礼文日記 その1
礼文島のお話。
礼文島は北海道の最北にある小さな島です。地図で見ると北海道の最北の町 稚内の左のほうに丸い島と細長い島があって、その細長い方。こうやって見晴らしのいいところから礼文島を見るとまるでシェットランド島みたい!!! シェットランド島は北緯60度にあり広さは1,468平方キロメートル、人口は22,400人。そして、礼文島は北緯45度に位置し面積は81.33平方キロメートル、人口は2,604人。ふぅむ。大分大きさや人口は違うけれど雰囲気が似ています。礼文にはシェットランドの主な産業である羊はいないけれど、風が強くてあまり木が生えていないところとか、海獣が多く生息しているところなんかはそっくり。
海へ目を凝らして見ると、ほら、この通り!!!!
ゴマフアザラシよぉ〜。♡
前日は風が強かったせいか、こんなふうに岩の上でお昼寝している姿は見られなかったけれど、この日はずーっと夕方まで30頭くらいのゴマフアザラシを見ることができました。このために双眼鏡を新規購入して行った甲斐がありました。(注:これはズームではなく肉眼で見た様子 ) アザラシ好きな私はさっとコンクリートの岸壁に座り、昼と夕方とじっくり1時間ずつ観察して大満足。ラブラドールのような丸い頭を出して泳ぐ姿もかわいいし、尻尾をクイッと上げてお昼寝している様子も見ているだけで幸せ。♡♡♡
シェットランドでも岩の上で寝ている姿をたびたび見かけたけれど、日本の海ではこんなふうに暮らしているのね~と嬉しくなりました。きっとこれからは全国の天気予報を見るたびに北の海の島で暮らす彼らのことを想うのでしょう。もう地図を見ても今までとは違う気持ちね。: )
そして礼文島といえば、礼文島のユルキャラにもなっているこの花、礼文敦盛草(レブンアツモリソウ)。
本州でも紫色のものは見られるけれど、この淡いクリーム色のものは礼文の固有種なんですって。今年は気温が安定せず6月になっても霜がおりたりしたため花の時期が短く、残念なことに群生地は既にクローズしていました。* _ *
タクシーや大型の観光バスからゾロゾロと降りてきては、唯一咲いていたこの何株かの花だけを「あった、あった」と写真に収めていくのはどうかと思ったけれど、それほど貴重な花なのね。そんな花を見ることができたのはとってもラッキーなことでした。: )
そして、この時期の礼文島と言えばもちろん雲丹。
これは6-8月の間しか採れないエゾバフンウニ。: )
実はこのウニが今回礼文島に行くきっかけなんです。家の近くのデパ地下で出会ってから「現地へ行って食べてみたい」という思いが募り、今回の旅となった訳でした。♡
鮮度が落ちないようにとウニ丼にせず、海苔とご飯が別々に供されるのも嬉しいところ。美味しかった~!!!!!!!!!!!!!!!!!!♡
お花とウニとアザラシ、私の3大好きなものが揃ってる礼文島。これで羊がいれば更に良しだけれど、また行こうっと。湖のほとりに貸別荘のようなバンガローを見つけたから、今度はそこに泊まろうかな。だって、そこはまるでUKの湖水地方のようなんですもの。なんだかとても懐かしい気持ちになりました。うるうる。。。
旭川空港で東京へ戻る便を待つ間に友人と「今度はこのルートも良いかもね」と話し、夢いっぱいの私たちなのでした。Ha~, ha~!!!
さぁ、今週はKeitoでPATTERNS 2の4回目のレッスン。今回はバラです。楽しみ!
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