金沢アルバム その2
まだ金沢から戻って数日なのに仕事に戻るとすっかり金沢が遠くなってしまうのがもったいない気持ち。
でも、こんなものたちを連れて帰ってきたので、これからの日常にすこーしだけ金沢があります。: )
これは全て古道具屋さんで見つけた古くても大正止まりの古道具たち、ほとんどが¥1,000くらいのものばかり。Haー,haー! 左下にあるのは襖の引き手です。東京の家に日本間はないからお山の家で使うか(でも、3枚だから押入れくらいにしか使えない)、それともナッツでものせて器として使おうか、そんなことを考えながら古道具屋のご主人と話すのも楽しいこと。
Blue Willowのお皿たち。ブルーウィロウ(青い柳)のパターンは18世紀頃からヨーロッパで流行したシノワズリー(東洋趣味)のデザインで、父がこのパターンを好んだのでLondonに住んでいた頃の居間のカーテンはこのパターンでした。上の丸皿は多分100年は経っているヨーロッパの祖母のもの。下が今回私が古道具屋さんで見つけた大正時代に日本で作られたもの。: )
同じブルーウィロウでもヨーロッパで作られたものはツバメが飛び、日本のものは蝙蝠が飛んでるのが面白い。ヨーロッパでは不吉な蝙蝠も日本や中国ではLuckyのシンボルですものね。父が自分の家にあったブルーウィロウのお皿を見て育ち、その後同じパターンで家を整え、私がその中で育って金沢の古道具屋さんで日本製のブルーウィロウを入手する、脈々と流れるブルーウィロウ好き、何だか楽しい気持ち。♡
そんなブルーウィロウのお皿に中田屋のきんつばをのせてみました。今頃お空の上から祖母と父が「広子らしい」と微笑んでいるような気がします。
さぁ、寒いけれどお天気の良い日曜日。張り切って頑張りましょ。♡
Stay Safe & Stay Strong.
Prayers for the world. ♡
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