大好きなV&A
V&Aってなぁに?
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館は、世界中の美術、工芸、装飾など多岐にわたる400万点もの膨大なコレクションを中心にしたロンドンの国立博物館です。そして私がロンドンに住んでいた頃に「ここが私のいるところ!」と繁々と通い、東京にいても「あぁ、V&Aへ行きたい!」と心を遥か遠くのV&Aへ飛ばしています。♡
イギリスの国立の美術館や博物館は国からの補助金と世界中の人々からの寄付で運営されているので常設展の入館料はナシ!子供の頃からいつでも好きな時に気軽に何度でも遊びにいかれる場所です。そして大人になって経済力がついたら美術館のメンバーになるなどして自分の好きな美術館や博物館の運営を支える、というのがイギリス的な考え方。
今回は陶器のセクションでこんなかわいいティカップを見つけました。持ち手部分に注目!♡
V&Aは基本的にあまり混んでいないのですけれど、上の階にある陶磁器やガラスのセクションは大抵誰もいないので独り占めでゆーっくりじっくり眺めることができます。
ガラスセクションで見つけたジャポニズムの影響を受けた植物の形のグラス。ヨーロッパでの日本美術の影響を感じられるのも楽しい。: )
おなじみのジュエリールーム。ドレスに留めつけるリボン型のピン。ダイアモンドのリボン!素敵。
膨大なコレクションをいつも入れ替えているのもV&Aを何度も訪れたくなる理由です。
今回ドレスセクションに展示されていたこのセーターはハリー・スタイルズが2020年のロックダウンの間に着ていたもの。大人気の彼のセーターがステイホーム中の人々の注目を集め多くの人たちが手芸に興味を持った、と解説にありました。そしてSNSでそれを広めたプロデューサー、編み図の公開をしたデザイナーのJW Andersonの力もあって大勢の人たちが自分で編んだパッチワークのカーディガンをSNSにアップし、社会現象になったそうです。手編みのニットが社会現象を引き起こす?良いなぁ!
そして大好きなティルーム 。ここは若い頃のウィリアム・モリスがデザインした部屋。四方から天井までを彼のデザインに囲まれながらのおやつタイムはちょっと特別な気持ち。
V&Aのいろいろな部屋を巡りながらいつも思うのは、人間って本当にいろいろなものを作ってきたのね、ということ。V&Aを訪れる自分の状況は変わっていくけれど、いつも変わらず新しい刺激と発見を与えてくれます。次はいつ行けるかなぁ。楽しみ!
さぁ、今週もいろいろ。頑張りましょ。
Stay Safe & Stay Strong.
Prayers for the world.♡
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