銀座な日
幼い頃から父との待ち合わせは銀座。映画を見たり天ぷらを食べたりパレードを見たり。: ) 丸の内にある会社に勤めていた父は自分で和光へ出向き靴下など身の回りのものを買い求めていて、和光は父の思い出が詰まった場所。
そんな和光で 赤木明登さんの工房の一門展が開かれているということで楽しみに銀座へ向かいました。
総勢11名になる赤木さんと工房を巣立ったお弟子さんたちの作品は見応えがあり、販売もされているので作品として素晴らしいと愛でながら心の中では「どれにしようかな」とワクワク!
和光は地下のフロアもこの夏リニューアルをしてすっきりと美しい空間になっていました。それもそのはず、ディレクションを手掛けたのは杉本博司氏。インバウンドも意識してのリニューアルなのでしょう。今の日本を伝える素晴らしい空間でした。
その後は4月に新しいビルになってから初めてのとらや 銀座店。入り口はすずらん通りに移ったので「ここ?」と思いながらエレベーターで4階へ。
「今日は少し涼しいのでテラス席はいかがですか?」と導かれ銀座通りに面した空中茶寮のような空間へ。内藤廣氏の設計も美しいけれど何と言っても樹齢何年なのかしら?と見惚れてしまう松の盆栽が素晴らしくうっとりでした。♡
いただいたのは生のバナナと白餡を混ぜたそぼろが味わったことのない不思議な美味しさのきんとん製「蕉柯」(しょうか)。周りに散らされたカカオニブを絡めて味が変わるのも楽しい。TORAYA GINZAで職人さんが作る出来立てのお菓子をいただき幸せな午後のひと時でした。: )
そしてTORAYA GINZA限定のひとくち羊羹「ちぐさかん」の今だけのフレーバーを赤木一門の木漆工とけしさんの器に。ちぐさかんはバナバ、カシス、レモン。いつもの羊羹ともパートドフリュイとも違う外はシャリっと、中はフルーツの味が豊潤なさっぱりとした羊羹。新しい甘味!
あぁ、銀座は楽しい。そしていろいろな文化を今も伝えてくれる美味しくて美しい場所と明るい気持ちになりました。
さぁ、仕事がんばろうっと!
Stay Safe & Stay Strong.
Prayers for the world. ♡
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