旅行・地域

サマーエキシビション at RA.

今日は Londonのお話。

Londonでは「コレが始まらないと夏が来ない」と言われているものが2つあります。1つはWimbledonのテニスマッチ。そして私にとってはRoyal Academy of ArtsのSummer Exhibition!

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ここはピカディリーにあるバーリントンハウス。そしてここがRoyal academy of Arts(RA 王立芸術院)の本拠地です。RAのサマーエキシビションは1769年から続く世界最大、世界最高の公募展!世界中から応募された中から選ばれたさまざまなジャンルの芸術作品(2023年は1,614点)がこの建物の中に展示されています。

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チケットを買うと小さなカタログを渡され、そのカタログを見ながら部屋から部屋へと回ります。

展示されている作品には番号が振られていて、自分の目に留まった作品をカタログの番号と照らし合わせます。カタログには作品のタイトル、メディア、作家の名前、そして作品の値段が書いてあります。そう!入場者はここで気に入った作品を買うことができるんです。: )

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これはかわいいふたりの少女がクロスステッチをしている版画。よく見ると刺しているのはPROTEST(抵抗)という文字。Ha-, ha-!かわいいだけじゃないメッセージ性がある作品は大人気!大きな赤丸のシールは10,小さな赤丸は1を表していて、この作品は既に115人の申し込みがあることを表しています。おおっ!

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今年私の足が止まったのはこの1枚。[Unlucky Strike]というタイトルの版画です。マッチ箱の表に天敵のキツネに出会ってしまったウサギが描かれたもの。イギリスにはLucky Strikeというタバコがあるのでそれをもじったものなのね。因みにこの作品は900ポンド(今日のレートだと17万円くらい)。

来場者の多くは自分の予算を心の中で用意してきているので、友人たちと、または家族と「あの部屋にどうかしら?」「廊下の壁に良い感じ」などと実際に自分の家に飾ったら?と想像しながら会場を回っているのも楽しいこと。私もLondonに住んでいた頃は毎年この展覧会を訪れ、小さな版画を買ったりしていました。♡

こんなふうにさまざまな作品を楽しみながら審美眼を養い、自分の世界を育てていくのね。納得!今年のサマーエキシビションは明日(8月20日)まで。そして今年出品された作品たちはそれぞれの購入者の元へ。Enjoy~!!

さぁ、私も目の前の仕事をしっかりね。頑張りましょ。: )

Stay Safe & Stay Strong.

Prayers for the world. ♡

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大好きなV&A

V&Aってなぁに?

ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館は、世界中の美術、工芸、装飾など多岐にわたる400万点もの膨大なコレクションを中心にしたロンドンの国立博物館です。そして私がロンドンに住んでいた頃に「ここが私のいるところ!」と繁々と通い、東京にいても「あぁ、V&Aへ行きたい!」と心を遥か遠くのV&Aへ飛ばしています。♡

イギリスの国立の美術館や博物館は国からの補助金と世界中の人々からの寄付で運営されているので常設展の入館料はナシ!子供の頃からいつでも好きな時に気軽に何度でも遊びにいかれる場所です。そして大人になって経済力がついたら美術館のメンバーになるなどして自分の好きな美術館や博物館の運営を支える、というのがイギリス的な考え方。

今回は陶器のセクションでこんなかわいいティカップを見つけました。持ち手部分に注目!♡

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V&Aは基本的にあまり混んでいないのですけれど、上の階にある陶磁器やガラスのセクションは大抵誰もいないので独り占めでゆーっくりじっくり眺めることができます。

ガラスセクションで見つけたジャポニズムの影響を受けた植物の形のグラス。ヨーロッパでの日本美術の影響を感じられるのも楽しい。: )

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おなじみのジュエリールーム。ドレスに留めつけるリボン型のピン。ダイアモンドのリボン!素敵。

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膨大なコレクションをいつも入れ替えているのもV&Aを何度も訪れたくなる理由です。

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今回ドレスセクションに展示されていたこのセーターはハリー・スタイルズが2020年のロックダウンの間に着ていたもの。大人気の彼のセーターがステイホーム中の人々の注目を集め多くの人たちが手芸に興味を持った、と解説にありました。そしてSNSでそれを広めたプロデューサー、編み図の公開をしたデザイナーのJW Andersonの力もあって大勢の人たちが自分で編んだパッチワークのカーディガンをSNSにアップし、社会現象になったそうです。手編みのニットが社会現象を引き起こす?良いなぁ!

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そして大好きなティルーム 。ここは若い頃のウィリアム・モリスがデザインした部屋。四方から天井までを彼のデザインに囲まれながらのおやつタイムはちょっと特別な気持ち。

V&Aのいろいろな部屋を巡りながらいつも思うのは、人間って本当にいろいろなものを作ってきたのね、ということ。V&Aを訪れる自分の状況は変わっていくけれど、いつも変わらず新しい刺激と発見を与えてくれます。次はいつ行けるかなぁ。楽しみ!

さぁ、今週もいろいろ。頑張りましょ。

Stay Safe & Stay Strong.

Prayers for the world.♡

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金沢アルバム その2

まだ金沢から戻って数日なのに仕事に戻るとすっかり金沢が遠くなってしまうのがもったいない気持ち。

でも、こんなものたちを連れて帰ってきたので、これからの日常にすこーしだけ金沢があります。: )

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これは全て古道具屋さんで見つけた古くても大正止まりの古道具たち、ほとんどが¥1,000くらいのものばかり。Haー,haー! 左下にあるのは襖の引き手です。東京の家に日本間はないからお山の家で使うか(でも、3枚だから押入れくらいにしか使えない)、それともナッツでものせて器として使おうか、そんなことを考えながら古道具屋のご主人と話すのも楽しいこと。

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Blue Willowのお皿たち。ブルーウィロウ(青い柳)のパターンは18世紀頃からヨーロッパで流行したシノワズリー(東洋趣味)のデザインで、父がこのパターンを好んだのでLondonに住んでいた頃の居間のカーテンはこのパターンでした。上の丸皿は多分100年は経っているヨーロッパの祖母のもの。下が今回私が古道具屋さんで見つけた大正時代に日本で作られたもの。: )

同じブルーウィロウでもヨーロッパで作られたものはツバメが飛び、日本のものは蝙蝠が飛んでるのが面白い。ヨーロッパでは不吉な蝙蝠も日本や中国ではLuckyのシンボルですものね。父が自分の家にあったブルーウィロウのお皿を見て育ち、その後同じパターンで家を整え、私がその中で育って金沢の古道具屋さんで日本製のブルーウィロウを入手する、脈々と流れるブルーウィロウ好き、何だか楽しい気持ち。♡

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そんなブルーウィロウのお皿に中田屋のきんつばをのせてみました。今頃お空の上から祖母と父が「広子らしい」と微笑んでいるような気がします。

さぁ、寒いけれどお天気の良い日曜日。張り切って頑張りましょ。♡

Stay Safe & Stay Strong.

Prayers for the world. ♡

 

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金沢アルバム その1

 

金沢へ行ってきました。

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久しぶりの旅行なのに天気予報は大寒波襲来!うわぁ〜ん。。。

着いた日は雪の気配もなく半袖で歩いている(!)方もあるくらいのお天気だったのに午後辺りから雲行きが怪しくなり始め、翌日にはこの通り。

雪の兼六園は美しく写真マニアや金沢市の広報のカメラマンが続々と撮影に訪れるほど。26年ぶりに-5度を下回る気温に観光客は少なくゆっくりと雪景色を楽しみました。Lucky me!

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素晴らしかったのは鈴木大拙館。ここは「何がなんでも絶対行って、気にいると思う」と家族の薦めがあって雪がひどくならないうちにと訪れました。1897年に渡米して禅について英語の本を多く書いた鈴木大拙、雪の中の訪問者は外国人の方ばかり。雪が深々と降る中思索にふける静かな空気が気持ち良く、精神的なdetoxに頭も心もゆるゆる。♡

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大雪と寒さで多くのお店が臨時休業だったので、いつもは賑やかな東茶屋街も歩いている人もまばら。誰が作ったのか旧型のポストの上にちょこんと乗ったアヒルがかわいい。足元も覚束ず時折ビューッと吹く横風に震えながらの金沢でしたけれど、こんな光景に思わずにっこりでした。:)

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そして、これが私のお気に入りの1枚。兼六園で除雪作業をしているスタッフ。菅笠をかぶっているせいか、まるで川瀬巴水の版画のような光景に「わぁ!」とときめき思わずパチリ。

古道具屋さんへ行ったりおいしいものを食べたり楽しい金沢。違う季節にまた訪れたいなぁ。♡

 

Stay Safe and Stay Strong.

Keep yourselves warm~!

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西へ

先日久しぶりに西の方へ行ってきました。

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京都、白川の辺りは名残りの紅葉がまだまだ美しく、結婚式の写真撮影をしている方たちのお邪魔にならないようにしながらブラブラと歩いてきました。映えること第一な記念撮影はなかなか大変そうでしたけれど、外国人観光客も少なくのんびりとした京都を久しぶりにゆっくりと楽しむことができました。: )

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レストランよねむらが八坂神社近くから場所を移されてからのお店へ初めて伺いました。相変わらず全てが美しく美味しく素晴らしい米村さんのお料理。久しぶりに米村さんとゆっくりと楽しくお話をしながらの時間は大まかなことから微細なことまで全てにおいて気の使い方に勉強になることばかり!京都の縦に横に張られた人間関係で成り立つ世界、ひとりひとりが孤独に勉強しそんな知恵を交換しあってできる関係、そしてそこから生まれる面白くて新しいこと!そんなことが垣間見られた楽しいひと時でした。感謝。♡

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今回はこの2つの展覧会へ。

鍵善良房のギャラリーZenbiで開催中なのは「美しいお菓子の木型 -手のひらの宇宙」展。私が京都が好きなのは素晴らしい職人さんたちの息吹を感じられるから。そしてその中でも身近な和菓子の技を堪能できるとても楽しい展覧会でした。

新幹線に乗る前に大急ぎで向かったのは京都近代美術館で開催中の「上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展。手作りが大好きな私たちにはMUSTな展覧会でした。かわいくて楽しくて美しい。時代の波に翻弄されながらもかわいいデザインを発表し続けた彼女の作品は何十年もの年月を超えた今の時代にもぴったり!色や形、パターンの大きさなど色々な形のアイディアを心の中に詰めて帰ってきました。: )

さぁ、12月ももう2週目が終わります。12月15日(水)は先日お知らせしたTOKAIさんとヴォーグ学園のコラボレーション企画のオンライン講座がありますよー。限られた店舗での開催ですけれど、お近くの方、是非ご参加くださいね。♡

Keitoの2022年1月のワークショップも現在お申し込み受付中です。是非是非!

皆さま、季節が進んできたのでどうぞ暖かくしてお過ごしください。

Stay Strong & Stay Safe.

 

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憧れの地

先日何年も焦がれていた熊野古道へ行ってきました。

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早朝の飛行機で和歌山県へ降り立ち、空港からバスに乗り紀伊田辺を経て来栖川へ。今回はいわゆる「中辺路」を歩くことにしていて、一日多い日でも7kmくらいの初級ルート。

来栖川バス停からいよいよ熊野古道歩きが始まったのですけれど、いきなりの急坂に早くもゼイゼイ...*_*。

でも高原の景色も素晴らしく、見慣れている長野の険しい山々とは違う穏やかな里山の風景に見惚れながらテクテク歩いてきました。

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これは近露エリアにある牛馬童子像。牛と馬にまたがる花山法皇の熊野詣での旅姿と言われているこの像は、古道から少し入ったところにあり、「ここかな?」と探しながら歩き、出会ったときのこのお像のかわいらしさにほっこり。♡ ここから石畳の道を歩いてゆくと近露の集落に着きました。この日は近露泊。泊まった民宿の前には川が流れ、秋は紅葉、春は桜がさぞや見事だろうと思われる素晴らしい場所でした。お夕飯も美味しく、夜は東京では見られないような星空が広がっていて久しぶりの旅行にじんわり。: )

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近露には国際的にも有名な建築家ユニットSANAAが設計した熊野古道なかへち美術館があり、何百年も続いている風景の中にガラスの箱のような近代建築がしっくりと収まっている様子はとても面白いものでした。

この後熊野三山の熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を訪れ、毎日何百段もの石段を登ったり降りたりしました。夜は温泉で体を休め、美味しい地元のご飯と地酒、寝る前には星空を眺めました。天の川まで手にとるように見える星空を見たのは何年ぶりだったでしょう。♡

素晴らしい那智の滝、地元の方たちに親切にしていただいたこと、自分の体力と向き合ったことなど感じることが多い数日でした。感謝。

この経験はいつか私の作品に表れるのでしょうね。さまざまな色や形となって。

さぁ、明日から11月です。11月はいよいよ冬らしい作品が並びます。どうぞお楽しみに〜。: )

Stay Strong & Stay Safe.

 

 

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Maison Kei

先日楽しみにしていたMaison Keiへ行ってきました。

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ここは フランスのミシュランでアジア人で初めて三つ星を獲得するという快挙を成した小林圭シェフがとらやとコラボレーションをして開いたレストランです。エントランスから内藤廣さんの設計ね、とわかるすっきりとした洒落た趣がステキ。小林シェフは既にパリに帰国されていらっしゃるけれど、パリで小林シェフの右腕として勤めていた佐藤シェフがいらっしゃるとのこと、とっても楽しみに伺いました。

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この日は6品のVoyageのコースをお願いしました。コンテの効いたグジェールから始まり、西京味噌のお魚のビスク、ジャルダン・ド・レギューム・クロッカン、アパラガスのグリル、金目鯛の鱗焼き、火入れが素晴らしいしっとりとした鶏、ヴァシュラン、リ・オ・レ、丸山珈琲をいただきました。

これは小林シェフのシグネチャーディッシュのサラダ、ジャルダン・ド・レギューム・クロッカン。王冠を抱いた野菜の庭園という通り、レモンのフォルムの下には静岡県で採れた40種類もの野菜がふんわり。その上にカリカリのオリーブとアーモンドのクランブルをかけ、全体がグリーンのソースに絡まるまで混ぜ混ぜしてからいただくというもの。混ぜ合わせることによってそれぞれの野菜の味がより際立ってるの?と思うほど、ひと口ごとに驚きのある一品でした。:)

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6皿なので結構ボリューミーかしらと思っていたけれど、量はあるのに驚くほど全てが軽く次々と胃の中に喜んで収まっていきました。

そして楽しみにしていたデザート!苺やフランボワーズの甘くて酸っぱい香りとエアリーなメレンゲ、そしてとらや のあんこ!スプーンの背でコンコンとメレンゲを割ってからあんこまで全体をすくって口の中へ。おいしーい!最高峰のフランスと日本がひとつなった味ってこういうことね。♡

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デザートの頃にはこうして目の前に富士山の姿を見ることができました。大きな窓の向こうに広がる雄大な景色に日本を感じ、Maison Keiはお食事の内容だけではなく、こうした「日本を感じる心」などを含めた全てがエクスペリエンス(体験)なのね、とゆったりとした気持ちになりました。季節によって変わる食材や目の前の景色はもちろんのこと、家を出る前に「今日の御殿場はどんなお天気かしら?」とその日の洋服を悩むことも楽しみ。

なかなか予約が取れないけれど、御殿場に楽しみができました。ニューノーマルな生活の中の心のゆとり。感謝。♡

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海を見に

今日はクリスマスイヴ。私も今日はWババと過ごす予定です。仕事が溜まってる〜、どうしましょ、と思いながらだけれど、クリスマスを家族と過ごすのは我が家の家訓。

Img_12241これは何年か前にお稽古の生徒さんたちと一緒に代官山の古民家ギャラリーでグループ展をした時に用意したツリー。かわいいでしょう? 心を込めて編んだクリスマスボールをもみの木に飾り、みなさまをお迎えしました。もみの良い香りと毛糸の温かな雰囲気が相まってとっても素敵なエントランスになりました。ステキな思い出。♡

Img_12242先週久しぶりに海を見に行ってきました。と言っても近く。葉山です。第3京浜をブーンと走り、その後もちょこちょこ右レーンや左レーンに移動しながら有料道路を1時間も走ると海!上着がいらないくらい暖かな日だったのでのんびり森戸海岸をお散歩しながらビーチコーミング。そしてランチはお決まりの大好きなシチリア料理店ピスカリア!あぁ、どうしてピスカリアがもっと家の近くにないのかしら。海の近くで食べるから美味しいというのもあるかもしれないけれど、本当に真っ当なイタリアンだと思います。♡

Img_12243その後はもちろん神奈川県立近代美術館 葉山分室へ。日本でもなじみ深いカイ・フランクだけれど、魯山人や河井寛次郎とも交流があったことやフランク自身が撮った日本の風景など興味深い展示もありました。日本人の日常生活に溶け込んでいるカイ・フランクの製品、そしてフランクも日本が大好きだった相思相愛の関係が伝わる展示も楽しく、葉山の海とガラス作品がよく似合っていて気持ちがすっきりしました。

Img_12244葉山方面へ行くとピスカリア、近代美術館、森戸海岸、そしてマーロウは欠かせない私。さっきランチしたばかりなのにマーロウの大きなプリン食べられるかな、と思ったけれど、デザートは別腹、と都合の良い言い訳をしてペロリ!Ha-, ha-!!お山も良いけれど海もね!と思った楽しい一日でした。

今日は12月らしく気温が低いけれどよく晴れています。2019年もあと少し。曇りのない気持ちで素直な毎日を過ごすことができますように。

今日は深夜12時からJ-waveで沢木耕太郎の「天涯へ」がありますね。一年の楽しみなひとときです。 Merry Christmas! ♡

 

 

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Morocco Diary 3 ファティマの力

今日はモロッコ、マラケシュのお話。

モロッコへ旅をする、と決めた時に楽しみのしていたことはたくさんあるけれど、心に焼き付けてこようと思ったのは「色」でした。

そして実際マラケシュの旧市街を何日も歩き回りながら気になったのはスーク(市場)のお店の軒にぶら下がる何百ものかわいいカゴバッグでもエキゾティックなランプでもなく、人々の家のドア。

Img_11251こんなふうに美しい模様が描かれているのは大きな邸宅や邸宅を改装したリヤド。壁の色とドア、そして地元の女性の服の色のバランスがぴったり。旅行の間何百枚も写真を撮ったけれど、これはその中でも好きな1枚。見ていると少し暮れて暗くなってきた街の空気やスークのざわめきを思い出します。あぁ、マラケシュ!♡

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そしてドアにはこんなふうにファティマの手が付いています。ファティマはイスラム教の最後の預言者ムハンマドの娘の名前、そして彼女の手はハムサ(5、5本指の意味)とも呼ばれ、イスラム教徒やベルベル人のお守りになっているんですって。だから、こうして街中のドアには魔除け&幸運をもたらすファティマの手がドアノッカーとしてついています。ファティマの手も素敵だけれど、鋲打ちがカッコイイ!ドアの持ち手も斜めについていて面白い。日本の家は外開きのドアが多いけれど、ヨーロッパのドアは内開き、そしてここアフリカのモロッコも内開きなのねと観察。

Img_11255 Img_11254こんなふうに色や形もかわいくておもわず自分の家のドアもリフォームしたくなりました。そうよね、去年は居間のペンキをひとりで塗ったんですもの、今年の冬休みにはドアをやろうかしら?マラケシュのスークでファティマの手も買ってきたし玄関のドアは木だから鋲も打てるはず。旅で見たもの、得たものを自分の生活に取り入れて気分をリフレッッシュするのも大切なこと。ちょっと実現に向けて考えてみようっと。楽しみ!

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Kyotoが足りない

Kyotoに永遠の片思いな私は1年に何度かKyotoへ行きます。今回も「佐竹本」の展覧会を観たくてKyotoへ。

Img_11221紅葉にはまだ少し早いかしら、と思っていたけれど永観堂はこの通り。人、人、人!だったけれど、色づいたモミジはとっても美しく、久しぶりに京都の紅葉を堪能しました。♡ 

Img_11222 今回の旅のお供はブタのPinky. だって、今年は亥年だったんですものね、1年ご苦労様でした、と労いたい気持ち。これは鯖街道の終点に当たる出町柳の 枡形商店街にある満寿形屋さん。ここの鯖寿司は私が京都一美味しいと思っているもの。半年ぶりに行ったら、暖簾が新しくなったりトライリンガルなお品書きになっていたりでびっくり!相変わらず美味しいもっちりした鯖寿司と甘めのキツネと細いおうどんの絶妙なマッチに「うーん、幸せ〜」とニンマリしながら完食しました。

Img_11223そしてこちらの美しい鯖寿司は「晴ル」さんのもの。♡ こちらへ伺う前に寄った器屋さんで個展を開催中の作家さんの器を(写真のものではないけれど)偶然実際に使ってお酒をいただいたり、と様々な偶然が重なってびっくり!この日は京都に着いた時からいろいろなハプニングが好転して幸いなことになる、という不思議な1日でした。

Img_11224いつもバッグの中でおとなしくしているPinkyも今私が一番好きなワイン&ゴハンのお店Dupreeでは隠れてはいられないと登場。岡崎にひっそりとあるこのお店は静かでゆったりとしていて本当に好きなお店です。この日も外はカリッとしていて中はジューシーな鹿のカツレツを堪能しました。お店の方が選んでくれたのは微発泡の赤ワイン。あぁ、美味しかった!

Img_11225そして私の京都はここなしでは終われない。大好きな器屋さんのご主人に紹介していただいた木屋町のバーです。ここでもPinkyがピョンと登場。マスターもその様子ににこにこ。観光客には無縁なこのバーで毎日通う地元の常連さんたちに混じって水割りを飲むと、しみじみと京都にいる幸せを感じてマスターにもう一杯作っていただくことに。Ha-, ha-!!

私のKyotoは大抵こんな感じです。食べたり飲んだり。そしてその間に博物館や美術館へ行き、街を歩き回りながら古美術商や古本屋、和菓子のお店などのウィンドゥの花をじっくり見たり、器屋さんでいろいろなことを教えていただいたり。新しく出会うことにワクワクしたり、勉強したい気持ちがムクムク湧いたり、好きなお店でリラックスしたり。♡

京都へ行くと今の自分が何に興味を持っているかが浮き彫りになり、自分がこれからどう生きていきたいかが見えてくる気持ちになります。ふぅむ。。。

さぁ、次のKyotoはいつになるでしょう。私の心が「Kyotoが足りないよー」と言った時がその時ね。さてさて。

 

 

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