愛しき京都
「手芸を通して暖かで楽しい毎日を」と私はいつも思って作品を作っているけれど、京都へ行くとそんな気持ちにあふれていてとっても楽しい。
「手仕事の暖かさが伝わる暮らしの道具」というのは辻和金網さんのホームページにある言葉。
先日お店へ伺った時もこんなふうにひとつずつ丁寧に茶漉しを編んでいらっしゃいました。
私のキッチンにはン十年前から使っている辻和金網さんのお茶漉しや湯豆腐杓子や銀杏炒りがあるけれど、どれもまだまだ新品のよう。毎日使うものではないということもあるけれど、何よりもやはり職人さんの技術と誇りがこもった手作りのものは長持ちするということ。: )
そして昨今評判なのは辻和金網さんの手つき焼き網でトーストを焼くとめちゃくちゃ美味しいというお話! ずっと気になっていた私は堺町を歩きながらワクワク。
はい、もちろん購入してきました。: )
お店の方に「何枚切りがオススメですか?」と伺ったら「ウチは5枚切りがいいと思います」とのこと。5枚切り?
私が好きなのはメルバトーストのような8枚切り。厚くても6枚。4枚切りはちょっと苦手。しかも5枚切りって聞いたことないような。。。京都は4、5、6枚切りなんですって。そんなお話をお店の方とするのもなんだか楽しい。にこにこ。♡ そして家に戻ってトーストを焼いてみたら本当に外はパリッと、そして中はふわふわに焼けました。いつもはミューズリ派だけれど、これからはトースト派になっちゃいそうです。Ha~, ha~!!!
他に見つけてきたのはクリーミーなおろしわさびができる鮫皮おろし、有次さんの真鍮のバターナイフとアイスクリームスプーン、お雑煮用の結び昆布など。
有次さんの真鍮のものは本当に美しくて大好き。手に取ると、コンコンコンと職人さんが金属を打つ音が聞こえてきそうな感じがします。これから先、何十年も私の毎日を美味しく豊かにしてくれます。うれしいな。: )
今回思わず楽しい気持ちになったのがこのふり出しおみくじ。
とぼけた顔の招き猫のマッチ箱の中にカラフルなマッチが入っていて、裏にはその色によって大吉、中吉、小吉、吉などと書かれています。マッチ箱を逆さにして振ると中箱に空いた小さな穴から何色かのマッチが一本飛び出てくるというもの。
シンプルだけれど、なんだかユーモラスでかわいい。このデザインは花背のものかしら?京都ってこんなふうに思わずクスッと笑っちゃうものがあったりして、そのセンスが好き。: )
さぁ、明日の運勢はどうでしょう?朝起きたらシャカシャカって降ってみようっと。
楽しみ!!!
辻和金網さんは今月の27日-31日まで日本橋三越本店の7階で開かれる「日本の職人匠の技展」に出展されます。もう少ししたらお正月ですものね、お餅焼くのも楽しくなる焼き網、おススメですぞ。♡
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