京都は楽し
京都へ来ています。
今回も早起きをして朝一番の新幹線に乗り、10時頃にはホテルに到着。そして「祇園たに本」の谷本佳美先生が教えてくださる京料理のお教室に参加するために大急ぎで錦市場へ向かいました。
今月のお題は「酒の肴」。今は酒の肴の食材が美味しい時期なんですって。楽しみ!
一番出しの取り方から始まって、雲子の湯葉巻きの揚げもの、なまこ酢、てっぱい、鴨のつみれが入ったお雑煮、お赤飯などなど、品数も多く、私たちは同時に進められてゆくプロセスについていくだけでも必死な感じ。*_*
テキパキと動く常連の生徒さんたちに色々助けていただきながら無事に全て時間内に出来上がり、皆さんで試食。美味しかった。:)
そして、先生が手を動かしながら「丁寧にしたことは味に伝わる」「どうしたら美味しく食べられるかをいつも考えている」とお話ししてくださったことにじわっと感動。♡
丁寧に包丁の持ち方から教えてくださる先生のファンになった私たちは既に次回はいつにしようかと思案中。大人ってイイナ!Ha~, ha~!!!
そして、私が京都は好きな理由のひとつはこんなお店のウィンドウを見られること。:)
寺町を歩きながら美しい様子に思わず足が止まってしまいました。後ろのお軸もとっても素敵でうっとり。。。♡
ここは古美術のお店だけれど、京都ではどんなお店にも季節の花がいけられていて心が安らぐし、何よりも勉強になります。気軽にいけられるようになりたいと思っているだけではダメなのね、と実感。ちゃんと自分の手で花に触れなくちゃね。:)
この頃「なかなか予約が取れないお店」よりも、地元の方が贔屓のカウンター割烹が好きな私がお腹を空かせて向かったのは、四条河原町近くの喜幸さん。20年くらい前に母に教えてもらってから時々お邪魔していたけれど、肩の力を抜いて楽しめるようになったのは最近のこと。ちょっとは大人になったのね!
冬の京都で外せないのはもちろんかぶら蒸し。
たっぷりとした熱々の餡の中の真っ白でふわふわのかぶ。そして、その中に宝探しのように色々な具材が隠れているのも楽しみ。♡
色々なことを教わった後だから、なおさら丁寧でやさしい味を深く感じられた嬉しい一夜でした。:)
いつもは中京区の中を上ったり下がったり、右に入ったり左へ入ったりしているけれど、今回は大山崎山荘美術館まで足を伸ばして「三国荘展」を見たり、大徳寺の方へ行ったり、木屋町のステキなBarで飲んだりと、ちょっといつもと違う冬の京都を楽しんでいます。
やっぱり京都は美味しくて美しくて楽しい。♡
今年はいつもの自分の仕事の他にもいろいろあって忙しくなりそうだけど、心の栄養をたっぷりとったから今年も元気に仕事ができそう。よかった!
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