As you like it!

この頃、Wimbledon(テニスの試合)を見ていてもイギリスの空は真っ青で気持ちが良さそうです。
でも、私が住んでいた頃のイギリスは、「一日のうちに全ての天気がある」と言われていて、朝晴れていても、急に曇って雨が降ったり、夜には霧が出たりと、女性も男性もお洒落のためだけではなく雨よけのためにも帽子がかかせず、クイーンやチャールズ皇太子が愛用していることでも有名なBarbourの防水ジャケットやBurberryのレインコートも一年を通しての必需品でした。
それがどうでしょう?この青空!
これはロンドンのケンジントンパークにあるQueen Victoria像です。
もちろん青空がイヤな訳ではないのですけれど、「頭の中に青空がある。」と言っていた英国人には何だか青空が結びつかないように思うんです。
でも、これも地球温暖化のせいなのでしょうか?スコッランドでは羊のサイズが地球温暖化で小さくなっているとか。。。もしかしたら毛糸が取れる量も少なくなっちゃうのかしら???
ふむふむ、色々かわりつつあるUKです。
そして、これは。。。

私が大好きなShakespeare's Globe. シェイクスピアが活躍していた1599年に作られた劇場を、そのままテームズ河沿いに再現したものです。
そして、もちろんマイクも照明もないこの劇場の中へ入ると、まるで400年前にするっとタイムスリップしてしまうような気分になります。ここでは毎年陽気の良い4月から10月まで公演が行われ、他の時期は併設されている博物館を楽しむ事が出来ます。
夏のハイシーズンの今は、楽しくてかわいい喜劇 [As You Like It]と永遠のラブストーリー[Romeo and Juliet]を上演しています。

これは、去年の夏に私がGlobe座へ行ったときのもの。
Globe座はロンドンっ子にも国内外の旅行者にも大人気なのでなかなか切符が取れず、この時も私が一番好きな「真夏の夜の夢」の公演は残念なことに売り切れていました。
そして、この日観たのは、大ぼら吹きのFalstaffが大活躍の傑作 [The Merry Wives of Windor](ウィンザーの陽気な女房達)。エリザベス1世の「今度は恋するフォルスタッフが見たい。」いうリクエストに応えてシェイクスピアが短期間で書き上げた喜劇と言われているこのお芝居は、本当に笑いっぱなし!
巨漢の独身老騎士フォルスタッフがウィンザーの主婦達を騙そうとして、逆に2度3度とお仕置きをされる、というお話なのですけれど、古楽器の演奏が要所要所に挟まれていたり、1階のアリーナの舞台に仕掛けがあったり、と言葉がわからなくても楽しめるので、ぜひロンドンへいらしたらGlobe座へ行く時間をとって下さいね。
でも、この写真を良ーく見ると、ところどころに赤や青のお洋服の人が見えるでしょう?実はこれは劇場で貸し出している毛布に身をくるんでいる人達です。Globe座は何と言ってもオープンエアの劇場だし、テームズ河沿いにあるせいか、観ているうちにどんどん冷えて来て、私も慌てて休憩時間に売店へ走って行って毛布を借りました。ロンドンの夏が寒い事は重々承知のはずな私でさえこの始末です。
もしも、いらっしゃるならばカシミアのセータを持っていらっしゃるくらいで丁度良いかもしれません。もしくは、もちろん風も雨も通さないBarbourのwaxジャケットをどうぞ。

そして、劇場を一歩出るとこんなふうに目の前はテームズです。お腹がすいていたらGlobe座へいらっしゃる前に、ロンドンの胃袋を支えるBorough Marketで腹ごしらえをしてきても良いでしょう。
Borough Marketの近くには素敵なワインバーやオイスターバーもあるので、終演後にお芝居の興奮が冷めないままワインを片手にワイワイと芝居談義を交わすのもロンドンならではの楽しみです。
もしもマチネだったら、Globe座からそのままテームズ沿いに左へ歩き、昔の電力会社の建物をそのままカッコイイギャラリーにしたThe Tate Modernで最先端のモダンアートに触れるのも良いかもしれません。そして、そのあとは、ブリジット・ジョーンズでお馴染みのミレニアムブリッジを歩いて渡ってロンドンっ子の気分を味わって下さいね!
ショッピングやアンティーク、数々の博物館も良いけれど、私は「ロンドンへ行ったらぜひシェイクスピア劇を観て!」とお勧めしたい気持ちです。何故ならば、シェイクスピア劇の中には私が感じる全てのイギリス文化が集約されているように思うのです。。。Enjoy!!
All the world's a stage, And all the men and women merely players,...
from [As You Like It]
























魔法の手の持ち主、Peterと。















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