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西の方へ

今週は楽しみにしていたヴォーグ学園名古屋校&心斎橋校での1 dayレッスンがありました。

皆さまと一緒に楽しく過ごした名古屋校のレッスンを終え、翌日の心斎橋校のレッスンのために大阪へ〜!

京都で途中下車する?それともビューンと大阪へ行って海遊館?動物園?プラネタリウム?美術館?といろいろ考えたけれど、この日は28度くらいになって歩くだけでバテてしまいそうな暑さ。。。まずはホテルへチェックインして少し休んでから大阪の新しいエリア茶屋町へ行ってきました。

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旅先では必ず本屋さん巡りをするのですけれど、このジュンク堂&MARUZENは普通の本屋さんの3−4軒分くらいの蔵書があるのでじっくり回ると何時間もかかりそう、と1軒に絞ってじっくり本を手に取る時間を楽しみました。

本屋さんは薄暗いくらいで丁度良いのに安藤忠雄事務所が設計したこの近代的なビル、ガラス面が多くて西日がたっぷりすぎるほど入り暑いこと!う〜ん。*_*

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本と「出会う」ことを楽しみにしている私はジュンク堂でこの2冊を購入して帰ってきました。大きな本は大好きな彫刻家 舟越桂の「私の中のスフィンクス」(求龍堂)。舟越さんの本は全て持っていると思っていたので宝物を見つけた気持ちになりました。先日天国へ行っちゃった舟越さんを偲んで今一度彼の作品やドローイングを見つめたい気持ち。

そして小さな本は1969年に新書として出版されたものが累計82万部を売り上げながら版を重ね、昨年カラー版になって再販された高階秀爾の「名画を見る眼」(岩波新書)。子供の頃から絵画鑑賞に親しんできたけれど、近年は絵に隠された意味、謎解きが面白く、この本はそのガイドブックのようなもの。興味津々です。: )

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この頃もう一度フィレンツェを訪れたい、ウフィツィ美術館でボッティチェリの絵に逢いたいと考えている私は辻邦生の「春の戴冠」を読み直しています。

高校生の時に父にフィレンツェ旅行をおねだりしたら「フィレンツェへ行きたいのならこれを読みなさい」と父は1977年に出版された「春の戴冠」上下巻を私に差し出しました。上下に2段組になった1巻500ページの本(写真奥のカバー付きのもの)を毎日何時間も抱えて読み、フィレンツェの街に降り立った時にはメディチ家、ボッティチェリのこと、パッツィ家との諍い、サボナローラとの確執などのイタリアのルネッサンス期の日々が現代の街に重なって見えるような気持ちでした。 あれから何十年かたった今、大好きなボッティチェリの絵の甘美さやメディチの栄華をもう一度感じたくて文庫本を買い直して読んでいます。今は全4巻の2巻めを終えたところ、今までは花のフィオレンツァ、可憐なシモネッタや苦悩しながらも絵を描き続けるサンドロ(ボッティチェリ)の話だったけれど、これからは恐ろしいことが始まります。おぉ〜!
好きな本のことを話し出すと止まらないので今日はここまで。: )

名古屋校、心斎橋校のレッスンにご参加くださり、皆さまありがとうございました。♡ 来週は同じ内容のレッスンが東京校であります。ワクワク!

そして5/27(月)の10時から7月のKeitoのワークショップのお申し込みが始まります。今日の夕方頃には詳細がKeitoのHPにアップされると思うのでご覧くださいね。私もその後SNSで写真などUPしたいと思います。どうぞお楽しみに〜!

Online校の7-9月期の講座も現在ご参加のお申し込み受付中です。皆様是非是非〜!

https://www.voguegakuen.com/vge/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7203244

さぁ、明日&明後日は東京校の編みもののレギュラークラス。チェリーのバッグ、どのくらい進んでるかな?楽しみ〜!

Stay Safe & Stay Strong.

Prayers for the world. ♡

 

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