蓼科日記 その24
お山の生活で秋になると楽しみなのはきのこ!
蓼科でも晩夏になると「そろそろかしら?」とソワソワし始め、今頃はみんな朝早くから大忙しのはず。特に大雨が降った翌日がよく晴れたのならば、「あの辺り」と見当をつけバスケットを片手に早朝に出発。
雨が降って晴れる=湿気+気温ということなのね。自然って楽しい。
私が惹かれるのは、この形や質感、そして色!
食べられなくても見てるだけでうれしい気持ち。♡
こんな倒木にも色々なきのこが生えていて、思わず足を止めて見入っちゃうけれど、こういうなんでもないきのこが猛毒だったりするので要注意。触らずに見るだけ。* _ *
長野では毎年必ずきのこの食中毒のニュースが流れるから、地元の方でも見分けがつきにくくつい手を出しちゃうのでしょうね。おぉ、怖っ。
これは大好きなエルサ・ベスコフ(Elsa Beskow スウェーデンの作家)の「もりのこびとたち」のひとこま。森で暮らすこびとの家族が冬に備えて一生懸命木の実やきのこを集めているところです。
「おとうさんは きのこのことを なんでもしっていて なまえとか どくきのこの みわけかたも おしえます これは まちがえたら たいへんなことだから しっかり おぼえないと きつく しかられます 」
ふむふむ、 本当にその通り。: )
もしかして左のこびとのこが抱えているのはサマツかしら? それともポルチーニ?? おとうさんが斧で切り倒しているのはジゴボウ???
この写真のきのこは先日見つけたジゴボウ(ハナイグチ)。この絵の中のきのこにそっくりね。: )
そしてこどもたちが帽子にしているのは????
怖い怖いベニテングタケ?
The 毒きのこっていう感じだけれど、笠には毒性がないのかしら?
いえいえ、こどもたちがかぶっているのは「あかいぼうしは きのことそっくりで やくにたちます もし にんげんや こわいけものがきても しゃがんで じっとしてれば いいのです」ですって。良かった。♡
きっと私はエルサのお話を思い出しながら蓼科の森を歩いているのでしょう。蓼科にもスウェーデンと同じきのこや動物たちが暮らしているんですもの、もしかしたら こびとの家族も住んでいるかもしれません。Ha~ ha~!!!
今度森へ行ってきのこを見つけても、こびとたちの分を残しておかなくちゃ。そう思うともっと楽しいお山なのでした。
寒い寒い冬になる前に何回か行かれるかしら。。。楽しみ! : )
「もりのこびとたち」エルサ・ベスコフ おおつか ゆうぞう やく(福音館書店)
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