お寺の屋根にこんな飾り瓦を見つけるのも私らしい楽しみ。これは高台寺の桃の実。かわいい!!!♡
桃の実は無病息災、延命長寿&成長のシンボルでもあり、イザナギ&イザナミの尊にまつわる魔除けのお話もあるものね。ふむふむ、なるほど。
桃の実の意味を調べてみると、桃太郎のこととか思いがけない由来とかが解って面白い。
「どうしてこんなところに桃の実があるの?」っていう単純な疑問から紐解けることが深くて大きくて興味津々です。
そして、こんな菊も!
これは菊というよりも、何だか思わずデイジーって呼びたくなっちゃうかわいさ。
京都の家々の屋根には魔除け、厄除けのために鍾馗さんを乗せているお家も多く見かけます。
古くは中国の唐の時代の皇帝,玄宗にまつわるお話があるそうなのですけれど、京都では鬼瓦に負けないようにという意味もあるみたい。
鍾馗さんが屋根にちょこんと乗ってる姿も面白い。いろいろなことに意味があって、それを大切に受け継ぎながら暮らしてるのね。素敵。
こんなウサギが目に留まるのも動物好きの私だからかも。波間を翔るウサギ、ってどんな意味があるのかしら。
そしてもう二度とみられないのがこの風景。
これは清水寺の近くを歩いていた時に撮ったもの。古いお風呂屋さんを解体している横を通り過ぎた時に、ふっと中をのぞいたら、こんなきれいなタイル画がありました。
ヨーロッパの湖の風景ね。湖畔にはビーナス像があり、湖には白鳥やヨットが浮かんでいます。♡
脱衣スペースにあった木のロッカーもレトロ感満載でかわいかったし、うわぁーん、こんなタイル画なんて作る職人さん、きっともう居ないのに全部壊しちゃうなんてもったいない!引き取りたい人きっと沢山いるのに〜!あぁ。
京都もマンションが増えてお風呂屋さんを利用する人が減ってしまったのでしょうね。でも、最後の姿を見られて良かった。きちんと惜しむことができたもの。
今週末から古いものと新しいものが混在する街、ロンドンへ行ってきます。
ゆっくりと友人宅でのんびりして、大好きなマーケット&博物館、美術館巡りの毎日になりそうです。
さぁ、トランクを出さなくちゃ!:)
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