蓼科日記 初冬編 その3
11月になりました。
蓼科へ来て8日が過ぎ、明日は東京へ戻ります。
たった8日間なのに、その間に季節は移り変わり、山はすっかり初冬の様子になりつつあります。蓼科山の頂上の辺りはうっすらと白くなり、夜のうちに雪が積もったことがわかります。
朝のお散歩に出かけると、体がキュッとなるほど空気が冷たいけれど全てが凍っていてキレイです。葉っぱの一枚一枚、唐松の落葉のひとつひとつが白く凍って太陽の光にキラキラと輝いています。♡
そして、暖かくなる9時頃にはすっかり溶けてまるで魔法が解かれたみたい。:)
先日紅葉を見に蓼科湖へ行きました。
蓼科湖って何だか商業的な感じの場所、と思っていて、いつもはビューン!!!と通り過ぎちゃうけれど、ホントに紅葉がきれいでした。昔からある民芸品屋さんをのぞいたり、地元のお菓子を買ったりして暫しのんびり。:)
そして山荘へ戻ってから猛然と働きました。まず部屋の模様替えをして、次に庭に出していた家具類をせっせと家の中へ運び、その後も物置を整理したり、冷蔵庫や食品棚の缶詰や調味料類、全ての食品の整理をして、残しておけるもの、東京へ持って帰るものに分けたり大忙し。。。真冬は-20度になる蓼科では液体の入った瓶類を出したままにしておくと破裂しちゃうから冷蔵庫の中に避難させなくちゃなんです。それから別荘につきものの大お掃除大会もね。ふぅ。+_+
猫たちは相変わらず一日に何度かはこんなふうにどったんばったんと大乱闘。Henriはものすごく真剣な感じだけど、これは仲良く遊んでるところね。Ha~, ha~!
山荘には姫ネズミという八ヶ岳にだけ生息している小さなかわいいネズミが住んでいて、いつもその痕跡を見つけたり、実際にちょろちょろしてるのを見かけたりしていたけれど、今回は全く姿が見えずZowieたちもつまらなそう。
「この頃大きな猫たちが来るから、きっとお引っ越ししたのね」と思っていたら、どうやらこの辺り一帯から姿を消した様子。。。もしかしたら浅間山が噴火するのかしら?それとも???
今回は冬を迎える前の準備があったり、持って来た仕事もたくさんあったりで余りゆっくり出来なかった気分だけれど、美しい風景や色や形で心の中はいっぱいです。♡
この次はいつ来られるかしら?頑張って極寒の冬?それとも雪が溶ける頃かしら?楽しみ!
さぁ、気持ちを切り替えて明日からは東京。
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