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蓼科日記 2016. その2

明日から ゴールデンウィークの始まりなのに、天気予報通り今日の蓼科は大雨で気温が低い上、朝起きたら濃い霧が立ち込めていて窓の外は真っ白〜。*_*

一昨日、 雨が降る前にとバラクラへ行ってきました。

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この写真だけ見ていると、まるでイギリスのお庭のよう。

青空が広がるとっても気持ちのいい日だったのに連休前の平日のせいか、この日はバラクラのお庭を独り占め!甘い香りの春の花に溢れたお庭をのんびりと歩き回ったり、木陰で足を止めてベンチでひとやすみしたり、豊富な知識の庭師の方とお話をしたり、ティルームでクロッテッドクリーム&スコーンを食べたりしました。:)

先週はイギリスからバラの専門家の方たちが何人も見えて、バラの枝の剪定や誘引をテキパキとこなしたそうな。今年のバラの見頃は6月の中頃ですって。カレンダーに大きな◎をつけなくちゃ!

バラクラへ行くとイギリスに戻ったような気持ちになるのは、やっぱりイギリス人のガーデナーが手を入れているお庭だからなのね。日陰に咲く花のチョイスや自然に種がこぼれ落ちて毎年咲く野の花がイギリスらしい。メインの花も大切だけれど、こんな小さなディテールがもしかしたら一番ゴマカシが効かないところなのかもしれません。小さなことの積み重ねがイギリスらしい空気感を作り上げているのね。素敵。♡

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すっかり心が満たされてぽわん!とした気持ちで山荘に戻り、車のエンジンを切って外へ出ようとしたら、何やら強い視線を感じました。「ん?なぁに?」と視線の方向を向いたら、お隣のお庭に20頭近い鹿が遊びに来ていました。ドキッ!*_*

鹿までの距離は10mくらい。2-3頭だったら[Hello!]とニコニコ挨拶をするけれど、20頭:1人だとちょっと緊張。。。向こうは警戒してじっと見ているから、私はあまり目を合わさないようにしてさっと家に入りました。かわいいとばかり言っていられない鹿と人間の関係。これからどうなるのでしょう。

ね、お願い、買ってきたばかりのライラックの小さな木をを食べないでね。

いつものように仕事もたくさん持ってきている山での生活。

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昨日はこんなものを仕上げました。「編むのは良いけれど、中袋が~!」と悲鳴をあげる方々におススメなのが市販のバッグを利用すること。今年はこんなふうにサイザルバッグをアレンジしています。

これはかぎ針で編んだバッグでサイザルバッグ全体をカバーしてしまおうと、アンダリアの編地で革の持ち手を包んでいるところ。この後サイザルバッグの上にパイナップル編みのバッグをすっぽりとかぶせて完成。シックな仕上がりに大満足!:)

次はKeitoのワークショップの作品を仕上げなくちゃ。頭の中では出来上がってるのですけれど。。。しっかり時間を確保して頑張りましょ。でも、実はちょっと今、心ここに在らずな気持ち。だって八ヶ岳小さな絵本美術館で、小さな頃からずっと大好きなヨゼフ・ラダ展を開催しているんですもの。きゃぁ!温かくてユーモラスな「きつねものがたり」や「黒ねこミケシュのぼうけん」の原画を見られるのかしら?楽しみ!!!

さぁ、ギュギュッと集中して仕事をして、その後は原村へ~!

Prayers for Japan. ♡

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