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Maison Kei

先日楽しみにしていたMaison Keiへ行ってきました。

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ここは フランスのミシュランでアジア人で初めて三つ星を獲得するという快挙を成した小林圭シェフがとらやとコラボレーションをして開いたレストランです。エントランスから内藤廣さんの設計ね、とわかるすっきりとした洒落た趣がステキ。小林シェフは既にパリに帰国されていらっしゃるけれど、パリで小林シェフの右腕として勤めていた佐藤シェフがいらっしゃるとのこと、とっても楽しみに伺いました。

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この日は6品のVoyageのコースをお願いしました。コンテの効いたグジェールから始まり、西京味噌のお魚のビスク、ジャルダン・ド・レギューム・クロッカン、アパラガスのグリル、金目鯛の鱗焼き、火入れが素晴らしいしっとりとした鶏、ヴァシュラン、リ・オ・レ、丸山珈琲をいただきました。

これは小林シェフのシグネチャーディッシュのサラダ、ジャルダン・ド・レギューム・クロッカン。王冠を抱いた野菜の庭園という通り、レモンのフォルムの下には静岡県で採れた40種類もの野菜がふんわり。その上にカリカリのオリーブとアーモンドのクランブルをかけ、全体がグリーンのソースに絡まるまで混ぜ混ぜしてからいただくというもの。混ぜ合わせることによってそれぞれの野菜の味がより際立ってるの?と思うほど、ひと口ごとに驚きのある一品でした。:)

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6皿なので結構ボリューミーかしらと思っていたけれど、量はあるのに驚くほど全てが軽く次々と胃の中に喜んで収まっていきました。

そして楽しみにしていたデザート!苺やフランボワーズの甘くて酸っぱい香りとエアリーなメレンゲ、そしてとらや のあんこ!スプーンの背でコンコンとメレンゲを割ってからあんこまで全体をすくって口の中へ。おいしーい!最高峰のフランスと日本がひとつなった味ってこういうことね。♡

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デザートの頃にはこうして目の前に富士山の姿を見ることができました。大きな窓の向こうに広がる雄大な景色に日本を感じ、Maison Keiはお食事の内容だけではなく、こうした「日本を感じる心」などを含めた全てがエクスペリエンス(体験)なのね、とゆったりとした気持ちになりました。季節によって変わる食材や目の前の景色はもちろんのこと、家を出る前に「今日の御殿場はどんなお天気かしら?」とその日の洋服を悩むことも楽しみ。

なかなか予約が取れないけれど、御殿場に楽しみができました。ニューノーマルな生活の中の心のゆとり。感謝。♡

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