或る日の出来事 in Kyoto
先日とってもお天気が良かったので鴨川に沿っておさんぽをしてみようと考えました。
ここは出町柳あたりの風景。右奥に見えるのは下鴨神社への入り口。
亀の飛び石をトン!トン!と小さくジャンプしながら渡り、おさんぽのお供には美味しいお菓子よね、と左奥の出町のふたばで豆餅を購入。
そして 鴨川のほとりでのんびりしましょと向かったのは良かったけれど、そこで思わぬ事態が起こりました!鴨川はトンビが多い、とは聞いていたけれど、大空を何羽ものトンビがピィヒョロロ〜と飛び回り、松の木を見上げると上の方にも何羽ものトンビがとまっていて、その迫力に私はちょっと緊張気味。。。
川にはカイツブリを始め、たくさんの渡り鳥が賑やかに泳いでいて楽しそう。♩
そんな鳥たちの様子をニコニコと眺めていたら、何やら見慣れない動物を見つけました。んんんんっ?これ何?ビーバーかしら???でも、尻尾が違う、大きなネズミみたい...と眺めていたら、地元の方達が「珍しいのが出てきてるなぁ、ヌートリアや」。え〜っ、ヌートリア??? あのブラジルとかにいる、あのヌートリア?びっくりして思わずヌートリアを凝視していたら、相手も私の顔を見ながら少しずつ土手を登ってきて手を伸ばせば届きそうな距離に!!!バッグの中にはおいしそうな出来立ての豆餅を持っているのがバレちゃったかしら?Ha~, ha~ !!!
良く見たら「ヌートリアに食べものを上げないでください」と看板まで立っていたから、きっともう何年も住み着いているのね。1匹じゃなくてたくさんいるのかな。大雨の後はオオサンショウウオ(在来種ではなく中国のもの)も「ぎょうさんおるで」と聞くし、生態系が変わっちゃいそうで心配...。案外ワイルドな鴨川なのでした。:)
そして、ヌートリアの住む鴨川のほとりから5分ほどのところにはこんな素敵なお店があります。これは憧れの「骨董&ギャラリー 川口美術」さんで頂いてきた今年のお年賀状。
裏面には「京都の町がお金優先の開発の名の下に、壊されてゆきます。」と昨今の開発を憂う文章が書かれていました。
先日伺った時もウィンドゥには大きな韓国の鉢に花が生けられていて、「美しい」というのはこういうこと、としっかり心に刻みました。
美味しい庶民のお菓子とたくさんの生物が暮らす川と静かで美しい骨董の店がお互いに至近距離にある京都。美味しいものと動物と美しいものが好きな私にこれ以上の場所はないのかも!!! だから京都が好きなのね!♡♡♡
さぁ、明日から2月のお稽古の始まり。このお教室でこの話をしたらびっくりするかしら?楽しみ !! : )
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