名古屋城へ
今年の春旅はいつものように京都へ。
今回はちょっと特別編。名古屋で途中下車して楽しみにしている絵を見に行く予定です。旅のお供は仔鹿のフラニー。初めての新幹線、初めての富士山と初めてのことばかりで小さなフラニーも車窓を流れる景色にワクワク!ちょうどこの時は遠くに雪化粧をした富士山が青空にくっきりと見えて「日本っていいなぁ」とニコニコ。
そして私も名古屋観光は初めて!
名古屋へ行きたいと思ったのは名古屋城本丸御殿の復元工事が終わり、そこに見たい襖絵があるからなのでした。
まずは腹ごしらえをしなくちゃね、と山本屋総本家で名古屋名物の味噌煮込みうどんを。春でもの、と薄手のコートで出かけてきてしまった私は外で待っている間にすっかり体が冷えてしまったけれど、アチアチのおうどんですっかり温まり準備万端。
それにしても名古屋城は人、人、人で大にぎわい。普段東京で暮らしているとあまり感じないけれど、こうして観光地に来てみると日本はもちろん世界中からの観光客にびっくりでした。
正面入り口を入ってみると、いろいろなキャラクターがお出迎え。Disneylandのような歓迎にびっくりしながら、犬丸城のキャラクターのわん丸くんと記念撮影。わん丸くんの手の中にすっぽり収まったフラニーはちょっとドキドキ。
他にも武将や忍者などがいて外国人の観光客の方に大人気でした。うーん、日本って面白い。
そして御目当ての本丸御殿へ。
これが私がこの何ヶ月かずっと見てみたいと思っていた狩野探幽の「雪中梅竹鳥図」の復元模写。日曜美術館で詳しく紹介された見どころをじっくりと堪能してきました。細かい部分は画像の方が美しく見られるし、外野が騒がしく落ち着かないけれど、豪華絢爛な彫刻欄間や天井の板絵と合わせて見られるのは素晴らしいことでした。
それに日本ならではの光の移り変わりを計算に入れての金の使い方や、もしも部屋にいたのならば、とこの絵にぐるりと囲まれる様子を想像して楽しみました。他にもトヨタの産業技術記念館やノリタケの森などへも行きたかったけれど、今回は諦めて京都へ。
そして夕方には京都に着いた私はホテルに荷物を置き、一息入れてから一人でのんびり。まずは京都にいることを実感したくて木屋町のバーへ。ここは京都の旦那衆や京大の先生方など毎日通う方ばかりなので、座ると自然とマスターがさっとその方の好みのものを出してくださるというところ。そんなところにお邪魔させていただき、地元の方と少しお喋りを楽しんで春の一日を締めくくりました。感謝。♡
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